神武、頑張ります!~ちょっと歴史が違う世界の艦これの艦娘になりました~ 作:雪たまご
拝啓 神武様
本日はお日柄もよく、なのです!!・・・めんどくせぇな。何だヲ級?ちゃんと書け?知るか。・・・さて、恐らくお前も知ってると思うが今度呉でイベントがあるだろ?いくから来い。案内しろ。@月#
日朝十時に海田市駅な。
敬具
「・・・。・・・・・・。・・・・・・・・・。」
朝起きたら隣に神武がいなかった。探してみたけれど泊地にはおらず。手掛かりがないかと部屋の中を漁ると、ド級からのものらしき手紙が。イベント・・・案内・・駅で待ち合わせ・・・。
「・・・。 あはっ☆」
神武に近づく悪い虫は潰さなきゃ・・・。
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広島:七時
ド級からの手紙を受け取った私はタウイタウイ泊地から広島までやってきた。ジローに、呉に三日ほど行く旨を伝えたら快く許可を出してくれた。
・・・脅迫?何のことやら。私のさらしを嗅いでたことを知ってるなんて伝えてないよ。
丁度よく、輸送船が来ていたので乗せてもらった。自分で航行しろ?単艦で航行とか無謀すぎるよ。改になてないし、燃料の心配があるんだから。道中で深海棲艦が現れたけど、大きくてもリ級やヌ級だったので時間をかけずに撃破できた。
そんなこんなで広島についた。JRで広島海田市間はかなり短い。およそ十分?ほどかな。
「うーん、九時四十六分糸崎行き・・・いや、一応三十九分の広行きにしとこ。」
今いるのは草津港。新井口から路面電車に乗って・・・西広島からは歩こうかな。
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広電西広島駅で降車する。電車賃は今までの出撃分が貯まってるから問題ない。え?食費?食堂は無料ですよ。新己斐橋を渡り、平和大通りをゆったり歩く。・・・なんか見られてるような気がする。艤装はかばんにしまったから問題ないはず。
まだ朝だけど、車はかなり走っている。丁度通勤時間なのかな?
西観音で路面電車が曲がる。道がわからなくなると路面電車の道を通れば広島駅に行くことはできるけど、道のりは遠くなる。今日はこのまま平和大通りを進み、平和公園でまがり本通りに入る。・・・この世界は一度目とも二度目とも違う世界だ。二度目の世界では平和公園なんてなかったし、一度目では艦娘や深海棲艦なんていなかった。ほんとに違う存在になったなぁと思う。人間だったときの三倍は戦艦として生きたので、もはや戦艦としての意識のほうが圧倒的に強い。その戦艦としての意識は、いや本能は、中国を、韓国にロシア、そして・・・アメリカを叩きのめせと叫んでいる。人間としての意識がなければ、私は暴走してたかもね。
パルコの前でまがり相生通りに出る。しばらく歩き陸橋を渡って左側へ。また歩いていると路地に私とコンビになってくれるコンビニを見つけたので、よってみる。
「いらっしゃいませー。」
適当におにぎりなどを見繕う。
「スパイスチキンください。」
「ありがとうございまーす。」
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「ありがとうございましたー。」
多少行儀が悪いけど歩きながら食べる。
歩き続けると広島駅が見えてくる。・・・九時かぁ。ホームで待と。広行きは大体三番か七番に止まるので三番で待つ。
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十時少し前に海田市についた。さて、ド級は・・・
「はぁ?ジュートーホー?何だそれ?」
「いいから署に同行してもらおう。」
「待ち合わせしてんだよ!!離せっ!」
・・・。・・・・・・はぁ。ド級が警察官に声をかけられていた。うん、まぁ怪しいよね。しょうがないなぁ。
「あのーすいません、その娘私の待ち人なんですけど・・・。」
「お前も仲間か!?二人とも事情聴取だ!!」
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「なんであんなことになってたのさ・・・。」
「艦載機を飛ばそうとしたらジュートーホー違反だーとか言われたんだよ!」
あの警察官にはタウイタウイ泊地所属艦娘証を見せてお引取り願った。
「で、イベントって何?手紙にあったけど、私何にも知らないよ?案内だって呉は詳しくないし。」
「知らないのか?これ。」
そう言ったド級に渡されたチラシ。そこには
『ドキッ☆艦娘と深海棲艦の大運動会!!ポロリ(物理)もあるよ!』
とあった。
「これ飛び入り参加ができるんだぜ?条件が艦娘と深海棲艦が組んでいるペアであることだけだからすぐに参加できるはずだ!・・・そういやお前、艤装はどうした?」
「ん?かばんに入ってるよ。それで一緒に組んで参加しようって?」
「そういうことだ。」