時間は遡り朝、西木野総合病院
ダイヤ病室
ダイヤ「・・・」
ガラガラ
真姫「・・・ダイヤ!」
ダイヤ「・・・」
起き上がる
ダイヤ「真姫さん・・・おはようございます」
真姫「なんかここのいる時はよく寝ているわね?家にいる時はもっと早く起きているんでしょ?」
ダイヤ「はい、そうですね」
真姫「生活バランスおかしくなるわよ?」
ダイヤ「確かにそうですね」
真姫「ふふ、まぁいいわダイヤ朝飯出来ているわよ」
ダイヤ「はい、ありがとうございます!」
真姫「今日は持ってきてあるわ」
外から持ってくる
ベットの机を出す
真姫「はい」
ダイヤ「ありがとうございます!」
真姫「ええ、そんじゃいただきましょう」
ダイヤ、真姫「いただきます」
ダイヤ「・・・なんか静かですね」
真姫「そうね、あいつが居ないからかな?」
ダイヤ「そういえばあの人は?」
真姫「あいつなら内浦に行ったわ」
ダイヤ「もうですか!?」
真姫「ええ」
ダイヤ「・・・」
真姫「ダイヤ、今日から少し苦しいと思うわ癌を遅くするために抗がん剤を貴方の体に入れる、抗がん剤を入れるという事は髪の毛もかなり抜けるわ」
ダイヤ「・・・分かっています」
真姫「それと、今日から日曜日まで運動なしは後に響くだから少しだけ運動するわよ」
ダイヤ「はい!」
真姫「後歌も練習するわ、私が今回は特別に教えてあげる」
ダイヤ「!!嬉しいです真姫さんに教えてもらえるなんて」
真姫「うふふ、まぁこっちで出来るだけのことをするわよ、他の8人に遅れを取らないようにね!」
ダイヤ「はい!」
真姫「・・・そしてどこまで出来るかはダイヤの体に次第、私がダメと判断したらその日の練習は中止ベットに寝ていてもらうわ、そこだけはちゃんとしたい」
ダイヤ「分かりました」
真姫「無理は寿命を縮めることになるわ、確実にねだから辛かったりしんどかったら絶対に言って、ラブライブで優勝する事も大事かもしれないけど目標はラブライブと卒業式もでしょ?」
ダイヤ「・・・」
真姫「私もサポートするから頑張りましょ!」
ダイヤ「真姫さん・・・はい!頑張ります!」
真姫「・・・ご飯を食べたら少しランニングに行きましょう」
ダイヤ「ランニングですか?」
真姫「食べてから一時間後、この周りを軽くね」
ダイヤ「分かりました!!」
真姫「そして昼過ぎから抗がん剤を入れるわ」
ダイヤ「・・・」
真姫「そこからは貴方の体がどこまで強いかが試されるわ」
ダイヤ「抗がん剤・・・」
真姫「入れた後は自分の症状を細かく教えてちょうだい、それによってそこから先の治療や運動の内容を変えていくから」
ダイヤ「了解です!」
真姫「・・・そういえば話してばかりでご飯に手をつけてなかったわね」
ダイヤ「そうですね」
真姫「とりあえず食べましょう」
ダイヤ「はい!」
食べ終わる
ダイヤ、真姫「ごちそうさまでした」
真姫「さてと、それじゃあ私は別の仕事をくるわね」
ダイヤ「分かりました」
真姫「ランニングの前にちゃんと呼びにいくからここに居なさいよ」
ダイヤ「はい」
ガラガラ
ダイヤ「・・・」
ふぅとため息をつく
ダイヤ「・・・こういう日が来るとは思っていましたがまさかラブライブの前だとは、悔しいですわ」
ダイヤ「・・・やる事がないですわね」
今から1時間もあるとなると当然暇なのである
ダイヤ「・・・(どうしましょう向こうでは当然学校・・・)」
ダイヤが久しぶりに味わった暇なのであった
ダイヤ「・・・」
数十分後
ダイヤ「・・・」
ガラガラ
ダイヤ「真姫さん?」
男の子「・・・」
ダイヤ「あら?」
男の子「お母さん・・・」
ダイヤ「(迷子ですか?)」
男の子「うえーーーん!」
ダイヤ「大丈夫ですか?」
男の子「お、お母さんが・・・」
ダイヤ「落ち着いて!」
男の子「・・・」
ダイヤ「私も一緒に探しますわ」
男の子「ほ、ほんとう!」
ダイヤ「ええ、早く行きましょう」
部屋を出る
男の子「・・・」
ダイヤ「どこではぐれたの?」
男の子「えっと・・・いりぐち」
ダイヤ「そう。じゃあ行ってみましょう?」
男の子「うん」
ダイヤは男の子を連れてロビーに行く
男の子「・・・」
ダイヤ「・・・」
受付「あら?ダイヤちゃん、部屋でていいって言われたの?」
ダイヤ「・・・あ(完全に忘れていましたわ)」
受付「言われてないのに出たのね・・・あれ?その子は?」
ダイヤ「迷子になったみたいで」
男の子「お母さん・・・」
受付「なるほどね・・・迷子かぁ」
ダイヤ「探しているお母さん見てないですか?」
受付「うん〜見てないね。どうしようか」
ダイヤ「でもお母さんも探していると思うのですが」
受付「そうだねぇ〜」
男の子「お母さん、どこ」
ダイヤ「どうしましょうか・・・」
受付「他の看護師のメンバーにも連絡しておくわ、それまでこの子の面倒を見てあげて」
ダイヤ「そうですね、探し回るよりここにいた方がすれ違ったりしないですね」
受付「それじゃあ、他の看護師の人が見つけてくれるまでお願いね」
男の子「ねぇ、お姉さん・・・お母さんはどこ?」
ダイヤ「お母さんはもうすぐ来てくれますわ」
男の子「本当!?」
ダイヤ「ええ、だからそこで待っていましょう」
男の子「はーい!」
ソファーに座る
男の子「♪〜♪〜♪」
ダイヤ「・・・(小さい頃のルビィを思い出しますわね)」
「直人!」
男の子「お、お母さん!!」
走っていく
ダイヤ「見つかって良かったです・・・真姫さん」
真姫「・・・」
お母さん「ありがとうございました!」
ダイヤ「はい、見つかって良かったです」
男の子「ありがとうねお姉ちゃん」
ダイヤ「はい、もう迷子になったらだめよ?」
男の子「はーい!」
帰っていく
ダイヤ「・・・」
真姫「ダ・・イ・・・ヤ?」
ダイヤ「ご、ごめんなさい突然男の子のが部屋に入ってきて」
真姫「・・・冗談よ」
ダイヤ「はは、そうですか」
真姫「でも勝手に抜け出したらびっくりするでしょう?」
ダイヤ「それはすいません」
真姫「良かったわ、すぐに見つかって」
ダイヤ「そうですね・・・」
真姫「・・・ダイヤランニング行くわよ」
ダイヤ「もう終わったんですか?」
真姫「ええ、予定より早く終わったわ」
ダイヤ「分かりました、行きましょう」
外に出る
真姫「・・・まだ寒いわね」
ダイヤ「そうですね」
真姫「まぁこれくらいがちょうどいいわ、走る道だけどμ'sが昔使っていたルートで行くわ」
ダイヤ「!!本当ですか。私もμ'sと同じ練習を」
真姫「ふふ、ダイヤは本当にμ'sが大好きなのね」
ダイヤ「はい!大好きです!」
真姫「ダイヤのアイドルへの愛と情熱は花陽やにこちゃんにも負けないわね」
ダイヤ「それは!無いですよ!にこさんと花陽さんには勝てないです」
真姫「そう・・・さっ行くわよダイヤ!」
ダイヤ「はい!」
二人は走り始める
真姫、ダイヤ「・・・」
神社まで行く
ダイヤ「ハァハァハァ」
真姫「・・・久しぶりに走ったけどかなり体力落ちてるわね・・・ダイヤ?大丈夫?」
ダイヤ「は、はい大丈夫です」
真姫「・・・少し無理してるわね?」
ダイヤ「!!」
真姫「私を騙せると思った?・・・3週間後にラブライブがあるのは分かる、みんなに遅れたくないのは分かる、けど貴方が今一番考えないといけない事は今を生き抜くことでしょ?」
ダイヤ「真姫さん」
真姫「・・・今は我慢して。しんどい時は我慢せずに私に言って」
ダイヤ「・・・はい、ありがとうございます」
真姫「休憩のついでにここでお参りしていきましょう」
ダイヤ「神田神社・・・」
真姫「・・・本当に懐かしいわ、ここでよく練習したわね」
ダイヤ「・・・μ'sにとって大事な所なんですね」
真姫「ええ、ここも大事な所」
ダイヤ「まだあるんですね」
真姫「・・・いずれ教えてあげるわ」
ダイヤ「・・・その時を楽しみにしてますね」
真姫「ええ・・・」
ダイヤ「・・・」
お参りを終える
ダイヤ「・・・」
真姫「・・・さ、そろそろ行くわよ、体調はどう?」
ダイヤ「大丈夫です」
真姫「・・・行きましょう」
タッタッタッタッタッタ
ダイヤ「・・・いい街ですね」
真姫「本当にいいとこね・・・」
ダイヤ「内浦も負けていませんが」
真姫「そう・・・いつか行きたいわね」
ダイヤ「その時は私が案内しますわ」
真姫「ふふ、嬉しいわね」
病院に戻る
真姫「お疲れ様、大丈夫ダイヤ?」
ダイヤ「ハァハァハァ、大丈夫ですわ」
真姫「体力落ちているみたいね」
ダイヤ「はい」
真姫「・・・とりあえず少し部屋で休憩よ、そのあと抗がん剤を入れるわ」
ダイヤ「分かりました」
真姫「抗がん剤。これからダイヤにさまざまな症状が襲うわ」
ダイヤ「分かっています」
真姫「その時の症状は細かく伝えなさい。症状によってこちらの治療とかも変えないといけないから」
ダイヤ「分かりました!」
真姫「それじゃあここに居なさいよ」
ガラガラ
ダイヤ「・・・」
医院長の部屋
真姫「・・・」
達也「抗がん剤治療か・・・」
真姫「ええ、そうでもしないとダイヤの体は持たないから」
達也「そうだな・・・説明はちゃんとしたのか?」
真姫「もちろん、全てしたわ」
達也「そうか、それじゃあ取り掛かろうか」
真姫「・・・」
達也「真姫」
真姫「何?」
達也「治せないことに責任を感じてるだろ?」
真姫「・・・」
達也「今回の件は私たちの力不足だがお前のせいではない」
真姫「分かってる・・・」
達也「それじゃあ準備しようか」
真姫「はい・・・」
30分後
ダイヤ「・・・」
ガラガラ
真姫「そろそろはじめるわよ」
ダイヤ「はい」
達也「・・・手を出してくれ」
ダイヤ「はい」
達也「少しちくっとするが我慢してね」
ダイヤ「・・・」びくっ!
達也「力を抜いて」
ダイヤ「・・・」
達也「はい、出来たよ」
真姫「ダイヤとりあえず、様子を見るわ」
ダイヤ「わかりました」
夜ご飯の時間になる
真姫「ねぇ、ダイヤご飯は食べられそう?」
ダイヤ「はい、大丈夫です」
真姫「分かったわ、持ってくるわ」
ガラガラ
ダイヤ「・・・変な感覚ですね、ですがまだ副作用はないみたいですね」
ダイヤ「・・・」
数分後
ガラガラ
真姫「さっ持ってきたわよ食べましょう」
ダイヤ「ありがとうございます」
真姫、ダイヤ「いただきます」
真姫、ダイヤ「・・・」
真姫「ダイヤ、抗がん剤を投与してから1時間くらい経ったけど、どう体調の方は?」
ダイヤ「今のところは大丈夫です」
真姫「そう、おそらく副作用が起きはじめるのは次の日からだと思うから細かく教えてね」
ダイヤ「はい、分かっています」
真姫「・・・ねぇダイヤ」
ダイヤ「どうしました?真姫さん」
真姫「貴方の夢はなに?」
ダイヤ「・・・私の夢ですか、実は明確に持っていないんです」
真姫「そうなの?」
ダイヤ「はい、高校を卒業したら東京の大学にいってそれで家元を継ぐとしか思っていなかったので」
真姫「・・・なるほど」
ダイヤ「夢といっても。叶えたい事ならあります」
真姫「叶えたい事?」
ダイヤ「はい!千歌さん、曜さん、梨子さん、ルビィ、花丸さん、善子さん、果南さん、鞠莉さんとラブライブで優勝する事。そして笑顔で最後まで過ごす事です」
真姫「うふふ、叶うわその願いは」
ダイヤ「ありがとうございます!」
ご飯を食べ終わる
真姫、ダイヤ「ごちそうさまでした」
真姫「さてと、私はやる事があるから戻るわね」
ダイヤ「ありがとうございます」
真姫「お礼なんていいのよ、医者として当然だから」
ダイヤ「はい」
真姫「それじゃあ、また明日ねダイヤ」
ダイヤ「はい、おやすみなさい」
ガラガラ
ダイヤ「・・・今日は寝ましょうか」
ダイヤは少し不安だったこれから自分の身にどんな事が起きるのか?自身の体は耐える事が出来るのか?
だかダイヤは考えてるのをやめた今を生き抜くために全力で
以上です。
今回は西木野総合病院でのダイヤと真姫の話でした。
癌の抗がん剤治療って実際はどうなんでしょうね?直で見た事がないので詳しいことは言えませんが。
最後にご観覧ありがとうございました