深き海より生命を屠る者   作:黒縄尊

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…ううむ無闇に解説しまくり過ぎたかもしれない
めちゃくちゃ更新遅れて申し訳ありません。


アルベルト「忘れられてるな俺」



防壁に弾かれて

ガキィィィィィン!!

 

虹色の防壁が私の艤装を弾き飛ばす。

根源生命樹近海最終防壁(ギミック解除が必要な侵入不可能エリア)をもってしても破壊しきれない艤装ってもう不具合(チート)

ただ艤装による自動加速(意味不明なスピードの爆走)が止まった為このまま着地すればどうにかなる。

 

 

そして私は心に誓おう。

もう二度とこのボタンを押すものか…

 

 

しかしここから見る限り防壁内には原初生命樹は一人も配備されていないようだ。本拠地だと言うのにこんなに警備が薄くて大丈夫なのかと不安になるが捕食した生命の知能を真似して行動するのが生命樹と確認されているならば防衛知能を持たない個体もいるのは確かだ。

 

…ここから私達(深海棲艦)を模造した個体が見えなければこの説は当たっていただろうね。

防壁外、その奥の島にはどうやら生命樹達の泊地が作られているらしい。無数もの目玉がついたような気色の悪いデザインの塔が立っており空母型模造式生命樹らしき存在が確認できた。

 

そうなると生命樹でも中には入れないのかそれとも何か理由があって防衛をしていないのか防衛に頼り切っているのか…

 

ただ【運命】というシナリオから外れたならどんな手段を用いるかはわからない、私は何度もそう言う存在(艦娘)を見てきたが知りうる限りこの世界でそれが出来るのは彼女らだけだった筈。…ならば私が警戒すべきはゲブラーただ一人であろう。生命樹でありながら艦娘と同等の改変能力を保有する世界の常識外の存在。

 

それに深海本部の秘書艦(正体不明の深海棲艦)。なぜか私以外は誰もが昔から居たように接していた。

ましてや本部に司令官なんて居なかったのだ、急に現れた骸骨(提督)は深海棲艦の指揮を取り始め、そして長い戦争の歴史すらも忘れられた(書き換えられた)

世界を根本から変えるような歴史改変(アップデート)は今までは行われていなかった。

 

…私ではどうにもならない何かが起きている、恐らくはこの改変に気づいているのは私だけ。

どうにかする為にはアイツ()の力が必要となる。

 

 

皮肉な物ね、人の力を否定した私達(深海棲艦)が人の力に頼らなければ世界を救うこともできない。

 

心の何処かで何度も私はこの世界でいいと思ってしまっていた。

終わらない戦争(苦しみ)から開放される方法が生まれたからだ。

戦争を拒んだ者達の救済措置である生命樹…残された者にとっては悲劇でしかないが本人にとっては安寧唯一の安寧である(終わり)が訪れる。

 

 

____________ただ、そんな世界で本当に良いのだろうか?

 

 

 

____________何か解決策があるんじゃないのか?

 

 

 

そんな事を考えていた為か私は海面に叩きつけられたが艤装のお陰でダメージは無い、後は戻るだけだ。

 

 

 

 

 

「…これ戻れなくない?」

 

 

 

……近海とか言っておいて近海じゃない根源生命樹からArcadiaまで帰還するのはかなり骨が折れそうだ。

 

 

 

一体何時になれば帰ることが出来るだろうか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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