飛竜とアイルーと。   作:麗紫 水晶

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あーあー、こちらは飛竜とアイルーと。でございます♪10日ちょっとぶりでございますが、物語を進めさせていただきます♪ダメと言われても、進みますのでご容赦を♪
ささ、早速本編を読んでやってくださいな。後程後書きにて。では、物語の始まり始まり………♪♪




♪♪♪事件です!!①♪♪♪

相変わらずいい湯気の上がる温泉のユクモ村。一層の活気と、一層の賑わいが、人々を惹き付ける。まして、白羅達のいるモンスター広場は、更に賑わっていて、研究者達は勿論、一般人からも人気者で、子供たちとも戯れることもしばしば。

すっかり村になじんでいて、人気者でもあった。子供たちと遊ぶのも広場内ではあるが、白羅達の家の傍に限定で奥はモンスター達の住みかであったり、プライベートなところもあるので、奥は立ち入り禁止としていた。その代わり、子供好きなモンスター達なので、家の傍に来て、背中に乗せたり、鼻でブランコしたり、薪割りを披露したり!?と大にぎわい♪♪

ちゃっかりしっかりしているのは、商店街。モンスターグッズが飛ぶように売れていて、眼鏡美人のファルマさんまで便乗するしまつ。温泉もそのお陰で、入浴客倍増♪番頭アイルーは扇子を持って踊りっぱなし!?

村は潤いまくっていた。と言っても白羅達を探すクエストや大宴会(これは白羅も資金を出してはいるが……。)に費やした分もあるので、一概には言える事ではないが……。

 

 すっかり、村の人々やハンター達、龍暦院の研究者たち、勿論モンスター達もみんな仲良くなって、制限は勿論している部分もあるが、柵の傍でモンスター達を観察させたりと生態調査には協力していた。

それこそ、研究員たちは我こそはと必死にメモを取り合っている。普通であれば、遠巻きに観察するか、捕獲後に調べるか……。それも、寝ているかもしくは、討伐後で解体された後になるので、直接目の前でしかも動いている状態を観察できるなどほぼほぼ無いに等しい。新大陸では気付かれないための衣があるようだが、こちらでそこまでは用意されてはいない。

 なので、大変貴重と言える。まして、二つ名や希少種、古龍やキリンまで、よくぞ揃ったという所か……。

 

その中を、疲れを癒しに来ているもの達が……。

「ぷニャァ……♪久々の温泉ニャ~~~♪気持ちがいいニャ~~~♪」

 

クエストは一時お休みにして、昼間っから……ではあるが、みんなで温泉に入りに来ていた。

 

「ニャァ……♪ほんとニャ~~~♪久々ニャ~~~♪」

 

「そうだね~~♪昼間っからゆっくり入れるなんていい気持ち~~~♪♪」

 

「ニャ!?!?ニャんで一緒に入ってるニャ~~~!!」

 

白羅は慌てて、ザブンと湯船に潜ってしまう。しか~~し♪♪、潜ったのは失敗、逆効果だ♪

タオルを巻いているとはいえ、目の前にはラミアさんの綺麗で色っぽい生足が♪♪♪…………。

しばらくすると、気絶した白羅君が背中を上に向けて、プカ~~~っと浮いてきた………♪

 

「え、ちょっ、白羅さん!?」

 

「ニャ!?ニャにやってるニャ!?」

 

1人と1匹は慌てて白羅を抱き起こす。完全に真っ赤な顔で気絶している♪

 

「あ~~、何やってるんですか!?私も混ぜてくださいよ♪」

 

な、なんと!イサラさん!?村長(ココット村の♪)はイサラを残し、村へと戻っていた。イサラもタオルを巻いて湯船に浸かっている。

 

「え、イサラさん何で!?」

 

「え~と……実は………。」

 

話を聞いてみるとこう言うことだ。白羅達の傍について、修業すること。ついでに白羅君をモノに出来れば、上出来だ♪と村長が言い残して戻って行ったのだそうだ。

 

「村長、転んでもタダでは起きない人ね。」

 

「そうニャね………、何を考えてるか分からニャいわ。」

 

と二人で話し合っているうちに、イサラが白羅を抱き抱えている。

目を覚ました白羅がいないはずの人物が視界に。

 

「ニャ!?イサラさんニャ!?どうしてここにいるニャ!?」

 

「一緒に暮らすようにっておじいちゃんが ………。」

 

照れながらも、ニコッと微笑んで白羅を見つめる♪白羅も思わず照れてしどろもどろになり、目を右往左往すると、目の前にインパクトが!!

ピュ~~~~!!!鼻血噴火~~~~!!!ガクッ………………。

 

「え、あ、えっ!白、白羅さん!?」

 

「ニャ~~~!こらっ!何やってるニャ!!」

 

「い、いや、何も………!?」

 

「白羅さん!?大丈夫!?ねぇ!?」

 

白羅も完全にノックアウトであった………♪♪

さすがに前日は大騒ぎであったので2人と3匹がゆっくりと自宅の猫飯屋で夕食をとり、ラミアと姫沙羅が白羅と一緒に部屋に強引に………。イサラまでも負けじとついていく事に。案の定他の3人の美女達も駆け込み、子熊も、姫沙羅にくっついて!?

 

「ニャ、ニャんでこうなるニャ…………。」

 

とやっぱり気絶する白羅なのであった。

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

その日の夜…………。

月明かりと星が輝き増す頃、足音を立てずに移動する黒い影が………。

その影は、誰に気付かれる事なく、ユクモ村の中を通り抜け、広場へと向かう。柵の側で寝泊まりしている研究員達にすら気付かれる事なく、広場へと侵入する。あろうことか、白羅達の家の1階、即ちラルクやファギル、焔羅が寝泊まりしている出入口から侵入してきた。

音を立てずに移動するその影は、何個ものある球を取り出す。そして、ラルクとファギルと焔羅に向けて4~5個を顔の前に投げつけて破裂させる!!それに気が付いた2頭だったが、破裂したガスを吸い込んでしまい、ガクリと崩れ堕ち、寝てしまう!焔羅も同じであった。

影は、眠ったのを確認すると自身より大きな麻袋を取りだし、焔羅をその袋に入れ込んでいく!?

と、その時、2階から階段を降りてくる物が……。影は、緊張しつつも階段下の脇に隠れる。

 

「グァァ………。」

 

降りてきたのは、アオアシラの子供。欠伸をしながら外で用を足そうと降りて来たのだ。だがさすがに異様な臭いには気付いた。

 

「グァ………フグッ!?」

 

何者かに後ろから口を開けないように押さえ付けられた!逃れようと、必至に体を動かすが、離れる事が出来ない!そのうちに、ガスが充満して子熊を包み込み、子熊は力を失いその場に崩れ堕ちた。

影は、もう1つの麻袋を取りだしその麻袋の中に入れてしまう。

2匹の小型のモンスターの入った麻袋を担ぎ、引きずりながらも、なるべく音を立てずに出入口から出ていく。

 出てすぐの所に大きな影が……。月明かりにうっすらと白い体躯が、低い姿勢で浮かび上がるが、気配を消しているため、他のモンスターも気付かない。麻袋を担いで出て来た影は、大きな白き影に2つの麻袋を咥えさせ、その背中に飛び乗る。 それを確認すると、一瞬にして上昇し空へと消えていった……。

 ……………そして朝を迎えた………………。

 

「ニャ!?ニャ~~~~!!!」

 

 家中に目覚まし時計代わりの様に響き渡る姫沙羅の悲鳴!全員が当然飛び起きる!!

 トイレに行ったはずの姫沙羅が血相を変えて白羅の扉を思い切り開く!

 そこにはベッドの上で白羅を中心にみんな寄り添うように添い寝していた♪♪

 

「なにやってるニャ~~~!!」

 

「コッコホッ。これはその……。」

 

「い、いやですわ。冗談ですわ、冗談♪♪」

 

「全く冗談に見えないニャ……。」

 

「い~~じゃないですか~~。減るもんじゃないし~~♪♪」

 

「「「「減るわっ!!!」」」

 

「で、でも、どうしたニャ!?大声ニャンて!?」

 

 白羅に言われてハッとする姫沙羅。急に真顔になって白羅を見た。

 

「大変ニャ!子熊が居ないニャ!」

 

「ニャ!?おしっこじゃニャいニャか!?」

 

「ガアァァ………!!」(大変だ~~~!!)

 

 こちらも家中に響く咆哮。全員慌てて1階に駆け降りる!

 

「ニャ!?何があったニャ!!」

 

(焔羅が拐われた!!!)

 

「ニャ!ニャに~~~!!」

 

「ど、どうしたの!?なんて言ってるの!?」

 

「焔羅が拐われたそうニャ……。」

 

ショックのまま、白羅は焔羅が寝ていたはずの寝床の方を見ている。

 

「「「「「えぇぇぇっ…………!!!!!!」」」」」」

 

「ま、まさか子熊もニャか………。」

 

「で、でも、何の為ですの!?」

 

村長さんもそこは疑問だった。

 

「少し眠り薬の匂いがするね。」

 

「確かに。これは計画的ね……。」

 

(ごめん。僕もファギルも気付いた時には、ガスが充満していて、起きていられなかった………。)

 

「そうニャったニャ……。ニャ、ラルク達のせいじゃないニャ。」

 

「そうよね。これは焔羅ちゃんを狙って、子熊ちゃんに見つかりそうになって、一緒に拉致したようね……。」

 

珍しくファルマさんが眼鏡をクイッと持ち上げて推理し出した。

 

「ニャァ…子熊は大丈夫ニャか~~!?」

 

姫沙羅が子熊が心配でファルマに言い寄る。

 

「えぇ。目的はまだ分からないけど、すぐに殺される事は無いと思うわ。」

 

「どういう事!?」

 

イサラも真剣に耳を傾ける。

 

「だって、拐ったのは子熊と少し成長した焔羅ちゃんよ。素材が欲しいならもっと成長してからの方が良いと思うし、研究材料にするなら生かしておく必要がある。少なくとも暫くは無事だと思うわ。」

 

「じゃあ、目的は何!?」

 

「今の所は不明ね。でも探し出す猶予はあるわね。」

 

「そうニャ。でも手がかりがニャいニャ………。」

 

そこで全員悩んでしまう………。

 

「だけどここで悩んでいても始まらないわ。みんなで手分けして訊いて回りましょう。」

 

その問い掛けに全員頷いた。

 

「では、情報は私のところに。まとめて皆さんにお知らせしますわ。」

 

村長さんが司令塔役をかって出てくれた。

 

「ありがとうニャ♪今度一緒に食事を約束するニャ♪♪」

 

「まぁ!♪♪」

 

両手で頬を押さえて照れる村長さん♪久々の御約束で、メチャクチャ上機嫌だ。

 

「じゃ、じゃあ、あたしは………。」

 

そう、途中までラミアが言いかけた時、勢いよく扉を開けて飛び込んできたラザックがいた。

 

「びゃ!白羅さん!大変だ!!」

 

いつも以上の慌てぶりに、全員が驚いた。

 

「ニャ!?一体どうしたニャ!?」

 

白羅も何事かと聞き返す。周りもラザックに注目する。

 

「お、表に、領主のところの衛兵隊が!!」

 

「ニャ、ニャんと!!」

 

「どういう事ですの!?」

 

村長が事の次第を訪ねていた。

 

「領主命令で、この広場は没収すると言い出したらしい!」

 

「「「「「「「なにぃ~~~~!!!!!!!」」」」」」」

 

次々に事が起こるので、全員驚きと動揺を隠す事が出来なかった………………。

 

 

 

 

 

 




読了お疲れ様でございます♪事件はいつも突然に……。と言うことでございまして、一体白羅達はどうなるのか……!?焔羅と子熊は何処に!?次話に続きますのでお楽しみに♪ではまた、次話にてお会いできる事を切に願って………♪紅龍騎神でした………♪


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