「どうやら人間の船が流れ着いたみたいね…食料とかがあるかもしれないわ。行ってみましょう蓮」
「お前掃除する気無いだろ」
本日も掃除掃除掃除。毎日掃除掃除掃除。そんな日常を破壊すべく現れたのはまさかの貨物船。
この島が広くなかったら貨物船だけで潰されていると思うほどデカすぎる。
俺たちは一度掃除の手を止め貨物船を調べる事にした。
悪魔でも漂流物の類だ、もしかしたら内部に虫が湧いていたり死体がゴロゴロ転がっているかも知れない。
覚悟を決めて貨物船内に入ったが予想外の結果に終わる。
_____誰一人存在しない。
いた痕跡は残っているが死体一つも無いようだ、まさか幽霊船の類なのか!?
貨物船だと言うのに内装は豪華客船の様になっており、シャンデリアが煌々と辺りを照らしている。
「うーん…生命樹に襲われた形跡は無し…か」
離島棲鬼は原因を探っているように見えるが実際は貨物船内の食料を食べているだけに過ぎない。
恐らくサンドイッチらしきパンを食べながら歩き回っているだけのようだ。
原因はこちらで究明する必要があるらしい、少し船内を回ってみよう。
……………俺もパンを食いながらだが。
俺がまず入ったのは船長室の様だ、豪華な回転式の椅子付きのテーブルには日記帳が置いてある。
少し読んでみよう、何か情報が得られるかも知れない。
5月12日(土)
今日から日記を付けていく、流石に10日も何もしないと飽きてくる。
海での深海棲艦との戦闘は無し、上層部は国家機密である特殊護衛艦を付けてくれたのに残念でしょうがない。
今日の夜飯はカレーらしい。期待して良いのだろうか。
5月13日(日)
船員の半分以上が体調不良を訴えている。昨日食べた鉄の味がしたカレーが原因だろうか。
本日は何も起きない事を願っている。
5月14日(月)
上層部から連絡が入った。深海棲艦の目撃情報が多い海域付近に私達は来てしまったらしい。
正直あのカレーよりは恐怖を感じない。もうダメかも知れない
5月15日(火)
海上にて七色に輝く木の様な物を発見。進行方向では無かったが付近に深海棲艦と思わしき存在を多数確認。
交戦していたらまず間違えなく沈められていただろう。
5月20日 ()Arkadia
上層部からの連絡が途絶えた、現在は彼女達の基地に停泊している。
彼女達は自らをArkadiaと名乗り深海棲艦の討伐に当たっていた。装備品が奴ら深海棲艦に酷似していたがやはり武器を奪ったりはするのだろうか
5月28日()
輸送が完了した、本土に戻る予定だが羅針盤が壊れている。彼女達に匿ってもらった方が良かったかもしれない。
5月34日(光)
油断をしていた。私達は上層部を信頼しすぎていた。
上層部は機密情報ごと私達を消す気らしい。
_______日記はここで途切れている。
五月三四日…?この船の乗組員達は異世界にでも行ってしまったのだろうか。
そして余りにも情報量が多すぎる、国家機密の特殊護衛艦や七色に輝く木。それにArkadiaと名乗る者達…
知りたい事がとても多いがこれを書いたであろう船長はもう居ない。ただこの日記帳は貰っておいても損はなさそうだ。
一度離島棲鬼達と合流する事にしよう…この貨物船は調べられるだけ調べた方が良さそうだ。
仲間になる2体目の深海棲艦は誰が良い?
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ヲ級
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イ級
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タ級
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ホ級
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ワ級