白騎士物語 時をこえた物語   作:神無 龍希

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今回は説明回INセティ家だよ


黒騎士5

 

 

                     ◇ ◇ ◇

 

 

場所はセティの家

 

テリアスとやりあった賢士も転移でレナード達と合流して全員集まってる

 

(セティ)

「それでは騎士のことについて話しましょうか」

 

(レナード)

「その前に一つ聞きたいけどどうして黒騎士があなたを助けたんですか」

 

(ユウリ)

「そうよね、王様を殺したようなやつがなんで?」

 

(セティ)

「それは私にもわかりません」

 

(賢士)

「落ち着けユウリ、黒騎士がバランドール王を殺したと決まったわけではあるまい」

 

(ユウリ)

「どうして?」

 

(賢士)

「よお思い出してみい、城でシズナが攫われた時黒鎧のドレギアスは二人おったぞ」

 

(ユウリ)

「あっ…」

 

(エルドア)

「確かに、あの時は私もレティシア殿も黒鎧のドレギアスという者の止められてみすみすシズナを攫われてしまったな」

 

(賢士)

「二人おる以上国王殺しと黒騎士が同じとは言い切れぬよ」

 

(ユウリ)

「うん…、うーん、確かにそうよね」

 

(賢士)

「目立つ所ばかりに気をとられて偏った見方ばかりしておると思わぬところで真実を見落とすやもしれぬぞ」

 

(ユウリ)

「うん…、気を付けるね」

 

(賢士)

「それとなセティ、薬石はこれでよいのであろう?」

 

(セティ)

「はい間違いありません、ありがとうございます」

 

(賢士)

「それと戻ってくる途中で汝のことをよく知る妾の知り合いからこれを渡すように頼まれての、大丈夫と思うが後でよお確認するとよい」

 

(セティ)

「これは私の薬?、どうして」

 

(賢士)

「そこまでわからぬよ、常識ではかれぬやつだしの、過去の亡霊に負けるでないぞ」

 

(セティ)

「重ね重ねありがとうございます」

 

セティは中身をよく確認してから水筒の水で早速薬を一回分飲んだ

 

(セティ)

「さて、話が逸れてしまいましたが今度こそ騎士についてお話ししましょう」

 

(セティ)

「騎士とは一万年前のドグマ時代にとても高度な技術で作られた恐るべき戦争兵器のことです」

 

(セティ)

「しかしその騎士もあるものがなければただの鎧にすぎません」

 

(レナード)

「そのあるものとは?」

 

(セティ)

「それは契約者の魂です」

 

(ユウリ)

「契約者の魂?」

 

(セティ)

「はい、契約者が魂を騎士に捧げることで騎士は強大な力を振るうことが出来る真の騎士になるのです」

 

(セティ)

「しかしその力が大きすぎたためか騎士を作り出したイシュレニアの権力者は騎士の契約者が反乱を起こすことを恐れました」

 

(セティ)

「そのためか権力者は契約者を自我のない赤ん坊にすることで自分に都合のいい操り人形にしたと言われています」

 

(レナード)

「赤ん坊っていくらなんでも無茶すぎるだろ」

 

(セティ)

「理論上は可能だったんでしょうね、騎士はそれ自体が戦闘経験を蓄積出来ると言われていますので」

 

(エルドア)

「つまり契約者は魂さえあればいい、だから赤子が好都合ということか」

 

(シーザー)

「ひでえ話しもあったもんだな」

 

(賢士)

「だけどそれは量産型騎士と共に頓挫したはずよ」

 

(セティ)

「なぜそんなことが言えるのですか?」

 

(賢士)

「妾は一万年前の人間の意識体なのでな、イシュレニアは敵ではあったがそれなりに情報はつかんでおるのよ」

 

(賢士)

(と言うことにしておこうぞ、テリアスのことは妾以外に関係ないしの)

 

(セティ)

「あなたも古人だったのですか、全然そうは思えなかったのですが…」

 

(賢士)

「妾は意識体だから幽霊のようなものだしの、この者と合意の上で体を借りておるから見た目はこの時代の人間よ」

 

(セティ)

「いささか信じられないくらいの話しですが…」

 

(レナード)

「その反応もわからんいわけじゃないんだけどね」

 

(ユウリ)

「一緒に旅してからね、ほんとのことだってことがよくわかるのよ」

 

(セティ)

「それで量産型騎士というのは?」

 

(賢士)

「騎士でアスヴァーンと決戦する前に白騎士や黒騎士のデータを元にイシュレニア独自の量産型騎士を作ったそうだが、初陣の虫の谷の戦いで契約者にされた多くの赤子共々惨憺たる結果となってその戦い以外で使われることはなかったようだの」

 

(セティ)

「そうですか」

 

(セティ)

「今の話しにも出てきましたが一万年前のドグマ戦記と呼ばれた時代イシュレニア帝国とアスヴァーン王国という強大な力を持った二つの国は戦争をしていました」

 

(セティ)

「イシュレニア帝国は騎士を作り出したことでアスヴァーンを圧倒していましたが、アスヴァーン王国も命をかけて封印呪を使うことで騎士を封じることに成功しました」

 

(エルドア)

「ん…(おかしい、白騎士ワイルドの寝返りなど色々とあった上に騎士を封印したのは戦いの後ではないか)」

 

その時セティがエルドアを見て驚いた顔をする

 

(セティ)

(よく見れば古人ではないですか)

 

(セティ)

「でも戦いはそれで終わりではありませんでした」

 

(セティ)

「予言によってイシュレニア帝国皇帝マドラス、一万年後に再び帝国を興す、アスヴァーン王国の女王ミューレアスとシンナイトの契約者の生まれ変わりは一万年の時を経てマドラスと決着をつけると」

 

(賢士)

「星詠みのシーカーの予言よな、妾もその予言があらばこそ時をこえてきたのよ」

 

(シーザー)

「それじゃ、俺はどうしてグリードに預けられたんだ?」

 

(セティ)

「これ以上詳しい話しは場所を移してからにしましょう」

 

(レナード)

「それはどうして」

 

(セティ)

「どうやらここ数日私は監視されているようです」

 

(セティ)

「そこであなた達と接触したのですからもう安全とは言えないでしょう」

 

(賢士)

「して続きを話すのはいずこぞ?」

 

(セティ)

「バンヘイブン荒野をこえた先にあるシンカ村で」

 

(セティ)

「私も準備してから行きますので町の門の所で待っていてください」

 

(シーザー)

「わかった、それじゃ行こうぜ」

 

(レナード)

「ああ」

 

 

                    ◇ ◇ ◇

 

 

時は少しさかのぼりレナード達がバランドールに着いた日の夜明け

 

ーシズナの夢の中ー

 

(???)

(太陽王…、マドラス…)

 

(シズナ)

(太陽王はマドラスの騎士ということ?)

 

(???)

(困難)

 

(シズナ)

(太陽王がマドラスの騎士なら復活を防ぐのは確かに困難ね、それなら倒す方法を考えた方が)

 

(???)

(騎士…、聖剣…、勇者…、巨石…)

 

(シズナ)

(勇者?、巨石?…、まさかグランサーを)

 

(シズナ)

(でもあれなら確かに太陽王を倒せるかも)

 

(シズナ)

(でもどうやって…)

 

(???)

(騎士殺し…、受け継ぐ意志…)

 

(シズナ)

(グランサーは騎士を倒すための聖剣、同じ方向の意思を持つレナード達なら巨石に行きさえすればなんとか)

 

(シズナ)

(ならば)

 

シズナは決意と共に目を覚ます

 

(シズナ)

「部屋の見張りの方、至急そちらのリーダーのグラーゼルと話したいことがあるのでお伝え願えませんか」

 

(シズナ)

「太陽王に関するお話しもあると言えばグラーゼルも興味を持つことでしょう」

 

わかりましたと言って見張りは伝声管で通信兵に伝えて通信兵がグラーゼルにシズナの話しを伝えた

 

しばらくしてビグロでシズナの前にグラーゼルが姿を現す

 

(グラーゼル)

「このような姿で失礼シズナ姫、それでお話しとは?」

 

(シズナ)

「次にレナード達と会う時は虫の谷のマグスの巨石で会ってください、そうしていただければ太陽王の封印を解くことに協力しましょう」

 

(グラーゼル)

「わかりました、ではその条件で」




(作者)
「毎度お馴染み用語解説のコーナーだよ」

(レティラ)
「今回も説明回だね」

(レティシア)
「とはいえ既にテリアスが話したようなことばかりよな」

(作者)
「しかも今回は原作ゲームでの説明回の上に原作ゲーム自体がドマイナーだからイベントを飛ばすのも憚られるという(^^;)」

(レティシア)
「リリカルな二次小説無印のアースラでの管理局説明と違って飛ばしたら読者がついてこれぬやもしれぬな」

(レティラ)
「あぁ、そんじゃそこらのよくある転生物で簡単に反論されてるあのイベントのことだね」

(作者)
「その一言でわかる有名所と違ってこっちはわかってもらえる気がしないからね」

(レティシア)
「そして説明回では新たに解説するものもないの」

(作者)
「量産型騎士は既に説明してるしね」

(レティラ)
「そんなわけでもうやることがないね」

(作者)
「それじゃ、次回またお会いしましょう」
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