神武、頑張ります!~ちょっと歴史が違う世界の艦これの艦娘になりました~   作:雪たまご

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なるべくネタばれにならないように題名をつけるのって難しい・・・。


冬の潜水艦狩りから大艦隊。

「神武はどのくらいで改装できるようになるの?」

 

「神武・崇神共にLV50以上になったら。私だけ50LVでもだめだよ。」

 

「なん・・・だと・・・!?」

 

 

 

神武、ただいまLV12

 

@@@@@

 

 タウイタウイ泊地・神武の部屋。

 

「邪魔するぜー。」

 

「お邪魔しまーす。あらー広いわねー。」

 

「いらっしゃい。どうしたの急に?」

 

 

 部屋で艤装の点検・整備をしていると天龍・龍田姉妹がやってきた。私はこの姉妹とはあまり面識がない。私の意識がはっきりし始めたのは1946年頃なのだが、同じ年に彼女達は横須賀で解体されている。ただ、彼女達が云うには意識がはっきりしていない私に語りかけたり、色々なことを教えてくれていたらしい。私がすぐに精神体になれたのも、無意識下に彼女達がやりかたを教えてくれたからなのかも。

 

 

「それで、だ。神武、お前を潜水艦狩りに誘いに来た。」

 

「潜水艦狩り?」

 

「ああ、春になると潜水艦が増えるんだ。だから今のうちに狩ってこいってさ。参加者には間宮アイス券一枚だ。ただし、貰ったのは6枚で今のところ俺、龍田、北上、大井、矢矧だから、残り一枚だ。どうする?」

 

「私、対潜装備ないけど。」

 

「いや、お前には護衛をして欲しい。潜水艦の相手をしてる時にル級とかタ級に来られたらちょっと厳しいからな。」

 

「あくまで厳しい、なんだね。まぁ・・・そういうことなら。」

 

「ちなみに提督の命令じゃないのよー?天龍ちゃんがね、<遠征中とかに駆逐艦が襲われないように潜水艦の間引きをやらせてくれ。>って言ってー、そういうことならって提督が間宮券くれたのよー?」

 

「あっ、バカ、龍田!言うんじゃねぇ!!」

 

・・・なんだろう、すごい心がほんわかするんだけど。

 

 

######

 

「よーし、全員そろったな?じゃあ行くぜー!!」

 

 今回の陣形は輪形陣で中央に私がいる。七式艦戦、俗称七閃で周囲の索敵をし、持たされた水中ソナーで潜水艦を発見次第、報告。一番近い人が撃破する。その間もレーダーで索敵を続け、リ級以降が現れたら私が撃破、という寸法だ。ただ私がでか過ぎてどう見ても輪形陣というよりは土星って感じ。

 

 

ピコン・・ピコン・・ピコン・・ピコン・ビーッ!!

 

「きたよ!!えーっと、天龍のところにヨ級、矢矧のところにカ級だね。」

 

「わかった!!神武!周辺は任せた!!」

 

「任されたー、・・・・・・って敵はいないけどね。」

 

レーダーにも反応はない・・・けど、念のため周囲への警戒は怠らない。

 

「神武っち、調子はどう?」

 

「あれ?北上さんに大井さん?援護に行かなくてもいいの?」

 

「天龍さんのところは大丈夫よ。龍田さんがいるもの。」

 

 言われてみると確かに、互いにフォローしあい踊るように攻撃を加えている。

 

「それにやはぎんも強いからねー。」

 

「砲雷撃戦、始めます!!」

 

「カーッ!?」

 

 一撃ですか。

 

@@@@@@

 

 ピコン・・ピコン・ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!ビーッ!!

 

「な、なにこれ!?」

 

「どうした!?」

 

「カ級とヨ級、あわせて24、囲まれてるよ!!」

 

 いやな予感がし、先ほど戻ってきていた七閃をまた偵察にいかせる。

 

「あらー、大変ねぇー。」

 

「・・・ひとまず退却するべきだな。」

 

「ちょぉぉぉおおっと待ったぁぁぁああ!!」

 

 ババーンッ!!

  クルクルクルッ、シュタッ!!

 

 爆発とともに北上さんと大井さんが空中回転しながら現れ、見事に着地。

 

「こういう時こそ、無駄に魚雷を積まれまくったあたし達重雷装艦の出番でしょ!!」

 

「いや、待て。」

 

「本当は泊地をでた時から魚雷を撃ちたくて撃ちたくてうずうずしているの!!」

 

「だから待てと」

 

「「ヒャッハー!!もう我慢できねぇ!!魚雷祭りだぁ!!!」」

 

「待てっつってんだろ話聞けよ!!って本当に撃ちやがった!?」

 

 

 合計80本の酸素魚雷が潜水艦達に向かっていく。無論、無航跡だから見えないんだけどね。

 

 突然だけど、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、という言葉がある。意味は、どんなに下手でもたくさん撃てばひとつぐらいまぐれ当たりがあるということ。なら上手い人が数撃てばどうなるのか。それは・・・・・・

 

ズシンッ!ズシンッ!ズシンッ!ズシンッ!

 

 

 

・・・たくさん当たるのだ。海中で爆発が起き振動が伝わってくる。

 

1・・2・3、4、5・・・8・・11・・16・・21。

 

 水中ソナーを見るとまったく表示がない。同時に索敵に出していた七閃が帰ってくる。・・・いやな予感が的中したみたい。

 

「ねぇ、天龍。毎年この時期に潜水艦狩りするの?」

 

「ああ、そうだ。それがどうだってんだ?」

 

「あのね、私たちまんまと罠にかかったみたいだよ?」

 

「っ!どういうことですか!?」

 

「七閃を索敵に出してたんだけどね?

北から装甲空母姫、鬼、鬼、タ級、リ級、ト級。

東からヲ級、ヲ級、ヲ級、ヌ級、ル級、チ級。

南からタ級、タ級、ル級、ヌ級、ニ級、ニ級。

 

全部flagshipだって。」

 

「はは・・なんだそれ?冗談だろ?・・・マジ!?」

 

「あらー。まずいわねー。」

 

「速やかに撤退すりべきです!!」

 

「え・・・もしかしてあたし達のせい?」

 

「いや、北上さんと大井さんがやらかしてなかったらさっきのに潜水艦が増えてた。それよりもここは私が引き受けるから皆は助けを求めてきて!」

 

「そんなことできるわけ・・・!」

 

「天龍ちゃん?私たちは足手まといにしかならないわ。神武ちゃんは強いから大丈夫。早く帰って救援を要請するのが最善なのよ。」

 

 敵艦隊の規模を考えると当然の策だ。私は爆弾や魚雷を数十発受けた程度では無問題けど、彼女達は一発でも沈む可能性がある。なのに、一緒に戦ってくれなんて言える訳ない。

 

「くそっ、わかったよ!!神武!すぐに戻ってくるからな!!」

 

「神武ー?待ってるのよー?」

 

「必ずや増援をつれてきます!」

 

「神武さん?あなたもわたしの思い人なのだかモゴモゴ」

 

「はい、大井っちは黙っててねー。じゃあ神武っち、後ろは任せるね。」

 

「うん、任された。」

 

 皆を見送り振り返る。

 

おー・・・これはまた豪勢なこって。

 

「ごめんねー。ここから先は有料なんだ。君たちの命で支払ってもらうよ。」




この話が投稿されているころには裏設定をいくらか改変しています。設定もいくらか変わるかも。


活動報告にてアンケートやってます。内容は崇神ちゃんの好物について。詳しくは活動報告にて。期限は特にないですが集まり次第というのを考えています。
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