飛竜とアイルーと。   作:麗紫 水晶

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ど、どうもです、さりげなく更新させていただきます。毎回読んで頂けること、光栄でございます♪♪
ささ、読んでやってくださいませ。後程、後書きにて。 では、物語の始まり始まり……♪♪




♪♪絆とLV up と①♪♪

 「きゃあ!!白羅さん!?まあ!まあ!まあ!どうしましょう!?」(お医者さん呼んでください。)

 

 「びゃ、白羅さん!?…そんな…。」(お気持ちは分かります。)

 

 「私の研究対象に何てことするのかしら!!かくかくしかじかが出来なくなったらどうしてくれるのかしら!!」(心配の意味が違う気がしますが!?)

 

ラルクが広場に降り立った時には、3人の美女たちも違うセルレギオスがやってきたと慌てたが、背中から白羅を抱きかかえたラミアが焔羅と姫沙羅と共に降りて来たので、驚いてラルクを再認識していた。後で、覚醒したと聞かされて、嬉々としていたのは研究好きの眼鏡美人のお姉さんである。

 そのままラミアが村長の家の部屋へと白羅を連れて行った。村長も獣医を呼び出す。息はしているが、気を失ったままであり、普段見たことの無い白羅の姿に美女たちはオドオドするばかりだった…。

 ラミアと姫沙羅はその間に事の状況を話した。美女たちも食い入るように話を聞いていた。逆に内容が分かったので、少し落ち着くことが出来たようだ。

 

 「で、タマちゃんは!?」

 

 「ええ、ラジックさんがディノバルド君を連れて来てくれたおかげで、連れ戻すことが出来たわ。今は元の川の傍で獣医さんに治療を受けている頃ね。」

 

 「全く、やり方がずるいわ!」

 

 「でも、罰としてゴア・マガラにギルドナイトにと捕まったのだから、少しは懲りたのかなと思うけど。」

 

 「いや、そういう連中ってあきらめが悪いかもよ。ま、牢屋からはそう簡単に出てこれないでしょうけど。」

 

 「確かにニャ。」

 

 「あ、獣医さんが来た。」

 

 扉を開けて部屋に通されたのは獣医さん。先ほどタマちゃんの治療が終わり、こちらに出向いてきた。

 

 「失礼するよ♪」

 

 と白羅の傍に来て診察を始める。右腕の状態を確認し、しばらく状態を眺めていたが、結論が出た。

 

 「うむ。手術だな。」

 

 「え!?」

 

 「手術ニャか!?」

 

 「そうだ。手術して治ればまた狩に行く事も出来る。しなければ切断することになるがどっちがいい?」

 

 「「「「お願いします!!!!」」」」

 

 もちろん即答だった。手術は勿論病院の方でするとなり、明日、移動することになった。先ずは応急処置で、壊死を止め、痛みを和らげる為の注射を射った。すると気を失ったままだが、痛みを堪える顔つきが、少し和らいだ。ラミア達もそれには少しホッとする。

 

「では、明日。」

 

と獣医は帰って行った。

 

「今日は私が看ていますから、ラミアさんと姫沙羅ちゃんは少し休んで。」

 

と今晩、看病すると受付嬢のアイラさんが申し出てくれた。村長もそれを拒否することはせず、アイラさんに看病を任せ、ラミアと姫沙羅に休息を取るように促していた。確かに、心配な事は確かだが、精神的にも2人は疲れてしまっている。信頼をおける人物だからこそ、あえてその申し出を受ける事にした。

 

 「アイラさん、ありがとう♪よろしくお願いします。姫沙羅ちゃん、あたし達はタマちゃんを見に行こう。」

 

 「ニャ………でもニャ………。」

 

 「大丈夫。あの時も言ったけど、私は白羅さんを信じてるよ。姫沙羅ちゃんは違うの!?」

 

 「ニャ!?そんニャ事は無いニャ!あたしも信じてるニャ!」

 

 「だったら行こう。付き合って♪」

 

 「分かったニャ。どうしてもと言うなら付き合うニャ♪」

 

 「なら、決まりだね♪」

 

 「白羅をお願いするニャ。頼むニャ。」

 

 「任せて。ゆっくりするといいわ。」

 

 と、ラミアと姫沙羅は村長さん宅を後にする。広場では、いつもの研究員達が心配そうにラミアたちの所に寄ってきた。皆、白羅やタマミツネの心配をしてくれているらしい。飼っているわけではないものの、愛着が少しずつ湧いているらしいのだ。協力してくれると言ってくれてもいるので、ラミアと姫沙羅も嬉しかった。

 ラザックも灯羅もギルドナイトも心配していた。

 

 「どうニャったか!?」

 

 「うん、明日病院に移動して手術するって。」

 

 「そうか、確かにあのままでは治るかどうかだからな。しっかり治した方がいいだろう。」

 

 「はい、獣医さんもそう言ってました。」

 

 「だろうな。だが、安心した。白羅君が目を覚ましたらよろしくと伝えてくれ。」

 

 「分かりました。ありがとうございます。」

 

 「なに、白羅君とは長い付き合いだしな。何かあれば直ぐにでも連絡をくれ。」

 

 「了解です。よろしくお願いします。」

 

 「じゃあ、私たちはこれで。」

 

 とアルザ―トとイリザは帰っていった。ラミアと姫沙羅はその後ろ姿を見送っていた。

 

「まずはタマちゃんのところに行こうか。」

 

 と川の方へ向かって歩き出す。後を追う様に姫沙羅も歩き出す。

 

「その他に行くところがあるニャか!?」

 

「うん、後で相談に乗って欲しいんだ♪」

 

「分かったニャ。ゼニー以外ニャらね♪」

 

「クスッ、そこは今のところ大丈夫♪」

 

「ならいいニャ。相談に乗ってあげるニャ♪」

 

「ありがとう♪」

 

どっちがどうなのかは分からないが、相性は良さそうだった。そんな会話をしている内に、タマミツネのところに着いた。さすが獣医さん、治療が行き届いている。出血は勿論止まっていた。後は傷口が治るのを待つばかりに。だが、怪我の数が多く、暫くは安静とも言われていた。時折様子も見に来てくれるらしい。有難いことだった。ラミア達が来ると、気付いて、顔を近づけて来た。お礼を言うかのように、ゴロゴロと甘えて来た。

 

「ゴメンね、気付いてあげられなくて。助けるどころか、助けに入る事すら出来なかった…。」

 

 タマミツネの顔を撫でながら申し訳ない顔をしていた。

 

 「ニャ!ラミアも頑張ったニャ。ハンター相手に立ち向かってたニャ!何もしてない事はないニャ!あたしの方がニャにも出来なかったニャ…。」

 

 姫沙羅の方がしょんぼりしてしまう。ラミアもお互いにショックを受けている事は分かっていた。なので、姫沙羅に相談をしたいと持ち掛けたのは、ある決断をしていての事だった。

 

 「白羅さんは大丈夫!きっと復活してくれる!私の為にぶちぎれた人だもの。まして、姫沙羅ちゃんもタマちゃんを助けたい一心で、隙をつこうとしたんでしょう!?」

 

 「そうニャ、ニャンとか回り込んで、タマミツネを守ろうとしたニャ。それが逆に失敗したニャ…。」

 

 「ね、白羅さんの事を思う者同士として言わせてくれる?私も一緒にクエストに出てへまばっかりしてるけど、落ち込んだ私を逆に励ましてくれて、しかもまた一緒にクエストに行ってくれるとも言ってくれた。すっごく嬉しかったし、絶対信じるって決めたの。何故なら白羅さんって落ち込んでいじけてる人は嫌いだから。」

 

 「ニャ!?落ち込んでるのは嫌いニャか!?」

 

 驚いてラミアの顔を見る。

 

 「そう。へこんでいる人を見るのは辛いみたい。だから、嫌われないように頑張ろ!」

 

 ラミアなりに姫沙羅を励ますのだった。

 

 「クルクルクル。」

 

 タマミツネも姫沙羅に顔をこすって甘えてくる。

 

 「ニャ!?ちょ、ちょっと、ニャ♪ニャ♪ニャ♪ニャ♪ニャ♪ん~~~~!!」

 

 姫沙羅もタマミツネを思いっきりハグした。何か気持ちが晴れたのか落ち着いたようだ。

 

 「ニャ、タマちゃんも無事でよかったニャ。でも、暫くは絶対に安静ニャ。ゆっくりするといいニャ。」

 

 「クル♪」

 

 タマミツネも頷き返す。体を丸めて眠りにつくのだった。

 

 「温泉に入ろ!そこで、お湯に浸かりながら話そう♪」

 

 「ニャ、分かったニャ。温泉は気持ちがいいニャ♪」

 

 1匹と1人はユクモの温泉に向かうのだった。

 

 ユクモ村の温泉は連日連夜ごった返しておりました!まあ、まあ、まあ、まあ、まあ、どうしましょう!?

と嬉しい悲鳴を上げているのは村長さん、番頭さん、お店の方々云々、アイテムだの武器だの防具だのグッズだのと村が潤っているのは良い事で。他の村とも連携して回してもらった部材などの売り上げの一部を仕入れの他に支払う事で、持ちつ持たれつの関係を築いていた。他の村の店等々も、驚く収益に感嘆していて潤っていた。

 

 ラミアたちが温泉に来ると、結構な有名人になってるらしく、注目の的になっていた。

 

 「あ、あれ、ラミアさんと姫沙羅さんだよな。」(はい、その通りです♪)

 

 「珍しいわね、2人だけで温泉に来るなんて…。」(そう思われても仕方ないですが♪)

 

 「一体何があったんだ!?」(実は………………で。)

 

 「「「ほ、ほう♪♪♪」」」(意味、分かって頷いてます!?)

 

 「ま、まさか、白羅さんをどちらが物にするか身一つでタイマン張ろうとか!?」(その時は他のお姉さま方も乱入するかと思います。)

 

 「「「じゃあ、何で!!」」」(何でと言われても………ラミアさんに聞いてみるしか………照れますね♪♪)

 

 「「「同じパターンでそこかい!!」」」

 

 周りで噂されているので、自然と照れてしまう。

 

 「ニャ、ニャンか凄い視線を感じるニャ…。」

 

 「う、うん。なんか、恥ずかしいけど。でも、温泉には入りたいし…。」

 

 「ニャ!?入ってしまえばこっちのもんニャ!思い切って入るニャ!!」

 

 ささっと姫沙羅が武具を脱いで、ザブンと一気に湯に飛び込む。

 

 「わ、ちょ、ちょっと待って!あたしも!!」

 

 とラミアも続いて湯船に飛び込む!湯しぶきが上がって、ラミアと姫沙羅に降りかかる!

 

 「ブニャ!?ニャ!?アッツいニャ!!」

 

 「あちゃ~!?あたしも熱いんだけど~!?」

 

 「それは自業自得ニャ!こっちはいい迷惑ニャ!」

 

 「何ですって、それは聞き捨てならないわね!」

 

 「ニャにさ、ここでやるニャの!?」

 

 「望むところね、やってみる!?」

 

 とお互いに顔を近づけてにらめっこになる。が、ラミアが直ぐに吹き出して笑い始める。

 

 「ぷっ、フフフフ…。アッハッハッハ♪♪♪」

 

 「ニャ!?ニャにが可笑しいニャ!?」

 

 「だって、やっといつもの姫沙羅ちゃんに戻ったと思って♪♪♪」

 

 「バ、馬鹿ニャ。そんニャ事無いニャ…、ブツブツ………ニャは♪♪♪」

 

 にらめっこが笑顔に変わる。中々の良いコンビかもしれない。改めてゆっくりと湯船につかり…。周りの人々も、喧嘩になるのを恐れて離れていたが、落ち着いたのが分かると皆も改めて湯に浸かり出す。それでも緊張しているのか、ラミアたちの近くにはあまり来なかった。

 

 「いい気持ちニャ~~。温泉は久しぶりニャ~~。」

 

 「そうね~♪自宅でのお風呂もいいけど、温泉はまた別だよね~~♪♪」

 

「しかも露天風呂ニャ!」

 

「ん~~~♪満天の星空だものね~~♪♪」

 

1人と1匹はタオルを頭に乗せながら、暫く綺麗な星空を眺めていた。

 

「ニャ!?相談ってなんニャ!?」

 

気になっていた姫沙羅から話を切り出した。

 

「うん、実はあたしの中で目標を決めたの。」

 

「目標ニャ!?」

 

「そう、今までも、今回もそうだけど、このままだといつまでも強くなる事が出来ないわ。だから、姫沙羅ちゃんに、クエストを手伝って欲しくて、お願いしたかったんだ♪姫沙羅ちゃん強いし♪」

 

とにっこり微笑んで、姫沙羅の顔を覗き込む。

 

「ニャ!?つ、強い事はないニャ。買い被り過ぎニャ。そんな事初めて言われたニャ♪」

 

と否定しつつ、まんざらでもないご様子。

 

「でも、強くなりたいニャってもどれだけ強くなりたいニャ!?」

 

「うん、まずはHR を上げてG級に上がろうと思うの。そして、武器と防具を揃え直そうとも思ってる。」

 

「ニャ!?そこまで、考えてたニャ!?」

 

「うん、で、どうかな?手伝ってくれる?」

 

「ふ~んニャ♪分かったニャ♪手伝うニャ♪面白そうニャ♪」

 

とラミアを見てニンマリする。

 

「で、まずはニャにから始める?」

 

「でね、武器を変えようと思うの。」

 

「武器ニャか?今度はどんな武器を使うニャか?」

 

珍しく、姫沙羅が食いついてくる。

 

「うん……、太刀を使おうと思って……………♪♪」

 

その後、武具やモンスターの話しに盛り上がり、のぼせて湯船に浮かんで………というのはさておき、この2人のハンター達の珍道中が、始まったのです……………♪♪♪

 

 




読んでいただいて、ありがとうございます♪♪今回は、白羅とラルクに休息を。周りも少しく頑張ってもらおうと、思った次第でございます♪次話もこの珍道中!?にお付き合い頂ければ幸い♪♪
では次話にてお会いできることを切に願って♪♪
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