飛竜とアイルーと。   作:麗紫 水晶

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 何とか更新です♪♪(大丈夫かな!?)今日で仕事納めでやっと間に合った次第。うまくまとまってないかもしれません。ご勘弁を。
 ささ、本編を読んでやってくださいまし。後ほど後書きにて。
 では、物語の始まり始まり…。



♪♪♪G級にお邪魔します③♪♪♪

無事に戻ってきた白羅達は、一度ユクモの自宅に戻り、ラミアを部屋に休ませて、自分達も一息つく事にした。

ツアークエストであったにも関わらず、゛鏖魔ディアブロス゛が現れたのだから、G級のハンター達が色めきたっているのも無理はなかった。

偽情報じゃないのか?との疑問には、集会酒場のママさんが、白羅のモンスター達のお陰で、ピンチを免れたと断言してくれたので、ハンター達にはリアルなことで、そうなるとただ事ではないと、腕に自信があるハンターは、こぞってクエストを受注し、砂漠へと出発して行った。

 

白羅達はディノバルド君のところに。姫沙羅はラミアに付いていたいと部屋の方へ。ひとまずディノバルド君に会いに移動する。相変わらず、尻尾の手入れは怠らず♪入念にお手入れをしているディノバルド、もとい焔君♪♪

 

「ニャァ、相変わらず尻尾を研ぐのに熱心だニャ♪♪」

 

 声を掛けられ、その方へ振り向く焔君。

 

「ガルッ♪♪」

 

 とご自慢の、何せあの”鏖魔”の角4本を切り落とした切れ味の尻尾を艶が出て光っている状態を見せてくれた。

 

「ニャ!あの時は助かったニャ!来てくれなければ灯羅達が大惨事になってたにゃ♪♪ありがたかったニャ♪♪」

 

 ゴロゴロと喉を鳴らして嬉しそうだ。白羅は名前のことを切り出した。

 

「そこでニャ。ラルクのようにディノバルド君にも名前を付けることにしたにゃ♪♪”焔”君ニャ♪♪」

 

 ディノバルド君も目を丸くした。名前など付けてもらえるとは思ってなかったらしい。ホントか!?と見つめてくるディノバルドに、白羅も頷いた!

 

「ほんとニャ!!今日から君の名は”焔”君ニャ♪♪」

 

三日月を横にしたような眼をしてニッコリとほほ笑む♪♪満足そうであった♪♪

 

「よろしくニャ!焔君!!」

 

「ガルッ♪♪」

 

 嬉しそうに返事を返す焔君でした…♪♪

 自宅に戻り、ラミアの部屋に。起きて椅子に腰かけていましたが、がっくりと気落ちしていて半分放心状態になっていました。

 

「ニャ…、白羅……。」

 

 姫沙羅も心配そうに白羅を見ます。ラミアの負けがラミアにとっても結構なショックだったようで。

 ラミアの傍に寄って手をとります。ラミアがゆっくりと白羅の方を向いたのでした。

 

「大丈夫ニャか!?合格にゃそうニャ。また一緒にクエストが出来るにゃ♪♪」

 

「白羅さん……。悔しい!悔しいよ……。」

 

 目からぽろぽろと透明な液体が流れ落ちる……。白羅はそっと抱きしめるのだった……。

 

「大丈夫ニャ。その悔しさが、ママさんにまた挑戦できるニャ。G級で腕を磨きなさいって言ってたニャ。一緒にクエストをやって、HRを開放してもらって、更にランクを上げるニャ。そしてママさんに再戦を申し込むニャ!ラミアを信じてるニャ!!ダメニャか!?一緒にクエストに行ってくれないニャか!?」

 

 その問いにラミアは慌てて首を横に振る。

 

「そ、そんなことない!何があっても一緒に行く!一緒に行くから!」

 

 と白羅をきつく抱きしめるのでした…………。

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

 ラミアや姫沙羅と一緒に下の猫飯屋に降りてくる。灯羅が先にジョッキを片手につまみの干し肉をかじっていました。

 白羅達も席に座り、ジョッキと料理を注文します♪♪気持ちが落ち着いたラミアを中心にジョッキを持ち、

 

「ニャ!ラミアのG級昇格と、これからも一緒にクエストが出来ることを祝って、乾杯ニャ!!」

 

 ガチン!!!とジョキを上げてぶつけ合う♪♪そのままグイっと酒を飲む♪♪

 

「ニャ~~~!クエスト後のジョッキは最高だニャ~~~♪」

 

「ただ、火に油を注いでただけニャのにな。」

 

ブフ―――!!と、ビールを口からブレスのように吐き出す!

 

「ニャ!?ニャんてこと言うニャ!おいらはニャんとか火を消そうと必死だっただけニャ!クーラードリンクと間違えただけニャ。ブツブツ……。」

 

「そのせいで焔のこんがり肉が出来そうニャったニャ。」

 

「まあまあ。その辺にしてあげて灯羅。でも、あの時庇ってくれたんだよね♪♪ありがとうね♪♪」

 

「ニャ!?あ、あのくらいは当たり前ニャ。白羅でもそうしてたと思うニャ。」

 

 と珍しく顔を赤らめて口ごもっている灯羅でありました♪♪

 

「ニャ!そうニャ!あたしやラミアを庇ってくれたのは嬉しかったニャ♪♪見直したニャ♪♪」

 

 姫沙羅も珍しく褒めてます♪♪(ニャンか言った!?)(い、いえいえいえいえ何でもありません!!)

 

「い、いや、そんなに褒められる事はしてないニャ………。」

 

と灯羅も、ほっぺをポリポリと恥ずかしそうに掻いているのでした♪♪

 

「ニャァて、G級は大変ニャよ♪♪」

 

「うん、分かってる。モンスター達の強さが半端ないってことだよね。」

 

「そうニャ。武器や防具も強いものにしていかにゃいと倒せなくなるニャ。ニャにか候補は考えているニャか!?」

 

「ううん、まだ……。今のガララXをLV上げして☆が上がった時に考えようかと思って。」

 

「そうニャか。ニャらおいらもそれを手伝うニャ。」

 

「ありがとう♪♪」

 

「ニャら、鉄刀もLV上げで行くニャか!?」

 

 と姫沙羅がラミアの隣に座る。ラミアは腕を回して姫沙羅を抱き寄せる。

 

「うん、しばらくはそうしようかと思ってる。慣れてきたら、違う太刀も作りたいかな♪♪」

 

「ニャ、その方が目標があっていいニャ♪頑張ろうニャ♪♪」

 

 とジョッキをぶつけ再度乾杯し合うのだった。と、その時だった!

 

「白羅さんは居るか!!!」

 

 と勢いよくドアを開けて入り込んできた者が……。

 

「ニャ!?ここに居るニャ!?ラザックどうしたニャ!?」

 

 声でラザックだと分かり、すぐに返事を返していた。慌てているようでもあった。

 

「大変だ!天彗龍が現れたって龍識船から報告が!!」

 

「ニャ!?ニャンだって!?」

 

 3匹と1人は椅子から立ち上がる!ラザックが息を切らしながら、白羅達の所に来た。

 

「ああ。天彗龍の調査に乗り出すと隊長から伝令が出たんで、伝言を頼まれて来たんだ!」

 

「で、ニャンと。」

 

「明朝、準備が出来次第古龍調査を手伝って欲しいので、協力してください!との事だ。」

 

 3匹と1人はお互いに顔を見合って頷いた。

 

「分かったニャ!隊長に一緒に行くニャと伝えてニャ!」

 

「おお!!そう来なくっちゃな!分かった伝えるぜ!」

 

 と踵を返してすぐに、龍識船へと戻って行った……。

 

「いよいよ、G級クエストの始まりニャ……。」

 

「ワクワクする♪♪」

 

「ラミアと一緒にクエストニャ♪♪」

 

「ラルクたちとも一緒ニャ。」

 

「俺もニャ……。」

 

「「「勿論!!!」」」

 

早速のクエスト入りに、全員気合が入るのでした……。

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

 全ての物を明るく照らし出すように朝日が顔を出した頃、白羅達は龍識船に来ていました。

 もちろん、隊長の依頼で”天彗龍バルファルク”の調査です。銀翼の凶星とも呼ばれ、その古龍が現れし時、災いが起こるとも伝えられている古龍。

 

「早速、協力していただいてありがとうございます。聞いていると思いますが、天彗龍の調査に向かいます!今現在は遺群嶺の頂上に居るとの事で、早速向かおうと思っています。どうか力を貸して下さい!お願いします!」

 

隊長は白羅達に深々と頭を下げる。

 

「ニャ!?顔を上げてニャ!大丈夫ニャ!おいら達は、そのためにここに集まったニャ!

こちらこそ、よろしくお願いするニャ!」

 

そう聞いて隊長の顔にすこしばかりの笑顔が戻った。

 

「よし!出発!!」

 

繋がれていたロープや梯子が外されていく。ゆっくりと上昇していく。ある程度上昇した所で船は前進を始めた。向かうは遺群嶺……。白羅達が出会うは最強と出るか最凶となるか!運命やいかに!!

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

ちょ~~~~~~高い山がある。現代でもこんな超高層な山はないだろう。その山の至るところに古代人の遺跡がある。マチュピチュにひけを取らない程の遺跡と共にある山………、その名を遺群嶺……。細長く高い巨大な山は、雲の絨毯を突き抜け遥かにそびえ立っていた。

 

白羅達は、ベースキャンプに降り立つ。大きな岩をくり貫かれたようなスペースに、チェストやベッドが備え付けられていた。そこから下を覗けば、数十メートル下に雲の絨毯が。高所恐怖症の方は、見ないほうがよろしいかと♪

そこに降りた3匹と1人はそこからエリアの順を追って向かうことにする。エリアによっては気候の激しい場所もあり、ラルクに乗って行こうとしても、長時間のホバリングとなり、着いた頃にはスタミナが切れてしまう。

ここは、いざというときの為にスタミナを温存してもらった方がいいということになった。

 

「ニャ!出発ニャ!」

 

白羅を先頭にベースキャンプを出て、エリア1へ。ここは広めの傾斜のある場所で、所々に岩がある。草食モンスター達も居ることが多い。エリアはここから2と6に向かう事が出来る。

 白羅達は大型モンスターの感知はしていた。確かに頂上に感じている。一行はエリア2から進むことに決めた。

 緩やかな傾斜のある草原を抜けてエリア2へ足を進める。

 エリア2に着くと、正面の奥に巨大な建造物が。古代人の作った物だろう、彫刻や作られかたが今の技術では無い事を物語っていた……。

 

「凄い建物ニャ!?」

 

「中々見られない建造ね。」

 

「よくこんニャ高いところで生活してたにゃ!?」

 

「そうニャね。また後で見に寄るニャ!」

 

「そうだね♪♪」

 

「よし、エリア7に向かうニャ!」

 

「大丈夫ニャ。奴はまだ頂上に居るニャ。」

 

 一行はエリア7へ向かって歩き出す。この時、白羅達は少し油断していたかもしれない。想定外の事が起きたからだ……。

 その生物は、超高速で上空から白羅達を見つけ、エリア2へと急降下してきた!!

 キ~~~~~~~~~ン!!!という現代の戦闘機の飛行音のような高金属音を立てながら地面に勢いよく着地する!その風圧に白羅達は押され、驚いていた!!

 

「ニャ!?ニャンで!?!?」(来ちゃいました♪♪)

 

「う、嘘でしょ!?!?」(いや、本物です♪♪)

 

「ニャ!?ニャって頂上に!?!?」(居るとは言ってなかったですが♪♪)

 

「どうして、言ってくれにゃいニャ!!」(どうしてって言われても……、ニャッ♪♪)

 

「「「「ニャッ♪♪じゃ、ね~~~~!!!!」」」」(まあまあまあ、落ち着いて、ね♪♪)

 

「「「「こらァァ!!!!」」」」(失礼しました!ピュ~~~~!!)

 

 さすがに不意打ちを喰らったので、全員、身動きが取れない!その生物は紛れもなく、”銀翼の凶星”。

 全体に銀色の体色で、顔は細面で、4本の脚があり、鋭い刃のような翼で、その3本ずつの翼脚の先端には龍気を噴出する穴が開いている。その威力で体を細めることにより、音速に近いスピードで飛行することが出来る。

 その龍気が赤く、飛行中もそれが尾を引く事から、”赤い彗星”とも言われている……。

 白羅達が会おうとしていた生物が、いきなり目の前に降り立ち、逆に白羅達を見据えているのだった…………。

 

 

 

 

 

 




 読んでくださりありがとうございます。 話が”つづく”になってしまいましたが、年明けにはまた更新していきますので、引き続き、よろしくお願いいたします♪♪
 本年もありがとうございました。皆様、良いお年を♪♪ では、来年度もお会いできることを切に願って…。    紅龍騎神でした。
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