活動報告での人気投票はこれで締め切りになります
◇ ◇ ◇
カーラ達が消えてからそう時間が経たない内にウィザードのモノシップが飛び去っていくのが見えた
それとほぼ同時にズズ…っと地鳴りのような音が聞こえた
(エルドア)
「まずいな、戦いの音で虫が目を覚ましたようだ」
(シーザー)
「んでウィザードのモノシップを見つけて動き出したってか、冗談じゃないぜ」
(ユウリ)
「このままじゃまずいよ」
その時レナード達の近くにグライダーが五機着陸した
(オズモンド)
「お前ら乗れ、脱出するぞ」
(シーザー)
「こいつはありがてえ」
(賢士)
「世話になるぞ」
全員相乗りしてマグスの巨石から飛び立った
だが運の悪いことにモノシップを追うグリーバーとはち合わせすることとなりグリーバーの背中すれすれを飛んでやりすごそうとするが、それはグリーバーの体毛の隙間を抜けることとなりまるで森の中を飛んでいるかのような状態になっている
その上グリーバーが走る度にグリーバーの体が峡谷に当たって石が落ちてきたりグリーバーがガスを吹き出して視界が悪くなったりしたのでさしものウインドライダーズも翼をぶつけてしまって全機グリーバーの背中に墜落することになってしまった
(ユウリ)
「あいったたたたた…、みんな大丈夫?」
回りを見るとレティシアはコロコロと転がった挙句グリーバーの体毛に当たったらしく仰向けで両足を上げたまま倒れていた
(レティシア)
「くぎゅう…」
シーザーは何事もなかったかのように歩いてきた
(シーザー)
「おーい、みんな無事か」
こんな調子でオズモンド達を含めて10人全員が合流することが出来た
(オズモンド)
「しかしウインドライダーズともあろうもんがドジったぜ」
(レナード)
「いや、あれは操縦技術でどうこうなるもんじゃなかったと思うよ」
(ユウリ)
「しかしえらい速さで走ってるわね」
(オズモンド)
「これじゃウインドライダーズの救援もこれないぞ」
(エルドア)
「なら虫の習性を利用しておとなしくしてもらうしかないな」
(レナード)
「虫の習性?」
(オズモンド)
「頭の方へ行って触手をガツーンと殴って黙らせる気か」
(シーザー)
「そりゃまた豪快な作戦だな」
(賢士)
「とはいえ、他に手はなさそうだしやるしかなかろう」
全員身に着けてるもので失くしたものがないかどうか確認してからオズモンド以外のウインドライダーズを墜落で壊れたグライダーの確保に残してグリーバーの頭部へ進むことになった
しばらく進んで頭部らしき所へくるとグリーバーは「ぐぱぁ」と口を開けて大量のガスを吐き出しその中から柱のように太くて長い触手が伸びてきて先端についてる目でレナード達を見下ろした
(ユウリ)
「なんで虫の触覚に睨まれなくちゃならないのよ」
(オズモンド)
「しょうがねえだろ、グリーバーは触覚に目がついてるんだからな」
(レナード)
「とにかくあれを叩いておとなしくさせればいいんだな、我に力を…変身!」
(シーザー)
「あっ、ならそっちは任せた、こっちは雑草刈りだ」
オズモンドとシーザー達は触覚を守るようにいつの間にか無数に生えてきてる触手をザクザクと切り始めた
改めて触覚の方を見ると白騎士に見劣りしない大きさをしているが攻撃バターンが触覚全体での体当たりとか単純なものしかなかったから白騎士の敵ではなかった
触覚が白騎士の攻撃に耐えかねて引っこむとグリーバーの動きが鈍りそのまま倒れこんだ
その後ウインドライダーズの救助隊によって崖の上まで運ばれたがグライダーの数が足らないので先にウインドライダーズを村へ返すことになった
ウインドライダーズの迎えを待つ間レナード達は賢士からカーラのことを聞いていた
(レナード)
「カーラにそんな事情があったのか」
(ユウリ)
「それに、セティさんがグラーゼルだったなんて」
(賢士)
「あの薬はセティを守るためのものだったのだが、どうやらマドラスが直接とり憑いとるらしいのう、あれでは薬も意味がないわ」
(シーザー)
「カーラのやつ、また一緒に旅が出来るといいな」
(賢士)
「そうよのう」
(オズモンド)
「おーい、お前ら待たせたな」
レナード達は迎えに来たオズモンド達のグライダーに相乗りしてバッケイヤの村に戻った
(オズモンド)
「どうだい、俺達も役に立っただろう」
(レナード)
「本当に助かったよ、ありがとうオズモンド」
(ロッコ)
「これでご恩返しが出来ましたね」
(オズモンド)
「そういやお前達にお客さんが来てるぜ、俺の家で待ってもらってるから会ってやればどうだ」
(レナード)
「そうするよ」
オズモンドの家に着くと
(???)
「お久しぶりです皆さん」
(レナード)
「お前は…」
(シーザー)
「セティ」
なんとなくみんなしてセティを見ると虫の谷を越えてきたとは思えないくらい靴がきれいだった
(ユウリ)
[これって…]
(シーザー)
[確定だな
(賢士)
[それはそうと気を取り直して]
(賢士)
「汝は生きておったのだな、火事で死体が出たと言うておったから諦めておったぞ」
(セティ)
「どうやら私の命が狙われていたようなので身を隠していたのですが、どうやらその間に私を訪ねてきた人が犠牲になったようです」
(シーザー)
「そうか…、それにしてもお前ここにくるまでの道をよく渡ってこれたな」
とシーザーがいけしゃあしゃあと言ってみる
(セティ)
「ええ、まあ、何とか、それよりも急ぎましょう、ウィザードの動きが活発になってきました」
(セティ)
「このままではウィザードが太陽王を復活させるのも近いと思われます」
(セティ)
「そしてウィザードの飛行船の動きからして太陽王はおそらくドグマホールに」
(エルドア)
「そうなると目的地はドグマホールか?」
(セティ)
「いえ、まだ皆さんに話していないこともあるのでその手前のシンカ村へ向かうことになります」
(エルドア)
「どちらにしろバンヘイブン荒野をこえていくことになるな、あそこは広い」
(シーザー)
「今日は色々あって疲れたー」
そこまで話して一区切りついたと判断したのかシーザーが脈絡のないことを言った
(賢士)
「そうよな、一晩泊めてもらった方が良かろう」
(セティ)
「そうですね、そうしましょう」
(オズモンド)
「おう、それなら遠慮なく俺の家を使ってくれて構わないぜ」
(ユウリ)
「お世話になりまーす」
その夜レナード達はレティシアの部屋で作戦会議をしていた
(レナード)
「セティがグラーゼルだってのはわかってるんだろ、それなのにどういうつもりだ?」
(賢士)
「それはな、生命波動を始めとして色々と見てみた結果今のセティの体ま主導権はグラーゼルが7でセティが3といった割合よ」
(ユウリ)
「それってどういうこと?」
(賢士)
「マドラスがとり憑いとる今はマドラスが名乗るグラーゼルが主導権をとっておるのは確かだが、セティ本来の意思も必死に抵抗して色々と干渉しておるようでのこの際つきあえるとこまでつきおうて情報を引き出そうと思うてな」
(エルドア)
「一万年前の生き証人がここに二人もいるから情報を歪めて引っ掛けようとしても無駄だしな」
(賢士)
「そこでこんな物を用意した」
(ユウリ)
「これは…、腕輪?」
(賢士)
「これは広域心輪と言うてな、この腕輪をつけた者同士は言葉にせずとも意思のみで会話出来るようになるものよ」
(シーザー)
「面白そうだな、早速試してみるか」
(シーザー)
[ユウリ聞こえるか?]
(ユウリ)
[聞こえるわよ、シーザーどうぞ]
(レナード)
[これで情報の歪みを訂正しつつセティにつきあうわけか]
(賢士)
[そういうことよ]
レナード達はその後部屋に戻って休むことにした
そして翌日、レナード達はシンカ村へ向かって出発した
(賢士)
(さてさて、狐と狸の化かし合いの始まりよ)
(作者)
「毎度お馴染み用語解説のコーナーだよ」
(レティシア)
「今回で第四章もおしまいだの」
(レティラ)
「残りは第五章とエピローグだけだね」
(レティシア)
「まず今回の見所はマグスの巨石からの脱出かの」
(作者)
「あのシーンで相乗りして飛んでる所は風の谷の主人公が一人乗りの飛行機で巨大蟲の体毛をすり抜けて上すれすれを飛んでるシーンをイメージしてもらえばわかりやすいかと」
(レティシア)
「こうしてみると虫の谷は風の谷の影響を受けまくりだの」
(作者)
「と言うか製作者の趣味でしょこれ」
(レティラ)
「否定出来ないよね、創作物は趣味で出来てるって言うし」
(レティシア)
「それは置いといて最後に出てきたアイテムの広域心輪の解説をしておくかの」
(作者)
「これは一言で言えば素質のない人でも使える念話のチャンネルだね」
(レティシア)
「広域心輪の所有者同士であれば素質に関係なく
(作者)
「それと活動報告での人気投票ですが…、だれも参加してくれなかったという(遠い目)」
(レティラ)
(肩ぽんぽん)
(レティシア)
「今回は妾がやるかの、では次回また会おうぞ」