それと前回から主人公側のメインキャラが全員出てきたので人気キャラ投票をやってみようと思います
詳しくは私の名前をクリックしての活動報告で
◇ ◇ ◇
シーザーの偽物発言にレティシアは小首を傾げレナードは驚く
(レナード)
「なんだって」
(シーザー)
「いやー、みんな上手く騙せてたんだけどな、本物が出てきたんじゃしょうがないわ、親父にばらしにいくわ」
(カーラ)
「とんだバカ息子だな」
(シーザー)
(ちぇ、こんなことなら偽物なんか作らずに気休め言って時間を稼いどきゃ良かったぜ、ってえ~、傷が痛むな)
賢士はその僅かな表情の変化を見逃さずにこっそりとヒールを唱えた
(シーザー)
「お前…」
(賢士)
「ほんとに隠すのが上手いのう、だがやせ我慢も程々にせえよ」
(ユウリ)
「シーザーさん怪我してたの?」
とユウリが心配そうな表情で言うと
(シーザー)
「ああ…もう、そういうのが嫌だから隠してたのによ」
(ユウリ)
「あ…、ごめんなさい」
さすがにほとんど初対面の相手にどう話せばいいのか掴みきれないようだ
(シーザー)
「いや、だから…(しまった、こんなつもりじゃ)」
(賢士)
「青いのう(ぼそ…)」
市長の寝室では初老の男性が
(ベッドの男性)
「どうしたシーザー、何か用か」
(ベッドの男性)
「それにそちらの方たちはいったい?」
シーザーが話しをしてる間にエルドアと賢士は部屋の壁の棚に置かれたレナード達が持ってきたものより幾分か質素な作りになってる女神像に気付いた
(賢士)
(これは!?)
(エルドア)
(この女神像の眼は!)
(シーザー)
「いやぁその、親父実はさ…、この前贈った女神像なんだけどさ、あれ俺が作った偽物なんだ」
(シーザー)
「いやー、本物は闇市に流れたって聞いてたし偽物でもバレなきゃいいかなって思っててさ、でも本物が出てくるなんて思わなかったなー」
(ベッドの男性→市長)
「本物?」
(レティシア)
「これのことだよ、その闇市から引っ張り出してきたんだよー」
(シーザー)
「まあそんなわけでばらさないわけにはいかなくなっちゃってね」
(シーザー)
「それと本物を持ってきたこの人達がなんか話しがあるってさ、女神像のお礼にちょっと聞いてやってくれない」
(市長)
(偽物とはいえあの女神像の眼は間違いないはず、だが市長として…、それに妻との思いでをこんな形で…、こんな形で…)
(市長)
「ええい、貴様など出て行け、勘当だ!」
(シーザー)
「おーこわ、それじゃ退散させてもらいますよっと」
シーザーが退散した後市長はベッドの上で咳き込んだ
(市長)
「ごほっ、ごふごふ…」
そして当然のように市長が落ち着くまで老執事が世話をする
(ユウリ)
「大丈夫ですか?」
(市長)
「いやすまない、少し興奮するとこれだ、お客人には恥ずかしいところをお見せしてしまい申し訳ない」
(市長)
「あの女神像は今は亡き妻と初めて一緒に行った美術館で見た思い出深い一品でして私にとって美術品として以上の価値があるものです」
(市長)
「それをあいつときたら」
(市長)
「おお、そう言えばあなた方にはこの女神像を持ってきてくださったお礼に何かしないといけませんな」
(市長)
「私に出来ることであればなんなりと望みを言ってくだされ」
そこで初めてレナード達をじっくりと見る余裕を持った市長はシズナが同行してることに気づいた
(市長)
「ど…、どうしてシズナ姫様がこのような所に?」
(シズナ)
「お久しぶりですドリスドール伯爵」
(市長)
「はい、一別以来です、姫様におかれましては大変お美しくなりご健勝であられることを喜ばしく思っております」
(シズナ)
「ありがとうございます、伯爵はあまりお加減は…よろしくないようですね」
(市長)
「ははは、私に残された時間も少ないようです」
(市長)
「それなのにあのバカ息子ときたら(ぼそ…)」
(シズナ)
「どうかなさいましたか?」
(市長)
「あ…、いえいえなんでもございません」
(市長)
「それにしてもどうしてシズナ姫様がご一緒なのかわからないのですが?」
レナード達はバランドール城が襲われたことやシズナ姫が攫われたこと、砂漠の遺跡で助けてから行動を共にすることになった経緯などを話した
(市長)
「なるほど…、もしよろしければあのバカ息子も連れて行ってもらえないでしょうか」
(カーラ)
「あのバカ息子をか?」
(市長)
「足手まといにはならないと思いますし、皆さんと旅をすることで色々と学ぶこともあると思います」
(賢士)
「確かに足手まといにならんだけの実力はあると言えよう」
(レナード)
「そうなのか?」
(エルドア)
「気づいてなかったのか」
賢士がエルドアの言葉を引き継ぐ形で偽物の女神像を指さす
(賢士)
「あの女神像の眼には本物のファイアストーンが入っておるぞ」
(カーラ)
「なに!?」
(エルドア)
「ファイアストーンを得るための苦労は我々もよくわかっているはずだ」
(ユウリ)
「それをあの人は父親のためにとってきた」
(レン)
「あのおっきなトカゲを倒したんだね」
(レティシア)
「そんだけ強くて優しいってことだよね」
(市長)
「私もそれはわかってるのですがあの通りの性格なのでどうも素直になれなくて」
(レナード)
「じゃあさっきの怪我は」
(賢士)
「まちがいなくファイアリザードに囲まれてできたものであろう」
(賢士)
「戦士としての実力はあるだけにそうして背中に出来た傷は未熟の証明としか思えぬのやもしれぬな」
その時扉の向こうからくしゃみが聞こえた
(???)
「ふぇ…、くしゅん」
(カーラ)
「誰だ!」
と勢いよく扉を開けると
(シーザー)
「くうぅ…、すんげえベタだよなこれ」
と言ってるシーザーがいた
(市長)
「シーザー聞いておったのか?」
(シーザー)
「まあね、ほんとは後でちゃんと話すつもりだったけどちょうどいいや」
(シーザー)
「俺からも頼むよ、あんた達の旅に連れて行ってくれよ」
(レティシア)
「仲間は多い方が楽しいしみんないいよね」
と言いながらもうレティシアは答えがわかってると言わんばかりの楽しそうな微笑みを浮かべている
(エルドア)
「面白い男ではあるしな」
(ユウリ)
「いいんじゃない」
(カーラ)
「勝手にしろ」
(レナード)
「まあまあそう言わないで、歓迎するぜ」
(シズナ)
「よろしくお願いします」
(市長)
「女神像を持ってきてくれただけでなく息子がお世話になるとは…、これは私の出来る限りのことで何かお礼をしなければいけませんね」
(レナード)
「それだったらグリードをバンカーロードの古代遺跡のある入り口へつけてもらえませんか」
(市長)
「おお、それでしたらすぐにでもと言いたいのですが…」
(レナード)
「難しいのか?」
(市長)
「今は採掘のオフシーズンですのでデミトールを採掘場の入り口まで動かすことから始めなくてはなりませんが、それを仕事としてる調教師のアミルにはただいま休みをとらせておりまして」
(エルドア)
「それは仕方がなかろう、普通オフシーズンで仕事もないのに働かせるわけにはいかんしな」
(市長)
「その通りでして、それともう一つ問題があるのですが」
(シーザー)
「いやー、デミトールを動かすにはアミルのやつがグリードの地下経由でデミトールの頭へ行く必要があるんだけど」
(シーザー)
「そーゆーとこっていつの間にかモンスターが居ついてたりするだろう、しかも今はオフシーズン」
(レナード)
「わかった、アミルを護衛すればいいんだろ」
(シーザー)
「まっ、そういうことだな、なーに俺がいるから楽勝楽勝」
(カーラ)
「バンカーロードへ行くのはそれでいいがもう一つお願いしたいことがあるのですが」
(市長)
「なんだね」
(カーラ)
「私の妹を、レンをここで預かってもらえないでしょうか」
(市長)
「ふむ、詳しく聞かせてくれないかね」
カーラはアルバナや砂漠遺跡であったことやウィザードのことを話してレンを守ってほしいと頼み込んだ
市長は表向きは侍女見習いとして雇うということにしてレンを守ることを承諾してくれた
シーザーが「こんなかわいこちゃんと一緒にいけないなんて選択間違ったかな?」とか「これなら残っときゃよかった」とか言ってたが全員一致で黙殺した
市長との話しが終わった後でレティシアはビグロを用意した
(レティシア)
「ビグロでマーシャにちょっと頼んでおこ」
(ユウリ)
「何を?」
(レティシア)
「シーザーさんの装備とレンの装備の回収」
(カーラ)
「確かにあんな高い防具を借りっぱなしというのは気が引けるしこいつの装備もいるしな」
(シーザー)
「おいおい、こいつってのはどうかと思うぜ、さんはいらないけどな」
(レティシア)
「えーと、それじゃあシーザー」
(シーザー)
「それにしても今から装備を頼むなんてそんなに急ぐものなのか?」
(レティシア)
「うん、ミスリルの鎧があれば段違いに安全だもん」
(レナード)
「確かにこれいい鎧だよなー」
(シーザー)
「そうか、ならゴンドラ使って運び込むように手配しとくぜ」
(シーザー)
「それと良い槍があったらそいつも持ってきてもらえないか」
(レティシア)
「オッケーオッケー」
(シーザー)
「まあゴンドラ使っても明日にならなきゃ届かないだろうから今日はとりあえずうちに泊まってけよ」
(レナード)
「お言葉に甘えさせてもらうよ」
(ユウリ)
「だけど宿のチェックアウトと荷物の持ち出しははておかないとね」
レナード達はドリスドール邸に泊まって明日シーザーの装備が届いてからアミルを探すことになった
(作者)
「毎度お馴染み用語解説のコーナーだよ」
(レティシア)
「とは言え今回はシーザーが正式に仲間にったくらいで何も説明することがないのう」
(レティラ)
「となると後話すことは一つだね」
(作者)
「白騎士物語人気投票を行います、詳しいこちは加藤報告を確認してください」
(作者)
「それじゃ、次回またお会いしましょう」