白騎士物語 時をこえた物語   作:神無 龍希

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うひゃあ、投稿するのが遅くなってごめんなさい

今回は砂漠の遺跡での原作イベントだよ


鬼械神(デウスマキナ)10

                   ◇ ◇ ◇

 

 

レナード達はガマローネからもらったプラチナVIP会員証を使って旅装を整えていた

 

プラチナVIP会員証

 

これは数多く存在するガマローネ商会の会員の中ほんのでも一握りの特別な人しか持っていないもので普通の会員証の効果に加えて次の追加特典がある

 

一つは合成費用の割引(9割引)

 

もっともマーシャのおかげで随分と上質な装備をしてるレナード達にはあまり関係のないことである

 

もう一つは旅装の無料支給である

 

保存食や水、その他消耗品の買い込みなどは数が多いと値段もバカにならないのでレナード達にとって随分とありがたい特典になっている

 

そしてレナード達は順調にモンスターを叩きつつもうすぐ遺跡が見えてくるあたりで一休みして作戦会議をしていた

 

(エルドア)

「風が強くて砂塵が舞っているおかげで視界が悪いのはありがたいな、上手く利用したいところだな」

 

(カーラ)

「いや無理だろう、あの遺跡はかなり見晴らしがいいからな」

 

(エルドア)

「確かに遠くまでよく見えそうだな、砂塵で視界が悪くても不意打ちは無理か」

 

(賢士)

「不意打ちするなら正確な位置情報が必要となるが、近づけもしないのではそれも無理よな」

 

(カーラ)

「それなら私の作戦にするか」

 

(ユウリ)

「確か上手く私達を生け捕りしたことにする作戦だったね」

 

(レナード)

「この作戦だと俺達は後ろ手に縛られて捕まってるということになるんだったな」

 

(カーラ)

「無論いつでも解ける結び方にするけどな」

 

(レティシア)

「そうなると作戦の成否はカーラの演技力にかかってるんだね」

 

(カーラ)

「ああ、上手くやってみせる」

 

カーラの作戦でいくことになりレナード達はキャンプの後片付けをした後で手品で使われるような結び方で解く練習をした上で後ろ手に縛られた

そしてそのままカーラにひかれて遺跡の階段を上る

 

そこにはピエロ団長なウィザード幹部であるベルシタンと眼帯で右目を隠した緑色の髪の痩身なフォーレス族の男とウィザードの兵士達1ダースと兵士達に囲まれているシズナ姫がいた

 

(ベルシタン)

「おやおやこれは、アルバナでお友達になったカーラさんじゃないですか」

 

 

(ベルシタン)

「それにしても皆さんお揃いでぞろぞろと連れてきたのはどういうことですか、確かお約束では白騎士の契約者を殺して神器(アーク)を持ってくるはずではありませんでしたか?」

 

(カーラ)

(友達だと、どの口がほざくか、だが今は…)

 

(カーラ)

「上手いこと生け捕りにすることが出来てね、こうしておけば使い道があるんじゃないかと思ってね」

 

(ベルシタン)

「なぁるほどなるほど、それもそうですなぁ」

 

(カーラ)

「縛り上げておけば契約者を殺すことなどいつでも出来る、もう約束は果たしたようなものだ、妹を返してもらおう」

 

(ベルシタン)

「まあまあ落ち着いてくださいよ、じきに会わせてあげますよ、じきにね」

 

だがカーラの妹らしき人影はどこにも見えない、おそらくはウィザード兵士にでも拘束されて物陰にでも隠されているのだろう

 

(賢士)

(ちい、視認さえ出来れば手はあると言うのに)

 

(ベルシタン)

「それよりも皆さんがお揃いなのは丁度良かったかもしれませんね」

 

(ベルシタン)

「あなた達からも姫様を説得して欲しいものですな」

 

(ベルシタン)

「いやはや、この遺跡に眠る古代神器(レリック)が欲しいのですが姫様が封印を解いてくれないものでしてな」

 

(シズナ)

「封印なんて知らないわ、ほんとに知らないわ」

 

(ベルシタン)

「嘘を言っては困りますな、貴女には古代の封印を解くことの出来る古代アスヴァーンの力が宿っているはずです」

 

(エルドア)

(確かにシズナ姫は女王ミューレアスの生まれ変わり故にミューレアスの力が宿ってはいるがシズナ姫ではなくあくまでもミューレアスの意思が使っているにすぎない)

 

(エルドア)

(もし白騎士が解放された時が初めて力を発動した時だとすれば、シズナ姫とミューレアスの意思が上手く同調(シンクロ)出来ずにミューレアスの意思が表に出て力を使っている時のことを認識出来ていない可能性がある)

 

(エルドア)

(だが今それを言ったところで何になろうか)

 

(シズナ)

「そんなこと言ってもほんとに知らないのよ」

 

(ベルシタン)

「ならあの白騎士はいったい何ですか、貴女が封印を解いたからこそ使えるようになったのではありませんか」

 

(シズナ)

「あの時はレナードが白騎士のガントレットに触れて光に包まれて、ただ…ただ無事でいて欲しいと祈っていたの」

 

(賢士)

「その間シズナ姫は淡い光に包まれてたり何やらぼそぼそと呪文を唱えておったがどうやら自覚がないようだの」

 

(シズナ)

「えぇ…、そうなの?」

 

シズナ姫は意外なことを聞いたようなきょとんとした表情をしていた

 

その様子を見てさすがにベルシタンも信じる気になったようである

 

(ベルシタン)

「まあいいでしょう、それなら白騎士の神器(アーク)をいただきましょう」

 

(カーラ)

「それなら本人に持っていかせたらどうだい」

 

そう言ってカーラは人質であることを主張するようにレティシアの首に細身の剣を突きつけた

 

(ベルシタン)

「おお、それはいいアイディアですね、くっく…、それでは確かレナード君でしたね、早くその白騎士の神器(アーク)をこちらへ持ってきてください」

 

(カーラ)

(ここまでは作戦通りだ、あのエルドアとかいうやつの言う通りなら契約者のいる神器(アーク)は契約者以外に触れないはずだから必ず隙が出来るはず)

 

(レナード)

「シズナ様を返すのが先だろ」

 

(ベルシタン)

「おやあ、いいのですか、仲間がどうなっても」

 

(レナード)

「くうぅ、わかった神器(アーク)を渡す」

 

その言葉を聞いてカーラがレティシアから離れてレナードを縛るロープを切る

勿論手品結びがばれないように結び目自体を切っている

 

(カーラ)

「迫真の演技だな(ぼそ…)」

 

(レナード)

「先にシズナ様を助けたいのは本音だからな」

 

(ベルシタン)

「では神器(アーク)を置いて下がってください」

 

レナードは言われた通り神器(アーク)である白騎士のガントレットを置いて下がった

幸いなことにベルシタンは白騎士の短剣も必要であることに気付いていないようだ

 

(ベルシタン)

「それではこいつはいただ、うわっ、なっなんだ」

 

ベルシタンが白騎士のガントレットに触ろうとしたらガントレットが眩い光を放ちベルシタンを拒絶した

 

何が起きても素早く対応出来るようにレナードが白騎士のガントレットを置いてから目を閉じて待っていたレティシア達はベルシタンの声を合図にパンパンっと小気味よい音を立ててロープを解いて行動を開始した

 

レナードはガントレットを回収し

ユウリは補助魔法でレナード達を強化し

エルドアはベルシタンに剣を突きつけ

レティシアはベルシタンに狙いをつけ

カーラはガントレットの光に兵士達の目が眩んだのをいいことにシズナ姫を連れ出した

 

ベルシタンの視力が回復して回りを見ると劇的に状況が悪くなっていることに気付いた

 

(ベルシタン)

「やや、これはまずいですね、ならば奥の手といきますか」




(作者)
「毎度お馴染み用語解説のコーナーだよ」

(レティラ)
「と言ってもほぼ原作ゲーム通りの展開で説明するとこないね」

(レティシア)
「神器というのがシンナイトを呼び出す鍵になっておるということくらいしか説明のしようがないのう」

(作者)
「しかし手に入れる予定の神器のことくらいしっかり調べておけよ」

(レティラ)
「ベルシタンぇ」

(作者)
「それでは次回またお会いしましょう」
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