飛竜とアイルーと。   作:麗紫 水晶

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 更新ですよ~~~。させてもらいましたよ~~~。読んでやってくださいね~~~。
今回は息抜きのようなお話になっております。
 ささ、本編をご覧ください。後ほど後書きにて。
 では、物語の始まり始まり…♪♪



♪♪♪感謝の大宴会ニャ!!♪♪♪

 ………………次の日………………。

 

顔と目を真っ赤にしたまま、眠れなかった白羅は、みんなで村長さん宅にお邪魔していた。

 

「クスクス、まあまあ大丈夫ですの!?」

 

 白羅の部屋でぐっすりと寝られていた女性陣は、朝がスッッキリ!!

 何も言いようがない白羅は、目を充血したまま皆と村長さんの話を聞いていた………。村長さんが意を決して自腹をしてまで白羅達の探索クエストを発注した事。周りのみんなが尽力してくれた事。モンスター達も、自ら探索に意気込んでいた事………。1つ1つの話に白羅は目をウルウルしながら聞き入っていた。

 

「ウ~~~申し訳なかったニャ……。嬉しいニャ……。」

 

 テーブルを囲んでいる女性陣と灯羅やラザックを見る。

 

「だ~から言ったろう!仲間なんだってな♪♪」

 

 ラザックが”珍しく”ウインクして返事をしてくる!?(ほっとけ!!)

 

「そうニャ!紹介したい子がいるニャ!」

 

 突然、姫沙羅が思い出したように話を切り出してきた。

 

「ニャ!?誰にゃ!?」

 

「この子ニャ……。」

 

 姫沙羅が抱っこして見せてくれたのは、子熊!?といっても特徴的な……。

 

「アオアシラの子供にゃか!?」

 

「そうニャ。親が居なくて、ジンオウガに襲われている所を助けたニャ。」

 

 だが、凄く姫沙羅に懐いていた。戻って来た時も真っ先に姫沙羅に駆け寄って、甘えていたぐらいだ。

 

「この子を引き取って一緒に住みたいニャが、いいニャか?お願いニャ……。」

 

 姫沙羅が目を大きくしてウルウルしながら、白羅を見つめて来る……。白羅も一瞬たじろいだが、即返事を返した。

 

「ニャ、いいニャよ♪姫沙羅に凄くなついているしニャ♪」

 

「ニャった!良かったニャ!一緒に居られるニャ!」

 

「グァ♪」

 

子熊も嬉しそうだ。無論関わったからには、放置する訳にはいかない。弱肉強食が強いこの時代に、当然この子はダメだと外に出すということにはならない。

 

「ニャにせ、可愛いしニャ……♪」

 

ま、それが一番の“本音だろうか。

そろぞれの道中の話がなされ、各々会話を興味津々に真剣に聞き入って、驚きと感嘆を漏らしていた。

ファルマさんはメモをとるのに命懸け………。(の、ノート、足りますか!?)

アイラさんは驚いてばかり。白羅が白龍と友人になったと聞いた時は、気を失いそうになった。ラザックもあれは今でも信じられんと半信半疑である。

ラミアも何故“鏖魔”が手助けしてくれたのか、不思議で仕方なかった。

 

「黒炎王にもビックリニャ!」

 

「そうニャ……申し訳なくて、レイアに謝りに行ったニャが許してくれたニャ♪」

 

 灯羅が寝る前に様子を見に行ったらしい。姿が変わっても、相変わらずのラブラブぶりに逆に充てられたと言っていた。安心したとも……。

 

「でも、モンスター達の腕相撲も面白そうね♪」

 

「いやぁ、あれには俺も驚いたよ。腕相撲を知ってたなんてな。だが、挑戦するなんて考えるなよ。即、腕をへし折られるのは間違いないぞ♪」

 

「ニャ!?ここでモンスター腕ぞもう大会をするニャは!?」

 

「やめよう。修羅場になる……。」

 

 ラザックが手を額に当てている。

 

「ニャ!?村長さん、クエスト報酬、出来る限り手伝うニャ!」

 

「それには及びませんわ。今まで蓄えも結構出来てましたし、そう簡単にはつぶれませんわ♪♪」

 

 手で口を覆いながらホホホと笑って見せる村長さん。白羅は感謝を何かで返したかった。

 

「ニャ!?そうニャ!!大宴会ニャ!!予算はおいらが持つニャ!それならいいニャか!?」

 

 皆が目を丸くする!!

 

「お、おい!いいのか、そんなこと言って!?」

 

「そ、そうニャ!自爆しかねニャいニャ!」

 

「ニャ、ニャンとかなるニャ……。ニャにかお返しがしたかったニャ……ブツブツブツ……。」

 

 指先で地面をいじりながらいじけている……。

 

「私も手伝うわ♪♪」

 

「ニャ!?ラミアニャ……。」

 

「愛するニャ~リンの為にゃ♪♪」

 

「姫沙羅ニャ……。」

 

「主役が居ないと締まらニャいニャ……♪」

 

「と、灯羅ニャ……。」

 

「私たちもお手伝いします♪♪」

 

「ニャ!?アイラさんにファルマさんニャ……。」

 

「ふうっ……。分かりましたわ。皆で出し合いましょ♪でもクエスト報酬の方は大丈夫ですわ♪♪」

 

「ニャ!?村長さんニャ……。」

 

 白羅の顔がパッと明るくなる。皆この笑顔が見ていたいのだ……。白羅につられてみんなも微笑む。

 

「それじゃ、村中挙げて盛り上がりますわよ♪♪」

 

「「「「「「「おおぉ!!!」」」」」」」

 

みんな腕を振り上げて喜んだ!余程お祭りや、パーティーが好きらしい♪♪みんな、ガヤガヤとそれぞれ準備に移るのだった……。

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

 暫くして、村長さんが報酬の支払いを受付嬢を通して払い、その時にユクモ村で大宴会を開催すると招待していた。ハンター達は報酬をもらえて、尚且つ宴会に招待などと、絶対に行きます!!と即返事ばかりだった……。

 言い出しっぺの白羅が自宅の猫飯屋のマスターやユクモ村のマスターに頼んで、料理の腕を振ってもらう。

 更にはベルナ村からもママさんにご登場願って、数々の料理技を披露してもらい、広場にラザックが用意してくれた数々の長テーブルに食器や料理が並べられてゆく。その傍に、モンスター達も揃い、そこにもモンスター達ようのご馳走が用意された。

 

「久しぶりじゃの、白羅君。」

 

「ニャァ♪♪ベルナ村、ココット村、ポッケ村の村長さんニャ!!」

 

「私が招待しましたの♪♪」

 

「君と仲間たちの活躍はあちこちで話題になっとるよ。人気者じゃな♪♪」

 

「ニャ、そんなことはないニャ……。照れるニャ♪♪」

 

「助けられてばかりニャのにニャ……。」

 

「と、灯羅ニャ……。」

 

「ほっほっほ。それだけ好かれているという事じゃよ。羨ましい限りじゃ。」

 

「ふぇふぇふぇ。そうじゃの。ガムートのあんな表情は初めて見るわい♪♪」

 

「おお、そうかもしれんの♪他のモンスター達も良い顔をしておる♪」

 

「に、しても凄いモンスター達ばかりじゃな!?」

 

「今回、ミラルーツとアマツマガツチもお友達になったそうですわ♪♪」

 

「「「な、なんと!!!」」」

 

 3人とも目を丸くして、腰が抜けそうになっている。それほど奇跡的な事なのだ。

 

「な、なあ、わしもお友達になれんかの。」(今からですか!?)

 

「そ、そうじゃな。せめて会うだけでもの。」(卒倒しない事を祈りますが!?)

 

「お、押し倒されたらどうしようかの♪♪」(なんの事でしょう!?)

 

「「「「マジで!!!」」」」(私も同意見♪♪)

 

「ニャ、ニャァ、楽しんで行って下さいニャ♪」

 

白羅は、お辞儀をしてその場を離れる。

その近くで、ラザックに案内されてくる、アルザートと集会酒場のママさんが。

 

「やあ、お招き頂いてありがとう。」

 

「ニャ♪ようこそいらっしゃいましたニャ♪ゆっくりして行って下さいニャ♪」

 

「勿論、そのつもりだよ。何せ君の話を聞きに来たのだから♪♪」

 

「ニャ…照れるニャ♪」

 

「そうね♪後でたっぷりとね♪」

 

「ニャ…ニャはは。お、お手柔らかにニャ……。」

 

そう言いつつ、さりげなく、後ずさる白羅。また後でと一先ず退散。

あちこちに灯りや、飾り付けもされ、今日一日は、クエストもお休みと強引に、各村の受付嬢も押し掛け、猫嬢も、姉妹で参加。龍識船の隊長やクルー達も、こぞって参加。

クエストに参加した、色んなランクのハンター達大勢。研究員の面々、一般人まで、ユクモ村と広場に、大勢集まった!

 

「皆さん!聞いて下さい!遠路遥々ようこそおいでくださいました!今宵は、白羅さんとラルクさんが無事に見つかり帰還し出来たお礼がしたいと申し出があり、ご招待した次第です!では、主催者である白羅さんに一言お願いしましょう!」

 

と白羅の背中を押して、前に出す。白羅もそれは聞いてないと、焦ってしまい、大勢の大注目の前で緊張してしまう。

 

「ニャ、ニャ、ニャ、ニャ………そんなに見つめられると……照れるニャ♪いやニャ♪」(村長さんか!!)

 

村中にいた全員が、注目したまま冷や汗を一つ垂らしていた………。

 

「ニャ、ニャほん!皆さん、集まってくれてありがとうございますニャ!おいら達を探してくれて、申し訳なかったニャ。でも、凄く嬉かったニャ。ずっと何年も一匹狼だったおいらには、信じられないくらいニャ…。いっぱい、いっぱい、優しさを貰って感謝ニャ!これからもよろしくお願いしますニャ!!」

 

白羅が深々と頭を下げた。その瞳から、涙がこぼれるのだった………。だが、白羅は逆に驚いた。一つの拍手に始まり、徐々に大きな拍手へと拡がったのだ!

 

「み、みんニャ………。」

 

ユクモ村と、広場中が白羅や仲間達、そしてモンスター達に惜しみ無い拍手が送られていた…………。

 

村長さんが、音頭をとって、コップを片手に取った。

 

「さあ!今宵は楽しんで下さいな!皆さん、乾杯!!」

 

「「「「「「「乾杯!!!!!!!」」」」」」」

 

全員が一斉にジョッキを高々と掲げる!

大宴会の始まりとなった…………。

 

 いろんな料理に舌鼓をする者、酒を飲み交わす者、食事に集中する者、話しに花を咲かせる者、モンスター達に、話し掛ける者、踊り出す者、それを見入っている者、酔って介抱される者、樽を用意して腕相撲大会を始める者、今回意気投合して、今度一緒にクエストしようと約束している者、モンスター達も話しに花を咲かせていて、今回の出来事を、お互いに聞き入っているようだった。人もモンスターも、あちこち入り乱れていた。だが、みんな凄く楽しんでいて、白羅も嬉しかった。そしてラミア達のところに行く。すると、後ろから声を掛けられた。

 

「済まんが、ちょっといいかの!?」

 

振り向くと、一人の老人が……。老いてはいても醸し出す雰囲気は隠せないでいた。

 

「ニャ!?ココット村の村長さんニャ。一体どうしたニャ!?」

 

「実はお主に頼みたい事があるのじゃ。」

 

威厳さを醸し出すこの老人が、真面目な顔つきで白羅達に話をしてくるのだった…………………。

 

 

 




 読了ありがとうございます。え、いや、終わりではございません!まだまだ続きますので、よろしくお願いいたします♪♪次話はまた、クエストにて♪♪
 では、また次話にてお会いできることを切に願って……………。紅龍騎神でした……♪♪
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