黒き翼と最弱の騎士   作:シュオウ・麗翅

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DxDのブラウザゲー始めたけど、イベントロスヴァイゼさん来てほかのメンバーとのステータス差が尋常じゃなく広いっていう(´・ω・`)

コスト30縛りとかやってられっか!!

明日斗の特技と本性?の一端を見せる(予定)

あと執拗い表現と暗め注意ですわ(´・ω・`)


堕天使とのデートやで( ˘ω˘ )その2

ヒポグリフに突撃されて再度気絶したカラワーナと直ぐに起きた明日斗。

いやぁ参った参った。アハハ〜と笑いながらカラワーナを寝室に運んでいく。

 

……こうしてみると本当に王子様みたいな顔付きだ。女でも惚れそうな程に。

 

舞台に上がると女子に人気でそうだなぁ……と思いながら気絶している彼女の顔を見つめる。

 

「もし本当に人外なら、イケメンさんや美人さんがデフォなのかな〜?」

 

寝室のベッドに放り込み、布団をかぶせてやった。

 

うーん……と考えるも直ぐにバカバカしくなってやめた。

人外だとしてもピンキリだろうし、この女の人からはそういう威圧感とかを感じない。

 

ーーーー寧ろ、感じたのは『焦燥』や『承認欲求』……それに、『諦観』だろうか。もう表情で丸わかりだった。

 

なんだろう?この人からはなんか……放っておけない感じがするんだよね。上手く言えないけど。

 

なんに焦っているのか?何に認められたいのか?何に?何に?

 

不安、恐怖。それも、漠然としたナニかなのか?それとも、視認できる何かなのか?

 

自己否定か?何かしらの渇望か?何かしらに飢えているのか?

 

視認できるだけまだマシだ。対処法があるから。1人ででも、他人を巻き込んででも。解決できる問題が多いのだから。

 

 

 

ーーーーだが、漠然とした……よく分からない問題は解決はほぼ不可能。なぜなら、『自分でも分からない』から。自分が分からないものを他人が分かるはずがない。計算法が分からない。漢字が分からない。等ような物理的な問題ならまだしも、精神的な面なら尚更だ。

 

……増大した不安はやがて大きな闇を生み出し、やがて病んでいく。毒のようにジワジワと、ココロを蝕んでいく。

闇。やみ。病み……。

 

我ながら下手な物だね。座布団も上げられない。

 

「でも、まぁ……」

 

嬉しいなぁ……こんなに近くに……

 

「ボクに似たような輩に会えたんだからねぇ……」

 

思わずに口角をツリ上げてしまった。仮面が剥がれ落ちるかのように。自らの皮膚を引き剥がすように。本性を曝け出すように。別の人格に上書きされたように。

 

 

瞳孔を見開く。マッドサイエンティストが実験にやっと成功した喜びを噛み締めるかのように。

 

 

ネェ、ボクッテイッタイ、ナンナンダロウネ……?

何のために……?ナンノタメニ……?

 

 

 

「う……う〜ん……」

 

確か、私は……

 

竜胆明日斗の神器を奪うために、嘘デートの約束を取り付けようとして……

 

ーーーーはぐれ悪魔に動揺した挙句、大型の獣に食われかけたんだっけ。

 

「あぁ、気がついた?」

 

はっ!!と声のした方へと顔を向ける。ここは戦場。神器を奪い取るまでは戦場なのだ。

 

「?コレに毒なんか入ってないから安心して」

 

ずずい〜っと渡されるうさぎの形をしたりんご……って!!

 

「いや!!凝りすぎだろコレ!!」

 

一般的なうさぎ型リンゴは皮を上手に切ってうさぎの耳のように見える形にしたもののはずだ。なのに、差し出されたのは……

 

木彫りのうさぎのような、とにかく材料が食べ物じゃなかったら置物としてお金を取れそうなほどのクオリティ。お店の宣伝として使えそうでもあった。

 

「食べないなら貰うよ〜」

 

「……!!食べる!!食べるから取るな!!」

 

「ほ〜い」

 

思わず皿をひったくって貪るように食べていく。

……なんだか後味が悪い気がするのは気の所為だろうか?ウサギを生で食べている気がしてならない。

 

「……礼は言わんぞ」

 

「いいよ。アレは元はと言えばボクの餌やりが遅かっただけだしねぇ〜」

 

「というかアレはなんだ!?あれはどう見ても人間が飼う生き物じゃないだろ!?」

 

「え?ヒポ君はヒポ君だよ?それ以上でもそれ以下でもないよ?」

 

何を言ってるんだ?この人みたいな表情でこてんと首を傾げた。クソゥ……この容姿で男とか全っぜん信じられない。

 

「明日斗。少々早いが、『桃源郷』の2人が来たぞ」

 

「え?早くない?まだ3時だよ?」

 

「そうもいかん。来週の仕事の件だが、結構大事になりそうだ。ついでに、私も出すらしい」

 

「え?何?異能系バトルものの実写でもやるのかな?りょうかいっと」

 

ドタドタと騒がしい様子で降りていく明日斗を見て、はぁ……と息を吐いた後にバイサーが口を開く。

 

「そこの堕天使。今から俳優の2人が来るから、会ったら自己紹介を念入りにしておけ。じゃないと恥ずかしい目に会うぞ」

 

意味ありげな言葉を発した後に、バイサーも明日斗を追いかけるように降りていく。

 

……下半身のせいで歩く音が大きくならざるを得ないのは言うまでもなかった。




シリアスがァァァァァっ!!はよ弾けたい!!そして主人公割と黒い!!どーしてこうなったんや(´・ω・`)

なんか主人公をとことん虐めたい衝動に駆られる俺氏(´・ω・`)

桃源郷の2人のモデルは……なぞの男となぞの女です(わかる人にはわかりそう)
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