神武、頑張ります!~ちょっと歴史が違う世界の艦これの艦娘になりました~ 作:雪たまご
1959年カストロらはバティスタ政権を革命によって倒し、1961年に社会主義宣言を行った。そしてアメリカの干渉を防ぐために共産諸国との連携を重視。ソ連製ミサイルの導入をはかった。1962年、ソ連のミサイル基地建設を確認したアメリカは同年10月22日、キューバを海上封鎖して対抗。これに対しソ連は同月28日、ミサイルを発射。迎撃されたものの、第三次世界大戦の発端となった。なおこの事件は「キューバ事件」と後に呼ばれるようになり、冷たい戦争が熱い戦争へと換わった切っ掛けとして広く認知されている。
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1962年10月28日・呉
<今回の改装は長いねぇー。そんなに危ない状況なの?>
「ああ、下手すると第三次世界大戦が起きかねないほどだよ。」
<そこまでなの?>
「うん、今キューバで米ソがにらみ合っている。もはや武力衝突は避けられないほどに、だ。もし米ソが開戦すればヨーロッパは米側とソ連側で二分されることになるだろう。中国もソ連側で参戦するだろうな。そうなれば文字通り世界を巻き込んでの大戦となるだろう。」
<始まるまでに私の改装が終わってればいいんだけどね。>
おっさんの秘書さんが入ってくる。というかおっさんはわざわざ秘書まで連れてここに何しに来たんだろう?
「司令長官、首相官邸よりお電話が入っております。」
「わかった、すぐに行こう。ではな、神武。」
<うん、またねー。
・・・そういえば新しい武器が導入されるって言ってたなぁー。なんだろう?>
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1962年11月1日米ソ開戦。それにともない主に米側には、英吉利、仏蘭西、西班牙、葡萄牙が、ソ連側には中華人民共和国が参戦。当初、大日本帝国及び大東亜共栄圏諸国は中立を宣言。領空、領海に無断侵入するものは如何なる国籍のものであろうと迎撃・応戦するが、積極的自衛には出ない。その旨を発表するが・・・。
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1963年4月・呉
<へっへーん!!もぉっともっとかっこよくなったよ!!>
私の改装がやっと終了した。まぁ、かっこよくなった・・・といってもあまり変わってはいないけどね。なんでも電磁波砲っていうのが導入されたらしくて、副砲があったとことに金属のレールみたいなのがついた。何でも発射速度が56cmと全然違うらしい。
「改装が終わったばかりで悪いが、神武には佐渡島に行ってもらうことになった。」
<佐渡島?>
「ああ。第三次世界大戦が始まっただろう?帝国は中立を保つつもりだけど、いつ攻撃されるかわからないからね。ただアメリカから攻撃される可能性は少ないとみて佐渡島に移動することになった。」
<ふーん。でもソ連相手ならなんで函館とかじゃないの?>
「ああ、それはね、主に二つ理由があるんだけど、まず一つ目は中国が来る可能性を考えてだ。まぁこれに関しては崇神を長崎に置いているがね。二つ目が一番大切な理由なんだが、ウラジオストクから東京をつなぐ直線の近くにあり、かつ住民がほとんどいないからだ。」
<あー、迎撃のため、か。>
「うん、そうだ。帝国が米側で参戦すればソ連は戦線を東にも広げることになる。それを避けるために今のうちに帝国を潰そうとするかもしれない。核噴進弾を使ってでも、ね。そこで政府と軍で御前会議を開いた結果、ウラジオストクから東京を狙う可能性が高いと判断したんだ。」
<・・・私に大日本帝国の未来と国民の命がかかってる?>
「そうだね。」
<・・・おぅふ。そんなことにならなきゃいいけど。>
艦対空噴進弾(追尾式)が積まれたのってこういうことだったのか・・・。
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1963年9月8日・日本海
「司令長官!!島風より入電です!!『我、噴進弾の発射ヲ確認セリ 又ソ連ノ大艦隊ヲ発見ス』」
「なにっ!?『桜花』発射準備は?」
「できています!!」
「噴進弾、補足しました!!」
「よし、目標、上空を通過する噴進弾、発射ァ!!」
対空追尾噴進弾『桜花』がとんでいく。
「3,2,1、命中します!!」
「空を見るなぁ!!」
ピカッ!!!!!
ドォォォォォォォォオオオオオオンンッッッ!!!!!!!!!
まるで太陽が堕ちたかの様な、そんな眩い光の後に巨大な音と衝撃、最後に波がやってくる。
「迎撃は成功だ!!それでソ連艦隊は!?」
「赤城より入電!!空母4、軽空母2、巡洋艦6、駆逐艦9、これはっ!?大和型サイズの戦艦3隻とのことです!!」
<ソ連も本気だねー。>
日本の政治形態は社会主義と資本主義のハイブリットなので中立になりました。大東亜共栄圏は盟主国がそういうのなら、ということで。まぁ参戦するほどの国力はありませんが。