活動報告での次回作へのアンケートはこの小説の終了時点で締め切りになります
残りは第五章と終章のみですが第五章はとても短いです
なのでアンケートの締め切りもとても短いです
アンケートに答えるつもりのある人はお早めに
◇ ◇ ◇
ーウィザード軍・モノシップ・司令官室ー
(カーラ)
「兄さん、今更シンナイトを集めて古代の帝国を復活させてなんになるというの」
(グラーゼル)
「カーラ、前にも言ったはずだ、私の
(グラーゼル)
「私はシンナイトを集めて
(カーラ)
「兄さんは自分が皇帝の血を引いていると本気で信じているんですか?」
(グラーゼル)
「無論だ、レダム司祭の教えに間違いはない」
(カーラ)
「あのたまに見かけるという話しか聞こえない部屋から動かないような男のことをどうしてそこまで信じられるのですか」
(カーラ)
(もっともレティシアの読みが当たっていればレダム司祭は自意識も自我もない人形でたまにマドラスがとり憑いて動かしているだけということになるがな)
(グラーゼル)
「レダム司祭こそが遥か古よりの使者」
(グラーゼル)
「それに…、それに…、この時代の人間が何をした、俺を本当に愛してると思っていたミディアスまで俺を殺そうとした」
(カーラ)
(本当にミディアスが殺そうとしたの、むしろマドラスが何かしてそうなった可能性の方が…)
(グラーゼル)
「だから殺される前に殺したのよ、この世界の人間が俺に居場所を認めないならその前にイシュレニア帝国を再建して皇帝になってやる」
(カーラ)
(でも今の兄さんにその言葉を言っても届かない)
(グラーゼル)
「私の居場所を奪われる前に世界の支配者になって全ての居場所を奪ってやる」
カーラは結局止めることの出来ない自分の不甲斐なさに歯噛みして拳を握りしめることしか出来なかった
(シャブール)
「グラーゼル様、やつらが来たようです」
(グラーゼル)
「そうか、いよいよだな」
グラーゼルはそう言ってシズナを軟禁している部屋へと向かった
(グラーゼル)
「シズナ姫、いよいよあなたの力が必要な時が来ました」
(シズナ)
「約束は守ります、太陽王の所へ案内しなさい」
(シズナ)
(たとえ太陽王が復活してもシンナイトは四体、まだ大丈夫、頼みましたよレナード)
◇ ◇ ◇
レナード達は階段を下りてドグマホールの更に奥へと踏み込んだ
ウィザード兵や黒騎兵に加えてウィザードの技術者が修復した古代兵器も戦列に加わったり転送装置もあったりしたが決意を強くしたレナード達を阻むことは出来なかった
そして何度目かの転送装置の使用で地上部分に出たがそこで一人の男が待っていた
(レナード)
「シャブール」
(シーザー)
「あんたがここにいるってことは、この奥にグラーゼルと姫さんが」
(シャブール)
「その通りだ、そろそろ用事を終えられる頃だろう」
そう答えたシャブールの右腕に見慣れない黒い籠手がはめられていた
奥の扉が開きそこから二人の人物が出てくる
シャブールは跪いてその人物を迎える
(レナード)
「シズナ、無事でよかった、もしかして太陽王は既に?」
(シズナ)
「ええ、こちらから持ち掛けた約束を破るわけにはいきませんので」
(グラーゼル)
「そういうことだ諸君、もっとも太陽王は元々私の物だからどのような経緯であれいずれは私の物となったはずだ」
(シズナ)
「ですが封印はつい今し方解いたもの」
(エルドア)
「つまり太陽王での戦闘経験はないということか」
(シーザー)
「なるほど、つまり今が一番倒しやすいということか」
(グラーゼル)
「こちらとしても白騎士と龍騎士は手に入れたいからな、決戦といこうか」
(レナード)
「望む所だ」
(グラーゼル)
「古の天空に輝きし、万物を統べる太陽の王アドルメアよ」
(レナード)
「古の剣をたずさえし、白き勇者ウィゼルよ」
(シーザー)
「古の大地を焦がす、紅き翼竜ラーヴェインよ」
(グラーゼル・レナード・シーザー)
「我に力を…変身!」
白騎士と龍騎士に対面する形で金色の鎧の巨人…、太陽王が姿を現した
シャブールはその金色の姿に神々しさと畏怖を覚えた
(シャブール)
「これが…、これがグラーゼル様の騎士か」
白騎士は剣と盾を構え
龍騎士は槍を構え
太陽王は虚空に灯した炎から双刃剣を取り出して
決戦の火ぶたは切って落とされた
(グラーゼル)
(ふん、まずは小手調べ)
(グラーゼル)
「
太陽王が剣を横薙ぎに振るうとそれに沿って炎が吹き出した
その炎を白騎士は剣の結界で防ぎ龍騎士は翼を生かしたハイジャンプでかわした
(グラーゼル)
(簡単に防がれているな、魔力が上がってないのか)
ハイジャンプで太陽王の攻撃をかわした龍騎士はそのまま太陽王に向けて乱れ突きに乗せた風の衝撃波を放つ
だが太陽王は剣で正確に衝撃波を叩き落とす
(グラーゼル)
(なぜだ、太陽王の力なら一振りでまとめて吹き飛ばせるはずだ)
龍騎士の攻撃に合わせて白騎士が突っ込んでくる
(レナード)
「ソニッククロス」
太陽王はそれを剣で受け止める
(グラーゼル)
(なぜだ、なぜ力が出ない、これは不慣れというものではないだろ)
(グラーゼル)
(これでは
(レナード)
「はああ、聖・剣・解・放グランレイヴ」
ソニッククロスを受け止めてそのままになっていた太陽王の剣は聖剣解放の闘気に弾かれてまともに攻撃を食らってしまう
(グラーゼル)
(なぜこんなに力が出ない、まさか…)
その時グラーゼルは見た、白い光に包まれて祈るシズナとシズナを守るユウリ達三人の姿を
(グラーゼル)
「あの女か…」
太陽王は消耗してる所に白騎士の攻撃を食らって耐えきれずに元の姿に戻った
元の姿に戻ったグラーゼルは剣を抜いて祈りで無防備なシズナを狙って走り出す
(グラーゼル)
「この魔女めがー!」
それを止めようとユウリがショートソードで受け止めたが
(グラーゼル)
「邪魔だ」
一つ吠えてユウリを吹き飛ばす
再び攻撃しようとしたが今度はエルドアに防がれる
(ユウリ)
「もうセティさんを救うことが出来ないなら…」
(エルドア)
「いっそこの場で終わらせるべきか」
エルドアはグラーゼルの剣を受け止めたまま強化魔法を使って身体能力を上げてグラーゼルを吹き飛ばす
そのままグラーゼルに止めを刺そうと剣を振り下ろす
だがその剣は見覚えのある剣で受け止められた
(作者)
「毎度お馴染み用語解説のコーナーだよ」
(レティシア)
「今回は太陽王特集になるの」
(レティラ)
「太陽王の使ってる双刃剣ってどんな武器なの」
(作者)
「確かに普通の剣じゃないから説明はいるよね」
(作者)
「双刃剣は真ん中が持ち手になっていて両端が斬るための刀身になってる剣のことだよ」
(レティシア)
「なんというか、バトルものに出てくる武器でたまに短い剣とか槍の持ち手というか柄をくっつけてリーチを長くして振り回す時があるであろう」
(作者)
「あの柄同士をくっつけた武器ってのはどうしても両端が物騒な切っ先になるから双刃剣と同じことになっちうんだよね」
(レティラ)
「なーるほど~、なんとなくわかった」
(レティシア)
「次は太陽王のスキルの紹介だが実際に紹介するのは一つだけよな」
(作者)
「名前だけ出てきた技を紹介するわけにはいかないからね」
(レティシア)
「となれば紹介するのは
(作者)
「
(レティシア)
「それではあっさりしすぎておろうが、詳しく言うと双刃剣を振り下ろして撃ち出される炎の衝撃波のことよ」
(レティラ)
「はどーけんって言うよりはまじーんけーんって感じだよね」
(作者)
「それじゃ、次回またお会いしましょう」