アベンジャーズーホープ・オブ・レイー   作:白琳

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皆さん、明けましておめでとうございます!今年も『アベンジャーズーホープ・オブ・レイー』をよろしくお願いします!


ブラック・オーダー襲来 後編

「ふぅぅぅ……はっ!」

 

ストレンジが複数の魔法円を展開し、その中から放たれた槍がゾンビ達を貫いていく。

アスガルド人など元々は屈強な肉体を持つ者はゾンビ化に伴い、肉体が脆くなったらしく簡単に攻撃を受けていった。

 

だが──────

 

「ヴアアアァァ……」

 

胸を貫かれたゾンビ達はそれでもストレンジへと向かってくる。既に死んだからなのか、生きてる相手にとっては致死性のある攻撃でもなかなか倒れないのだ。

 

「ならば……!」

 

瓦礫の下へと魔法円を生み出し、中へと落ちていくと今度はゾンビ達の上に展開する。すると先程の瓦礫が顔を出し、ゾンビ達を踏み潰したのであった。

 

「……っ」

 

元医者である故に死んでるとはいえ、人を殺した事にストレンジは不快感を覚えた。しかしどうやらこの一撃で完全に動かなくなったらしく、二度と動き出す事はなかった。

 

「ストレンジさぁん!た、助けて!」

「なにっ?」

 

ゾンビ達に囲まれているピーターは間を抜けながら戦っていたが、そろそろ限界が来てしまったらしい。近くにいたストレンジへと助けを求めた。

 

「待ってろ、もう少し耐え────っ!」

 

両手に魔法円を展開し、ピーターを助けに行こうとするストレンジだったが、背後から感じる気配に気付いて横へと飛んだ。

すると先程までいた場所に巨大な棍棒が叩きつけられたのである。その持ち主はハルクやカル並の巨体を持つゾンビであった。

 

「ストレンジ!私があの子を助けに行く!君はそいつを倒せ!」

「ああ。頼んだぞ、ウォン」

 

ウォンがピーターの所へと向かっていく姿を確認し、ストレンジは再び振り降ろされる棍棒を身に付けている”浮遊マント”で空中へと飛ぶ事でかわした。

 

続いて巨大なゾンビの周りに魔法円を複数展開する。次第にそれらが熱を持つように赤くなると、一気に光線が放たれたのである。

それらを受けてもまだ動けるゾンビだったが、ストレンジが直接触れた瞬間に放たれた衝撃波によって吹き飛ばされていった。

 

「ィアアアアア……」

 

多くのゾンビを背中で押し潰しながら倒れたが、それでも立ち上がろうとする巨大なゾンビ。しかしストレンジが魔法円を変形させた剣を脳天へと突き刺すと、糸が切れたように倒れたのだった。

 

「ウァァァァ……」

「ァァアアアア……」

 

ストレンジを目掛けてその巨体を登り始めるゾンビ達。その行動に意思はなく、ただマウの命令通りに動くというもの。

元医者として、そして魔術師として命への心構えが出来ているストレンジにとって、命を冒涜しているマウは許しがたい存在だった。

 

「よくもこんな事を平然と……!」

 

巨体を登りきり、襲ってくるゾンビ達を魔法円から変化させた剣や鞭、盾などで応戦するストレンジ。その途中、偶然にも奥で佇むマウと目が合った。

相手もストレンジと目が合った事に気付いたのか、挑発するかのようにニヤリと口の端を上げたのであった。

 

「────っ!」

 

残っているゾンビ達を叩き落としたストレンジは空中を飛び、ゾンビの群れを飛び越えてマウへと向かっていった。

それに対し、『作戦通り』にストレンジを誘き寄せたマウは闇魔術を発動した。するとストレンジの左右から瓦礫の塊が飛んできたのである。

 

「くっ……!」

 

マントによる飛行を止め、突然の落下で瓦礫との衝突を免れたストレンジは地面を転がっていった。そこにゾンビ達が集まるが、咄嗟にスリング・リングで開いたゲートウェイへと飛び込み、姿を消していく。

 

「むっ?どこに……がっ!?」

 

マウの後ろにゲートウェイが開かれ、そこから現れたストレンジが彼の肩を剣で貫いたのだった。わざと胸を狙わなかったのは元医者として命を奪う事を躊躇ったからか。

 

「小癪なっ!」

「がふっ……!?」

 

瓦礫を集めて作り出した塊をストレンジへとぶつけて吹き飛ばした。剣は魔法円から変化したものだった為、既に消えているがマウの肩からは赤色の血がポタポタと地面へと落ちていっていた。

 

「この程度で私を傷つけたつもりか!?」

 

瓦礫を集めて複数の槍を生み出しては空中に浮かべ、ストレンジへと飛ばしていく。剣で叩き落としていくストレンジだったが、全てとはいかずに何本かを体に受けてしまっていた。

 

「ぐ、ぅ……!!」

 

槍が頬を掠め、傷口から血が垂れる。ストレンジはそれを拭うと魔法円から光線を放った。だがマウはそれを自身が立つ瓦礫を浮かび上がらせる事でかわしたのである。

 

その瞬間をストレンジはチャンスと考え、首にぶら下げているペンダント──────『アガモットの目』の仕組みを駆動させる。

このペンダントの内部に収められているのは時間を操る緑色の石、”タイム・ストーン”である。ストーンを露出させ、展開した緑色の魔法円を操る事で時間を自由自在に操る事はもちろん、より強い高位の魔術が使用可能となるのだ。

 

「ぐっ、ぁがっ……!?」

 

ストーンから魔法円が展開しようとした瞬間、瓦礫や地中から伸びてきた鉄筋が紐のようにストレンジの体に巻き付き始めたのである。

両手両足、そして首にまで巻き付かれてしまってはストーンを操る暇もなくアガモットの目が閉じられる。

 

首を締め付けられ、手足も動かせず魔術も使えないストレンジの前にマウが降り立つ。

自身に巻き付いている鉄筋が彼の使う闇魔術によるものだという事には既に気付いていた。だとしても出来る事は何もないが。

 

「くくっ、ストーンは奪わせてもらうぞ」

 

タイム・ストーンを取り出そうとマウはアガモットの目に掴みかかる。だがそれと同時にペンダントそのものかが高熱を帯び始め、驚きと痛みで離してしまったマウの手は火傷を負っていた。

 

「残念、だったな……私以外に、このアガモットの目は操れないぞ……?」

「っ……ならば貴様にさせるまでだ!」

 

ストレンジの首をさらに締め上げ、気を失わせたマウは彼を倒れた地面ごと宙へと浮かべた。このままQシップまで連れていくつもりだろう。

 

ところでストレンジが身に付けている浮遊マント。実は意思を持っているのだ。気まぐれな性格ではあるが、一度主人として気に入られてしまえば全力で助けてくれるストレンジの相棒である。

そして今、ストレンジの危機を救おうと浮遊マントはズリズリと体に巻き付いている鉄筋の中を動いていき、最後にはスポッとストレンジの体を抜いたのである。

 

「っ!?待て!!」

 

ストレンジは未だ目覚めないものの、浮遊マントは主人を安全な場所まで運ぼうと追いかけてくるマウから逃げていった。

その光景にウォンと協力しながらゾンビ達と戦っていたピーターが気付いた。

 

「えっ、あれまずいよね!?」

「むぅっ……仕方ない!ここは私に任せて、君はストレンジを頼む!」

「は、はい!」

 

ゾンビを吹き飛ばすウォンから指示を受け、ピーターはウェブを飛ばしてストレンジとマウを追いかけていった。

一方、ゾンビ達に囲まれる形で残されたウォンは両手に魔法円を展開した。ピーターにああ言った以上、この場をたった一人で戦い抜くつもりなのだろう。

 

「さぁ、来い……私が相手をしてやる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『スタークさん、あのストレンジさんっていう人が宇宙人に追いかけられてて!僕も今追ってる!』

『視界から外すなよ、坊主。隙があったら魔法使いを助けてやるんだ』

『うん、分かった!』

 

ピーターと連絡を取り終え、スタークは噴水広場をメチャクチャにしながら戦うカルとハルクを見た。

ハルクが力任せに戦うとは逆に、カルはただ斧を振るだけではない。斧を変形させた盾や鋏などを用いて攻撃を防ぎ、カウンターを仕掛けている。

 

「ゥガアアアアアッ!!」

 

振り下ろされるハルクの拳をカルは盾で防ぐ。そしてすぐさま先端をハンマーへと変え、ハルクの横顔を殴り付けたのであった。

 

「グルルルゥゥゥガアアッ!!」

 

『そろそろ僕も参加させてもらうぞ?』

 

体を回転させ、勢いを乗せた拳をカルへと放つハルク。それを防御の上から受け、あまりの衝撃に後退るカルへリパルサーの雨が降り注いでいく。

 

『チャンス!』

 

リパルサーはカルには大した攻撃になっていないものの、目眩ましにはなっていた。その隙をつき、目の前に降り立ったスタークは両腕に空気を圧縮し、衝撃波を放つ砲口を形成する。

そしてその矛先をカルへ向け、両方同時に放ったのである。衝撃波を受け、吹き飛んだカルは噴水を破壊して最後にはトラックへと衝突した。

 

『よし、このまま──────』

 

「ハルク、あいつぶったぉぉぉおおおす!!」

 

『ぃぶくっ!?』

 

サノスへの怒りからか、部下であるブラック・オーダーに強い敵意を見せているハルクは目の前にいたスタークをお構いなしに吹き飛ばし、カルへと向かっていった。

 

『ボス、大丈夫でしょうか?』

『いたた……まったく、自分の図体を考えてほしいもんだな。前にいるからって仲間を轢くか、普通?』

 

一方、吹き飛ばされたスタークは宙を舞って地面へと落ちた。サポートAIであるF.R.I.D.A.Y.に心配されつつ、起き上がるカルへと視線を向ける。そこでスタークはある事に気付いた。

 

『……何をしてるんだ、あいつ』

 

カルは斧の先端を取り外し、左腕に取り付けて盾へと変形させた。そして残った棒部分をトラックのコンテナへと突き刺している。

スタークが疑問に思った事はすぐに解決へと至った。突き刺した部分からケーブルが生え、それはコンテナの至る所からも出没していた。

 

『っ……まさか!?』

 

ケーブルがコンテナの形を変えていき、まるでつるはしのように突起を出現させた。カルがそれを持ち上げると、車本体は接続部分が切れて地面へと落ちていくのだった。

 

 

──────物体への侵食、さらには武器への変化。それがカルの切り札にして新たな武器を生み出す方法なのである。

 

 

「ッ……!?」

 

武器へと変わったコンテナを、向かってくるハルクに振り降ろしていく。それを見たハルクは両手で受け止めようと手を伸ばすが、もはや金属の塊となっているそれは圧倒的な質量でハルクを押し潰したのだった。

 

『おい、あんなのアリか!?』

 

再び振り上げられる武器は既にボロボロ。しかしカルはそれを見ても気にせずにもう一度ハルクへと振り下ろそうとしていた。

スタークから見て、地面に出来たクレーターの中心にいるハルクの姿は見えない。スタークはハルクがそう簡単に倒れないと知っているが、あの攻撃を続けざまに受ければ只では済まないと予感し、すぐに行動に出た。

 

ナノマシンで構築した小型ミサイルを発射し、コンテナだった物へと直撃。大きさからは予想できない爆発を引き起こし、頭上から降り注ぐ破片がカルを襲っていった。

 

「ガァァァアアアアッ!!」

 

クレーターから這い出たハルクはカルに殴りかかる。しかし左腕の盾に防がれ、残っている棒部分で殴られたハルクは先程のダメージもあってふらついてしまった。

その間にその場から離れるカルを見て、スタークが叫んだ。

 

『ハルク、そいつを逃がすな!また何かするぞ!!』

 

空中に飛び、両手に形成した巨大アームから強化したリパルサー・レイを放ちながらカルに向かっていくスターク。その光線は盾によって防がれ、その間に伸びたケーブルが周囲の車を捕らえて引きずっている。

 

『クソッ!』

 

ケーブルに巻かれた車を振り回し、スタークはそれを間一髪でかわしていく。だが近寄ってきていたカルに殴り飛ばされ、スタークは地面に激突していった。

 

「グルァァァアアアアッ!!」

 

跳躍して落下する速度を乗せたハルクの拳がカルの頭に直撃する。にも関わらず、カルは棒の先に連結させた車数台をハルクに叩きつけた。負けじと立ち上がろうとするするハルクだったが、直後にケーブルが全身に巻き付いて身動きをとれなくなってしまった。

 

「ガゥゥウウ……!?ゥガァァアアアアッ!!!」

 

ケーブルを引き裂こうと暴れるハルク。その分のケーブルを切り離したカルは、再びこちらに向かってくるスタークを見つけた。両手にナノマシン製の剣を携え、カルに接近戦を挑むようだった。

 

だがカルは咄嗟に左腕の盾を外し、スタークへと投げつけた。簡単に避けられると思っていたスタークだったが、突然盾の周りに刃が生える。

驚くスタークだったが広くなった攻撃面積からは逃げられず、鋭い刃へと衝突して墜落してしまった。

 

『ぐ……ぁが……っ!?』

 

地面を転がっていったスタークの肩から腰にかけてアーマーには深い傷がついていた。ナノマシンによる修復は始まっているものの、時間がかかってしまう。その隙を狙うようにカルが棒を投げ捨て、新たに剣を構えてスタークへと跳躍したのであった。

 

スタークへと迫るカルと、ダメージから動けずにいるスターク。その二人の間に突如ゲートウェイが開かれ、カルはその先の北極へと落ちていった。そして吹雪の中へと消えていき、それを確認したウォンはゲートウェイを閉じるのであった。

 

「大丈夫か?」

『ああ。助かったよ、ウォン』

 

修復を終えたスタークは立ち上がり、ウォンに礼を言う。ピーターから連絡が入ってきたのはそれとほぼ同時であった。

 

『スタークさん!ぼ、僕、()()されちゃう!?』

 

『なに?』

「どうした?」

 

スタークが空を見上げると、Qシップから照射される光によりストレンジと彼に掴まっているピーターが吸い込まれ、その周りを浮遊マントが飛んでいた。

どうやら浮遊マントは逃走に失敗し、ピーターもストレンジの救出に失敗した上に一緒に連れ去られる結果となってしまったようだった。

 

『ウォン、結婚式には招待するよ!』

 

スタークは二人を助ける為にQシップへと飛び立っていった。それを見送ったウォンの隣にケーブルをちぎったハルクが着地した。自分がいない間に戦いが終わった事に怒っているらしく、機嫌は悪い。

そのさらに後ろには、スタークを助ける為に飛び出したウォンを追いかけてきたゾンビ達が群れていた。

 

「戦い足りないなら、あいつらはどうだ?なかなかしぶといぞ」

 

ウォンの言葉を聞き、ハルクは直ぐ様跳躍した。そして着地と同時にゾンビ達を一気に吹き飛ばす。殴り、蹴り、投げ飛ばし、振り回し、そしてまた殴り飛ばす。

ゾンビの数を瞬く間に減らしていくハルクの強さに感心しつつ、ウォンも戦う為に戦場へと駆けていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「い、息が苦しい……ぅうっ……」

 

ストレンジ(と浮遊マント)がQシップの内部へと入るとゲートは閉じ、入れなかったピーターは落ちまいと壁に掴まった。そして眼下に見える遥か遠くの地面に怯え、壁を登っていったのだ。

その間にもQシップはどんどん上昇していき、既に空気が薄い高さまでに到達している。息が苦しいのは当然であり、このままでは酸欠で気を失うのは時間の問題であった。

 

『おい、パーカー!そこから飛び降りろ!』

 

その時、Qシップの横をスタークが飛んでいるのをピーターは見つけた。『そこから飛び降りる』という言葉をうまく回らない頭で理解し、意味が分からずに困惑する。

 

「ス、スタークさん、そんな事できない、よ……そ、それよりも息がっ……!」

『大丈夫だ、僕に考えがある!いいから早く飛び降りろって!』

「わ、分かった……よ……」

 

そしてピーターほほぼ気絶に近い形でその場から飛び降りた。真っ逆さまにに落ちていくピーターだったが、突然背中に()()が衝突したのを感じた。そしてその何かは全身に纏まりつき、確認しようとした時にはQシップの内側の壁に叩きつけられたのであった。

 

「いっだ!?……えっ?な、何これ!?」

 

起き上がるピーターが驚愕する。スーツが今までのものから、新たにスタークがマーク50と共に開発したナノマシン製のスーツ──────”アイアン・スパイダー・アーマー”へと変わっていたのだから。

 

「ス、スタークさん!これって!」

『よし、F.R.I.D.A.Y.。坊主を地上に返してやってくれ』

「……え?ちょっとスタークさん!まっ────」

 

スタークからの指示にピーターは困惑し、このままストレンジ救出に一緒に向かおうと言い出そうとするも開いたパラシュートに体を引っ張られてしまった。

 

「うわぁぁああっ!?」

 

Qシップの横を回りながら過ぎ去っていく。気持ち悪さから吐くと思ったピーターだったが、パラシュートが偶然にもQシップの壁に引っ掛かった事で落下は止まった。

 

「うっぷ……は、吐くかと思った……早く中に入らないと……」

『いけません。ボスから貴方を地上に、おお、くりす、るように、と……──────』

 

地上から離れすぎたせいでF.R.I.D.A.Y.との通信が切れ、自由になったピーターはQシップの僅かな隙間から内部へと入っていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゾンビ達を全員倒したハルクは満足したのか、バナーへと戻った。破れてしまった服の代わりに新しい物を店から調達してきたバナーは、外で待っていたウォンと合流する。

 

「えっと……君はこれからどうするんだ?」

「私はストレンジ不在の間、留守を預かる必要がある。それと、これは君に渡しておこう」

 

そう言ってウォンが差し出してきたのはスタークが持っていた古い携帯電話。どうやらいつの間にか落としてしまっていたらしく、バナーがそれを受けるとウォンはゲートウェイの中へと消えていった。

 

バナーは携帯を開き、登録されている『スティーブ・ロジャース』の名前を選択する。

そしてコールが鳴る中、相手が出るのを待つのであった──────




カル・オブシディアンの強化点は、武器の強化ですね。ケーブルを自由自在に操って物体を掴み、力ずくで形を変えて武器に変えます。

そして次回はようやく本作のオリ主、スウァーノ・エイナム登場です!!

エンドゲーム以降のお話について

  • エンドゲーム以降も続ける(同作品にて)
  • エンドゲーム以降も続ける(別作品にて)
  • エンドゲーム以降は求めてない

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