そしてようやく物語に大きな変化とオリジナル要素が……?
オリ主・オリキャラ紹介にてブラック・オーダーのオリジナル能力などを追加しました!興味があれば、見てください!
「はぁっ、はぁっ……!」
サイコキネシスで空を飛び、森を抜けたワンダは未だ戦いが繰り広げられてる戦場へと降り立った。手の中に収まっているマインド・ストーンを一度見て握り締め、再び飛び立とうとして──────目の前の風景が歪みだした事に気付いた。
「っ……なに……?」
空間が歪み、ワームホールが生まれるとワンダは先程見たものと似ている事から嫌な予感を感じた。
「嘘でしょっ……!?」
ワームホールからゆっくりと出てきたのは本物のサノス。その体はほぼ無傷であり、目の前にいるワンダを見つけるとニヤリと口の端をつり上げた。
「嘘ではないし、幻でもない。現実だ。そして運命はいつでも私の手の中にある」
「あっ……!?」
リアリティ・ストーンが強く輝く。するとワンダが持つマインド・ストーンが糸のようにほつれていき、それはサノスの右手へと向かっていく。糸は集まって形を作り、再びマインド・ストーンの姿を現した。
「だめっ!!」
「無駄だ」
ワンダがストーンを取り返そうと迫るが、パワー・ストーンとスペース・ストーンの力で放たれた衝撃波により吹き飛ばされてしまった。
「これで……全てのストーンが我が元に集ったか」
ガントレットの中央部分にマインド・ストーンを嵌めるサノス。全身に流れる圧倒的な力に苦しむが、それもすぐに収まった。そして──────ガントレットには全てのインフィニティ・ストーンが嵌められたのである。
「サノォォォオオオス!!」
「ぬぐっ……!?」
上空から突然飛んできたストームブレイカーをサノスは間一髪ガントレットで防ごうとするが、大きく弾かれて刃が胸に突き刺さる結果となった。
「ぐ、うっ……貴様……!」
「……これで終わりだ。お前を殺して……復讐を果たす……!」
膝をつくサノスにソーは近付き、勢いよく耳を引きちぎろうとする。痛みに悶えるサノスだったが、次第に顔には笑みが零れていった。
「ならば……頭を狙うべきだったな」
「っ……やめろ!!」
サノスの言葉でソーが気が付くが既に遅い。持ち上げたガントレットの親指と中指を合わせ、躊躇いなく────────“パチンッ“と音を鳴らした。
「っ────!!」
その瞬間、ガントレットは今までと見間違える程に焼け焦げた。全てのインフィニティ・ストーンを一度に使った事に素材として使われてるウルでもギリギリ耐えるのが限界だったのだ。
「……何をした?何をしたんだ!?」
「今に分かる」
ソーが強い口調で詰め寄るが、サノスはただ一言そう呟き、背後に出現させたワームホールに吸い込まれてこの場から消え去ってしまった。
「……ねぇ、ソー……ヴィジョンはどう────」
「っ、ワンダ!?」
呆然としていたソーの目の前でワンダが砂のようになって崩れ落ち、消えてしまった。その光景に驚くソーだったが、消えているのは彼女だけでなく────周りにいるワカンダの戦士達も次々と同じように消え始めていた。
「そんな……!」
地球から遠く離れたタイタンでもサノスが行った消滅が始まっていた。
「あぁっ……」
まずはマンティスが消え────
「クイル……」
ドラックスが消え────
「マジかよ……」
クイルが消え────
「トニー……これしか、道はなかった」
ストレンジが消え────
「スタークさん……ごめん……」
ピーターも、スタークの腕の中で消えてしまった。
「もう……終わりよ」
「……そんな」
残されたネビュラとスタークが絶望的な表情で消滅した者達がいた場所を見つめていた。
「スティーブ、これは……」
バーンズが消え────
「こんな所で死ぬな。さぁ、立つ────」
「っ、国王……!?」
ティ・チャラが消え────
「オレは、グルー……ト……」
グルートが消え────
「う、あっ……」
「サム!?どこに……」
サムも彼を探すローディの目の前で消えてしまった。
──────そして。
「ブルース……」
「ナターシャ……?」
膝をつくナターシャにバナーは近付く。様子がおかしい事に気付き、触れようとするとナターシャの体が次第に砂のような物へと変わっていってる事に気付いた。
「ナターシャ!?か、体が……!」
「ブルース……もう、二度と目の前から────」
バナーが崩れ落ちるナターシャを支えようとした瞬間、彼女は完全に砂へと変わり果てて消え去ってしまった。
「そん、な……」
「これが、サノスがしようとしてたやつなのか……!?」
周りで次々と仲間が消えていく事に俺は呆然としていた。バーンズも、ティ・チャラも、グルートも、サムも……そしてナターシャまでも消えてしまった。
「……スウァーノ」
「ミア?……ちょっと待て、嘘だろ……!?」
こちらにふらつきながら近付いてくるミアに俺は気付いた。どこか苦しそうな表情に俺は嫌な予感がして、ミアを支えようと手を伸ばした。
「ごめん……愛してるぞ」
だが────その手はミアの体をすり抜け、今までミアだったはずの砂は目の前で崩れ落ちた。
「……ぁ……」
俺は膝をつき、ミアだったものを掬い上げようとする。だが手が震えてうまくいかず、それは風に吹かれて宙を舞っていった。
「そんなっ……」
「国王……陛下……」
「グルート……嘘だろ……?」
「ナターシャ……!!」
「一体何が……どうなってるんだ!?」
完全なる──────
一方、別の場所──────アメリカ合衆国ジョージア州・アトランタを車で走るフューリー、アベンジャーズ解散に伴い彼と行動を共にしているマリア・ヒルもその異常事態に直面していた。
「長官!これは……」
「ああ……何かが起こってる」
────自分達の車に衝突した無人の車。
────ビルへと追突するヘリコプター。
────周りで次々に消滅していく人々。
この状況をすぐには理解できないものの、フューリーがまず手に取ったのはポケットの中に入れていた小型の無線機だった。
「“
「……長官」
無線機の向こう側にいる相手にフューリーが叫んでいると、隣にいるヒルがフューリーを呼んだ。彼が視線を向けた瞬間には、先程まで確かにいたヒルも消滅してしまっていた。
「くっ……!」
途端に走り出したフューリーは呆然と立ち塞がる市民を押し退けて車の中からある物を取り出した。それは今では数も使っている人数も限りなく少ないであろう通信機器、ポケベルである。
「頼むぞ……っ!?」
ポケベルに数字を打ち込んでる途中、フューリーは自身の体も消え始めている事に気付いた。痛みを感じず、ただ全ての感覚が消えていく状態を悔しがりながら──────フューリーは消え、残されたポケベルは地面へと落ちた。
消滅直前でどうにかメッセージが送られていたポケベルの画面には不思議なマークが現れ……上は青、下は赤で構成されたイラストが映し出されていた。
次回、ついに“エンドゲーム編“突入!
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※諸々理由があり、終盤が変更されています。(1/2)
エンドゲーム以降のお話について
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エンドゲーム以降も続ける(同作品にて)
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エンドゲーム以降も続ける(別作品にて)
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エンドゲーム以降は求めてない