オリ主はレナードじゃなくてユウリと一緒だけど大きな違いはないよね(笑)
セリフについて説明を
「」 言葉に出してるセリフ
() 心の中だけのセリフ
[] 特定の個人だけに聞かせるセリフ(ひそひそ話し オリ主専用など)
◇ ◇ ◇
バランドール領地パーモ村
ラパッチワイン商のワイン倉庫は目が回る程忙しくなっていた
その理由は昨日ラパッチワイン商で飼っているビグロからの連絡でワインボトルとワイン樽を10樽以上もバランドールに運ばなくてはいけなくなったからである
なんでも近々行われるバランドール王国の王女であるシズナ姫の誕生祭と10年前に戦争したフォーリア国との和平会談をまとめて執り行うことになったそうで
その際に振舞われるワインを王宮御用達の店で用意していたのだが強盗に入られて店の人達は殺されてワインもめちゃくちゃにされてしまったそうだ
そこでワインはパーモ村で作ってるラパッチワイン商のことを聞きつけてシズナ姫の誕生祭に間に合うようにワインを用意するように頼まれたわけである
ワイン倉庫ではレティラと一緒にワイン樽を運んでいた赤毛のショートカットの娘がぼやいていた
(赤毛の娘)
「まったく商売繁盛なのはいいけどちょっとは休ませて欲しいわよねレティシア」
(レティラ→レティシア)
「後2樽獣車に乗せればいいんだから頑張ろうユウリ」
レティラは森から出た後でバランドールの王宮へ入る方法を探してとりあえず手近なパーモ村へやってきていた
そこでワイン運び急募の張り紙を見てそのバイトがなんとなく気になって店に行って面接したところ即採用となった
あっさりと雇うあたりお店側はかなり切羽詰っていると思われる
(レティシア)
(ワイン運びを急募って言葉に引っかかりを感じて行ってみたら誕生祭のワインだもんね、いきなり大当たりだよ)
ちなみにレティラがレティシアと名乗っているのはこの時代にいるはずのクライブにわかりやすくアピールするためにレティシア本人から頼まれて名乗っている
何しろ本人は意識体としてレティラの中にいるためレティシアという存在を知らせることはまず無理と言える
なのでレティラのセリフはレティシアとして、そしてレティシアのセリフは称号である賢士として表記する
(レティシア)
[このままいけば王宮に入れるかな?]
(レティシア→賢士)
[そこは上手くやってみせようぞ、何しろ予言を突き詰めて考えれば誕生祭の王宮ですべてが始まるのだからのう]
ワイン樽を運び終わった後はユウリの家で夕食を食べ、その後は戦技の練習をしてからユウリの家 に泊まった
翌日ユウリの家で朝食を頂いてから弓撃ちの練習をしていると
(ユウリ)
「レティシアー、どこいったのー」
ユウリが探している声が聞こえた
(レティシア)
「なあにー、ユウリー」
レティラが答えながら声のする方へ行ってみると
(ユウリ)
「あーいたいた、どこ行ってたのよー」
(レティシア)
「ちょっとこれの練習にね」
と弓に軽く触れながら言う
ユウリの方を見るとユウリと一緒に栗色のぼさぼさ頭の少年とも青年ともつかないくらいの男の人がいた
(ユウリ)
「紹介しとくわね、こっちは私の幼なじみのレナードよ」
(ユウリ)
「それとレナード、こっちが…」
(レティシア)
「ワイン運びのバイトで雇ってもらってるレティシアだよ、よろしくね」
ぺこりと頭を下げて挨拶する
(賢士)
[こやつ…]
(レティシア)
[どうしたのレティちゃん?]
(賢士)
[気のせいかもしれぬがこやつの雰囲気がどこかワイルドのやつに似ておる気がしての]
(賢士)
[顔が似てるとか言った意味ではないがな]
(賢士)
[そう考えるとユウリのやつもどこか懐かしいような雰囲気がするのだがのう]
(レティシア)
[例の生まれ変わり]
(賢士)
(いやまさかな…、だとすれば出来すぎとるわ)
賢士はレティラの問いには答えずに一人思考に
(ユウリ)
「それで誕生祭が今日の夕方から始まるって言うの?」
(レナード)
「そうなんだよって知らなかったのか?」
(ユウリ)
「王宮から注文が来てからはずっと忙しくて街に行く
(賢士)
(いやいや、注文受ける時に締切りくらいはちゃんと覚えておこうな)
(レナード)
「とにかく急いで運ばないと…」
レナードがワイン蔵の方を見るとそこには高さ3mはあろうかという大型の草食獣に繋がれた山盛りのワイン樽を乗せた獣車が二台あった
もっともレナードは草食獣の迫力に圧倒されていたみたいだけど
それとワイン樽のいくつかにはワインの詰まったボトルが厳重に梱包されて詰め込まれてる
(ユウリ)
「急いで運ぶためにはまず獣車を動かすラウスさんを探さないとね」
そんなわけで割と急いでるのにラウスという二足歩行のおっさんうさぎを探すことになった
まず一番可能性が高い村の馬の牧場を探すことになった
程なくして牧場の隅っこの切り株で空っぽの酒の瓶をまき散らして大いびきをかいてる酒臭いおっさんうさぎを見つけた
(ユウリ)
「朝っぱらから酔いつぶれて高いびきなんていいご身分ね」
その言葉に含まれた怒気を感じ取ったのかおっさんウサギが目を覚ます
(ラウス)
「いけね、すっかり眠っちまってたし」
(ユウリ)
「ラウスさん…、朝っぱらから飲んでんじゃないわよ、仕事よ仕事、さっさとその酒抜いてきなさーい」
(ラウス)
「ユウリさん怒ってるし」
ユウリが怖くてこそこそとレナードの後ろに隠れるラウス
その後でラウスにキュアポイズンをかけて
結局昼過ぎに出発することになった
ちなみに昼食はラウスさんだけ酔いから早く回復するための特別メニューになっていた
その内容は一言でいえば罰ゲーム…
(ラウス)
「こんなの料理と言わないと思うし…」
昼食がすんでラウスが獣車の御者席について手綱をとる
(ラウス)
「こいつは結構荒っぽいんで俺が手綱をとらないと暴れちまう」
(ラウス)
「そんなわけで俺も一緒に行くし」
(ユウリ)
「随分遅くなったし、さっさと行かないとまずいわね」
(レナード)
「ああ,日が落ちるまでには運んでしまわないといけないし」
(レナード)
「ってユウリ、お前も来るつもりなのか」
(ユウリ)
「そうよ、せっかくのお祭りなんだから私も行きたいわよ」
(レナード)
(せっかくのお祭りなんだし行きたい気持ちはわかるけど)
(レナード)
「……しょうがないな、俺から離れるなよ」
(レティシア)
「あたしも仕事が終わったら祭りにいこっかなー」
(賢士)
(その時間があればの)
(作者)
「毎度お馴染み用語解説コーナー」
(レティシア)
「やっと原作ゲームをプレイしてた者達にとってお馴染みの者達が出てきおったの」
(作者)
「原作に入るまで五話もかかったからね、ほんっとにお待たせしました」
(レティラ)
「それにしてもここはあたしとレティちゃんの呼び方は変わらないんだね」
(作者)
「ここは本編と関係ないからね」
(レティシア)
「それで今回紹介するのは何ぞ?」
(作者)
「今回紹介するのは原作キャラの二人だね」
(レティシア)
「レナードとユウリのことよな」
(作者)
「そう、レナードはバランドールのラパッチワイン商のラパッチというおじさんに預けられて育てられたんだけどパーモ村と行き帰することが多かったから同じくらいの年のユウリと幼馴染になったという感じだね」
(レティシア)
「主人公にありがちな超鈍感だから幼馴染で片思いしておるユウリが哀れでならんの」
(作者)
「そのユウリはパーモ村の村長に預けられてパーモ村の方のラパッチさんの店で働いてるんだったね」
(作者)
「うん、レナードに片思いしててそれでこの作品の事件に巻き込まれるんだから割と不幸かもしれない」
(レティシア)
「あー、その、まっ、ご愁傷様」
(作者)
「それでは今年最後の投稿としてお別れになります、また来年」