ダイヤモンドの輝きの果てに   作:オト姫

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ダイヤに身に起きている真実

 

 

ダイヤ「私、黒澤ダイヤは末期の癌を宣告されました」

 

ルビィ「・・・が、癌」

 

花丸「ダイヤさん・・・」

 

善子「・・・」

 

この時善子は思い知ったあの時の占いの死神の意味はこう言う意味なのかと言うことを

 

曜「・・・うそ」

 

梨子「そ、そんな」

 

千歌「・・・」

 

鞠莉「・・・嘘なんでしょ?ダイヤ」

 

ダイヤ「・・・」

 

果南「鞠莉・・・」

 

鞠莉「ドッキリなんでしょ、ダイヤ?」

 

ダイヤ「鞠莉さん・・・」

 

鞠莉「騙されないわよ」

 

果南「鞠莉!現実を見て!」

 

鞠莉「・・・何よ果南!癌になんかなる筈がないよ・・・まだ18歳だよ」

 

涙を落としながら

 

果南「鞠莉・・・受け入れるしかないよ」

 

鞠莉「うわぁぁぁぁぁぁん」

 

果南「・・・」

 

果南も涙を流す

 

ルビィ「・・・お姉ちゃん、何で」

 

ダイヤ「・・・ごめんなさい、ルビィ」

 

千歌「・・・ダイヤさん」

 

ダイヤ「・・・千歌さん・・・」

 

千歌「・・・話してよ、全部、あったことを全て」

 

ダイヤ「・・・分かりました」

 

千歌「果南ちゃん、鞠莉ちゃん、ルビィちゃん、曜ちゃん、梨子、花丸ちゃん、善子ちゃん聞こう」

 

果南「千歌・・・」

 

覚悟を決めている、千歌の目からそれを感じ取ったのであった

 

ダイヤ「おそらく、私の事で何人か不思議に思った事があると思うのです詳しく話します」

 

花丸「ダイヤさんがまず始めて異変を感じたのはいつズラ?」

 

ダイヤ「北海道から帰ってきた時の事になりますが、こちらに帰ってきた時お手洗いに行った時、出ようとした時に無数の髪の毛が落ちていました」

 

果南「あの時から」

 

ダイヤ「その時は前の人かな?と思いましたが私の髪の毛ですね・・」

 

善子「・・・よく覚えてるわね」

 

ダイヤ「あれが始まりだと思うので・・・そして家に帰ってきた後の事です」

 

ルビィ「お姉ちゃん鏡をよく見てたよね?」

 

ダイヤ「・・・はい、帰宅してご飯を食べた後くらいに聖良さんと少し電話しまして」

 

千歌「聖良さん!?」

 

ダイヤ「私の身体の異変をいち早く感じ取ったのは聖良さんだったのかもしれませんね」

 

果南「聖良が・・・」

 

鞠莉「その時は何て言われたの?」

 

ダイヤ「少し細くなったんじゃないのかと」

 

花丸「!!そんな細かいところに気づくの」

 

ダイヤ「体重を測ってみましたが変わってなかったので大丈夫かなと思ったんですが、鏡で見ると少し細くなったようにも見えました・・・」

 

梨子「そうだったんですか」

 

千歌「・・・それが始まりだったんですね」

 

ダイヤ「はい、そしてあの人に出会ったのはある日のバスの中で、ホテルオハラの場所を聞かれました」

 

鞠莉「ウチのホテル!」

 

ダイヤ「はい・・・」

 

果南「あの感じだと観光の感じではなかった、つまり何かの用事で来ていたって事だよね」

 

ダイヤ「あの人の事は全く分かっていないので何も言えませんが一つだけ言えるのは今回私が助かっているのはあの人のおかげだという事」

 

善子「確かにそうね、閉校祭の時あの人がいなければどうなっていたか」

 

花丸「・・・(何者なんズラ?)」

 

ダイヤ「そしてその後日に果南さんと病院に行った」

 

果南「私が無理やり連れて行ったやつだね」

 

ダイヤ「あの時は本当に助かりましたよ果南さん」

 

果南「うん、本当の意味で助けられなかったけどね」

 

曜「果南ちゃん・・・」

 

ダイヤ「その次に起きた事が・・・」

鞠莉「ダイヤが倒れた」

 

ダイヤ「はい、あの時流石に私も重い病気にかかっているんじゃないかと思いました・・・けど病院で言われたのは」

 

ルビィ「疲れているだけっていわれたんだよね」

 

ダイヤ「はい・・・私はそれで凄くほっとしました、ですがあの人は私に大きな病院に行かないか?と提案してきました」

 

千歌「それが、西木野総合病院」

 

ダイヤ「その通りです」

 

鞠莉「でもなんでここだったの?」

 

ダイヤ「それは、あの人が真姫さんの幼馴染だからですわ」

 

千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉「!!!」

 

ルビィ「幼馴染って!あの真姫さんと!」

 

ダイヤ「はい、だから私はすぐに診てもらえました」

 

鞠莉「・・・凄いことにばかりね」

 

ダイヤ「はい、そして次の日に宣告されました末期の癌だと」

 

千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉「・・・」

 

ダイヤ「・・・末期の癌と分かった時、冷静でした・・・けれどどんどん辛くなりました」

 

鞠莉「そう」

 

果南「・・・ダイヤ」

 

ダイヤ「・・・」

 

曜、梨子、ルビィ、花丸、善子「・・・」

 

千歌「ダイヤさん、続けて下さい」

 

ダイヤ「千歌さん・・・すいません、ゴホゴホ!」

 

千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉「!!!」

 

ダイヤ「ゴホゴホ!」

 

少し血を吐く

 

果南「ダイヤ!」

 

千歌「ダイヤさん!大丈夫ですか」

 

ダイヤ「大丈夫です・・・話を続けます」

 

鞠莉「ダイヤ」

 

ダイヤ「その後、私はお母様とお父様の前で宣言しました。最後までAqoursのみんなと居るということを」

 

善子「って事はまさか延命出来るのにそれを無視して私達とずっと居たって事!?」

 

ダイヤ「・・・」

 

ルビィ「・・・」

 

果南「ダイヤ・・・続けよう」

 

ダイヤ「・・・その後、週に1回病院に通う事にして普通に生活を送ることにしましたわ」

 

千歌「あの家での誕生日会でのお手洗いの中の髪の毛も・・・」

 

ダイヤ「私ですね」

 

千歌「・・・」

 

ダイヤ「そして・・・なんとか誰にもバレる事なく閉校祭を迎えた」

 

善子「・・・あの日、ダイヤあんた自分の体調がおかしいの分かってたんでしょ?」

 

ダイヤ「はい、朝から少し変でしたから」

 

善子「・・・ごめん」

 

頭を下げる

 

千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、果南、鞠莉「!!!」

 

ダイヤ「善子さん!?」

 

善子「私が無理やりにでも止めていれば、倒れる事は無かった」

 

ダイヤ「善子さんは悪くないですわ!」

 

善子「いや、悪いわよ・・・」

 

ダイヤ「善子さん・・・」

ダイヤは善子の頭を撫でる

 

ダイヤ「辛い、想いをさせてしまいましたね」

 

善子「・・・ぐすん」

 

涙を溜める

 

ダイヤ「・・・」

 

果南「そして、閉校祭が終わった後ダイヤは倒れた」

 

曜、梨子、花丸「・・・」

 

ダイヤ「はい、あった事をまとめると以上ですわ」

 

全員が黙る

 

 

 

 

鞠莉「なんで黙ってたの」

 

ダイヤ「・・・」

 

鞠莉「ダイヤ!」

 

果南「鞠莉!」

 

鞠莉「果南!」

 

果南「・・・ダイヤがどんな気持ちだったのか分かるの?」

 

鞠莉「!!」

 

果南「正直、鞠莉と同じ気持ちだったこの病院に来た時は」

 

鞠莉「果南・・・」

 

果南「でも、ダイヤの話を聞いて思ったんだ・・・苦しんだんだよダイヤは私達以上に」

 

千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、鞠莉「・・・」

 

ダイヤ「・・・」

 

果南「ごめんね」

 

ダイヤ「・・・本当にみんな優しいですね」

 

千歌「ダイヤさん、私は話してほしかったけど果南ちゃんの話を聞いて思ったのダイヤさんも辛い想いをしていると思ったの」

 

ダイヤ「千歌さん・・・」

 

曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉「・・・」

 

ダイヤ「・・・少しお手洗いに行ってきますわ」

 

ガラガラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病室の外

 

ダイヤ「・・・聞いていたんですか」

 

真姫「・・・」

 

「・・・我慢バレバレだぞ」

 

ダイヤ「・・・」

 

涙を少し流す

 

真姫「・・・」

 

真姫は無言でダイヤを抱きしめる

 

「・・・少し落ち着いたら戻ってこい」

 

ダイヤ「・・・」

 

涙を流す

 

真姫「・・・貴方」

 

「あいつらと話してみたいと思った、だから頼んだぜ」

 

笑顔で言う

 

ガラガラ

 

真姫「本当、昔から変わらないわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病室

 

善子「これからどうなるの?」

 

ルビィ「・・・お姉ちゃん」

 

花丸「ダイヤさん・・・」

 

鞠莉「ダイヤの身体はもう・・・」

 

曜「多分出られないよね、外には」

 

梨子「そうだね」

 

千歌、果南「・・・」

 

ガラガラ

 

千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉「!!!」

 

「・・・外に出られるか出られないかは君たち次第だ」

 

鞠莉「それはどういう事ですか?」

 

「ダイヤちゃんは余命後半月もないだろうこのままいけばだがな」

 

鞠莉「半月!」

 

果南「それじゃあラブライブは!」

 

「出れないことになるな」

 

ルビィ「なんでそんな簡単に言えるんですか?」

 

「どうした?ルビィちゃん」

 

ルビィ「貴方は今までお姉ちゃんを見てきたんですよね?なのに」

 

「・・・俺は今現状をしっかりと話しているだけだ」

 

ルビィ「その言い方はないんじゃないんですか!」

 

「・・・」

 

花丸「ルビィちゃん!落ち着くズラ!」

 

ルビィ「・・・」

 

「はっきりと言う、ダイヤちゃんの癌は本人から聞いた通り思うが末期の癌だ、この病院でも治療方法は見つかっていない、いや日本はおろか世界でも見つかってないんだよ」

 

梨子「世界でも・・・」

 

善子「そんなに」

 

「本当に稀なケースの癌だ、まだ世界で二人目だからな」

 

千歌「・・・な、何故ダイヤさんがそんな癌に」

 

「それが分かればもっと前に進めるのだがな、全く分かっていない」

 

ルビィ「・・・」

 

「ただ、少しずつ病気に抗う手段は出てきている、それが行っている遅延させるという事だ」

 

千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉「・・・」

 

「だが、ダイヤちゃんは入院をしなかった・・・が、最低限の治療は受けてもらっているがな」

 

果南「でも、なんで内浦の病院では見つけられなかったんですか」

 

「3つの答えがある。一つはその癌は他の癌と全く異なっているからだ」

 

鞠莉「異なっている?」

 

「今回ダイヤちゃんから発見された末期の癌は他の癌と全く違うから発見が出来なかった、そのため極めて発見が難しくなっているからだ」

 

花丸「全く違うなんて事あるんですか・・・」

 

「ああ、それ以上詳しくは分からないから言えないがな・・・そして二つ目知らなかったからだ」

 

梨子「知らなかった?」

 

「そう、さっきも言ったが他の癌とは全く異なる、そのため突き止めることができないからだ」

 

善子「・・・もし、誰もそれに気づいていなかったら」

 

「ああ、彼女が死ぬ寸前まで理由は全く分かることなく死んでいっただろうな」

 

善子「・・・」

 

ゾクッ!善子は生まれて初めて恐怖というものを感じた

 

「そして、最後だがこれは一つ目に似ているんだが症状がある時とない時の差が激しすぎるため、何も分かっていない病院では過労や疲労などが原因と言われてしまう」

 

鞠莉「それが3つの理由」

 

「だがまだ2人目でまだまだ未知だこれからも研究を続けていつかは癌を殺せるようにしないといけない・・・」

 

千歌「そうですか・・・」

 

「癌の説明は以上だ・・・もう一つ、君達には選択をしてもらいたい」

 

千歌「選択?」

 

「この話は聞いてダイヤちゃんの事をどう考えるべきかをな」

 

ルビィ「お姉ちゃんをどうするか?」

 

「さてと後はダイヤと9人で話をするんだ、分かったか」

 

千歌、曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉「・・・」

 

「それじゃあ、俺は出るわ」

 

ガラガラ

 

入れ替わりでダイヤが入ってくる

 

ダイヤ「・・・皆さん本当にごめんなさい」

 

頭を下げる

 

千歌「・・・ねぇダイヤさん」

 

ダイヤ「千歌さん?」

 

頭をあげる

 

千歌「私ね、まだ見つけられてないの輝きを」

 

ダイヤ「!!」

 

曜、梨子「千歌ちゃん」

 

千歌「・・・ダイヤさんは見つかった?」

 

ダイヤ「いえ、まだですわ」

 

千歌「そっか・・・」

 

ダイヤ「ですが最後にラブライブの舞台で!輝きたいですわ!」

 

曜、梨子、ルビィ、花丸、善子、果南、鞠莉「!!!」

 

千歌「ダイヤさん!」

 

ダイヤ「だから最後までみんなと一緒に居ますわ」

 

千歌「そっか・・・」

 

ルビィ「ルビィは!お姉ちゃんにはもっともっと生きて欲しいだから!」

 

花丸「ルビィちゃん」

 

ルビィ「・・・花丸ちゃん」

 

花丸「ダイヤさんは決断したんズラ、Aqoursの事も両親の事もルビィちゃんの事もみんな考えて決めたんズラよ」

 

ルビィ「でも!」

 

善子「ダイヤは決めたのよ、今命を燃やす事を」

 

ルビィ「・・・」

 

ダイヤ「たしかに少しだけなら延命できるかもしれません、けれど貴方達と少しでも長く居たい笑っていたいんです」

 

ルビィ「・・・お姉ちゃん」

 

ダイヤ「これから少しですが皆さんに迷惑を掛けるかもしれませんですがよろしくお願いします。」

 

鞠莉「ダイヤ・・・アホなの?」

 

ダイヤ「鞠莉さん!私は今真剣に!」

 

鞠莉「さっきまでね、ダイヤが死ぬ事ばかりしか考えてなかったのけど、ダイヤを見てそんな考えは吹き飛んだわ」

 

ダイヤ「鞠莉さん」

 

果南「迷惑かけてくれていいんだよ、私達は大切な仲間でみんな友達なんだし」

 

ダイヤ「果南さん・・・」

 

千歌「私達も精一杯協力するから!」

 

ダイヤ「千歌さん・・・」

 

みんなの目を見る

 

ダイヤ「ふふ、最高の仲間達ですわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





以上です。
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