白騎士物語 時をこえた物語   作:神無 龍希

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龍騎士8

 

 

                    ◇ ◇ ◇

 

 

翌日ドリスドール邸で昼食を食べて一休みしているところにシーザー宛ての荷物が届いた

 

(シーザー)

「おお、きたきた」

 

(レナード)

「きたみたいだな」

 

早速シーザーの部屋に運んで中身を確認する

 

(シーザー)

「おお、この鎧レナード達とお揃いじゃねえか」

 

(レナード)

「ミスリルの鎧まだあったんだな」

 

(シーザー)

「それとこれは槍と冊子?」

 

(シーザー)

「この冊子は槍について書かれてるな」

 

(シーザー)

「なになに、これは蒼紅槍(そうこうそう)と言って火の属性を持つ短槍と水の属性を持つ短槍の二つで一セットになってる槍だとさ、簡単に繋げることが出来るから繋げて長槍として使うこともばらして短い双槍として使うことも出来るんだって」

 

(シーザー)

「それと火の槍に風の属性石を水の槍に土の属性石をつけてるから魔法的な使い方として炎風を起こしたり泥流を作ったり出来るんだって」

 

(レナード)

「すごいじゃないか」

 

(シーザー)

「ほんとにこりゃいいもんだな」

 

(レティシア)

「それじゃ、用意が出来たらアミルさんを探しにいこっか、ってどこにいるんだっけ」

 

(シーザー)

「アミルのやつは普段はダウンタウンの酒場にいると思うね、あそこの常連だしな」

 

(レティシア)

「ラウスさんもそうだけどハピタルって酔っ払いのことだっけ?」

 

(ユウリ)

「そんなことはないは…ず?」

 

(エルドア)

「ダウンタウンか…、まあ今回はいいか」

 

(レティシア)

「やったね」

 

(レナード)

「前回は留守番だったからな」

 

(ユウリ)

「ダウンタウンってどんなとこなんだろ」

 

(シズナ)

「エルドアが止めるような所なんてほんとにどんな所なんでしょう」

 

レナード達は全員で都市列車に乗ってダウンタウンへと向かった

 

場所は変わってダウンタウンの酒場

 

(酒場のマスター)

「おや、人数が増えているようですね、どのようなご用でしょうか」

 

(エルドア)

「調教師のアミルを探しているのだが来ていないか?」

 

(マスター)

「ああ、それならそこに座ってるメガネをかけたハピタルがそうですよ」

 

(レナード)

「あのう…、アミルさんですよね?」

 

(アミル)

「はっ、確かに自分がアミルでありますが何かご用件がおありでありますか!?」

 

メガネをかけたウサギがハキハキと答えている

 

(レナード)

(しかしなんで軍人口調?)

 

(レナード)

「まあとりあえずこれを見てくれ」

 

そう言って渡したのはドリスドール伯爵の紹介状である

 

(アミル)

「これは正しく旦那様の字!」

 

(アミル)

「旦那様の望みあらば全力を持って働く所存であります、ありますが…」

 

(レナード)

「どうかしたのか?」

 

(アミル)

「今はオフシーズンでモンスターの掃除がされておりません、なのでグリードの地下を通ってデミトールの頭へ行くなんてことは自分一人ではとてもとても…(がっくり)」

 

(シーザー)

「心配すんなよアミル、俺がいるんだからしっかり守ってやるぜ」

 

(アミル)

「おお、坊ちゃまにそう言っていただけるなんて自分は…、自分は…、感激であります!」

 

(レナード)

「それに俺達は大抵のモンスターなら軽く蹴散らせるぜ」

 

(シズナ)

「本当に皆さん強くて頼りになりますのよ」

 

(カーラ)

「やれやれ、勝手にやってな」

 

そしてグリードの地下に入ったがうろんな者が入れないように色々と仕掛けがされていたり

 

地下のどこかで自動生成されたゴーレムの類が無差別に襲うように命令された上で徘徊していたり

 

やたらと大きい蜘蛛があちこちにいてユウリが軽くパニックを起こしたり

 

その蜘蛛をシズナが見ても以外と平気だったり

 

とにかく突っ込み所満載なグリード地下である

 

(レナード)

「なあアミル」

 

(アミル)

「なんでありますか」

 

(レナード)

「仕掛けとかゴーレムとかなんとかなんないのか?、ただの無駄だと思うぞ」

 

(アミル)

「自分はこの地下に関してはデミトールまでの道しか知らないので無理であります」

 

(シーザー)

「俺んとこもグリードの地下を網羅してるわけじゃねえしな、望み薄だな」

 

(レナード)

「そうか…」

 

(エルドア)

「安全な場所でキャンプをするぞ」

 

そしてあれやこれやとあった後でデミトールの頭の近くへ出ることが出来た

 

(レナード)

「すごいな、これがデミトールか」

 

(レティシア)

「こうしてでっかい頭を見てると改めてすごいなーってのがよくわかるね」

 

確かにとんでもなくでっかいサイズのカメのような顔を見てるとそんな気分にもなるというものである

 

(シーザー)

「それじゃ頼んだぜアミル」

 

(アミル)

「はっ、お任せであります!」

 

アミルはデミトールの顔がよく見える位置に行って自分の体をロープで固定する

 

(アミル)

「ウオーン!、ウオーン!」

 

そして大きな声でデミトールの注意を引きつつ体全体で大きな身振り(ゼスチャー)でデミトールに指示を出す

 

それを見たデミトールはすり鉢状の大地の壁になっている断崖へ向かって歩き前足を上げて断崖へ張り付くことで断崖に開けられた採掘場の一つへの道を繋いだ

 

(アミル)

「やりました、上手くいったであります」

 

(シーザー)

「よーしでかした、んで俺達にとってはここからが本番だな」

 

(レナード)

「ああ行こう、採掘場の古代遺跡へ」




(作者)
「毎度お馴染み用語解説のコーナーだよ」

(レティシア)
「今回紹介するのはシーザー用の武器の蒼紅槍よな」

(作者)
「この槍の能力はゼロ魔の魔法に例えるのがわかりやすいかな」

(作者)
「この槍を構えてたったの一言で属性魔法を使うことが出来るんだ」

(作者)
「それも瞬間的に集中力による補正とイメージによる修正はかかるけど精神集中による術式構築も集中による維持も必要ないので槍をふるいながら術を使ってコンボに組み込むことも出来るね」

(レティシア)
「反則よな」

(レティラ)
「反則だよね」

(作者)
「どこが、これ以上の武器なんていくらでもあるぞ」

(レティシア)
「いや、どこぞの鴉が「インチキ効果も大概にしやがれ」と言いそうなくらい反則だから」

(レティラ)
「それで肝心の槍の能力を使った威力はどれくらいなの」

(作者)
「ゼロ魔のドットスペルか合成ラインスペルくらいの威力になるね」

(レティシア)
「火の矢を飛ばしたりとか地の属性の力で硬化して防御力を上げたりとかか」

(レティラ)
「泥流は水+地の合成ラインスペルだよね」

(レティシア)
「それをコンボに組み込めるのはやはり反則ではないのか?」

(レティラ)
「あたしも反則だと思うよ」

(作者)
「いい加減それはおいといて次回またお会いしましょう」
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