セリフについて説明を
「」 言葉に出してるセリフ
() 心の中だけのセリフ
[] 特定の個人だけに聞かせるセリフ(ひそひそ話し オリ主専用など)
◇ ◇ ◇
ノルディア坑道を抜けたレナード達は砂漠の町アルバナを目指してラグニッシュ砂漠に入っていた
(ユウリ)
「くう~、あっついわね」
(レナード)
「そりゃあ、砂漠だもんな」
(エルドア)
「この砂漠にも当然のことながらモンスターは出る、戦えるだけの最低限の体力を残しておくんだな」
確かに砂漠にも色々とモンスターが出てきた
砂漠らしくサソリが出てきたり砂漠なのにイノシシやハチが出てきた
もっとも一発でももらうとやばいサソリやハチはレティシアとエルドアが遠距離攻撃を徹底して過剰なくらいの攻撃を叩き込んでいたし、ユウリは魔法でサポートしていたわけだからイノシシがいなかったらレナードに出番はなかったとも言えるけど
時折サイクロプスと呼ばれる赤い巨人や雷光魔獣と呼ばれるメガロティグリスを見かけることもあったが消耗を避けるために賢士の魔法でやり過ごした
やがて砂漠のほぼ中心にある町アルバナにたどり着いた
(エルドア)
「ここが砂漠の町アルバナだ、前に来た時は人の心まで乾いていると思ったものだが今はどうなっているだろうか」
(レナード)
「さてとまずは…」
(ユウリ)
「お風呂お風呂よねー、お風呂に入れる宿屋はどこにあるのかしら」
(エルドア)
「大抵の町において宿屋は酒場を兼ねるものだ、情報を集めるにしても拠点を確保するにしても、食料など物資を補充するにしても、無論風呂に入るにしてもまずは酒場を探さなくてはな」
(レナード)
「それにしても砂漠の町なのに意外なくらい人でごみごみしてるんだな」
(エルドア)
「バランドールにもグリードにも繋がっている交通の要所だからな、むしろ人が多くて当たり前とも言える」
町の雑踏を歩いていると広場の片隅にある酒場を見つけた
酒場の看板には”サソリの尻尾亭”と書かれていた
(エルドア)
「とりあえずはここで情報を集めるか」
(ユウリ)
「まず最初にお風呂つきの宿屋かどうか確認してよね」
(レナード)
「わかったわかった」
レナード達四人はサソリの尻尾亭に入っていった
酒場に入るとまず酒場にいる人達から値踏みするような視線の洗礼を受けた
(ユウリ)
「何かすごく見られてない?」
(レナード)
「俺達がよそ者だからじゃないのか?」
(レティシア)
「それはそうとどの席が空いてるかなー?」
レティシアがきょろきょろ見渡すと奥まったところのテーブルが一つ丸ごと空いてるのを見つけた
(レティシア)
「ほら、あそこのテーブル空いてるよ」
(エルドア)
「うむ、そうだな(おかしい…、これだけ人がいてテーブルが丸ごと空いているとは)」
他に四人がまとめて座れるところがなかったので奥まったテーブルに着くことになった
その間酒場のステージでは肩や胸元の露出度の高い衣装を着た踊り子が金髪の美しい髪をなびかせタップを交えた切れのいいダンスを踊っていた
レナードがそのダンスを物珍しく見ていると
(ユウリ)
「あれぇ、レナードもしかして見とれてた」
(レナード)
「あ…、いやこういうの初めてだからな」
(ユウリ)
「ふーん、そう(私もダンスの一つくらい習おうかな)」
(エルドア)
「さて飛行船の情報が欲しいところだが四人でぞろぞろ行っても怪しまれるだけだな」
(レナード)
「確かに」
(レティシア)
「じゃああたしとレナードで別々に聞いて回るよ」
(ユウリ)
「そうだねお願い、その間に私はと」
そう言ってメニューを確認するユウリ
(レナード)
「はいはいわかったよ」
レティシアとレナードは飛行船について聞き回ったが忙しいと相手にされなかったり何かと話しを逸らされたりで飛行船に関する情報は一つも聞けなかった
(ユウリ)
「何かおかしいわよね、こんなに人がいるのに情報一つ聞けないなんて」
(エルドア)
「それよりも気づいたか?」
(レナード)
「ああ、何か変な感じがするな」
レティシアはもにょもにょと小声で呪文を唱えていた
(レティシア)
「戦神の加護(ぼそり…)」
(エルドア)
「ありがたい(ぼそり…)」
戦神の加護は四人に行き渡った
レティシア達が何が起こると待ち受けているとステージで踊ってる踊り子が踊りながら下りてきた
(エルドア)
「踊りの演出にしてもステージから下りるものか?」
(エルドア)
(まあいい、保険はかかってる)
踊り子は踊りながら少しずつレナードに近づいていき至近距離まで近づいたところで懐(ふところ)からナイフを取り出してレナードに斬りかかった
レナードは首を振ってナイフを避けユウリ達も戦闘態勢に入る
踊り子の動きを合図に酒場にいる人間の全てが武器を構える
(レナード)
「いったい何のつもりだ」
(ユウリ)
「これって全員グル?」
(踊り子)
「ここまできて何のつもりかなんて、相当鈍いわね」
(踊り子)
「妹を助けるためにあんたには死んでもらいたいのさ」
(踊り子)
(そうだよ、やつらの要求通りこいつらを殺さないと妹は…)
(レナード)
「妹を助けるってどういうことだよ」
(踊り子)
「そうだね、何も知らずに死んでいくのも何だし冥土の土産に一から話してやるよ」
(踊り子)
「事の始まりはほんの三日前のことだけどね、ウィザードって連中がやってきて金に物を言わせてガマローネのやつを抱え込んじまったのさ」
(ユウリ)
「ガマローネ?」
(踊り子)
「この町を牛耳るガマローネ商会のことさ」
(踊り子)
「この町では何をするにしてもガマローネ商会の許可がいるのさ」
(踊り子)
「そうして何でもやりたい放題に出来るようになったやつらは私の妹を人質にとったんだ」
(踊り子)
「そして金はいくらでも使わせてやるからお前を殺して白騎士のガントレットを持ってこい、そうしたら妹は返してやると」
(踊り子)
「その時に色々と教えてもらったよ、白騎士とかいうシンナイトってやつは一度契約が結ばれると契約者以外触ることも出来ないとか、契約者が死なない限り契約が解除されないとかね」
(レナード)
「それで俺を殺すってのか」
(踊り子)
「妹の命がかかっているからね」
(賢士)
《これはいったい何の茶番よ》
(レティシア)
《茶番?》
(賢士)
《あの女の生命波動は黒騎士の契約者であるドレギアスと同じものよ》
(レティシア)
《ということは…》
(賢士)
《あの女がドレギアスということよ》
(レティシア)
《それって教えた方がいいんじゃ》
(賢士)
《いや待て、やつらが平気で他人の命を奪う連中だというのはわかっていよう》
(賢士)
《裏付けもとらずにうかつに動いてほんとに犠牲者が出れば寝覚めが悪くなるとゆうものよ》
(レティシア)
《じゃあどうすりゃいいの?》
(賢士)
《しばらく様子を見るしかなかろう》
(踊り子)
「話しは終わりだ、それじゃそろそろ死んでもらおうか」
(踊り子)
「お前達やっちまいな」
(作者)
「毎度お馴染み用語解説コーナーだよ」
(レティラ)
「今回は金髪まお姉さんま無茶イベントその1だね」
(レティシア)
「原作ゲームでも妹を人質にとっておるとの設定であったがわざわざそのような演技などする必要があったのかの?」
(レティラ)
「レナード達の仲間に入り込むだけならもっと簡単に出来そうなものだけどね」
(作者)
「後原作ゲームでは演技ということになってると思うけどこの作品では金髪のお姉さんの記憶を弄って酒場の踊り子という設定を本気で信じてるから見破ることは出来ないね」
(レティシア)
「妾の場合は生命波動を見ることによって人の虚実を確実に見破ることが出来るからの、いくら上手く化けたとしても無駄ということよ」
(作者)
「もっとも原作から逸脱しないように理屈をつけて大人しくしてもらいましたけどね」
(レティラ)
「後は戦神の加護の説明かな」
(作者)
「これは原作ゲームでも最重要魔法の一つでどれほど破壊力があってもそれが物理攻撃である限り一度だけダメージを0にするという効果をもつ防御魔法だよ」
(レティシア)
「こういった遮断系魔法があればどんな無茶な攻撃がこようとも全滅だけは避けられるからの、全体の生存率が劇的に上がるというものよ」
(レティラ)
「蘇生可能ヒーラーを徹底的に守るとか使い方は考えないといけないよね」
(作者)
「それじゃ、また次回お会いしましょう」