目を覚ますともう外は真っ暗だ、相当寝ていたのだろう
照明設備が何一つ無いここでは夜中の行動は危険な事は分かっているがどうせ離島棲鬼もまだ寝ているし外の空気を吸いに行くくらいは良いだろう。
________綺麗だ。
空一面に広がる満天の星達、光の無いこの島だからこそここまで綺麗だと思えるのだろう。
そういえば彼女も星が好きだったっけ、あの時はよくわからなかったが今ならわかる。
人が作り出した偽りの輝きでは無く真実の煌めきの美しさが。
それに外に出たのはもう一つ気になった事があったからだ
それは離島棲鬼と出会う前、島を探索している時に見つけたある石の事だ
禍々しく赤い光を放つその黒石は俺が倒れていた場所のすぐ側に落ちていた。
ただそれだけじゃ奇妙な石程度で気にならなかったかもしれない、だがその石を生命樹…黒い魚はあから様に避けていた。もしかすると俺でも奴らに対抗する手段が見つかるかもしれない。
あの時はそんな物に構っている暇がなく放置していたが余裕の出来た今なら確かめられるだろう。
恐る恐る触ってみると見た目とは裏腹に金属に近い材室をしている、叩いてみると鈍い音がし、血液のような物が溢れ出す。
少量飲んでみたがこちらも見た目とは異なり飲料水にもなるようだ。
…万能すぎないかなこれ
あとからリアに聞いてみたところこの鉱石はどうやら物質を真似る能力を持つらしく側にあった湧き水を真似て飲料水を出していたらしい。
これを俺達は深海鉱鋼と呼ぶ事にした。
どうやらこの島には深海鉱鋼が多数存在しており資源の枯渇はまず無い状態だ。食料品問題も実質解決できるだろう。
だが問題が起きてしまった。
何でも複製できる深海鉱鋼を廃墟に少量だが運び込んでしまった。
感のいい者なら気付いたであろう。
_______ゴミがとんでもなく増えてしまった
「な…なんてことを…」
「まさかこんな増えるとは思わなかった」
「凄いわ。ゴミまでキレイに複製するなんて」
片付けていた執務室(仮)も溢れ出た深海ゴミだらけになり1から清掃し直しだ。全てはここに持ってこようとした俺とそれを止めなかったリアが悪い
「私に責任をおしつけないでださい!」
「いや…ねぇ…」
「ねぇじゃないですよ!!まったく…」
深海鎮守府清掃率…ー150%
早く清掃を終わらせて食料の安定供給と施設造りがしたい、ロクに飯も食えない状況をこのまま続けるわけには行かない。
それに離島棲鬼から聞いていない事も多数ある。
彼女の居場所や他の仲間は居ないのか…
俺は提督になったと言っても本当に何もしていないようだ。
平和なのか平和じゃないのか…そんな事を考えていると掃除は今日も終わらなかった。
どうか…どうか彼女(離島)だけでもほのぼのさせてやってくれ…頼む…これじゃ掃除終わんねぇよ…
仲間になる2体目の深海棲艦は誰が良い?
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ヲ級
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イ級
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タ級
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ホ級
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ワ級