残るは終章のみ
活動報告での次回作についてのアンケートはこの物語が終了すると締め切りになるのでアンケートをまだ見ていない人はお早めに
セリフについて説明を
「」 言葉に出してるセリフ
() 心の中だけのセリフ
[] 特定の個人だけに聞かせるセリフ(ひそひそ話し オリ主専用など)
◇ ◇ ◇
(カーラ)
「ウワアアアアアアー!」
シャブールの右腕の黒い籠手を中心に黒く禍々しい光がディニヴァスの剣もカーラも何もかもを取り込み飲み込んでいく
そして現れたのはシンナイトの数倍はあろうかという黒い首なしの魔神であった
本来首と顔のある部分は龍騎士との戦いで傷だらけな黒騎士の上半身が黒い魔神に埋め込まれてるかのように生えていた
(シーザー)
「おいそんな、冗談だろ、カーラ、カーラー!」
(ユウリ)
「あんな酷いケガなのにカーラは大丈夫なの?」
(レナード)
「うおおおおおおお!」
白騎士が突っ込んで速攻でソニッククロスを黒い魔神の腹に叩き込むが効いた様子がない
ちなみに黒い魔神は下半身が地面に埋まっているようで上半分が生えているような形になっているので腹への攻撃となったのである
(レナード)
「くそう、ちっとも効かない」
(シーザー)
「なら俺が、変身!、くそう、変身、変身!」
(エルドア)
「無理だ、あれだけダメージを受けているのに変身なんて出来るわけがない」
(シーザー)
「ちきしょう…、ちきしょう…、カーラを救うことは出来ねえのかよ」
(レティシア)
「いや救える、あの魔神さえ手早く倒せば妾の友が救ってくれる」
(シーザー)
「だがダメージを与えることも出来ねえんだぞ」
(???)
「私もささやかながら力を貸しましょう」
声のした方を見るとシズナが白い光に包まれて祈っていた
(レナード)
「シズナ?」
(レティシア)
「いやミューレアスよな」
ミューレアスがシーザーの方を見てにこりと微笑むと龍騎士のアークであるラーヴェインのベルトが柔らかい光を放つ
(ミューレアス)
「今はこれが精一杯ですけど」
「これはまさか?」とシーザーが聞くとミューレアスはこくりと頷いた
(シーザー)
「古の大地を焦がす紅き翼竜ラーヴェインよ、我に力を…変身!」
その声に応えてシーザーは龍騎士になる
(シーザー)
「すげえ…、ダメージが全て消えてる」
(レティシア)
「ならば妾も出来ることをせねばな」
(レティシア)
「その体は想いで出来ていた
血潮は信念 心は祈り
全ての戦場において敗走はなく無敵
一度も折れることもなく
一度も歪むこともなく
数多の絶望を越え 常に限界の先を行く
彼の物は約束を果たす地に立つ
ああ… その体はきっと想いで出来ていた
レナード達全員に限界を超えた力が沸き起こり
白騎士は体が赤く染まりはしないものの各パーツが展開されてリミッターが解除される
(レティシア)
「カーラを助けるためにもさっさと終わらせようぞ」
(レナード達戦闘メンバー全員)
「オオー!」
白騎士と龍騎士は前線で上と下に分かれて魔神を攻撃し他のメンバーは後方から騎士達のサポートについてる
だがシャブールが変化したと思われる魔神の部分は鎧が硬くてなかなか攻撃が通らない
(レナード)
「ソニッククロス!」
技の一つも叩き込んでみても鎧の表面に跡がつくだけである
(シーザー)
「クソッ、
乱れ突きに乗せた無数の風の衝撃波も効果はなかった
まだ魔神はその姿での戦いに慣れていないのか両腕で叩き潰そうとするだけで騎士達にとって避けるのは難しくないがこのままじゃ埒があかないことも確かである
(エルドア)
「まずいな、このまま埒が開かなければカーラが持たぬぞ」
(ユウリ)
「そんな、助けなきゃいけないのにあんなところに埋め込まれてるしどうすればいいのよ」
(レティシア)
「あんなとこに埋め込まれておるから遠慮のない攻撃魔法も使えぬし人質にとられておるようなものよの」
(レティラ)
「こういっちゃなんだけど邪魔なくらいだね、引っこ抜ければいいのに」
(レティシア)
「ん、今何と言った?」
(レティラ)
「えっ、邪魔になるくらいだねって?」
(レティシア)
「その次は」
(レティラ)
「引っこ抜けばいいいのにだけど」
(レティシア)
「それだ、そうよ引っこ抜けば良かったのよ」
(レティシア)
「くくく、なんとも間抜けなことよ、こんな簡単なことに気づかなんだとはの」
(ユウリ)
「えっと、何か思いついたの?」
(レティシア)
「ああ、とっておきの手がな」
レティシアは急いで広域心輪と同じ効果を出す術式を組立て全員に意思で話しが出来るようにした
(レティシア)
[皆、聞こえておるか]
(レナード)
[これは?]
(シーザー)
[レティシアかい]
(レティシア)
[カーラを助ける方法を見つけたぞ]
(レナード)
[それは本当か]
あまりにレナードの食いつきが良すぎてちょっとばかり引いてしまうくらいである
(ユウリ)
[レナードのやつこういう時にはすごい勢いになるからね…]
(レナード)
[い…いや、ついな…]
(シーザー)
[それでカーラを助けるにはどうすりゃいいんだ]
(レティシア)
[なにやること自体は簡単よ、あの黒い魔神からカーラを…、黒騎士を引っこ抜けば良いだけだからの]
(シーザー)
[問答無用でか?]
(レティシア)
[問答無用でだ、そのための力となる
(レティシア)
「四聖の門を守りし聖獣よ 妾の声聞こえるならば
妾の声に応えたまえ 退けぬ戦いに打ち勝つために」
(レティシア)
「
レティシアの目の前に異世界の伝承に残る四聖門を
龍騎士がその四聖門を潜り赤い光に包まれる
(シーザー)
(すげえな、この力ならいけるぜ)
(シーザー)
「食らえ、
乱れ突きの衝撃波が正に雨あられのように黒い魔神の正面に降り注ぐ
さすがに魔神に傷をつけるとまではいかないが防御態勢をとらせて足止めすることは出来た
その間に白騎士とレティシアが四聖門を潜る
青い光に包まれたレティシアが白騎士に飛翔魔法を使い
白い光に包まれた白騎士が龍騎士と共に黒い魔神の直上へ飛び上がる
(レナード)
「引っこ抜くためにはまずこうしなくちゃな、
四聖の力で強化されたスターダストレイヴによる無数の光の刺突で黒騎士が埋め込まれてる黒い魔神の首回りを集中的に突きまくり装甲をズタボロにする
白騎士の攻撃に続けて龍騎士が龍閃で黒騎士の背後に下り立ち両腕で黒騎士をガッチリとホールドして引っこ抜くために力を込める
だが黒騎士のアークを取り込んで変身してるためかなかなか引っこ抜くことが出来ずにいるが白騎士も一緒になって踏ん張って引っこ抜こうとしている
しかし、時間がかかれば黒い魔神が体勢を立て直して邪魔者を排除しようとするのは当然であり黒い魔神は右手を叩き付けることで邪魔な騎士達を排除しようとした
だが白騎士も龍騎士も黒い魔神の行動など関係ないとばかりに黒騎士を引っこ抜こうと力を込めている
なぜならば、白騎士も龍騎士も黒い魔神の攻撃が止められると確信していたから
(ユウリ)
「
シンカ村で拾った銀の弓から放たれたのは二条の光
その光は容易く黒い魔神の右手に風穴を空け魔神は悲鳴と共にジタバタと暴れだし黒騎士にまとわりつく邪魔者を気にしていられなくなった
(ユウリ)
(で…、できた)
そう、ユウリにとっては一か八かの賭けだった
黒い魔神が黒騎士を引っこ抜こうとする騎士達を叩き潰そうとした時ユウリは何とかして二人を助けたいと思っていたがショートソードで援護出来るような技はなく魔法は補助系や神聖系を中心にして覚えていたためにカウンターとして使えるほど速攻で使える遠距離魔法は覚えていなかった
そんな時に思い出したのがシンカ村で拾った弓である、レナード達が魔法陣のゲートを潜っていたことを思い出し弓を構えながらゲートを潜ると黒い光に包まれると共に凄まじいまでの力が沸き起こり力が満ちる昂揚感に流されるままに撃ったのが上手くいったのが実状であった
黒い魔神が暴れだしたことで黒騎士を引っこ抜こうとしてる騎士達は踏ん張りにくくなったが暴れる勢いを利用して前後からしっかりと抱え込んでタイミングを合わせて引っこ抜く方法に変えた
それは上手くいき黒騎士の腹や腰あたりにくっついていた無数の管のようなものをぶちぶちと引きちぎりなから黒騎士を引っこ抜くことが出来た
黒騎士が引っこ抜かれたことで黒騎士も黒い魔神も変身が強制解除されて光に包まれる
だが黒騎士は変身解除とは違う緑色の光に包まれて姿を消した
(シーザー)
「お、おいカーラ、せっかく助け出したってのにどうなってんだよ」
(レティシア)
「安心せい、妾の友が安全な場所へと転移しただけよ」
(シーザー)
「そうなのか?」
(レティシア)
「うむ、悪い知らせも来ておらぬしカーラは助かる、大丈夫ぞ」
(シーザー)
「なら後で会いに行こうぜ」
(レティシア)
「あんな別れ方をしたのでは会わせる顔がなかろう」
(シーザー)
「そんなん気にしてないってのな、なあレナード」
(レナード)
「ああそうだな、俺もカーラには帰ってきて欲しいな、グリードでレンも待っているだろうし」
(ユウリ)
「二人共そういうところは全然わかってないんだから(もう諦めたけど)」
(エルドア)
「カーラが自分を許せるようにならないと顔を出せるわけがないだろうに」
(レナード)
「そういうものなのか?」
(ユウリ)
「そうよ」
(エルドア)
「そういうものだと覚えておけ」
(レティシア)
「納得いかんかもしれんがこれでカーラを助けることが出来たのは確かぞ」
カーラを助けることが出来たという実感がだんだんとわいてきて気が緩んできたその時に良い雰囲気に水を差すやつがいた
(シャブール)
「ふふふ、はははははははは、これだ、これが私の力だ、私のものになったのだー!」
皆一様にげんなりとした表情になる
特にユウリなんて「ああいたね、あんなやつ」と顔に書いてある
レティシアは不粋なやつを討つために矢を撃ったが命中する前に姿が消えた
おそらく転移符か何かであろう
(レティシア)
「ちっ、逃がしたか」
逃がした苛立ちに舌打ちするほどである
そこまで嫌われていたかシャブール
(作者)
「毎度お馴染み用語解説のコーナーだよ」
(レティシア)
「これで第五章は終わりとなるが最後に逃がしたのは惜しかったの」
(作者)
「いやあれでも続編にも出てくるレギュラーメンバーなので勘弁してあげて」
(レティシア)
「ちぇ、しゃあないの」
(レティラ)
「それよりも仕事しないといけないんじゃない、最終決戦らしく解説すべきスキルの大盤振る舞いなんだから」
(レティシア)
「それはそうよな、まずは限界突破だが」
(作者)
「この呪文はもろ某赤い弓兵のパクリだろと言われそうだけど呪文自体はコピーしてるわけじゃないから大丈夫なはず」
(レティシア)
「効果は文字通り限界をこえた力を振り絞れるようになるだからこんな時でもないと使うことはなかろうな」
(作者)
「ソニッククロスについては今更言うことはないだろうが風神裂波は以前に使ったことがある風属性の衝撃波を乱れ突きで撃ちまくるという技に正式に名前がついた感じだね」
(レティシア)
「そして決め技の布石として用意したのが神降しならぬ聖獣降しの門となる魔法陣である四聖獣王陣よな」
(作者)
「これは朱雀とか白虎とか個々の名前で有名な四聖獣の力を借りるための魔法陣でこの魔法陣によね門を潜ることで聖獣の力を宿した超必殺技を使うことが出来るようになるんだ」
(作者)
「ちなみに朱雀飛斬雨は風神裂波の白虎流星雨はスターダストレイヴの上位にあたる技になってるよ」
(レティシア)
「ユウリの玄武裂鋼弾はかなりご都合主義ではあるがこれくらいできなくては出番がなくなりそうだし、何より月姫の契約者としてはこれくらいはやってもらわねばな」
(作者)
「ちなみに地属性を極めた玄武の力が宿っているから撃ち出した矢にはダイヤモンドさえ貫く力があったというご都合な設定が」
(レティシア)
「そして忘れ去られておったが妾の四聖獣の青龍の技は
(作者)
「効果は右手と左手のそれぞれに用意したタイダルウェイブ(大津波)を連続で叩きこむという情け容赦のない鬼畜な殲滅魔法だったりする」
(レティラ)
「随分ときれいさっぱり片付きそうだね」
(作者)
「更地になるわ」
(作者)
「それじゃ、次回またお会いしましょう」