飛竜とアイルーと。   作:麗紫 水晶

25 / 55
 ごめんなさいね~~~……………♪♪ 更新させてくださいね~~~……………♪♪
 こんな私の作品ですが、読んでやってくださいまし~~~……………♪♪
 今回も”真面目!?!?!?”になっておりますぅ~~~……………♪♪
 後ほど後書きにて~~~……………♪♪
 では物語の始まり始まり~~~……………♪♪(って、以前もこんなパタ~ンが!?)



♪♪♪ギルドナイトからの依頼③♪♪♪

…………悠然と上から目線で白羅達やゴア・マガラを見据えるオオナズチ……………。

 

 「ここって、禁足地のはずよね!?」

 

 ラミアがオオナズチに向けて武器を構えつつも、再確認の意味で皆に言葉を促す。

 

 「そうニャ!禁足地ニャ!来ることがニャいはずのモンスターが居るのはおかしいニャ!?」

 

 「ニャ!?まさか、ゴア・マガラが怖がっているのって…。」

 

 「そのまさかニャもしれニャい!」

 

 「マジで!」

ゴア・マガラの方も気にしつつ、オオナズチがどう動きを見せるのか?武器を構えたまま、皆気を抜くことは出来なかった。

だが、先に動いたのはオオナズチ。あの鞭のような長い舌をしならせて伸ばしてくる!

 

「しまったニャ!避けるニャ!!」

 

皆ダイブして回避するが、避けろと言った本人である白羅が躓く!

 

「ニャ!かわしきれないニャ!」

 

と太刀で受け身の体勢に!

 

バチ~~~~ン!!

目の前でいい音と共にオオナズチの舌が弾き返される!!

 

「ニャ!?」

 

目の前で、何が起こったのか分からずにいた。しかし、目の前に大きなクリスタルが地面に突き刺さって立ちはだかっている!

 

 「ニャ!?ラ……………。」

 

 ラルクと声をかけようとしたのだが、その横をズイッと前にせり出してくるその様相に白羅も声を呑み込んでしまう。キレた時の形相とは違うが、しかし怒りを含んだ顔つきである!

オオナズチが咆哮を上げると同時にラルクも咆哮を上げた!互いににらみ合いながら、時計廻りにゆっくりと横に移動していく……。

110度程円を描くように移動したとき、オオナズチが動いた!ラルクに攻撃を仕掛けるものと思っていた全員が騙される!瞬時に身を翻し!ゴア・マガラに攻撃を仕掛けたのだ!!ゴア・マガラも咄嗟で、避ける事が出来ず、攻撃を喰らってしまう!!

 

「ギャガァァァァ!!」

 

「「「「「なっ!?」」」」」

 

予想外の不意討ちに止めることが出来なかった。

ラルクも相手にされていない事に、牙を剥き出し、怒りを露にした!

 

 「ガァァァァァ!!」

 

 3本の角を光らせ、オオナズチを含む範囲に地面が光り始める!しかし、オオナズチは擬態を使い姿を消してしまう!地面からクリスタルの柱がせり出すが、ダメージを与えられないまま霧散してしまう!それを見たラルクは歯噛みする!苛立ちが隠せないようだった。

 さらに姿を消したまま、執拗にゴア・マガラを攻撃する!

 

 「ニャ!?ニャンだアイツ!?」

 

 「さっきからゴア・マガラばかり攻撃してるわ!?」

 

 「ニャンでそこまで、こだわるニャ……………!?」

 

 全員が目を疑っていた。ハンター達に対して執拗ならば分からないでもない。縄張り争いなら、納得もしよう。だが、これは見ていても何か違うと皆思っていた。

 

 「逆にアイツを止めニャいと!!」

 

 と猛ダッシュで白羅が姿の見えないオオナズチに向かって走りだした!モンスター感知を働かせながら。

 

 「俺たちも行くニャ!!」

 

 と後に続いて灯羅達も走り出す!ラルクも飛翔してサマーソルトキックの体制をとる!!

 今度はオオナズチが姿を現し、平らに広がった重厚な尻尾を振り下ろしてきた!!

 

 「ニャ!?しまったニャ!尻尾の下ニャ!!」

 

 「白羅さん!!!」

 

 「白羅ニャ!!」

 

 白羅が頭を抱え込む!!潰されるかと思った瞬間!ガシッ!!……………。しばし沈黙の後、白羅が静かに上を見上げると、ラルクがホバリングしながら両後ろ足で、オオナズチの尻尾を掴んで止めていた!!それにはオオナズチもさすがに驚き、振り払おうと体を左右に振る!しかし、いくら古龍といえどラルクの両足は中々の強靭さで、簡単には振りほどけなかった。

 

 「クァ!!」

 

 と下にいる白羅に離れるように促す!

 

 「た、助かったニャ!!ありがとうニャ!!」

 

 すぐに一旦離れて武器を構えなおす!ラミアと姫沙羅はオオナズチの脇腹を狙い武器を振るっていた!

 が、また姿を消してその場から逃げられる!そして今度はラルクが舌の鞭の攻撃を喰らい地面に落下する!

 

 「ニャ!?!?ラルク!?!?」

 

 慌てて駆け寄る白羅!もがくラルクを助けようとする!ラミア達もラルクの前に立って、オオナズチから守ろうと身構える!しかし相手は擬態を使う。

今は姿が特定出来ない!鞭のような長い舌がラミア達に襲い掛かろうとしたその時だった!

 

「ゴアァァァァァァァァァ!!!」

 

急にゴア・マガラが唸り声を発する!オオナズチも驚いて振り向く!そこには気迫とオーラを纏ったゴア・マガラがうずくまった状態でいた!垂直に、しかも身体を回転させながら飛び上がり!一気に翼を力いっぱいに広げる!!角が生え、目があり、全身が金色に輝いていた!!白羅達もその姿は知っていた!

 

 「ニャ!!天廻龍!!」

 

 「「「シャガルマガラ!!!」」」

 

 その場からオオナズチに向けて竜弾ブレスを放つ!!

 

 「ギャワァァァァ!!!」

 

 不意を突かれたブレスに見事に被弾する!さすがのオオナズチもダウンしてもがいている。擬態どころではなかった。

 

 「今ニャ!!攻撃するニャ!!」

 

 1人と3匹はチャンスとばかりに武器を振るっていく!ラミアは狩技を、姫沙羅はブレイニャーで、白羅と灯羅は必殺技で、ラルクも後脚の鉤爪でダメージを与えて体力を奪ってゆく!!

 起き上がったオオナズチが、白羅達を振り払うと、毒のブレスをまき散らし、目の前に降りてきたシャガルマガラにも毒のブレスをお見舞いする!だが、ホバリングでそれを躱し、低空飛行でオオナズチに体当たりして突き飛ばす!!あの重心の低い体躯のオオナズチが数メートル吹き飛ばされる!!

 

 「ギャワァァァァァァ!!!」

 

 2度のダウンを喰らわされる!すぐには起き上がれないほどのダメージを喰らっていた。

 白羅達も圧倒されていた。実際にこの2頭の竜の対決はお目にかかったことはないが、ラルクも強くなっているとはいえ、対決したらと思うとゾッとする白羅であった……………。

 だが、オオナズチに攻撃を仕掛けようにもシャガルマガラが居るので、警戒するばかりで動くことが出来なかった。

 何とか起き上がったオオナズチが擬態を使い、すぅっ…っと姿を消す…。

 

 「ニャ!?気配が消えてくニャ!?」

 

 「逃げられたニャ………。」

 

 「元々、乱入モンスターだし、後で報告するとしてほっときましょう。今はシャガルマガラの方だと思うわ。」

 

 「そうニャ。クエスト目標はシャガルマガラニャ………。」

 

 と、シャガルマガラと目を合わせる。シャガルマガラも白羅に目線を合わせてくる。お互いにガンの飛ばし合いとなった。ゆっくりと1歩ずつ、前へ進み出る!!ラミアや灯羅達も武器を構えつつ、それを見守る…。

 そして双方が目の前に仁王立ちになる!!張り詰めた空気がそのエリア内に行き渡った!!

 

 「ニャン拳!!!」

 

 白羅は右手を奥に構える!!シャガルマガラも右翼の方の爪を奥に構える!!

 

 「ポンニャ!!!」

 

 シャガルマガラは爪を握ってグーの状態に…。白羅は手を広げてパーの状態に…。

 張り詰めた空気が一瞬で消え去った……………。

 

 「勝ったニャァァァァ!!!」

 

 と両手を上げて勝ち名乗りを上げる!!ガクッとその場にうなだれるシャガルマガラ…。

 

 「え……………。」

 

 「ニャ……………。」

 

 「ニャ!?……………。」

 

 「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」」」(よく分かりますよ、その気持ち………♪♪)

 

 ラミアも灯羅も姫沙羅も、あまりのあっけなさに肩の力が抜けてしまっていた。

 

 「ニャ♪ニャ♪ニャ♪ニャ♪ニャ♪これで悪さしないと約束ニャよ♪♪」

 

 二カッと笑ってシャガルマガラの顔を見る。シャガルマガラも顔を上げて頷く。なぜか握手になる♪♪

 

 「う、嘘でしょ……………。」

 

 「く、クエストクリアって事ニャか!?」

 

 「ニャんニャのこの落ちニャ……。」

 

 「クァクァクァクァクァ♪♪♪♪」

 

 ラルクは何となくだが感じていたらしい。そうでなければシャガルマガラにも牙を剥いただろう。

 状況を理解していたのは白羅とラルクだったというわけだ。

 

 「ニャて!帰ろうニャ!」

 

 「そうね…、帰ってどう報告したらいいの!?」

 

 「大丈夫ニャ!禁足地に落ち着ければ悪さしないと約束出来たニャし、アルザ―ト様には話をするニャ!」

 

 「わかったわ。お願いします♪♪帰ったら温泉に入ろ♪♪」

 

 「ニャ!?い、いや、別に一緒ニャにゃくても…。」

 

 と少しずつ後ずさる。

 

 「ダメニャ~~~♪♪これはあたい達を出し抜いた罰ニャ~~~♪♪」

 

 と後ろから羽交い絞めに♪♪

 

 「ニャ!?ちょ、ちょっと待つニャ!?待ってくださいニャ!?お待ちになってニャ!?助けてニャ~~~!!」

 

 完全にラミアと姫沙羅に拉致されてゆく白羅でありました……………。

 

 「やれやれニャ……。ニャ!?ラミアは惚れ薬はどうしたニャ!?……………。」

 

 と違うことを思いつつ、後を追ってゆくのでした。ラルクはというと、シャガルマガラとこれまた珍しい鱗の交換をしていました。互いに認めたあかし……………。敵対意識があったはずが、こういう形になるとは……………。

 ラルクも白羅達を追って飛び立ち、シャガルマガラも前足を振って見送っていました。禁足地も晴れ晴れとし、心地よい風と共にクエストが無事に終えたことを告げるのでした……………。

 アルザ―トには事の次第を伝え、当然のごとくあきれていましたが、白羅が責任を持つというので、白羅に一任するということになりました。受付嬢にも報告し、微妙でしたがクエストクリアには認定されました。特殊認定とのことでした。晴れてユクモ村に帰って来たのです♪♪

 

 「まあまあまあ、お帰りなさい♪♪クエストご苦労様でした♪♪全員無事で何よりですわ♪♪」

 

 「只今帰りましたニャ!」

 

 「おお!!帰って来たな!!後で一杯やりながら話を聞かせてくれ!」

 

 「ラザックニャ!分かったニャ!後でニャ!」

 

 「まずは~~~♪♪温泉に拉致ニャ~~~♪♪」

 

 と姫沙羅が羽交い絞めにしようとするがそこは学習している!パッと身を躱して姫沙羅から離れる!が、そこで、抱きしめられてしまう♪♪

 

 「ニャ!?!?ラ、ラミアニャ!?」

 

 「言ったでしょ♪♪一緒に温泉に入ろって♪♪」

 

 と白羅を抱え込み、温泉に向かって歩き出す。姫沙羅もそれに付いていく。

 

 「あら、私も混ざろうかしら♪♪」

 

 と村長さんが……………。

 

 「え、私たちもいいかしら♪♪」

 

 と受付嬢のアイラさんと眼鏡美人のお姉さんも♪♪

 

 「ニャ!?!?!?おいらはどうなってしまうニャ~~~~!!」

 

 ガクッ………と、気絶してしまう白羅なのでありました。その後がどうなったのか……………。皆さんのご想像にお任せしますね♪♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 読了ありがとうございます♪♪鬼気迫った!?かどうかは分かりませんが、楽しんでいただけたのであれば幸いです♪♪
 白羅は一体どうなったのか……………。後々の展開が物語っていくと思われますが…。
 そこも含めて、どのモンスターが登場してくるのか、お楽しみに♪♪
 ではまた次話にてお会いできることを切に願って…♪♪
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。