白騎士物語 時をこえた物語   作:神無 龍希

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今回はバッケイヤのイベントだよ

活動報告での人気投票は第四章終了時点で締め切りになっているからまだの人はお早めに

セリフについて説明を

「」 言葉に出してるセリフ

() 心の中だけのセリフ

[] 特定の個人だけに聞かせるセリフ(ひそひそ話し オリ主専用など)


黒騎士11

 

 

                     ◇ ◇ ◇

 

 

ロッコを保護してからしばらく歩くと遠目に村らしきものが見えてきた

 

(ユウリ)

「ねえ、この先に村があるみたいよ」

 

(シーザー)

「あっちゃー」

 

(カーラ)

「これはまずいな」

 

(シーザー)

「ロッコの村があそこだったなんてな」

 

(エルドア)

「よし、すぐ離れよう」

 

(???)

「もう遅いな、この風の民の縄張りを侵した者は生かして帰さん」

 

(レナード)

「ちょちょっと待ってくれよ」

 

(???)

「問答無用」

 

リーダーらしき男の合図で投網を十重二十重に投げられて全員捕縛されてしまう

 

(ロッコ)

「ほんとにちょっと待ってくださいよー」

 

ロッコも例外なく捕縛されていた

 

(???→リーダー)

「あれ、この声はロッコ?」

 

リーダーの男はキョロキョロと回りを見てから

 

(リーダー)

「あっ、そこにいたんだ」

 

(ロッコ)

「最初からいましたよー、この人達は僕の恩人ですよ」

 

(ロッコ)

「というか僕がいることに気づいてなかったでしょ」

 

と言ってジト目でリーダーを見るロッコ

 

(リーダー)

「いやだなー、ロッコくん、そんなわけないじゃないか」

 

(リーダー)

「さっきまでのは軽い冗談だよ冗談」

 

(ロッコ)

「へえ~、僕がいるのがわかっていて捕縛したのが軽い冗談ですか」

 

と言って更にジト目で睨むロッコ

 

(リーダー)

「あー、その、君たち、ロッコが世話になったみたいだね」

 

それに耐えかねてかあからさまに話しを逸らすリーダー

 

(リーダー)

「我々ウインドライダーズは受けた恩は決して忘れない、何でも君たちの力になろうじゃないか」

 

(レティシア)

「それならまずこの縄ほほどいてくれないかなー」

 

(リーダー)

「お、おう、みんなでちゃっちゃっとほどいてやってくれ」

 

(リーダー)

「それでロッコさん、どうしてそんなに素敵な笑顔を浮かべているのかなー」

 

確かロッコはすごく素敵な笑顔を浮かべているが目がちっとも笑っていなかったたりする

 

(ロッコ)

「それはもちろん、リーダーにO☆HA☆NA☆CHIがあるからですよ」

 

(リーダー)

「ちょ…、待て、それは字がちが…」

 

リーダーが慌てて何か言ってるがロッコはそんなことはお構いなしですごくいい笑顔のまま黒い気配とすごいプレッシャーをばら撒きつつリーダーを物陰に引きずっていった

 

その場にいた風の民の何人かがリーダーに向けて十字を切る、逝ってらっしゃいということだろうか

 

ロッコのO☆HA☆NA☆CHIはレティシア達が解放された後もしばらく続いたそうな

 

ウインドライダーズの村バッケイヤの入り口でえらい歓迎を受けたレナード達は憔悴しきったリーダーのオズモンドの案内で酒場に来ていた

 

(オズモンド)

「まあ~、その~、なんだ、今日は俺の奢りだ、好きなだけ飲んで食え」

 

(シーザー)

「それじゃ、遠慮なく」

 

(レティシア)

「でもねー、お酒は飲まないようにねー」

 

未成年だし正しい言葉ではある、少なくても日本では

 

レナード達は酒場でご馳走になりつつオズモンドに今までのことを話した

 

(オズモンド)

「なるほど、近頃やけに国のもんでもないのに金属鎧でガチガチに固めたやつらがうろついてると思ったらそういうことか」

 

(オズモンド)

「なら我々にもやらせてくれ、我々の力なら奴らをぶっ潰すことも出来ないことじゃないはずだ」

 

(レナード)

「いやそれはまずい、シズナが捕まってるんだから」

 

(オズモンド)

「そうかうーん、とりあえず村の施設は自由に使ってくれ」

 

(レナード)

「ありがとう」

 

(オズモンド)

「それと行く時は声をかけてくれ、マグスの巨石は我々の聖地だし歩いて行くには大変な所だから送っていってやる」

 

(レナード)

「それは助かる、ほんとにありがとう」

 

(オズモンド)

「それじゃ、また後でな」

 

酒場でたっぷり食べた後は村を一通り見て回ることにした

 

(ユウリ)

「なんかあそこにグライダーがたくさん置いてあるよ」

 

(エルドア)

「グライダーの工房ではないのか」

 

(ロッコ)

「みなさーん」

 

(シーザー)

「よおロッコ、グライダーの調子はどうだ」

 

(ロッコ)

「それが一部の部品が老朽化していて取り換え修理になっちゃったんです」

 

(シーザー)

「そうか、それは残念だったな、でも修理がすんでからまた頑張ればいいじゃねえか」

 

と言ってロッコの頭を軽くぽふぽふと叩く

 

(ロッコ)

「はいです♪」

 

グライダー工房から出て村を回っていると武器屋の近くで地面に落書きをしてる子供達がいた

 

その落書きは子供らしく破壊的で辛うじて顔の回りにぼうぼうと何かが生えた男らしいとわかるものだった

 

(レナード)

「それは?」

 

(風の民の子供)

「あっれー、お兄ちゃん知らないの、これはマグス様だよー」

 

(ユウリ)

「この右目らしいとこの線は何かな?」

 

(風の民の子供)

「マグス様は右目が見えなかったんだよー」

 

(風の民の子供)

「でもね、後ろにも目がついてるんじゃないかってくらいすごく強かったんだって」

 

(シーザー)

「確かイシュレニアの騎士達相手に一歩も引かずに戦ってその強さで虫の谷を守り抜いた英雄がトロル族のマグスだって言い伝えがあるな」

 

(エルドア)

「それを称えて作った像の中でも一番大きいのがマグスの巨石と呼ばれているのだろうな、聖地となるわけだな」

 

(賢士)

「しかしよおそんな言い伝えを知っとったのう(一万年も経てば脚色とかは免れんと思おとったが)」

 

(カーラ)

「それじゃそろそろオズモンドに挨拶しとくかい」

 

(レナード)

「そうだな、そうしよう」

 

レナード達は村めぐりを終えてオズモンドの家にいた

 

(オズモンド)

「よお、もう村での用事はすんだのか」

 

(レナード)

「ああ、後はシズナを助けるだけだ」

 

(賢士)

[まったくレナードの奴はシズナシズナと呆れるほどのにぶちんよな]

 

(レティシア)

[だよね、ユウリの気持ちにちっとも気づいてないみたいだし]

 

(賢士)

[まったくユウリが騎士の契約者と気づいておるのは生命波動を確認出来る妾と、竜眼のおせっかいで妾の心を読んだであろうシーザーだけで他に知っておるものはおらぬはず]

 

(賢士)

[つまりバランドール城へのウィザードの襲撃に巻き込まれた後でシズナを助けに行くかどうか選択する機会はあったはず]

 

(賢士)

[だがユウリはレナード以外に理由がないにも関わらず旅のメンバーに加わり強くなることを望んだ]

 

(賢士)

[レナードの奴がその意味を少しでも理解出来ねばユウリの奴があまりにも哀れよ]

 

(オズモンド)

「まてまて、そんなに慌てるな、お前らを送る準備もしないといけねえし今日は酒場に泊まってけ、俺から言っとく」

 

(エルドア)

「そうだな…、その方がいいだろう」

 

(シーザー)

「せっかく送っていってくれるって言ってるんだし、その話に乗らない手はないよな」

 

(レナード)

「それもそうだな」

 

そして翌日、酒場の前で待ってたオズモンドの案内でレナード達は六機のグライダーに分乗することになった

 

陸路では村からマグスの巨石への道はろくに存在せず所々に生えてる巨大タンポポを使って風に乗らないとまともに進めないそうである

 

レナード達はその話を聞いて心の底から送ってもらって良かったと思ったそうである

 

レナード達はマグスの巨石の直前のロジックストーンがある場所で降ろしてもらった

 

(レナード)

「送ってくれてありがとう」

 

(オズモンド)

「おう、お前達も頑張れよ、じゃあな」

 

(エルドア)

「いよいよだな」

 

(レナード)

「ああ、この先にシズナが待っている」

 

ユウリはその言葉に答えずにやれやれと首をふるだけだった




(作者)
「毎度お馴染み用語解説のコーナーだよ」

(レティシア)
「今回も改めて解説することはないが話題は尽きないの」

(レティラ)
「そうだね、まずはロッコくんのO☆HA☆NA☆CHIからだね」

(作者)
「これはハーメルンの読者なら知ってる人が多いと思うけどリリカルな魔法少女の二次専用ネタだよ」

(レティラ)
「確かこのネタって無印で友達になりたい娘に全力全開でスターライトしたその姿勢が元で二次小説で流行るようになったとか」

(レティシア)
「エースで「悪魔でいいよ」の名セリフとストライカーズの立ち位置から管理局の白い悪魔という二つ名が確固たる地位を築き上げたことも要因とはいえ二次ではO☆HA☆NA☆CHIと白い魔王が定着しておるのう」

(ゆかり声)
「魔王じゃないよ」

(レティシア)
「こういうネタもたまに見かけるしの」

(ゆかり声)
「流さないで」

(作者)
「いや、流す以外どうしろと」

(レティラ)
「そしてロッコくんはすっかりと忘れ去られていたけど確か原作ゲームでも忘れられていたよね」

(レティシア)
「ああ、原作ゲームでの問答無用な投網の投げっぷりから見てロッコも巻き込まれて捕縛されておっても不思議ではないほどであったしの」

(作者)
「そのせいで忘れられネタになってるんだけどね、それと後はレナードだね」

(レティシア)
「あそこまで鈍いとはな、いくら主人公体質とはいえ一度死ねばいいのに」

(レティラ)
「随分と過激なこと言ってるね」

(作者)
「とはいえ仕方がない部分もあるよね」

(作者)
「どうしてユウリがこんな危険な旅についてきているのか少しでも考えて気遣うことが出来ればあそこまでシズナシズナと一直線になれるはずもないのに」

(レティシア)
「あまりにもユウリが哀れよの」

(作者)
「これ以上傷口に触れるのはやめておきましょう」

(作者)
「それじゃ、次回またお会いしましょう」
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