ダイヤモンドの輝きの果てに   作:オト姫

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津島 善子(天使で堕天使な少女)

 

 

 

 

 

 

 

梨子が音を奏でていた中学校に入っていく人が居た

 

「!!・・・誰か居るってこと?」

 

そんな事を呟きながら学校の中に入っていく

 

「・・・」

 

いく場所は決まっていなかった。そもそも決める事が出来なかったのである

 

「・・・(分からないわよ、どこにあるかなんて)」

 

迷いながら学校をさまよっているとある部屋で止まったのである

 

「!!!この部屋は」

 

占って欲しいのです

 

「・・・嫌よ、思い出さないで」

 

分かったわ、このヨハネに任せておきなさい

 

「辞めて、辞めてぇぇぇ!」

 

頭を抑える

 

「・・・つ!」

 

走ってその場所を離れる

 

「・・・嫌、嫌なのよ・・・私のせいでダイヤ・・・」

 

 

気がつけば屋上に来ていた

 

「!!屋上・・・」

 

これは偶然なのかそれとも彼女の体が勝手に屋上に行ったのか本人には分からなかった

 

「・・・こんな所はないわよね」

 

そう呟いて周りを見る

 

「・・・あれは?」

 

周りを見る中何かを見つける

 

「・・・これってまさか!!」

 

少し大きめの箱を見つけてあげる

 

「・・・まさか、こんな所にあるなんて」

 

大きめのタブレットの電源をつける

 

「・・・(で、でもこれ私へのメッセージじゃなかったら)・・・」

 

写真のフォルダーを開きひとつだけある動画を再生する

 

ダイヤ《・・・》

 

「だ、ダイヤ!!」

 

ダイヤ《この動画を見ているという事は響羽さんの話を聞いたことですね》

 

「・・・」

 

ダイヤ《よくぞ見つけてくれました!善子さん!》

 

善子「!!・・・良かった私へのメッセージだった」

 

ダイヤ《・・・だからヨハネよ!》

 

善子「!!」

 

ダイヤ「と、今頃言ってそうですね」

 

笑いながら言う

 

善子「!!・・・・」

 

善子は予想外だった、まさかダイヤがそんな事を言うなんて思ってもいなかったからである

 

ダイヤ《ふふ、驚いた顔が目に浮かびますわ》

 

善子「・・・」

 

善子は既に涙を溜めていた。

 

ダイヤ《そして、善子さん。ここに来る前にあの場所によったでしょ?閉校祭の時のあの場所に》

 

善子「!!!」

 

ダイヤ《・・・あの事は気にしなくていいんですよ。あの時の貴方に責任はないですわ。悪いのは私ですから》

 

善子「そんな事!」

 

ダイヤ《・・・善子さん。苦しまないでください》

 

笑顔で言う

 

善子「ダイヤ・・・」

 

ダイヤ《・・・改めて!善子さん!進学おめでとうございます》

 

善子「・・・ありがとうございます」

 

ダイヤ《新しい学校でも頑張って下さいね》

 

善子「・・・はい」

 

ダイヤ《・・・善子さん貴方には色々驚く事ばかりでした》

 

善子「・・・」

 

ダイヤ《・・・入学式初日から不登校になったと思えば、急に現れて学校に来るようになって、気がつけば千歌さん達とスクールアイドルを始めて、みんなと馴染んでましたわよね》

 

善子「・・・そう?」

 

ダイヤ《そして、Aqoursの6人で堕天使の衣装でPVを取っていましたわよね、懐かしいですわ・・・あの衣装。私はかなり好きだったんですよ?ですが世間の事を考えてあえてきつく言ったんですわ》

 

善子「え・・・そうだったんだ」

 

ダイヤ《私が強く言った後、貴方は堕天使の自分を捨てようとした、それをルビィから聞いた時は驚きました。まさか捨てようとまで考えてしまうとは。私は言いすぎてしまったんだとその時思いました》

 

善子「そ、そんな!ダイヤは!何も!悪くなんか」

 

ダイヤ《・・・ごめんなさい》

 

善子「!!・・・ダイヤぁ」

 

ダイヤ《・・・でも、貴方は堕天使を捨てなかった。千歌さん達のお陰で》

 

善子「・・・」

 

ダイヤ《千歌さん達は善子さんは真正面から受け止めそしてその上で堕天使ヨハネとしてメンバーに誘った。自分を捨てなくていいんだよその言葉と共に》

 

善子「・・・」

 

ダイヤ《それを聞いた時、嬉しかったですわ。自分を捨てるだなんて悲しい事ですし、何よりも辛い事です・・・それに私は見たことあるんですのよ貴方の動画を》

 

善子「!!!」

 

ダイヤ《私が2年生の頃。鞠莉さんは留学、果南さんもその時はまだ休学していなかったものの休む事が多く、一人で居ることが多くなりずっと悲しい思いをしていました。そんな時クラスメイトが話をしていたのです。中学生の堕天使のライブ配信が面白いと》

 

善子「!!!」

 

ダイヤ《・・・その後家に気になって動画を見ました。確かその動画はたまたまコメントに返事するみたいな、やつでした》

 

善子「!!ま、まさか」

 

ダイヤ《私はダイヤモンドという名でこういうコメントをしました「最近、親友2人が離れていて悲しいです」とコメントをしました》

 

善子「!!・・・覚えてる。そのコメント!まさかダイヤだったの!?」

 

ダイヤ《・・・すると貴方はこう答えました。「悲しいと思うから悲しい、そんな時こそ笑顔で強気でいなさい!」と貴方は言いました》

 

善子「!!」

 

ダイヤ《・・・この言葉を聞いて私は少し気が楽になった気がしました。そしてそれと同時に生徒会長をやる事を決めたんですわ》

 

善子「!!」

 

ダイヤ《・・・だから。善子さんには感謝していますわ、ありがとうございます》

 

善子「・・・くっ、うう。私は何もしてない、してないわよ」

 

涙を流す

 

ダイヤ《・・・それと善子さん。私は貴方に憧れていました》

 

善子「!!!」

 

ダイヤ《貴方はどんな時でも自分を貫き、最後までやり遂げた。これからももちろん続くとは思いますが、そんな善子さんが私は羨ましかった。羨ましかったんです》

 

善子「・・・」

 

涙を黙って流す

ダイヤ《・・・それと善子さんに一つ約束してほしい事があります》

 

善子「・・・何?」

 

ダイヤ《・・・善子さんは自分を絶対に見失わないでください!》

 

善子「!!!」

 

ダイヤ《・・・私は自分を失ったからこんな事になっていると思うますし。それに沢山後悔をしています。だから善子さん、貴方にはそんな想いはして欲しくないんです》

 

善子「・・・」

 

ダイヤ《・・・だから、善子さん。約束してください》

 

善子「・・・わ、分かったわよ・・・絶対に絶対に見失わない!」

 

ダイヤ《・・・その決意を聞くことが出来なくて残念ですが。きっと想いは届くと思っています》

 

善子「・・・」

 

ダイヤ《・・・善子さん、本当にありがとうございました。上から応援してます。黒澤 ダイヤでした。》

 

映像が終わる

 

善子「・・・」

 

黙って電源を落とす

 

善子「・・・ダイヤぁ。ごめんなさい、ごめんなさい!!本当にありがとう。こんな私と居てくれてありがとう!!・・・ダイヤの事は忘れない!そして堕天使ヨハネとして!これからもずっとずっーーーーーーと!生きていく!だから見てなさいよ!ずっと!!」

 

泣きながら言う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダイヤ。貴方はダイヤの輝きを放つ。永遠に契約を結んだリトルデーモンよ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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