もしかしたら、高評価をいただいて続けばデアラもこの主人公で書くかもしれません。
それではどうぞ。
俺は死んでしまった。特別この世に未練があるわけではなく、死に方もガンで特には感動するような話もなく死んだ。
俺は脇役というのが好きだった。海馬社長はカッコいいし、球磨川くんも彼なりの覚悟があって好きだし、ランサーの兄貴も男らしくて好きだ。
主人公には絶対に勝てないけれど、みんなストーリーに良いスパイスを加えてくれる脇役が好きだ。
さて何故こんな話をしているのかというと・・・
「これからお主には転生をしてもらう。最初はバトル系がいいかのう?」
目の前に話を聞く気の無い神さまが俺の意思に関係なく転生させようとしているからだ。
「いやー、おぬしには脇役の才能があるからな?その才能を発揮してもらいたいのでな?しかも脇役が好きなんじゃろ?いいじゃろ?」
脇役の才能があるってそれはいったい褒めているのだろうか?
しかし、なぜまた転生させようと思っているんだ?
「それはのう。暇は神をも殺すというじゃろ?実はアニメが好きなんじゃがここ最近飽きてきたのう。それで主人公に憑依させてみたりしていたんじゃがそれも飽きてじゃな。原作に一人加えたらどうなるのかという。まあ、ぶっちゃけると暇つぶしじゃな。」
随分と身勝手なことで。しかし、神なんて神話でもそんなものか。
まあ、見ていたアニメや漫画に出れるって考えたら悪くないのか。
その話受けてやるよ。まあせいぜい俺が滑稽な道化になっているところでも楽しみな。
「・・・そういうとこ、本当に脇役っぽいのう。」
ほっとけ。
「しかし、転生させるにあたって何か欲しい能力とかあるかのう?」
あっ、すういうのもある感じなんだな。だがそう言われても思いつかんな。
転生する所は日常系アニメもあるのか?
「もちろんじゃ。どこにいくかはランダムじゃがな。」
そうか。どうするかな・・・じゃあ、めちゃくちゃ高い喋りの才能をくれ。
「ほう、その心は?」
日常でも十分使えるし、バトル系でも精神攻撃ができるしな。
「なるほどわかった。そのようにしよう。さて決まったことだしそろそろ転生履歴書を書くぞ。」
えっ、そんなのあるの?
「ああ、転生させるにあたってどういうキャラでいくかということじゃ。履歴書みたいに書くからそう呼んでるだけじゃ。急にキャラ崩壊が起きてしまっては萎えるからのう。セリフもその通りにしか喋れなくなるし、行動もその通りにしかできなくなる。」
なるほどなぁ。たしかに今までクールだったキャラがいきなり熱血キャラになったら、あん?ってなるもんな。
「じゃあこの紙に書いてくれ。」
〜脇役キャラ作り中〜
よしできたぞ。めっちゃ迷ったけどな。
「できたか。見せてみなさい。」
名前
一人称 私
特技 喋り 人と仲良くなる
趣味 読書 ゲーム
備考 やたら豆知識を持っていてそれを交えながら常に敬語で喋ってくる。勝負を する時にはルールに抵触しない程度に精神攻撃を仕掛けてくる。表情は百歩譲っても胡散臭い笑みを浮かべている。手先が器用だが力がなく、本人はそれを気にしている。
「・・・作り込まれているのう。じゃあこの通りに転生させるから。ここに来なさい。」
ありがとう。最高のストーリーにしてきてやるよ。
そこで意識はなくなった。
あれからかなり時間がたったなあ。
そう考える私の目の前には、
さてみなさんは道化師脇役好きですか。
私は大好きです。
出来るだけ早く投稿できるように頑張ります。