最高の脇役になろう! 凍結   作:逃亡常習犯

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UA一万超えた!
ありがとうございます!

アンケートやっと作れましたので他にこのキャラもアンケートに入れて、みたいなのがあったら感想にください


最高神ベルゼブブ

その後諸々あったが依頼は

 

「ライトノベルの批評ですか」

 

「然り。そのライトノベルをとある新人賞に応募しようと思っているのだが、友達がいないので感想が聞けぬ」

 

「何か今とても悲しい事をさらっと言われた気がするわ・・・」

 

中二病になった奴がラノベ作家になろうとするのはよくあることだ。しかし、私たちに見せる理由がわからない。

 

「投稿サイトとかに晒せばいいんじゃねぇの」

 

「それは無理だ。彼奴らは容赦がないからな。酷評されたらたぶん死ぬぞ、我」

 

作家を目指すには致命的に心が弱い!だが、ネットという一つの世界を挟んだ相手にはえらく攻撃的になる人もいるからな。面と面と向かっては言えないがネットの中で暴言を吐きまくるやつなんてザラにいる。

 

「しかし、評価をするのが私たちで良いのですか?」

 

「ああ、構わぬ。凡俗の方が良い感想が出るかもだからな」

 

いやそういうわけではないのだが・・・

 

 

〜なうろーでぃんぐ〜

 

 

私たち四人は材木座君の原稿をそれぞれ持って帰り、一晩かけて読むことにした。

材木座君の小説は学園異能バトルものですか。

 

・・・これは明日は荒れそうだな。

 

 

 

〜次の日〜

 

昨日、小説を読んでいたせいで眠かったが授業を休むわけにはいかない。幸いこの日は、午後から授業がなかったので部室で寝ることにした。自慢じゃないが私の授業はわかりやすく、おもしろいと好評で質問に来る生徒はほとんどいない。ってかこの時間に読めばよかった・・・。

 

 

 

 

 

起きた時には六時間目が終わった頃だった。すぐに雪ノ下さんは来た。珍しくうつらうつらしている。

 

「お疲れ様でございます」

 

「お疲れ様です。先生早かったですね」

 

「ええ、今日は午後から空いていたので」

 

そんな事を話しているとじきに残りの二人も来たようだ。

どうやら由比ヶ浜さんは読んでいないようでとても小説を読んでいるとは考えにくいスピードでページをめくっていく。

 

「頼もう」

 

部屋の扉が荒々しく開けられると古風な感じで材木座君は入ってきた。

 

「さて、では感想を聞かせてもらうとするか」

 

彼は椅子にどかっと座ると、どこからその自信は沸いてくるか優越感のようなものを顔ににじませ感想を聞いてくる。

 

「ごめんなさい。私にはこういうのはよくわからないのだけれど・・・」

 

「構わぬ。好きに言ってくれたまへ」

 

そう、と一息。彼女は意を決した。さて、彼女からは高評価をもらえるのだろうか?

 

「つまらなかった。読むのが苦痛ですらあったわ。想像を絶するつまらなさ」

 

「げふぅつ!」

 

うん、まあそうなるわな。椅子の上で材木座君はのけ反るが体制を立て直す。

 

「ふ、ふむ・・・。さ、参考までにどの辺につまらなかったかご教示願えるかな」

 

うーん、その意気は買うけど大丈夫かな?

 

「まず、文法が滅茶苦茶ね。なぜいつも倒置法なの?『てにをは』の使い方知ってる?小学校で習わなかった?」

 

「ぬぅぐ・・・そ、それは平易な文体でより読者に親しみを・・・」

 

彼が言い訳しようと彼女は止まらない。

「そういうことは最低限のまともな日本語を書けるようになってから考えることではないの?それと」

 

「面白くなる気配がないわね」

 

「そして」

 

「ぴゃあっ!」

 

おお、材木座!死んでしまうとは情けない!冗談だが。彼はオーバーリアクションで四肢を投げ出し痙攣している。流石に可哀想に・・・なってないなあの目は。あの目を私は知っている。あの目は某ファストフード店でスマイルくださいと言われた店員と同じだ。

 

「その辺でいいんじゃないか。あんまりいっぺんに言ってもあれだし」

 

「まだまだ言い足りないけど・・・」

 

「後四人も残っているのですから、次の人の番にしましょう」

 

ーでないと彼の精神は持たなそうですし。という言葉は胸の内に閉まっておこう。

 

「それもそうね。じゃあ由比ヶ浜さん」

 

「えっ!?あ、あたし!?」

 

さて彼女の言葉は彼のすり減ってペラッペラになった精神を回復させることができるのか?

 

「え、えーっと・・・。難しい言葉をたくさん知ってるね」

 

「ひでぶっ!」

 

「とどめ刺してんじゃねぇよ・・・」

 

し っ て た

今の子達大風呂敷を広げるとか使わないもんね。

 

「じゃ、じゃあ、ヒッキーどうぞ」

 

燃え尽きてしまった材木座君の前に彼を座らせ、彼女は後ろへ。

 

「ぐ、ぐぬぅ。は、八幡。お前なら理解できるな?我の描いた世界、ライトノベルの地平がお前にはわかるな?愚物どもでは誰一人理解することのできぬ深遠なる物語が」

 

そんな言葉を投げかけられた比企谷君は頷く。そして一呼吸置いて優しく言った。

 

「で、あれってなんのパクリ?」

 

「ぶふっ!?ぶ、ぶひ・・・ぶひひ」

 

材木座君はのたうち回り壁にぶつかり私の前に転がってきた。ちょっと、怖いんですけど、目が虚ろなんだけど。

 

「・・・あなた容赦ないわね。私より酷薄じゃない」

 

そんな彼らが言い合っていると彼の虚ろな目に私が浮かんできていた。おい、やめろ。これ以上自分を追い込むんじゃない。の

そんな私の心の願いも空しく、

 

「せ、先生・・・。先生はわかりますよね?我の設定ちゃんと史実に忠実ですよね」

 

「材木座君」

 

私は精一杯優しい笑顔をしてこう言ってやった。

 

「ベルゼブブは純粋な悪魔ではありません。本来ベルゼブブはバアル・ゼブル

というウガリット神話というシリアの地中海岸の遺跡の粘土板に記されていた神話の神と言われ最高神である豊穣神バアルの尊称の一つで、その信仰を嫌ったヘブライ人が旧約聖書で悪魔として綴ったから悪魔のイメージが強いだけです。こんなに美味しい歴史があるのに世界征服の理由が浅すぎます。何ですか

私が世界を統べる王にふさわしいからだ、って今時の小学生でももっともっとマシなことが書けますよ。後、主人公に宿っているらしい青竜ですが緑色なのは調べたんだなと思いますが青竜は春の季節ともされるのにバンバン火を使っていますよね?今時主人公が火を使うなんてありきたりですし、五行説で木に対応しているのでそちらにした方が良いのでは?史実に忠実というならば最低限ここは調べてください。中途半端です」

 

「ふが!」

 

彼は一寸も動かなくなった。後で聞いたところによると、その時私はすごく悪い笑顔だったという。解せぬ。

 

 




あああああ!やっと書き終えた!途中で何回もデータ消えて・・・
アンケートやっているので是非投票お願いします!サキサキのところらへんで絡ませる予定なので。亀投稿ですが頑張っていきます!
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