黒き翼と最弱の騎士   作:シュオウ・麗翅

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……(´・ω・`)

ゲーム楽しいの!ゲームいっぱいしたいの!まだまだ遊びたいの!お兄さん許して!


決戦前、グレモリー陣営&オリ主視点

バンッ!!

 

「部長!俺はアーシアを助けたいんです!堕天使達の本拠地に向かわせてください!!」

 

いつも静かな雰囲気が漂うオカルト研究部の部室。1人の男が机を思いっきり叩いて目の前の女性に頼み込む。

つんつん頭の茶髪の男である兵頭一誠。いつも女を見ては鼻の下を伸ばしている彼だが、今はとてもとても真剣な表情をしている。

 

「だから、もう少し待ちなさいって言ってるのよ!もしあの堕天使達の行動が堕天使全体の総意なら、悪魔と堕天使の戦争になってもおかしくないの!軽はずみな行動は慎みなさい!」

 

と口論している相手は炎のように赤い髪の女性。リアス・グレモリー。魔王の妹である。

イッセーには3大勢力や大戦の事を悪魔になったばかりの時に軽く教えている。

戦争の凄惨さに、3大勢力の数がとてつもなく減っている事。2天龍に、今は3大勢力で睨み合いが続いている事など。

 

今戦争を起こしたらとんでもないことになる。それだけは魔王の妹として何としても阻止したい。

 

「なら俺の独断って事にして下さい!その後ははぐれ扱いでも構いません!俺はアーシアを……友だちを助けたいんです!」

 

必死に。ひたすら必死に。自分の一生を決める決断を反対している親に全力で向かい合う青年のような姿があった。

そこにはいつもの変態などでは無く、熱い心を秘めた1人の男としての姿だ。

 

テーンッテッテーンテッテッテーン!(テテーンテテーン!)

 

 

 

 

 

「あ、小猫ちゃん!ボクの赤アイテム取らないで!」

 

「こういうのは早い者勝ちです。これぞ、シューティングゲーム2人プレイの醍醐味……」

 

「くそぅ…あ!キューブ6体……うわーん!青アイテムいらないのにー!」

 

「あんたらこの非常事態に何呑気にゲームやってんのよ!!」

 

イッセーとリアスが真面目な話をしている隣でシューティングゲームに勤しんでるのは塔城小猫と竜胆明日斗。

方やリアスの眷属の少女。方やカラワーナの彼氏である男である。顔だけ見て彼氏彼女逆やろとか思ってはいけない。

 

「あ、中ボスの鳥来たから一緒に撃破だ!」

 

「了解です。あと先輩。ソレ鳥じゃなくてエンゼルフィッシュですよ」

 

「え!?マジ!?」

 

リアスのツッコミに気づかないほどに没頭しているようだ。

画面には赤いエンゼルフィッシュの衝撃波を最低限の動きで避けながらビームをブッパしている赤と青の戦闘機。

 

時折黄色のアーマーっぽいやつや、戦車が来るのだが、来る位置がわかっているかのように対処している。

 

「特に竜胆明日斗!貴方もこの事件に関わっているのよ!?少しは自覚を持って……」

 

「え〜?だってボクって眷属ゥじゃないからね〜『ウイーン!ウイーンウイーン!』……と、さぁ、一緒にアジのヒラキを平らげようじゃないか!」

 

テーーーーン!テテーーーーーン!テテーーーーン……テッ! テーレッテッテーレッテレー!

 

「お前呑気にゲームしてる場合かよ!こんなことしてる間にアーシアが……」

 

今度はイッセーが必死に明日斗を説得するが、彼が操作している赤の戦闘機は画面のアジの開きに攻撃をし続けている。

ちょっと下に行き、破壊できない弾を避け、その場に止まって破壊できる弾を破壊する。たったこれだけの作業をしているのだ。

 

「やりました!アジのヒラキ撃破!次はコイの夫婦ですね!」

 

テーン!テッテレーッ!テッテッテテテンッ!

 

「まぁまぁ焦らない焦らない♪カラワーナがあの様子なら、時間は守ってくれる筈だよ。彼女はそういう感じだからね」

 

「……あの堕天使の事、分かるのかよ」

 

テーレテッテッテッテーン!テーレテッテッテッテッテンッ!

 

「カラワーナは良くも悪くも真っ直ぐだよ。他人にウソはつけないし、あんなにわかりやすい。顔に出てるからね〜」

 

若干怒っているのを感じたのか、明日斗は気の抜けたように発した。

 

焦燥。諦観。不安。恐れ。最初に会ったカラワーナの第一印象がコレだ。

それに、彼女はボクの同類だ。種族云々の話ではなく、直感でそう感じた。そして、彼女の過去を聞いて、益々そう思うようになった。

 

半端者。ボクも彼女もそうだ。

 

「演技は『自分を演じる』行為そのものだからねぇ〜。自分を偽り、その役に成き……お、コイツはコバンザメ?」

 

「いえ、コイツは普通のサメですね。先輩、わかってると思いますが、サメに気を取られて大きなザコ敵に殺られないようにしてください」

 

「大丈夫大丈夫。ボクはそんなヘマしないよ」

 

画面には緑の骨を飛ばしてくるサメ。それを避けつつ攻撃を当てる2機の戦闘機。

時折硬い宇宙生物風のやつや、緑の戦車が来るのだが、それも容易く対処しているようだ。

 

「まぁ、ボクにいい考えがあるから、とりあえず夜まで待とうよ」

 

「……信用していいんだな……?」

 

「とーぜん!夜のボクはわかんないけど、今のボクに任せ……きたきた!コイの夫婦だ!……ハメる?」

 

「いえ、ハメは甘えです。堂々と正面から向かいましょう」

 

「だね。安置で延々と副砲撃つだけじゃ見栄えしないもんね☆さぁ、どんどん持ってけぇ〜」

 

「……大丈夫かホントに……」

 

 

そして数時間後、決戦のバトルフィールドへ!




ああもうめちゃくちゃだよ!(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..

今回は日の明日斗くんです。今章のメインは月明日斗くんなので。

カラワーナ×オリ主です。メインはカラワーナですので次回からめちゃくちゃ贔屓しますね(笑)
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