俺とイリナちゃん、そしてお父さんはイリナちゃん家族のお見送りに空港にいる。
イリナ「一誠くん!またね!」
そう言って俺の頬にキスしてくれた。
ちょっと嬉しかったな。
イリナちゃんのお父さんからすごく睨まれた気がするけどイリナちゃんのお母さんがイリナちゃんのお父さんの耳を引っ張っていた気がした。
その後イリナちゃん家族は飛行機に乗って海外に行った。
また会えるよ。
生きていれば何度でも。
それから2年が経って俺は小学生になった。
それまでに何度の助けを呼ぶ声が聞こえてその度にアギトに変身してマシントルネイダーのスライダーモードに乗って穴に入って人助けを行う。
悪魔と堕天使がよく人を襲っているけどこの街ってなんでこんなに悪魔が多いんだろう?
そして幼稚園で助けを求められてひっそりと抜け出して帰ってきたら俺を誘拐されたと勘違いされて警察の捜索隊が結成されかけてた。
幼稚園の先生には怒られて両親にも怒られた。
人に怒られるのは久しぶりだったからちょっと嬉しかったな〜。
黒歌さんは人間姿になってどこかでお仕事をしているみたいだ。
朝早くに家を出て早く帰ってきている。
白音ちゃんは人姿でも猫姿でも俺の膝の上で寝ていることが多い。
歳は俺の1つ下だから来年から一緒の小学校に入学できるね。
今日も白猫姿の白音ちゃんを肩に乗せながら畑のお世話をしていると、
「助けて!」
声が聞こえた。
俺は立ち上がって外に出る準備をした。
白音「一誠兄さん、行くのですか?」
肩に乗っている白音ちゃんが声を掛けてきた。
翔一「うん、誰かが助けを呼んでるから。」
俺がそう答えると白音ちゃんは肩から飛び降りた。
白音「行ってらっしゃい。一誠兄さん。」
翔一「うん!行ってくる!」
俺は道端まで出た。
その途端マシントルネイダーがやってきて俺の前に止まった。
もう2年も見ているけどマシントルネイダーはどこからやってくるんだろう?
おっと、いけないいけない!助けを待っている人が居るんだ!考え事は後からだよ!
俺はマシントルネイダーにスノボーの様に乗ってワームホールを潜った。
すぐに出て来たけど・・・神社?
目の前には神社が見えた。
助けを呼んでくれている人はどこかな?
そう考えながら辺りを飛んでいると、
「きゃーーーーー!!!」
女の子の悲鳴が聞こえた!
俺は急いで声の方向に向かうといかにも悪そうな男の人が女の人と女の子を襲っていた!
あれだ!婦女暴行だ!
女の人に手を上げるのは男として許せないよ!
「なんだ!?グハッ!?」
俺はマシントルネイダーを男の人に向かって突撃させた。
悪人に人権は無し!
俺はマシントルネイダーから飛び降りた。
そして、
翔一「変身!」
アギトに変身する!
背は少し伸びたけどまだミニアギトなんだよね・・・
「お前!お前が噂の黄金の戦士か!?」
えっ?黄金の戦士?
ちょっと肯定できない呼び名だよね?
それに噂って男の人の間でどんな噂になってるんだろう?
「お前が同胞を殺して来たのか!ここで死ね!」
そう言って何か放ってくる男。
拳銃じゃ無くてよかったよ。
俺はベルトのボタンを押して体を青くしてストームハルバードを取り出した。
今度は青の戦士って言わないよね?
ストームハルバードを振り回して男の放ってくる物を全て打ち消していく。
うーん・・・遠距離武器が無いから近寄りにくいんだよね。
氷川さんのG3-Xのあの武装が羨ましいよ。
そう考えていると後ろから、
「が、がんばってー!」
女の子の声援が聞こえた。
うん!今はあの親子を助けないとね!
俺は片手でストームハルバードを振り回しながらベルトのボタンを押した。
体半分が赤くなりもう片手にフレイムセイバーを出した。
「色が変わった所で!」
男の人が更に激しく何かを放ってくるけど俺はストームハルバードを男の人に投げた。
男の人はハルバードを避けたけどその隙に一気に近づいてフレイムセイバーで切り裂いた。
そして爆発した・・・神社で爆破テロなんて罰当たりだよ。
神様ごめんなさい。
だから今度会った時ガミガミと怒らないでください。
俺は変身を解いてマシントルネイダーを呼んだ。
急いで帰って畑を見ないと。
「あ、あの!」
マシントルネイダーに乗った時に女の子に声をかけられた。
「あの!お名前を教えてください!」
翔一「えっ?兵藤一誠だよ。それじゃあね。」
俺は急いで穴を抜けて自宅前に着いた。
???サイド
私がボーとしていると、
「朱璃!朱乃!」
お父様の声で我にかえりました。
「あなた!」
お母様が私を抱きしめながらお父様に声をかけます。
「無事か!?ここに悪魔が来たと情報があったが!」
朱璃「大丈夫よ!黄金の戦士様が助けに来ていただきました。」
「あの噂の黄金の戦士が!?」
黄金の戦士様・・・
朱璃「あら?朱乃ちゃん?お顔が真っ赤よ?」
「何!?悪魔に何かされたのか!?」
朱璃「大丈夫よね、朱乃、帰ったら花嫁修行をしましょうね。」
うぅ、お母様にはお見通しなのですね。
「なんだと!朱乃に花嫁修行は早すぎる!」
アザゼル(氷川誠)サイド
アザゼル「遂に完成したぞ!G3-X!」
誠(はい!長かったですね!)
アザゼル「よし!早速試着だ!」
誠(アザゼル!そんな強引に装着したら!)
バキッ
アザゼル・誠「(あっ)」