魔王少女から逃げられない英雄   作:カガト17

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もうやだこの二人…

前回を簡単に ヴァーリが裏切ったよ。

 

 

 

「ヴァーリ裏切ったのか!!」

 

一誠がそう叫ぶ。

ヴァーリはそんな一誠を気にすることなくアザゼルに言う。

 

「悪いなアザゼル。こっちの方が面白そうだったんでな」

 

「やれやれ。」

 

アザゼルが呆れた様子で言う。

「なあ、ヴァーリ一つ聞きたいんだがうちの副総督のシェムハザがとある集団の存在を察知していてな。各勢力の危険分子達を集めた組織禍の団(カオス・ブリゲード)といったか。」

 

「そんな!! 各勢力の危険分子を束ねるなんて相当な実力者じゃないとそんなこと…」

 

セラフォルーが驚く。

 

「で、そのまとめ役がウロボロス・ドラゴン。オーフィス。」

 

「オーフィス! まさか!」

 

グレモリーが思わずという感じで声を出す。

オーフィス。なにやってんのあいつ?

世界最強の一角がテロリストのリーダーとか最悪だわ。

つうか、世界をとるならあいつ1人でよくね?

そんな事を考えている間にどんどん話が進む。

ヴァーリの話だとオーフィスとヴァーリは世界自体には興味はなく他の連中がその名前と力を借りてるだけと…

迷惑もいいとこだな。おい!

さらになんとアザゼルが爆弾発言

ヴァーリは旧魔王の一族でした!

おいおい、そんなのに白龍皇の力とかシャレにならんわ。

今度は一誠の方に話がいく。

ヴァーリ曰くお前の設定つまらないから俺が親を殺して復讐者として生きろだそうだ。ふざけてるな。ほんと…

 

「殺すぞこの野郎…」

 

「なんで、俺の父さんと母さんがてめぇの都合に合わせて殺されなくちゃならねーんだよ!!」

                 

一誠がそう叫ぶとそれの叫びに応えるように赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)が反応する。

 

Welsh Dragon balance breaker!!(ウェルシュ・ドラゴン バランスブレーカー)

 

すると、一誠を赤い鎧が包む。

 

「てめぇなんかに親を殺されてたまるかよ!!」

 

一誠はヴァーリに叫びながら突っ込む。

ここで二天龍激突かよ。勘弁してほしいわ。

今の一誠の実力だと到底ヴァーリには敵わない。

どうする気だ。一誠

やはり、攻撃を当てようとしても防がれカウンターをくらう。

《Divide!!》

 

ヴァーリのカウンターを受けた一誠は『半減』の能力により力を奪われる。

ヴァーリは一誠の力をもっと引き出そうとグレモリー達への攻撃をし始めた。一誠はそれを自分の体で庇う。

ヴァーリの奴。あくまで自分の欲を満たせればいいってか。

すると、一誠の奴は一気に近づき何を考えたかヴァーリに力を譲渡しやがった。何を考えてんだあいつ。

すると、ヴァーリが動けなくなりアスカロンの一撃を喰らわせる。すると、ヴァーリの鎧が砕け散る。

あいつ、ヴァーリの『半減』の効果を利用しやがった。

奴は『半減』により奪った力の内上限を越える分は翼から外へ吐き出す。それによって上限を維持し続けているのだ。

そして、一誠がやったのは吸収する力と余った力を外へ吐き出す力の両方を高め一時的な暴走状態を引き起こし動きを止めたのだ。

 

「すごいな。俺の鎧を吹き飛ばした。やれば出来るじゃないかそれでこそ俺のライバル!」

 

ヴァーリは再度鎧を纏う。

周りはそれを見て驚愕する。

まあ、だろうな。一度や二度鎧を吹き飛ばされたくらいじゃ二天龍の戦いは終わらない。

どうする。

そんな事を考えていると

 

「貰うぜ! お前の力!!」

 

 

一誠が叫ぶ。俺はその声に釣られ顔を上げると…

あのバカ! 白龍皇の力を取り込む気だ!

自分の右手の籠手の緑の宝玉部分に白龍皇の青い宝玉を埋め込んだ。それにより発生した痛みに一誠がもがき耐えていた。

周りの連中は何が起きているのか分からないようだ。

俺が驚いていると

 

《<ruby><rb>Vanishing Dragon power is taken</rb><rp>(</rp><rt>バニシングドラゴンパワーイズテイクン</rt><rp>)</rp></ruby>!》

 

おいおい、やりやがった!

初めての白龍皇の力を持った赤龍帝の誕生だ!

つうか、今代二天龍はどっちもバカなのか!

片方は、自分の事しか考えない戦闘バカで

もう片方は、後先考えず無茶するバカ。

 

「はっはっは!! 面白い。ならば俺も本気を見せよう!」

 

ヴァーリはそう言いながら上へ飛ぶ。

 

Half dimension(ハーフディメンション)!》

 

神器からそう声聞こえヴァーリが校舎へ手をかざし握るような動作をする。

すると、校舎がどんどん小さくなっていく。

 

「なにしやがった。」

 

一誠は焦りが籠った声でそう言うと

 

「次元を歪ませています。非常に危険です。」

 

とミカエルが言った。

 

「まともじゃないわ。」

 

「まともじゃねーのさ。ドラゴンを宿す様な奴はどこかな。」

 

 

グレモリーが言った言葉にアザゼルが同意する。

アザゼルその通りだけどさもっと言い方考えようぜ…

 

「ものは試しだ。もう一方のまともじゃねぇところを突いてみるか。」

 

「おい赤龍帝。兵藤一誠。」

 

「なんだよ。」

 

「お前にも分かりやすく説明してやる。あの能力は周囲のものを半分にしていく。」

 

「半分」

 

一誠が困惑ぎみに呟く。

 

「つまりだ。リアス・グレモリーのバストも半分になっちまうぞ。」

 

「はあ?」

 

アザゼルが言った言葉にグレモリーが反応する。

なにいってんのあのおっさん。

あれ本当に堕天使のトップか?

ただのセクハラ親父じゃねぇか。

ああ、頭痛がしてきた。

俺が頭を押さえていると

 

「ふっざけんなーーーーー!!」

 

一誠が叫ぶ。

今度はなんだ!!

 

「俺の部長のおっぱいを半分にするだと!」

 

「はあ?」

 

ヴァーリがそう答える。

そりゃあ、はあ?ってなるわ。

だって、ヴァーリは言ってないからね。そんな事。

ただのおっさんの戯れ言だからね!

 

「許さない。お前だけは絶対に許さない!! ヴァーリ!!」

 

《Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!! Boost!!……………》

 

なんでだよ!!

おかしいだろ。お前!!

下手すりゃあ親の殺害予告より怒ってないか!!

 

「はっはっは!! マジかよ!! 主様の胸が小さくなるって理由で力がはね上がりやがった!!」

 

てめぇアザゼル。笑ってる場合か!!

結界の張らなきゃいけねぇじゃねぇか!!

一誠の発した力の余波で建物がいくつか消し飛ぶ。

 

「今日は、驚く事ばかりだ。だが、面白い!!」

 

面白がるなよ…

もう、やだ。今代二天龍…

そんなふうに思っている間に一誠がヴァーリに攻撃を仕掛ける。

おいおい、めちゃくちゃスピードとパワーが上がってやがる。

攻撃を受けたヴァーリが距離をとろうとするが一誠が一瞬で詰め追撃をする。

あいつ、攻撃しながらなんか叫んでるな。

その内容を耳を澄まし聞く。

 

 

うん。バカ過ぎる。

なんちゅう事叫んどんねん。

そして、小猫の事に関しては失礼すぎる。

何が、半分にされたらまるっきり無くなっちまうだよ。

一片死ね。

一誠の攻撃によって地面に叩きつけられたヴァーリだがまだ立ち上がる。

対して一誠の方はもう限界のようだ。

まあ、あんだけ戦えばな

そう思っていると

 

「我目覚めるは」

 

は!! あいつこんなところで《覇龍(ジャガーノート・ドライブ)》を使う気か!!

俺は紅桜を握りヴァーリとの距離を詰める。

 

「そこまでにしてもらおうか。流石にここで覇龍(それ)

を使わせる訳にはいかないんでね。」

 

「な!」

 

ヴァーリはいきなり目の前に現れた俺に驚く。

そして、距離をとるために後ろへ下がる。

すると、パリーンと結界の割れる音が響く。

そして、結界を割ったであろう犯人がヴァーリの近くに着地する。

 

「美候何しに来た。」

 

「北のアース神族と一戦交えるから帰ってこいってよ。」

 

「そうか。もうそんな時間か。」

 

ヴァーリと美候と呼ばれた男が会話をする。

あれって確か闘戦勝仏(とうせんしょうぶつ)の…

 

「なんだお前!!」

 

一誠が美候に言う。

だが、それに答えたのは

 

「そいつは美候。闘戦勝仏の末裔さ。」

 

アザゼルだった。あいつ案外でしゃばりだよな。

 

「ええ?」

 

一誠には伝わらなかったらしい。

 

「簡単に言えば西遊記に出てくる糞ザル。孫悟空だ。」

 

「孫悟空!!」

 

一誠が驚いた様子で美候の方へ向く。

やっぱりか。

 

「まさか、お前までもが禍の団(カオスブリゲード)入りしてたとは世も末だな。」

 

お前が言うかセクハラ親父。

 

「いや、白い龍に孫悟空お似合いでもあるか。」

 

「かっかッか。俺っちは初代とは違って自由気ままに生きるんだぜ。よろしくな赤龍帝。」

 

「俺には挨拶なしかい?馬鹿ザル」

 

「うん?げ…あんたは!!」

 

俺を見た瞬間美候がそんな声を上げた。

失礼な。俺は初代にも報告だな。

すると、美候は焦った様子でゲートを開く。

 

「次に会うときはもっと激しくやろう。もっと強く。

後、そこの英雄殿共やりたいな。」

 

ヴァーリが俺と一誠にそう言いながら去っていく。

うへ。誰がやるかよ。

 

「逃がすか!!」

 

一誠がそう言いながら突っ込もうとするが力が入らず転ける。

まあ、そうなるよな。

一誠はその後グレモリーに介抱されていた。

 

「じゃあ、もうしまっていいか。」

 

そう言い紅桜を異空間に仕舞おうとする。が

 

「あ、あれ?」

 

紅桜がそれを拒否する。

なんでーー!!

仕舞うのに俺が苦戦をしていると

 

「どうしたよ。」

 

色々と片付け終わったアザゼルが俺に話しかけてくる。

他の奴もこっちに向かってくる。

 

「いや。こいつが異空間に入ってくれなくてさ~。」

 

紅桜を指差しながら俺は言う。

 

「はあ?そいつは自分の意思をもってんのか!」

 

「当たり前じゃん。何を今さら。」

 

それを聞いたアザゼルがぶつぶつ言い始めた。

そんなアザゼルを無視して俺が仕方ないから無理矢理入れようとしたとき

 

『やめるのじゃ!!』

 

そんな声がした。

俺以外の奴がいきなりの声に驚いていると

 

『もうあんな所は嫌じゃ!!』

 

とまた声がした。

俺は溜め息を付きながら声の主に問う。

 

「何が不満なんだ。紅桜」

 

俺がそういった途端その場の全員の視線がこっちを向く。

正確には俺ではなく俺の持つ紅桜を見ているが

 

『何が不満じゃと!! 全部じゃ!! 全部!! あんな誰もいない場所にいるなんか嫌じゃ!!』

 

なんと言うことでしょう。私の愛武器は寂しがりやだったのです。

 

「だからってお前を出して置いておく訳にもいかねぇし。

持ってるにしても銃刀法違反だしな。」

 

俺が困っていると

 

『じゃあ、こうすればいいのじゃ』

 

と言い紅桜が俺の魔力を吸い始めた。

え。なにする気なの!!

俺が驚いていると

突如紅桜が光だした。

俺は思わず目を閉じ紅桜から手を離す。

そして、光が止み俺が目を開けるとそこには

 

身長140cmほどで薄い桜色の髪を膝くらいまで伸ばした美少女がいた。

俺がいきなり現れた少女を見て固まっていると

 

「どうじゃ!! これならば問題無かろう!!」

 

目の前の少女がそう言ってきた。

 

「はーーーーーーーーーー!!」

 

これには流石に驚きを隠せない。

 

「お前人化出来たのか!」

 

「当たり前じゃ。余を誰だと思おておる」

 

「じゃあ、なんでもっと早く言わないんだよ!」

 

「早くもなにも余に相談無く勝手に閉じ込めたのは主様じゃろうが!余がここ数年どれだけ1人で寂しかったか…」

 

あ、ちょっと涙目になってる。

人化したんならあれでいいじゃん。

 

「なあ、サーゼクス?」

 

 

俺は今だに固まっている奴等の方へ向きサーゼクスに問いかける。

 

「こいつをこの学園の1年に編入させられねぇかな?」

 

そう。学園への編入。それは、こいつ何かやらかしてもいいように目の届く範囲に置いておきたいが故に考えたか事だ。

 

「それは、構わないが…なぜ?」

 

「こいつに何かあると困るから出来るだけ側に居させたいんだ。」

 

「な、なんじゃと!! あ、主様よ。側に居させたいと言うのはその…なんと言うか…そう言うことなのか(恋愛的観点)」

 

 

「そう言うことだ。(保護者的観点)」

 

俺がそう言うと紅桜の顔が一気に赤くなった。

 

「そ、そうなのか。まあ、主様とは付き合いも長いし今まででいくつもの……」

 

なんかボソボソ言い始めちゃった。なんか変なこと言ったか?

まあいいや。(適当)

 

「学園の書類には俺の親戚ってことにして名前は天月 桜としといてくれ」

 

「わかった。そのように手配しておこう。」

 

ふー。一段落した。とそう思っていると

 

「なあ、少し聞いていいか?」

 

アザゼルが俺に尋ねてくる。

 

「なんだ。」

 

「そっちの少女はお前の武器が人化したってことでいいんだよな。」

 

「ああそうだが」

 

「お前の使っていた武器。あれはいったいなんだ。普通の武器が意思を持ってるって事だけでもおかしいのにさらに人化出来るときた。普通じゃあり得ないことなんだよ。それは」

 

「あいつは妖刀だよ。いわば魔剣みてぇなもんだ。

人化出来たのは俺の魔力を使ったからだろうな。あいつ単体だと出来ねぇよ。」

 

俺がアザゼルの質問に答えるとアザゼルは少し考えるような表情をして

 

「そうか。頼みがあるんだが」

 

「言っとくがあいつを研究させろとかだったらお断りだ。」

 

「人の考えを先読みすんじゃねぇっての。たく

で、どうしてもダメか?」

 

「ダメだ。」

 

俺はきっぱり答える。

しかし、アザゼルはまだ不満げな表情をしている。

しかない。俺は真顔に表情を変えて言う。

 

「会議の時にも言ったが無理矢理にでもッてんなら…」

 

俺はそこまでに言って本気の殺気をアザゼルにぶつける。

ただ、殺気などの扱いはお世辞にも上手いとは言えないのでアザゼルだけでなく他のやつにも伝わる。

現に現トップは皆冷や汗をかき

一誠達は息苦しそう膝から崩れ落ちた。

俺はそんなのお構いなしにアザゼルに向け最後の言葉を言う。

 

「消すぞ。」

 

そう言いきるのと同時に殺気を引っ込める。

アザゼルは額に冷や汗を滲ませながら答える。

 

「分かってるって。だから、そう怒んなや。」

 

「わかってるならいい。」

 

それを聞いて俺は表情を笑顔に戻した。

すると、紅桜がこっちに来て

 

「主様。今の余のために怒ってくれたのじゃ?」

 

首を傾げながら聞いてくる。

こいつと俺は契約によって繋がっているため心が多少だが読めるのだ。だがら、こいつに嘘はつかない。

 

「そうだよ。」

 

そう言うと紅桜は満面の笑みを浮かべた。

可愛いな。こいつ。と思い頭を撫でる。

 

「な、なんじゃ。主様?くすぐったいぞ」

 

そんな事を言ってくる。

ホントに可愛いな。

ってそうじゃない。もう帰らないと飯食う時間がなくなる。

 

「じゃあ、俺帰るわ」

 

「あ、そうだ。セラフォルー。お前の事だからどうせ来るなって言っても来るだろうからせめて来るときは事前に連絡しろよ。後、そんな暗い顔より無邪気に笑ったときの顔が俺は好きだぜ。」

 

俺はそうその場に言い残し帰路をたどる

俺、明日起きられるかな。

 

 


 

セラフォルー視点

 

 

会議が終わった。

予想外の事態も発生したけどその後始末も終わったのでシオンの方を見るとなんか一人でやっていた。

アザゼルがシオンに何をやっているのかと話しかけている。

何でも武器が異空間に入ることを拒否しているらしい

そんなこともあるんだね!! 私はじめて知った!

その後、驚くべき事にシオンの武器が人になったのです。

どういう事か分からなくて固まっちゃったよ!!

見た感じシオンの魔力を使って人の形をとってるみたい。

だって二人の間に魔力の線みたいなのがあるからね!!

そして、復帰したアザゼルが見事にシオンの地雷を踏み抜いた。

シオンの武器を研究させろという内容だったけどシオンはそれを拒否した。そこですっぱり諦めればいいのに…

過度な好奇心は身を壊す。

その通りだと今日改めて実感した。

シオンはアザゼルに向け本気の殺気を出してきた。

シオンの殺気は私達ですら辛いものがある。

なのに、今のリアスちゃん達が真っ向から受けたら

私の予想通りリアスちゃん達は殺気に耐えきれず膝から崩れ落ちた。顔から血の気が引いてるもの見える。

その後はアザゼルにシオンが忠告をし殺気を引っ込めて終わり。

そして、今は紅桜と呼ばれた少女がシオンが自分のために怒ってくれたことが嬉しいのか笑顔になりシオンに撫でられていた。

ずるい!!私だってシオンに撫でられたい!!

そんな事を思いながら考えてしまう。

シオンは今、あの少女のために怒った。

じゃあ、私の時はどうだろう。

彼は私が傷つけられたとき同じように怒ってくれるのだろうか。そんな事を考えているうちにそのままシオンは帰っていった。

ただ帰る寸前に

 

「あ、そうだ。セラフォルー。お前の事だからどうせ来るなって言っても来るだろうからせめて来るときは事前に連絡しろよ。後、そんな暗い顔より無邪気に笑ったときの顔が俺は好きだぜ。」

 

こう言ってくれた。嬉しかった。

あのシオンが私の笑顔を好きだと言ってくれた。

嬉しい!! 嬉しすぎて跳び跳ねそうになる。

シオン。やっぱり私はあなたが好きです 

 

 

 

 

 


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