DB勢 in ワンパンマン   作:ハゲたオッサン、かめはめ波

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誤字あると思うが、よかったら読んでくれ。


第1話 あれ、亀仙人って俺?

 記憶が戻ったのはいつからだろう。

 俺は昔の記憶……昔と言ってもいいのかわからないが、今現在の生を受ける前、つまるところ前世の記憶を思い出した。

 今生きている世界も似たような所があるが、少し違っている。

 先ず、違うところは明らかに町の名前などがおかしい。

 記憶を思い出す前は何とも思わなかったが、A市とかB市って何だよ。

 適当に名前付けすぎだろ、と思ったほどだ。

 他には超能力的な力や、化け物? ていうか生前ではありえない怪人とかアニメに出て来そうな力があったりする。

 なんでも超能力を研究する機関があるとかないとか。

 そんか訳で俺は思いついた。

 

 ドラゴンボールの『気』とかあんじゃね? 、と。

 

 ものは試し、ありとあらゆる『気』に関する情報を集め、ドラゴンボールの知識を思い出す。

 この世界が漫画のような世界なら孫悟空やベジータまではいかなくとも、クリリン……最低でもヤムチャくらいにはなれるんじゃねーかと思いついた訳だ。

 出来ればサイヤ人とかに生まれたかった(願望)

 

 そして今、俺は修行を開始する。

 先ずは基礎、亀仙流を極める事である。

「よく動き よく学び よく遊び よく食べて よく休む 人生を面白おかしく張り切って過ごせ」をモットーに頑張りましょう。

 よく覚えてたな俺。

 

 そんな訳でやってきました第一弾。

 畑を素手で耕そう!! の巻。

 

「本当にいいのかい? 無賃でやってくれるって……」

 

 農家のおじちゃんが心配そうに尋ねてくる。

 大丈夫ッ!! これも修行なのです! 

 

 一時間経過〜

 

 これはやばい、もう挫折しそうだ。

 新たな生を受けて、15年。

 初めて挫折しそうになる。いや、むしろ挫折してる。

 今すぐに辞めたい。働きたくない。

 爪の間から血が垂れ、手のひらと甲には擦り傷と紫色の痣ができている。

 泣きそうだ、だが、これは悟空やクリリンがやった修行。

 辞めるわけにはいかん。

 せっかく2度目の人生が巡ってきたのだ。今回は好き勝手に生きてやるんだ。

 

 修行開始一週間〜

 

 両腕の爪は全て剥がれ、包帯がグルグル巻になっている。

 死にそうだ。もうやめよう……いや、もうすこしだけ……。

 

 修行開始一ヶ月〜

 

 思った。よく動きは出来てるよな。

 けど遊んでねーし休んでねーし学んでねーし。

 ダメやん。

 帰ったら勉強と遊び、あと早く寝よ。

 

 修行開始半年〜

 

 畑を素手で耕すのは慣れてきた。

 もう爪も手も何も傷がつかなくなってきた。

 勉強も友達付き合いも、両立できている。

 悟空達ほど早いペースで修行出来てないが、これからステップアップしていこう。

 

 修行開始一年〜

 

 早朝に20キロの重りを背負い、牛乳配達……はなかったので新聞配達。(もちろん走りで無給)

 ハチの巣のすぐ側に近づき、ハチを怒らせて攻撃をかわす訓練(死にかけた)

 大岩を動かす(最近ちょっと動くようになった)を続けた。

 そして思った事がある。

 俺、武術できなくね? 

 そうだ、習いにいこう。

 

 修行開始一年半〜

 

 当分は亀仙流を続けながら武を学んだ。

 型を覚え、組手をする。

 体を一年亀仙流で鍛えていたおかげか、ど素人だった頃でも先輩達をボコボコに出来た。

 そんな天狗になっていた俺を見て、師範を名乗る男が勝負をしかけてきた。

 当然、余裕だと思った俺は挑戦を受けたが結果は惨敗。

 心も体も、そして『武』も、全てが上であり、この人のもとで学びたいと思った。

 

 

 修行開始五年〜

 

 心も体も相当な磨きをかけた。

 師範には感謝しかない。

 今では師範を超え、多くの門下生に稽古をつけている。

 その中になかなかの逸材がいた。

 バングとボンブという青年だ。

 兄弟なのがまたビックリ。彼らは強くなるだろう。

 

 修行開始十年〜

 

 道場をバングとボンブに任せ、俺は武者修行に出る。

 ここからだ、ここからが本当の修行。

 最初は俺TUEEEがしたいだけだった。いつからだろうか、武を愛し、感謝し、人と比べる事をしなくなったのは……。

 ただ、『極めたい』という、この一言に尽きる。

 自分よりも強い奴や弱い奴を見ても比べる気にすらならない。

 ただ先ほどまでの自分と今の自分で、どれだけ成長したのか。

 自分だけがライバルである。

 自分の成長だけが嬉しかった。

 

 修行開始から五十年〜

 

 漸く、漸くだ。

 手のひらに迸る光。

 始めの一歩を掴んだ。

 

 修行開始から八十年〜

 

 亀仙流、ここに極まれり。

 俺の夢は実現した。

 水辺に映る自分の姿は軽く老けていたが、誰が見ても95歳には見えない。

 これも『気』を会得したからなのだろうか……。

 鍛え上げられた肉体。

 刻み込まれた数多の傷が程よく調和している。

 

「この山にも大分世話になった。感謝を込めよう……」

 

 両立手首を合わせ、手のひらを開き、腰元へとゆっくりもっていく……

 

「か……め……」

 

 今まで積み上げ、極めてき気のコントロール。

 体内のエネルギーを手のひらに集中させていく。

 

「は……め……」

 

 そして、空へと気の溜まった掌を突き出すッッ!! 

 

「波ァ──────ッッ!!」

 

 掌からはとてつもない轟音と共に、淡い青色の光が放たれる。

 その光線は曇った空を文字どおり半分に切り裂き、地球の外へと消えていく。

 残ったのは綺麗な青空。

 そしてホロリと片目から涙を流す男の姿だけだった。




捏造ところどころあるから、気にしないでくれ。
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