マイネリーベのマリーンに転生したけども詰んだかもしんない   作:むぎすけどん

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ヒロインとの関係

電話攻勢の原因は、もしかしたら、彼女が、人との付き合い方にあまり慣れてなかったからかもしれない。

 

私たちと友達になれて、嬉しくって、ハイテンションになって、ついつい、距離の詰めかたを間違ってしまったのだろう。

 

僭越(せんえつ)ながら、そういった経験は、私にだってある。

今や思い出したくもない、黒歴史になってるけどね。

 

非常識な時間帯に何度も私たちに電話をかけてくるのだって、まさか、それが私たちの睡眠を妨げ、迷惑になるとは想像できなかったのだろう。

 

まぁ、最初の友達として長い目で、彼女を見て行こうよ。

出会った時に、約束もしてるしね。

 

そう、私たち3人は結論づけた。

 

ちょっと怖いし、普段から、ってわけにはいかなくても、

クリスマスパーティーとか、復活祭とか、そういう大きなイベントとかでは、

誰も彼女を連れてくようでなければ、

すすんで、誘って、一緒に連れてってあげよう。

 

ただでさえ、彼女はクラスで孤立しつつあった。

見境なく、複数のシュトラール達に声をかけてるので、

ある意味、周囲が反感を持つのも当然であろうと思う。

 

しかし、私たちがバックについていれば、

彼女をとやかく言う人間も少なくなるに違いない。

何せ、私、これでも、公爵令嬢だし?(えっへん!)

 

...オーガスタ、そんな目で私を見ないで。

けっこう、傷つくから、わりと、マジで。

 

そんなわけで、私たちは、彼女と付かず離れずの関係を保ち続けようと思う。

変に刺激しないようにね。

 

なんせ、彼女はああ見えて、シュトラールの親類なわけだし、変に関係がこじれると、後々怖い。

 

 

それにしても、...彼女、電話攻勢にかまけているけど、ダイエットは、しないんだろうか。

 

いやね、前世、私も、当然、このゲーム、プレイしたことがあるんだけど、

名前を決めた後、最初に変なタロットカードを選ばされるのよ。

それで、そのカードによって、能力値が決まるんだけど、

なぜか、体型まで決められちゃうのよね。

 

彼女、恐らく、タロット選びを間違えて、あの体型に落ち着いたのだと思うのだけれど、

ヒロインってかなり成長スペック高くゲームで設定されてるから、ちょっと運動すれば、すぐ理想の体型になれちゃうわけ。

現実のダイエットもこうだったらいいんだけど、って当時思ったわぁ。(遠い目)

 

何なんだろう、電話に時間を取られ過ぎてるのかしら?

勉強のほうはどうなんだろうか。

授業中の感じ見てると、あまり、熱心、ってわけでも無さそうなのよねぇ。

 

まぁ、私が、関与する問題でもないんだけどね。

 

 

そういえば、今のうちに、シュトラールと話をつけときゃないとなぁ。

何せ、こっちは、私ん家の没落、かかってるし。

 

うーー、気が進まん。

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