飛竜とアイルーと。   作:麗紫 水晶

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 お待ち……………………してました!?!?!?  ま、まあまあ待っていてくださった方はありがとうございます。そうでない方はこれからよろしくお願いいたします。
 更新いたします。いや、させていただきます。皆さんの輪に混ぜてくださいまし。
 ささ、このくらいで本編を読んでやってくださいませ。後ほど後書きにて。
 それでは物語の始まり始まり…。



♪♪絆とLVupと③♪♪♪

 クエスト場所の竜の墓場に到着する。雲の絨毯より上にある岩山の途中の岩場にベースキャンプがあり、1人と1匹はそれぞれ降り立つ。

そして持ち物の確認を改める。真下を覗くと雲の下は真っ暗な闇が広がっていた。そこを降りたところに、討伐相手がいる。謎の古龍に認定され、通りかかる船や気球船を襲い、上位ハンター達がなかなかに手こずる相手……。

ラミアはありったけ持ってきた強走薬グレート、鬼人薬グレート、硬化薬グレートを一瓶ごとに一気に次々と飲み干す!HPは猫飯屋でマックスゲージにしてきた。なので、危ない時には秘薬と古の秘薬で凌ごうと。後はビッケルを用意、上手くいけば、素材が手に入るかもしれないと用意していた。

 

「さぁ、いよいよだね!」(気合が入ってますね♪)

 

「そうニャ!決戦ニャ!」(こちらもですね♪)

 

「勝って、白羅さんに良い報告しよう!」(是非、お願いします。)

 

「勿論ニャ!白羅をビックリさせるニャ!」(そうしてあげて下さい♪)

 

「よし、行こう!」(いざ!出陣!!)

 

「行くニャ!」(頑張って~~~~♪)

 

1人と1匹は、真っ暗な闇の中へと、飛び降りて行くのでした……。

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

  だだっ広い空間に1匹と1人が降り立つ。岩壁に囲まれ、端の方に、大きな水溜まりがある。地面をよく見ると、いろんな生物の骨がひしめきあって、敷き詰めたようにたたずんでいて、ヒヤリとした冷たさに、ピンッとした張りつめた空気が異様な光景を醸し出していた………。

 

「相変わらず、薄気味悪いところね。」

 

「確かにニャ。居心地が良いとは、言えないニャ。」

 

それぞれ下位クエストで、一度追い払う事に成功したことがあり、場所と姿と行動には覚えがあった。

 

「来る!」

 

その骨の地面が1部せりあがってくる!それぞれ、武器を構えて戦闘体制をとる!泉のような水溜まりから首の長い、一定の間隔で丸く青い発光体を光らせながら、骨を全身に纏った竜が2本飛び出してくる!そのすぐ後ろに岩のような骨の様な巨大な甲羅!?を纏った本体が現れた!

かなり大きな体躯である。不気味な咆哮を上げて2本の首長竜が攻撃を開始する。首をガラガラと震わせながら、噛みつきや首をしならせて地面に叩きつけて来る!

 

 「こっちの方から倒そう!!」

 

 「了解ニャ!!」

 

 先ず、片方の首長竜を集中的に攻撃する!ラミアは鉄刀で、姫沙羅は獰灼炎のブレイニャーで。前回の戦いの経験が、1匹と1人を動かしていた。

 

 「よし!!」

 

 パン!!と割れるように首長竜が地中に崩れ落ちていく。

 

 「次ニャ!!」

 

 「了解!!」

 

 即、もう片方の首長竜に攻撃目標を切り替える!しかし、狂竜ブレスを吐いて来たために、ラミアと姫沙羅は骨だるまにされる!

 

「ニャ!手が出せないニャ!!」

 

「しまった!私も!!」

 

と、その隙を突かれ突進されて、吹き飛ばされてしまう!だるまではなくなったが、二人とも転げていた!

 

「なんの、これしき~…まだまだこれからだ!!」

 

「そうニャ……。負けられないニャ!!」

 

それぞれ立ち上がって向かって行く!

鬼神斬や攻撃を繰り返す内に、ラミアの狩技ゲージが貯まる!

 

「練気解放!円月斬り!!」

 

ラミアがすかさず狩り技を繰り出す!パン!と音と共に、骨の地中に崩れて行く!

 

「やったニャ!」

 

「今度は本体!!」

 

 本体に対して攻撃を移す!外骨格は硬く、はじき返される部分が多い。青い発光部分を狙って行く!

 

 「ニャァ!!」

 

 今度は姫沙羅が会心を食らわせた!咆哮を上げて地面に崩れて動かなくなる!

 

 「今ニャ!!」

 

 1人と1匹はオストガロアの背中に駆け上がり、大きな発光部に大樽爆弾を仕掛けつつ、ビッケルで採掘をする!

 

 「やった!発光する上粘液だ!!」

 

 「こっちもニャ!!」

 

 それぞれが1個ずつラミアが目的の素材をゲット!!他にも素材を取りつつ、爆弾を破壊させて飛び降りる!

 弱い所を攻撃されたため、骨の地中に潜り込む!地面を少し盛り上げつつ移動する!ラミア達も動き回って地面からの突き上げ攻撃を躱していく!2本の首長竜が地面から突き上げて来るたびに攻撃を仕掛ける!1本、また1本と地中に崩れ落ちた。

 すると今度は2本の首長竜と本体が姿を現す!しかも本体が後ろ向きになり外骨格の甲羅!?

を斜め上に突き出し、その下に顔らしきものが現れる!両側に小さめの目と、真ん中に丸い口に中は尖った牙がぐるりと並んでいて、太くて尖った触手が口の両サイドにうねうねと動いていた!

 

 「ギャガァァァァァ!!!」

 

 そのまま、体躯を更に起こして怒りモードに突入し………………!?!?!?

 と、途中でオストガロアが固まってしまった。2本の首長竜と共に一方向を凝視しつつ、冷や汗を一滴垂らしていた。その方向には1人と1匹が。

 並んで仁王立ちで腕を組んで逆にオストガロアをすっごく凝視している。

 

 「ねえ、姫沙羅ちゃん!?」(どうかしましたか!?)

 

 「何ニャ!?」(あなたまでどうしました!?)

 

 「あれって………、イカよね!?」(い、いや、違うと……思いますが!?)

 

 「あれは、イカにゃ!」(い、いや、言い切るんですか!?)

 

 「じゃ、ダイオウイカとか!?」(イカ指定してます!?)

 

 「ニャ、クラーケンニャ!」(完全にそう思ってるでしょ!?)

 

 「でも、イカでしょ!?」(一応古龍なんですけど……。)

 

 「ニャ!オクトパシーニャ!!」(それはタコさんなんじゃ……。)

 

 「え!?エクスタシー!?ぽっ…。」(聞いたこっちも、ぽっ…。)

 

 「「あんたが照れてどうする!!」」(スイマセン……………。)

 

 

 そのやり取りをしているうちに、オストガロアが動き出す!ラミア達の方へ向けて口の前に赤いエネルギー球が作られていく!

 

 「まずい!赤いレーザーが来る!!逃げるよ!!」

 

 「了解ニャ!!」

 

 それぞれが左右に分かれてそこから離れようとしたその時、ラミアがつまずいてしまう。

 

 「しっ!しまった!!」

 

 「ニャ!ラミア!!」

 

 姫沙羅が慌ててラミアの方に向かって行く!

 

 「き、来ちゃダメ!逃げて!!」

 

 「バカニャ!!そんニャ事出来るわけないニャ!!」

 

 とラミアに抱きつく!

 

 「き、姫沙羅ちゃん!!」

 

 お互いに目をつむって庇う様に抱き合う!オストガロアが同時に大きな赤いエネルギーのレーザーを放っていた!

 岩壁にぶつかり、地面すれすれを右回転にゆっくりと照射されていく!半分ほどまでいったところで、エネルギーは途切れた……。

 

 「ギャガァァァァァ!!」

 

が、敵を倒すことが出来ずに苛立ちを隠せずにいた。しかも、更に大きな存在が一つ現れたことで……。

 

 「!?!?!?」

 

 2人は自分たちがダメージを喰らっていない事に驚いてゆっくりと目を開けた。なんと、数メートル上空にいる!

 バサッバサッと上で翼の音がする。よく見るとラミアも姫沙羅も4本の大きな爪で掴まれていた。上を見上げると、悠然とホバリングしている友の顔が……。クリスタルコートされた刃麟を持ち、翼には紋様があり、3本の刃のような角があるセルレギオス……ラルクであった……。

 

 「「ラ、ラルク!!」」

 

 「クァ!!」

 

 ラルクは2人を交互に見ると、ゆっくりと地上に降ろして、着地する。

 

 「ありがとう!!!」

 

 「助かったニャ~~~!!」

 

 2人ともラルクの脚に抱きついていた。

 

 「クルクルクル♪♪」

 

 ラルクも良かったとばかりに頷き返す。そして、オストガロアの方を睨みつけていた。オストガロアも新手の敵に一層怒りを増していた。モンスター同士の対戦かと思われたが、それをラミアが制止した。

 

 「ラルク待って。後は私たちがやる!これは私たちのクエストだから……。」

 

 「ニャ。ここで、待っててニャ。帰る時、乗せてって欲しいニャ♪♪」

 

 「クァ!!」

 

 ラルクも理解して、待機する。その態度が気に食わなかったのか更に苛立ちを見せるオストガロア……。もう一度レーザー光線の発射準備に入った!が、今度はラミア達も反応早く、オストガロアの口に向かって突進していく!!2人で目の前でジャンピングして光線と口を目掛けて、剣を真上から振り下ろしていく!!!

 

 「「はァ!ニャ!ァァァァァァァァァァ!!!!」」

 

………………………………………………………………。

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

 

 夕暮れの日差しが差し込んで、綺麗で大きな太陽が部屋の中を照らし出す。その部屋で寝ていたアイルーが1匹ゆっくりと目を開けた……。

 

 「!?!?!?!?!」

 

 「あ、気が付いた!!」

 

 「まあまあまあ!!大変!!お医者さんと皆さんを読んできますわ!!」

 

 と村長さんが一目散に部屋から駆け出していく!

 

 「こ、ここはどこにゃ……。」

 

 「村長さんの家だよ♪良かった、気が付いて♪」

 

 ラミアの目から一筋の涙が頬を伝う。反対側には姫沙羅が涙を流していた。

 

 「ほんとニャ。そのまま起きて来なかったらどうしようかと思ったニャ。」

 

 「ニャ……。ラミア……、姫沙羅……。」

 

 白羅がゆっくりと両手を上に上げて、2人の手を掴んでいた。2人もしっかりと白羅の手を握り返す。

 

 「よく頑張ったニャ……。あの…オストガロアを………大したもんニャ……。」

 

 それを聞いて2人は驚く!!

 

 「え!?!?なんでそれを知ってるの!?!?」

 

 「そ、そうニャ!?!?なんで知ってるニャ!?!?!?」

 

 白羅はニッコリ微笑んだ。

 

 「夢を見ていたニャ……。ラルクと一緒に2人を助けに行った夢ニャ……。」

 

 「そ、そんな…。」

 

 「ニャ!?あの時ニャか!?」

 

 「そうだニャ…。2人が危うくレーザーの餌食になるところニャったニャ……。」

 

 「凄い……。信じられない……。」

 

 「ニャ……。あたしもニャ……。」

 

 「でも、ラルクの手を借りずにクエストを達成したニャ……。偉かったニャ……。」

 

 「びゃ、白羅さん……。」

 

 とラミアがうれし涙ぐんでいる。

 

 「少しは見直したニャ♪」

 

 「ニャ♪いい女は一味違うニャ♪♪……。」

 

 「ニャァ♪だから白羅は好きニャァァ♪」

 

 とバタバタと複数の足音がして部屋に入り込んでくる面々が……。

 

 「お、おい!目を覚ましたって!?」(はい♪その様です♪)

 

 「やっと、主役がお目ざめニャか。」(あなたも心配でしたでしょう♪)

 

 「良かった!!白羅さんがいなくなったら私も居られない!!」(大丈夫ですよ、落ち着いて♪)

 

 「そうね、私の一番の研究対象が居なくなったら、まだまだしたいことが一瞬で消し去ってしまうわ。」(何を目標にされているんでしょうか!?)

 

 「何にせよ私のものに出来る日も近いと言う事ですわね♪」(思い込みって……怖い……。)

 

 「ニャンか……凄い話になってるニャ……。」

 

 冷や汗をダラダラと流している、しかも動けない状態で焦っている白羅なのでありました…………。

 

 

 

 

 

 

 

 




 読了ありがとうございます。中々オストガロアとの対戦は緊迫感が無かったかもしれません。ほのぼのがいいので、ご了承いただきたく……。
 さて、白羅が目を覚まし、再び白羅視点でお送りしていきますが、どうなっていきますやら。
 
 では、また次話もお会いできることを切に願って…。
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