魔王少女から逃げられない英雄   作:カガト17

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ナレーションと心情との間にも改行で間をいれて見ました。
もし、見辛くなった等ございましたらぜひコメントください。
また、ビックリマークの表情変えました。
今回色々あってめっちゃ短いです。


弱味を握られると後々めんどくさい

前回を簡単に  和平が成立したよ。

 

 

 

会議の翌日。

俺、天月 紫苑は今オカルト研究部の部室を目指し旧校舎に来ている。

何でも話したいことがあるから来てくれとグレモリーと蒼那に言われた。

 

最近、オカ研にめっちゃ来てる気がするけど気のせいかな?

 

オカ研の前まで来たのでノックをし入る。

 

「失礼するよ」

 

中に入った途端俺はとある野郎を見て固まる。

 

「よう。英雄さん」

 

「何でお前がここにいる!」

 

俺に話しかけてきたその人物の名前はアザゼル。

堕天使の現トップだ。

 

「何でって。俺はここの教師として働くからな。」

 

「どういう事だ!! グレモリーにソーナ!!」

 

「私じゃなくてソーナに聞いてくれるかしら?」

 

グレモリーがそう言ったので蒼那の方に視線を向ける。

すると、蒼那はばつが悪そうにこう言った。

 

「仕方ないじゃないですか。じゃないと姉が代わりに来ると言われたんですから。」

 

蒼那がどこか遠い目をしている。

 

「悪かった。そりゃあ、仕方ないよな。」

 

どこからか どういう事!! と言うという声が聞こえた気がするが気にしなーい。気にしなーい。

 

「まあ、そう言う事だからこれからは俺の事はアザゼル先生と呼べよ。」

 

あの野郎!!

 

「あっそうだ。サーゼクスから伝言を頼まれてるんだった。」

 

「魔王サーゼクス・ルシファーの名において命ず。

これからは、オカルト研究部女子部員は兵藤一誠と生活を共にすること。だとさ」

 

「はあ?」

 

その場の全員がそう思ったであろう。

 

「何でも前に赤龍帝の家に泊まった時に眷属とのスキンシップの重要性を知ったらしい。」

 

ホント何をやってんすかね!! あいつは!!

仮にも魔王だよね!!

なんでサーゼクスと言いセラフォルーといい今代魔王は軽いんだ!!

旧魔王並みにとは言わないけどさ。

もうちょい威厳ってもんを大切にしようぜ。

 

俺はそう思い頭を抱えていた。

そして、今日は解散した。

後、無事に紅桜は編入出来て子猫と同じクラスになったらしい。

 


 

 

時間は飛び夏休みの時期。

現在俺は冥界の魔王領のドでかい建物にいる。

なんで、俺がこんなところにいるのかというと今日の朝まで遡る。

 

 


 

午前9時頃

 

現在は夏休み2日目でございます。

今、俺は家の中のリビングでゴロゴロと過ごしている。

ちなみに紅桜は窓際で陽を浴びながら熟睡中。(可愛い)

 

あー。最近忙しかったからかすごい平和が尊い。

素晴らしーい!! 平和サイコー!!

よし!!このまま平和に夏休みを謳歌「シオーン!!」出来ないらしいです…とほほ。

 

「セラフォルー来るなら事前に言えと言っただろ。」

 

「シオンにね!! お願いがあって来たの!!」

 

俺の話は無視ですか。そうですか。

 

「お願いって何?」

 

「北欧神話の主神オーディン様は知ってるでしょ。」

 

あー、あのエロ爺か。

 

「今回冥界で悪魔、堕天使、天使と北欧で同盟を結ぼうって話になっていてね。それで、オーディン様がシオンがいるのを知って会いたいって言ってるの。だから、お願い!!」

 

嫌だよ。

なんでわざわざあんなくそ爺のために冥界まで行かないといけないんだよ。俺は絶対に…

 

「後、オーディン様が来ないなら北欧での宴会の時の秘密をばらすぞって言ってたよ。」

 

「よし行こう!! すぐに行こう!!

ほら、紅桜もさっさと起きる!!」

 

セラフォルーが俺の豹変ぶりに驚いているがそんな事を気にしている場合じゃない。

あれだけは、絶対に隠し通さなければならない汚点だ!

あのくそ爺!!

 

俺は過去に北欧の神々と宴会をしたことがある。

しかし、俺はその宴会の場でオーディンに酔わされて隠してきたとある事を口に出してしまったのだ。

あの秘密は絶対にばれてはいけないのだ。

 

「なんじゃ主様。急にどうした。」

 

起きたばかりの紅桜は眠そうに瞼を擦る。

 

「大至急冥界に行くぞ。」

 

「わかったのじゃ。準備をしてこよう。」

 

紅桜はその場で立ち上がり準備をするために自分の部屋に向かった。

 

え、俺は?って? 俺は基本的に服などの生活必需品は異空間に収納してあるのでモーマンタイ。

 

「シオンがそこまでに焦る秘密って…」

 

セラフォルーがボソボソと言っている。

 

教えねぇーよ。特に()()にはな。

 

そして、準備をし終えた俺たちは冥界へ向かう。

 

え。どうやってって列車で。

 


 

そして、現在へ至る。

ちなみに時刻は午後5時頃である。

 

「で、俺を呼び出したくそ爺はまだ来てねぇのかよ」

 

「はっはっは。まあ、向こうからこちらまで遠いからね。」

 

そう言ったのはサーゼクスだ。

ちなみに、今は完全にオフモードなのかいつもの堅苦しい衣装ではなく緩い私服姿だ。

 

「今回は同盟の事があるとはいえ随分忙しそうだな。」

 

「今回は若手悪魔の子達の顔合わせがあるからね。」

 

「あー。今代の奴らは癖が強いのが多いな。」

 

「まあ、それくらいでないと冥界では厳しいからね。」

 

「だからと言って限度がある気がするがな。」

 

「よう。お前ら」

 

「やあ、アザゼル」

 

こちらに向かって来たのはアザゼルだった。

 

「よう。アザゼル」

 

「なんでお前がいるんだ。」

 

「オーディンのくそ爺に呼ばれたんだよ。」

 

「お前なら拒否しそうなもんだがな。」

 

したかったさ!!

 

「俺にも色々あんのさ。」

 

「そうかよ。」

 

アザゼルが笑みを浮かべながらそう言う。

 

「お前が来てるって事はイッセー達もいるんだろ。

あいつらは今、何をやってるんだ。」

 

「修行だな」

 

「修行ね~」

 

「イッセーの方はタンニーンが担当しているよ。」

 

「マジか」

 

タンニーンって元龍王のあいつだろ。

 

「あいつ。生きて帰ってこれるかなぁ。」

 

「まあ、大丈夫だろ。」

 

「じゃあ、俺もくそ爺が来るまで暇だからイッセーの方の面倒見ますかね。」

 

「おいおい。どういう風の吹き回しだ?」

 

「禁手に至らせたいんだろ?

じゃあ、少しアドバイスをしてやろうかなってさ」

 

俺はそう言いベランダへ出る。

 

「どうやってイッセーの所まで行く気だ?」

 

「なに。単純さ」

 

俺はそう言って右手を前に出すと魔方陣が展開される。

俺はそれに合わせ呪文を唱える。

 

【我と契りを結ぶ者よ。

我が呼び掛けに答え今ここに来たれ

汝の名は、バハムート】

 

『久しいですね。紫苑

本当に久しぶりすぎて忘れられているのかと思いましたよ。』

 

「すまんな。バハムート」

 

そこから召喚されたのは全身が黒い鱗に覆われた一匹の龍だ。

 

「こいつに乗せてってもらう。」

 

「お前!! その龍ってまさか!!」

 

アザゼルが俺に叫んでくる。

 

「そう。ご想像の通りかつて大国を一夜にして滅ぼした。

暴龍バハムートさ。別名世界龍とも言う。」

 

笑顔で答える。

 

「お前!! なんて奴呼び出してんだ!!」

 

「いや、別に危なくないよ。

だって、大国を滅ぼしたのだって自分を守るため仕方なくやっただけだし。本来は気性の穏やかな優しい龍だぞ。」

 

「いや…だがないきなり呼び出さんでも」

 

「だって、説明面倒だもん。って事で行ってくるわ!!」

 

そう言いバハムートの背に飛び乗る。

 

「どちらまで行くのですか?」

 

「ドライグの気配がするところに行ってくれ」

 

「わかりました。」

 

バハムートは翼をおもいっきり使い羽ばたく。

ただ、それによって発生したけど強風でガラスがいくつか割れた。

 

俺知らね。

 

そして、イッセーの居るところ目掛けて飛んでいく。

 

 

 

 


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