マイネリーベのマリーンに転生したけども詰んだかもしんない 作:むぎすけどん
どちらにせよ、2年後の惨劇を防ぐためには、シュトラールの何人かとは直接話をつける必要がありそうだ。
しかし、誰にするべきか?
ルードヴィッヒ本人は論外だろう。
彼は、自尊心が高く、基本、信頼する人物でない限り、人の意見を聞かない。彼の「革命もどき計画」を私に止められる自信はない。
第1、彼はカーレンベルク家の没落を本気で狙ってるし、昔からどうも私個人に対しても
彼にはミンナを当てることが望ましいだろう。
こういうことは、本気で彼を好きになった人が、真っ向から真剣にぶつかって、セラピーに取り組んでいくべき事案なのだ。
ヒロインも考えたけど、彼女はダメだ。
ルーイ(ルードヴィッヒ)エンドで彼女は、彼と共に「革命戦士」となることは決定している。
2年後の戦争を止められなければ、何の意味もないだろう。
やはり、ミンナとルードヴィッヒを恋仲にして、彼女に説得してもらうか...
今のところ、これが、私達が助かる最良の選択に思えてならない。
私から話をつけるとすれば、後は
ナオジ?
カミユ?
オルフェウス?
はたまた
エドヴァルトか?
「うーん、誰にするか迷うところだわねぇ。」
「えっ?!それどういうこと?
早くもシュトラール狙い?」
見ると、ヒロインが、軽くこちらを睨んできている。
まぁ、私の場合、シュトラールを、どうにかしないと、意味ないからねぇ。
下手にこちらが水面下で動いて、お家取り潰しの危機になっても困るし。
それに、この学校に来る目的なぞ、大抵は、貴族通しのコネクション結びであったり、結婚相手を探し出すことが、主目的の者がほとんどだろうよ。
そんな趣向のことを言ったら、
「その意見もどうかと思うけど...。」
と隣のオーガスタが呆れたようにため息をつく。
まぁ、貴女なら、そう言うと思ったけどね。
それが、貴族の実情よ。
しっかし、私の受け答えはどんどん
ゲームのマリーンに近くなってく気がすんなぁ。
前世、意味あんの、これ?
「まっ、とにかく、お茶しに行こう!」
とオーガスタが仕切り直してくれる。
パッと場の空気が柔らかくなった。
私、あなたのそういうところは、好きなのよねぇ。
こうして、私たちは、和気あいあいと、オーガスタのハマっているというモカを出す喫茶店へと向かっていった。
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うえぇ! このケーキスタンドのタワー、調子乗って頼んじゃったけど、ホントに4人で食べ切れるの!?
へるぷみーーー!!!