ささ、こんな私の作品を読んでやってくださいまし♪♪後ほど後書きにて♪
では、物語の始まり始まり………♪♪
ここはユクモ村。ユクモ村です♪ユクモ村なんです、これでも♪信じてください!!ユクモ村です!!(ガンッ……。ズルズル…ズルズル…ズルズル…。)
お、温泉地で有名な村であったが、更に白羅達の広場が追加で有名に!? 広々とした敷地にモンスター達が仲良く暮らし、しかも村を守るという役目も担っている……。ライダー村とは違った環境ではあるが、共存という所は共通するものがあった。他の村々も羨ましがって居るほどだ。
相変わらず、温泉や、モンスター達を一目見たいと訪れる観光客や、研究員たちがワイワイ押し寄せる……。ユクモ村はもちろん、商品を流通している他の村々も潤いを隠せない♪♪
但し、モンスター達を見られるのは広場の外側での事。モンスター達にも人権!?ならぬモンスター権があると言うことになり、よっぽどのことでない限り、中に入ることは出来ないことになっていた。なので、日々研究員たちは外側で、交代で泊まり込みをしながら……、と熱心に研究を進めるのだった。まあ時折、白羅達を手伝ってくれたりもしてくれるので、仲良くしているには居るのだが……。
そしてアイルー村の村長さんが若者のアイルー達6匹を連れて帰って行った……。6匹ともしっかり、ちゃっかりとあの時釣っていたお魚を引っ提げて村へと帰って行ったのだった……。しかし陰ながら白羅達に、感謝もしていた。
「ありがとうございます♪♪ケガ人が出なくて良かった……。」
猫嬢も一安心と白羅の傍に来てお礼を言っていた。
「構わないニャ。困った時はお互い様ニャ。もしかしたら、こっちからお願いがあるかもしれニャいしニャ♪♪」
「その時は、私で良ければお手伝いしますよ♪♪」
と微笑んで、白羅に返事を返すのだった……。
猫嬢も安心して自宅へと帰って行き、家の住人!?のみになった。家の2階にある猫飯屋で食事をして、3階の個々の部屋へとそれぞれに戻る。姫沙羅が白羅を夜這いしようと企むも、またまたラミアに見つかり拉致されていった事はお約束で……♪♪
だが最も、白羅は部屋にはいなかったのだが……。
白羅は1匹になった後、そのまま部屋を出て下に降りていた。休んでいたラルクに近寄って話しかける……。
「ラルク♪ちょっと付き合ってニャ♪♪」
目を開けて白羅と分かると顔を持ち上げる。
(どうしたの!?)
「一緒に月を見たいニャ……。いいニャか!?」
(分かった♪行くよ♪♪)
とゆっくりと立ち上がる。ファギルと焔羅が寝ているのを起こさないように、ゆっくりと外に出る。
「いい場所があるニャ♪そこまで歩いていこうニャ♪」
と言うとラルクも頷いて歩いて移動する。ラルクも白羅のスピードに合わせていた。そこは広場の一番奥……。他のモンスター達の住処を横目に起こさないようにと通り過ぎていく……。それなりの距離を歩いていく……。やがて、広大な崖が現れた。ラルクもこの先にこんな地形になっていることにびっくりしていた。下を覗くとかなり垂直の崖で、大きいはずの木々が小さく生い茂って見える。それが広大な森になっていた……。真っ直ぐ見渡せば、かなり遠くに山脈があり、ちょっと離れた位置に細く垂直に雲を突き抜けてそびえている山が……。おそらく遺群嶺かと思われる。上を見上げれば巨大な丸いお月さんが、地上全体をほんのり明るく照らし出しているのだった……。
白羅とラルクは崖の手前の草原の地面にゆったりと座った。暫く一緒にその風景を楽しんでいた……。
「いい眺めだニャ~~~♪♪」
(そうだね♪こんなにゆっくりと夜空を見るのは久しぶりかな♪)
「ニャ、ラルク!?」
(なに!?)
「こうニャって、会話が出来るようにニャってから言うのもニャンだけど……、ありがとうニャ♪♪」
キョトンとした顔をしている。
(なに言ってるのさ、僕の方が大感謝だよ♪♪)
「ニャ!、そ、そうニャか!?」
(そうだよ!幼体の時に助けてくれたこともそうだし、僕が暴走しかけた時も必死に止めてくれた……。僕のことを大事な友だとも言ってくれた……。そんなことを言ってくれたのは白羅だけだよ。後で、ラミアや姫沙羅たちとも仲良くなったけど。)
「そう言ってくれると嬉しいニャ♪♪でもニャンで、こんニャおいらにみんな付いてくれるニャかな……。」
(なんだろう……、白羅は僕らモンスターを含めてみんなを放っておけない所がある、それを分かっているから、白羅を慕っているんだろうね♪♪)
「そうニャのかニャ……。」
(そうだよ、だってあの白龍が認めた猫さんだもの♪♪)
ほっぺをポリポリと掻いて照れている。
「そうニャァ、白龍とも友人にニャりたかったニャ……。」
(そうだね……。また会えるといいけど……。)
「ニャ!?それはどういうことニャ!?」
ラルクの言ったことに驚いて、聞き返していた……。また会える!?……。だが、ラルクは微笑み返すだけだった。白羅もそれ以上は追求することはなかった。だが1つ分かったことは、白龍が復活している感があるということだ……。ただ、白羅には会話が出来るだけでなく、雷を扱うことの出来る能力を与えられた事……。
まだ使いこなせてはいないが、間違いなく白羅の中に宿っていること……。頭の中が混乱していた。白い湯気まで上がってきた。ラルクが慌てて翼でパタパタとうちわのように仰いでやる……。白羅も慌てて考える事を一旦やめた。目を瞑って心地良さそうに上を向く。喉をゴロゴロと鳴らしながら、嬉しそうであった。
「おいら、ラルク含めて絶対皆を守るニャ!みんな大好きニャ!絶対離さないニャ!!」
大きな目の前に見える満月を見ながら叫んでいた。
「ね!みんな聞いた!!大好きだし、絶対離さないって!!全員証人だからね♪♪」
ギョッっとして白羅とラルクが後ろを振り返る!少し後ろでニコニコと1頭と1匹を微笑んでみている”者・物”達が……♪♪
ラミアや姫沙羅、灯羅は勿論の事、ユクモ村の村長さんや、アイラや受付嬢たち、酒場のママさんや、猫嬢にキャラバンの眼鏡美人のお姉さん、焔羅やファギル、焔に蓬、金銀家族やタマちゃんにキリンさん、いろんな事で世話になっているハンターのラザック、ギルドナイトのアルザ―トたちも居た……♪♪みんな白羅を慕ってきた者たちだ。白羅達に内緒で皆を起こし、見つからないように後ろをついてきていたのだ。
「ニャ!?みんニャ……。」
白羅の目頭がアツ~~くなる♪♪逆にもらい泣きする娘たちもいた。
「あんたが嫌だと言っても絶対に離さないニャ♪♪」(間違いなくそうでしょうね♪)
「そうですわ!そう簡単に離しませんわよ♪♪」(手ごわそうで……。お手柔らかに♪)
「わ、私だってそうです!離したくありません!!」(先を越されないように頑張って♪)
「俺は、楽しいから離れる気はないニャ♪♪」(意外と楽しそうですもんね♪)
「そうね、白羅君の行く末を見届けないと死んでも死にきれないわ♪♪」(ママさんにもチャンスはあるかと♪)
「し、師匠。いくら何でもそれはまだ早すぎです。」(そうです、早すぎます♪)
「勿論よ。せめて白羅君を誰が射止めるかを見届けるまでは♪♪」(そ、そこに尽きますか……♪)
「師匠!!♪♪」
「ニャ♪ニャ♪ニャ♪ニャ♪ニャ♪♪♪」
白羅が話を聞いていて急に笑い出した……♪♪すると、1人がクスクスと笑い出し徐々にみんな笑い出したのだった……♪♪
「みんニャ!大好きニャ!!!」
白羅がうれし涙を流しながら両手を上げて大声で叫ぶ!!わっと白羅を囲うように集まる♪♪直接に話が出来るものと出来ないものが、楽しそうにワイワイしている。その姿を微笑ましく見ている白羅とラルクであった……♪♪
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
それぞれがそれぞれの寝床へと今度こそ戻って行く……。途中、お休みの挨拶をしながら家まで戻る。他の者たちもまた明日と手を振りながら、自宅へと帰って行くのだった。しかしただ一人、白羅を呼び止める者が……。
「ごめんなさい、相談に乗って欲しい事があるのだけれど……。」
と話しかけてくる女性が。振り向くと眼鏡美人のキャラバンのお姉さんだ。博士号の衣服と帽子を被りながら、眼鏡の下に見える綺麗さは顔をよく見た者しか分からないかもしれないが、美人である。ただ、モンスター好きがあってか、あまり男性に言い寄られたことはないらしい……。そんなお姉さんが、白羅にだけは興味を示した♪
一大事である。暫くユクモ村に留まると団長に話した時はメンバー全員病気になったかと心配したほどだ。
ただ、理由が白羅と周りにいるモンスター達を調べたいと言ったときに理解していた。なので、お姉さんだけ残り、他のメンバーはあちこちを回っていた。
「わ、分かったニャ♪ここニャ、ニャンニャから2階の猫飯屋で話を聞くニャ♪」
白羅は素直に頷いて猫飯屋に促した。お姉さんは家の中に猫飯屋があることに驚いて、感嘆していた。そこの猫も専属で、時々料理を試作して腕を磨いているニャと言っていた。とにかく余程のことでない限り、家に入ることは勿論、広場の中に入ることすらままならないのだ。その中身がすべてにおいて、お姉さんにとって新鮮で、全部をメモに取りたくてウズウズしている。まして、ラルク、焔羅、ファギルと1階に寝ているなどと、ライダー村顔負けかもしれないとも思っていた。
テーブルにマスターがジョッキを並べる。続けておつまみを出してくれた。毎回の食事代をきちんと払い、それとは別に特別給も出しているので、白羅達には絶対の信頼をしていた。そこに骨をうずめる気でもいるようだ。逆に白羅達もマスターを信頼していた。そうコロコロと辞められて、入れ替わりとなっても美味しかった同じ料理が作れるかどうかは疑問になる。なので、ずっと居ると言ってくれた時はありがたかったし、感謝だった。
「マスターありがとうニャ♪♪」
「いいですニャ♪♪その代わり、今度の試作の味見をお願いしますニャ♪♪」
「ニャ!?それはいいニャ♪楽しみにしてるニャ♪」
ニコッと微笑んで調理場の方へと戻って行った。1匹と1人は改めてジョッキを当てて、口に運ぶ。ググっと飲んで、同時にテーブルに置いた。
「で、相談てなんニャ!?」
「えぇ。実はね……。って、こんなに会ってて自己紹介がまだだったわね♪ごめんなさい♪私はファルマと言います♪」
とおもむろに、ある欠片を出して白羅の前に置いた。綺麗な半透明の青色をしており、何の欠片なのか分かりようもなかったが、確かに約半分くらい真ん中が特にえぐれるように割れている。
「この片割れを取り戻したいのだけれど、砂漠に居る”ハブルボッカ”が飲み込んでしまっているらしいの。ただ、その欠片を飲み込んだハブルボッカが急に強くなってて……。」
「ハ、ハブルボッカニャ!?」
白羅は驚いて欠片を見直した……。なんでも飲み込んでいそうではあるが……。白羅は額に手を当ててどうしたものかと悩んでしまうのだった……。
読了いただけてありがとうございます。
まだまだ登場させたいモンスターがいっぱいいますので、書き綴っていきます。
こんな私の作品ですが、見守っていただけたら幸い……。
では、次話にてお会いできることを切に願って………♪