深き海より生命を屠る者   作:黒縄尊

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ヲ級「…私達影薄くない?」

アル「大丈夫だ。アンケートでレギュラーが約束された俺たちは勝ち組なんだよ」

ヲ級「…メタい」

離島「レギュラーの方がめちゃくちゃな設定にされるわよ」

ヲ級「…えぇ」


本気で当分書けない気がしてきますた


海を守る者達・Arkadia

ヲ級達の船…沈んでしまった貨物船よりは小さいが十分だろう。

後から分かった話だがあのまま修復が間に合っても樹にぶつかって死んでいたらしい。

 

「そういえばそこのお嬢さんは誰なんだ?俺は見た事ねぇぞ?」

 

アルベルトは離島棲鬼を指差してそう言う。

いや指じゃなくて触手?わかんねぇなこれ

 

「…それに離島棲鬼置いて来てる」

 

「いや居るんだけど私」

 

離島棲鬼は自分の分だけ持ってきていたスナック菓子を食べながら反応する。

 

「嘘付け、離島棲鬼はもっと違うぞ。お前とじゃ比べ物になりゃしねぇ」

 

「…もっと派手、そんな清楚じゃない」

 

「…えぇ嘘でしょ?ネタよね?」

 

まさかの仲間に認知されていない…?

ちょっとは焦る離島棲鬼はスナック菓子を貪る手を止めポケットの艤装を見せる

 

「ほら。どう見ても私の艤装じゃない」

 

「いや小さすぎねぇか?もっとデカかったぞ」

 

「…レプリカ?」

 

まぁ確かに島で見た物よりも圧倒的に小さい。

性能はリア曰く一緒らしいが製造過程を見ていない彼女らは偽物と疑うだろう。

 

「あぁぁぁぁ!もうどうすれば証明出来るのよ!」

 

「…そうです!これを付ければ…!!」

 

リアは何処からとも無く離島棲鬼が元々付けていたボンネットを頭に被せる。

思いっきり行ったようで離島棲鬼は体制を崩して転び何故かこちらを睨んでくる。

____いややったの俺じゃないから!!

 

 

ヲ級とアルベルトは突如驚き出す。

まるで今更離島棲鬼を認知したように……

 

「それは…!離島棲鬼の髪飾り(キクラゲ)!!」

「おい待て」

「…!離島棲鬼の髪飾り(キクラゲ)!?」

「待てって」

「本物なのか…!離島棲鬼の髪飾り(キクラゲ)があるなら信憑性は高い…!l

「いや本当に」

「………!離島棲鬼の髪飾り(キクラゲ)は離島棲鬼しか付けてない」

「待てって言ってるわよね!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前が離島棲鬼(キクラゲ)だったのか!早く言ってくれれば良かったのに!」

 

「いやずっと言ってたわ!!てかなんだキクラゲって!私の印象それだけなのか!?」

 

離島棲鬼の悲痛な叫びが木霊する。

 

「おん。だってお前引きこもってばかりで接点あんま無いし」

 

「ああああああああああ………」

 

いや引きこもりだったのかよ…

じゃあ何で打ち上げられてたんだ…?

 

 

 

 

 

「…着いたみたい」

 

「これがっ…Arkadia…!?」

 

Arkadiaの正体はとてつもない巨大戦艦だった。

一つの島と言っていいほどの規模を誇り所々に深海棲艦が持つ艤装に似た意匠が施されている。

俺たちが乗っていた貨物船も大きかったが大きさのベクトルが違いすぎる。

…こりゃあすげぇや

 

出迎えてくれたのは淡いピンク色の髪をツインテールにし黒いコートの下に水着の様な服を着た女性だった。

 

「よく戻ったなヲ級にアルベルト…そちらの方々は?」

 

「…離島棲鬼と…そういえば貴方の名前は…?」

 

そういえば俺自己紹介してないわ。

そんなタイミングが無かったってのもあるけど。

 

「俺は八神蓮だ、よろしく頼む」

 

「私は南方棲鬼よ。いらっしゃいArkadiaは貴方を歓迎するわ」

 

「…でそちらのお嬢さんは?」

 

 

ま た な の か

 

 

「いや離島棲鬼よ!!お前もこれ付けないと駄目なのか!?」

 

「あぁ…!その髪飾り(キクラゲ)は離島棲鬼ねぇ…!」

 

「また私をキクラゲ扱いィィィ…!!」

 

「大体キクラゲってなんなのよ!あまりにも酷すぎないかしら!?」

 

子供の様に喚き散らす離島棲鬼。

それを見て苦笑いをする南方棲鬼に見ないふりをするヲ級。

もう大惨事だ。

 

「…はぁ。今日ここに来たのは蓮…コイツの彼女を探しに来たからよ」

 

「ん?合コンはやってないわよ」

 

「真面目にやって。本っっ当に。」

 

「…で?その彼女さんが誰かは分かってるのかしら?」

 

「このペンダントを持ってるアイツ以外に居ないわよ。」

 

俺のペンダントを南方棲鬼に見せる。

南方棲鬼もどうやらこれを知っているらしい。

 

「アイツなら……【第一部隊】なら出撃しちゃったわ。次戻るのは…一ヶ月後かしらねぇ?」

 

「一ヶ月!?何処まで行ったのよ!?」

 

「私達の装備じゃ人類艦と戦うのは厳しいからね、本部よ本部。」

 

「はぁ…?何で今更…?」

 

「戦艦棲姫から連絡が届いたのよ、人類の艦隊が付近で何度も目撃されているらしいわ…いつ戦闘になってもおかしくないのよ。だからこそこちらも支援を頼む訳」

 

「いやここを離れれば良いんじゃないかしら?」

 

「…今はここを離れる訳には行かないのよ。もう少しで生命樹(奴ら)を完全に破壊出来る艤装が完成する。その為には…」

 

「…生命樹のデータが不可欠って訳ね」

 

離島棲鬼と南方棲鬼はどうやら生命樹の話をしているらしい。

なんか放置されてる気がする。

ここに着いてからリアは居なくなってるし正直ぼっちだ。

 

……そうだ。聞いておかないといけない事がある。

 

「お取り込み中悪いんですけど…」

 

「どうしたのかしら?蓮君」

 

ここをよく知っていそうな南方棲鬼に聞こう。

正直今会えるとかそんな事より興味がある事を。

 

 

「俺の彼女は元気ですか?」

 

 

 

南方棲鬼は少し考えている様だが…

 

「えぇ、元気…まぁ元気よ。」

 

 

 

 

________今言葉を濁した気がするが…大丈夫なのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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