曜がプールに向かってすぐに学校に来るものが居た
「校門が!!・・・」
驚いた。
「もう誰か来ているんだね」
そう呟いて学校の中に入っていく
ギィーーーー バダン!
「・・・学校の中じゃないのかな?という事は一番乗りは・・・」
階段を上っていく
行く場所はもう決まっていたから早かった
ガラガラ
「やっぱりここだよね」
そう言ってピアノの椅子に座る
「・・・想いよひとつになれ♪〜♪〜♪〜この時を待っていた♪〜♪〜♪〜♪〜」
想いよひとつになれ。これはAqoursが1回目のラブライブの地区予選で8人で歌った曲である、そしてこの曲は3人の少女を繋いだ曲、新たな絆を紡ぐ事を出来た曲とも言える
「・・・いい曲、本当に」
そう言ってピアノを閉じて立ち上がりある物を探し出す
「・・・!!あった!」
少し大きめの箱を見つける
開けると曜の時と同じく大きめのタブレットが入っていた
「・・・これだね」
そう言って電源をつける
「・・・そっかダイヤさんは」
そう言って写真のフォルダーを開く
「あった」
そして彼女はダイヤが映っていた動画を再生し始めた
ダイヤ《・・・》
「ダイヤさん!」
ダイヤ《・・・この動画を見ているという事は響羽さんの話を聞いたという事ですね》
「・・・」
ダイヤ《よくぞ見つけてくれました!梨子さん!》
梨子「ダイヤさん!」
ダイヤ《でも、梨子さんもほとんど迷いなくここに来るんじゃないのかなと思って居ます》
梨子「!!!」
曜よりは遅かったもののすぐに来たのは合っていたのだった
ダイヤ《さて、改めて!梨子さん、進学おめでとうございます!》
頭を下げる
梨子「ありがとうございます」
頭を下げる
ダイヤ《ふふふ、言った後梨子さんも頭を下げているかもしれませんね》
梨子「!!ふふ、そうですね」
ダイヤ《新しい学校でも頑張ってくださいね!》
梨子「はい、もちろんです」
ダイヤ《さて・・・梨子さん貴方にはまずどうしても言いたい事があります、内浦に来てくださってありがとうございます》
梨子「!!!」
ダイヤ《梨子さんが居なければ、ラブライブに出る事も地区予選を突破する事も叶わなかった。第一 9人にすらなって居なかったでしょう》
梨子「!!そんな私は」
ダイヤ《それに梨子さんが居なければ、あの時。3人の時に千歌さんが曜さんが折れていたでしょう》
梨子「!!」
ダイヤ《・・・私、あの時は千歌さん達を許さない立場に居ました。正直言って無理難題を押し付けてしまったと思いました》
梨子「・・・ダイヤさん」
ダイヤ《私は試したのです千歌さんが。本当にスクールアイドルを本気でやろうとしているのかを、ですがやり方が少し強引すぎました。まだ何も決まって居ない彼女達に重い課題を課せて・・・》
梨子「・・・」
ダイヤ《そんな中・・・梨子さんが浦の星女学院に来てくれました》
梨子「!!!」
ダイヤ《梨子さんが来るのは全くの予想外でしたし考えもして居ませんでした。当時忙しかった私は転校生の書類も見る事なく転校生の日を迎えてしまって全く分からないままでした》
梨子「ダイヤさん・・・」
ダイヤ《・・・もし、梨子さんが居なければ。私はもう少しで取り返しのつかない事をして居たのかもしれません》
梨子「そんな!ダイヤさん!私達の為に!私達を思って!行動してくれて居ました!そんな事はありません!」
ダイヤ《・・・前にも話をしましたが私と果南さんと鞠莉さんは昔少しだけスクールアイドルをしていました。私は怖かったのでしょう東京から帰ってきた時の事を考えてしまって》
梨子「・・・」
ダイヤ《だから、梨子さんには感謝しきれません、千歌さんの事もですし、作曲の事もですし、本当にありがとうございました》
梨子「・・・私はもともとスクールアイドルやるつもりなかったです。やろうと決めたのは千歌ちゃんが居たからそして千歌ちゃんのお陰でもう一度自分と向き合う事が出来たんです」
ダイヤ《・・・あの時の地区大会の時、梨子さんがピアノに向き合う事になって私は凄く嬉しかったです、あの後千歌さんから色々話は聞きました、本当に良かった》
梨子ちゃん、ピアノコンクール出て欲しい
梨子「・・・千歌ちゃん」
ダイヤ《梨子さん・・・向き合えて良かったですね》
私初めて向き合えた気がする
梨子「ありがとうございます」
ダイヤ《梨子さん・・・貴方にお願いがあります》
梨子「・・・」
ダイヤ《これは曜さんにも話した事なんですが・・・千歌さんの事です》
梨子「!!!」
ダイヤ《・・・おそらく千歌さんは私の事で凄く罪悪感を感じていると思うのです。千歌さんは北海道から帰ってきた時くらいから気づいていたみたいですから・・・》
梨子「・・・(おかしかったのも全部)」
ダイヤ《本当ならお願いする事は駄目だと思うのですが。お願いします梨子さん!》
梨子「・・・勿論です!」
ダイヤ《・・・梨子さん、本当にありがとう》
梨子「ダイヤさん・・・」
気がつけば涙が流れている
ダイヤ《でもひとつだけショックの事があります、梨子さんに頼んだあの曲を歌えなかった事です》
梨子「!!ごめんなさい。私が間に合わなくて」
ダイヤ《梨子さんは悪くないですよ。だから悲しまないでください》
梨子「ダイヤさん・・・」
涙が落ちる
ダイヤ《梨子さん!本当にありがとうございました。上から応援してます。黒澤ダイヤでした》
映像が止まる
梨子「・・・ダイヤさん」
梨子は涙が止まらなかった・・・がしかし
梨子「・・・ダイヤさん!上にいるんですよね。なら!聞いてください!届いてください!貴方の曲を!今ここで!披露します!」
ピアノの開けて。楽譜を置く
梨子「ふぅ・・・それでは聞いてくださいWHITE FIRST LOVE」
想いが届かなくて悩むのは苦しいだけ。
でも想いはきっと届く!!!
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