幸せが詰まっていると思っていたポケットにはドラゴンマグマボトルが入ってました 作:ブトウイチゴジャム
ガッシャァン!レベルアップ!
(えっ…?)
試行錯誤をしている中、ふとそんな声が聞こえた。
「誰か助けて…」
「うぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁ!!」
その一言で加賀美を動かすのは簡単だった。
「マイティキックゥゥ!」
「がぁぁぁ!?」
速攻で広間まで行き、そのまま全力ジャンプ蹴りを男に食らわす。
男は予期せぬ急襲に驚きながら吹っ飛ぶ。
「えっ…?」
少女も思っていなかった助けに驚いた。
「後ろに逃げろ!!早く!」
少女は驚きながら指示通り後ろへ後退する。
(ああ〜やらかしたぁ〜完全に!あんな事言われたら助けなくなるじゃ…)
ブスッ
あれ…?
「な…!?」
「くくくっっ…」
男の行動は早かった。
吹き飛ばされた直後にすぐ起き上がり、自分に対して蹴った少年にナイフを躊躇いなく刺した。
「ひひっ!テメエが悪いだぜぇ!!??」
「がっ…!」
加賀美は男の事を甘く見ていた。このバスジャック犯、かなりキメており体が暴走している。それ故に早く行動に移せたのだった。
(完全に油断していた…、ぐっ…いてぇよ畜生いてぇよ!)
男が勝ち誇ったかの様にニヤニヤとこちらを見て来る。
その顔が異常なくらい腹に立つ。
(あぁ痛いよ、クッソ痛いよ。テメエの勝ちだよ。だけどよぉ…こんな刃物で死ぬぐらいならなぁ…最後ぐらいかっこよく…)
不思議と体に力が溢れでる。
男が刺している手をこれでもかというぐらいに掴み、もう片方の手に力を込めた。
「なぁ!?」
(多分これ死ぬなぁ…気絶ぐらい取れたらええなぁ…)
そんな希望を胸に抱き、声を振り絞って
「最期の一発くれてやるよ、オラァ!」
崩れていく体を奮い立たせ、全ての力が詰まった凄まじき拳を顔面に振り上げた。
「ぐべっ!!?」
最期に見た光景は男が自らの拳で先程の蹴りより多く吹き飛び、そのままピクリピクリしながら動かなくなった。
(あぁ…結局チェリーボーイのまま死んじまったなぁ…)
そんなどうでもいい事を頭の片隅に置きながら意識を闇に引き摺られた。
???
「あ…?」
加賀美雄介が目を覚ますとその場所は暗くなっており、なにも見えず、体は宙に浮いていた。
「ここどこ?地獄?天国?それとも無とか?まぁ死んだ事は確かだろうなぁ…」
ハッキリと覚えている。
少女を守る為にキック
ナイフに刺される
おっさんぶん殴って気絶
これだけ記憶してれば自分が死んだ証拠は充分だろう。少女は無事だろうか、あの時おっさんがまた起き上がって襲ったりしてないだろうか、色々と思うところはあるが…
「これで全員死んだら俺の責任だな…」
「その心配は要らないわ」
「ファ!?」
誰もいないはずだと思っていた空間から突然クールな女声が聞こえていき、加賀美はビックリした。
(危ねぇ…あともう少しで放送禁止用語<意味深>言うところだった…
いや、そんなことより!)
「お前は誰だ!」
「貴方の中の貴方よ。」
「は?」「冗談よ」
(本当にだれだよ……)
少々呆れながらもちゃんとした答えを聞く為、渋々もう一度聞いた
「で、誰ですか?」
「そうね…貴方のところでいった神よ。」
「………(こいつも薬決めてんのかよ)」
「そんなもの使ったことがないわ。」
「WAHT!?なぜ分かったし!?」
「言ったでしょう?貴方のところでいった神と。」
自分の考えを見透かされた事や、急にクールな女声が聞こえるやら、バスジャック犯に遭遇されるやら、今日はずっと驚かされてるばっかだ。そしてふと疑問が浮かんだ。
「ん?待って考えた事が分かるなら先程の放送禁止用語も…?」
「えぇ。貴方が大声で女性器の名前を言おうしたり、男性器を口に含む行i…「はいぃ、神さまですね!まごう事なき神さまですね!分かったからその声(暁美ほむら似)でそれ以上言わないデェェ!」…分かったわ。」
ダメだ!この神さまの目の前で迂闊な事を思うと読み取られてしまう!!普通な思考で動かなければ…。
「4545?貴方、とんでもない変態ね。」
「ちょっ!?なにいっとんじゃァァァァァァァァ!!」
「うるさいわね…黙れないのかしら?」
「こいつ…!」
あんたが元凶だよ…神さま…。
「じゃあ話を戻すけど、ここどこ?天国?地獄?無?」
「ゆるく言ってしまったら天国であってるわ。」
「はぇ〜ここが天国ですか…なにも見えませんよ隊長?」
「あぁ御免なさいね、光をつけていなかったわ。」
その声がするとその場所に灯りがついていき、先程の暗い場所から
眩しい場所に一瞬で変わった。そしてどこから来たか分からない光の粒が一つに集まっていき、やがて姿を現した。
「いや、完全にワンピースほむらじゃねぇか!!!」
「黙りなさい。」
「あっ、はい」
声どころか姿までほむらとか…可愛いなぁ…ルチアの次に好きなんだよなぁ〜ほむらちゃん。
「気持ち悪いわ、そんなムラムラした考えをやめて頂戴」
「いや可愛いと思っただけでムラムラしたと思ってんじゃぁねぇ!」
「はぁ…これだから変態は…」
「特大ブーメラァァァァァァァァン!!それはアンタだろうがァ!」
「そんな事言って、どうせ犯すつもりでしょ!?エロ同人誌みたいに!」
「するかァァァァァァァァ!」
閑話休題
「こんなのが神さまとか…まだ自称神の方が緩いわ…」
「全くね。」
「ごがぁぁぁぁぁぁぁぁ…」
この会話だけで体力の8割削れたぞ…こんなのがほむらちゃんなんて…
思いたくもない…
「話を戻すわね?」
「了解しやしたよ…」
「貴方には異世界に転生して貰うわ。」
「超光速テンポやめろ」
うん、話の流れが読めん。
「なんで俺なの??」
「理由はそうね…あの子を守ったから、とでも言っておくわ。」
「マジですか…未だに全然分からん」
どっかの通りすがりなら大体わかるかな?
「それと追加でなんでも好きな物をその世界に持って行っていいわよ」
「マジかよ異世界さまさまだな」
なるほど大体わかった、つまるどころ異世界にビルドドライバーとかドラゴ(以下略)を持って行っていい事か。
分からなかったことが5秒で分かったよ、ヤッタネホムラチャン!
「持ち物は(以下略)ね。それで?異世界はどこにするのかしら?」
………ゑ?
「だからどこの世界にするの?漫画・ゲーム・アニメ、どこでもいいわよ」
「えっと…つまりRewriteの世界に行けるという事っすか…?」
「世界はRewrite、持ち物は(以下略)ね。」
えっちょあのおま…
「それじゃあ行ってらしゃい。貴方の次の人生に祝福があらんことを」
そう言い放つと神さまは手を加賀美の体に合わせて、足元に魔方陣の様な物を作成した。
「えっちょ待てくだs」
状況が理解出来ぬまま体が先程の魔方陣に引っ張られていく。
ちょっと待てェェ!?まだ分からんところがぁぁぁ…
「じゃあね。中々に楽しめたわ」
その一言を最後に目の前が光に包まれいく、こうして一人の少年が異世界に転生されていったのであった…
おまけ
「やるべき事もしたし、帰りましょ」
神さまがあるべき場所に帰ろうとし…ふと違和感に気づく。
「そこにいるのは誰かしら?」
………
どこからともなく現れたのは一人の男。その男は自分の体を隠す物は無く、自らのモノブロスのツノを大きくさせている。
「いや本当にだれよ…」
「フッ、俺か?俺はこの世界でお前という物を作った存在だ。」
「貴方…?」
「お前にはわかるまい。貴様の存在はスマホのキーボードから作った存在に過ぎないという事を…」
「………!?」
「さぁ一緒に交わろうではないか、エロ同人誌の様に。何故なら俺は……」
男は少し間を開けて…
「ブドウイチゴジャムだからな。」
終われ
自分でもバカみたいなこと書いてんなあ…
加賀美君にヒロインいりゅ?ただし小鳥ちゃんはNG、理由はシンプル。俺がこたこと推しだからダァ!
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此花ルチア
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千里朱音
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中津静流
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鳳ちはや
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テメエにヒロインなんて必要ねえんだよ!一人で○ナニーでもしてろ!