黒き翼と最弱の騎士   作:シュオウ・麗翅

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前2つの蛇足感半端ないので、飛ばして大丈夫です(´・ω・`).;:…(´・ω...:.;::..(´・;::: .:.;: サラサラ..


潜入調査って地味な奴か変装が上手いやつがやる任務ってよく言うよね

私はカラワーナ。今はレイナーレ様の部下として働いている下級中位の堕天使だ。最も、この階級にはつい最近なったばかりだから下位の堕天使に近いが……。

堕天使には上級、中級、下級の3つの階級に加え、上位、中位、下位の3つの階級に細かく分けられる。

合計9つの階級。自身の位が物を言う堕天使社会。当然、私は弱い立場。

 

ーーーそれだけならまだ良かった。幸い、生まれた階級の者は強くなっても絶対に階級は上がらない……なんて事は無い。

 

私がーーーーーーー

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「……竜胆のやつ、遅いなぁ……」

 

もう月の光がないと見えないのではないか?と思えるほどの真っ暗な風景。懐中電灯等の明かりがないと見えないような深夜に、高校生の青年が山奥の廃教会をじっと見ていた。

 

入口くらいしか整備されていないボロい教会。そこには神父服を着ている武装した人間達が何人もいた。恐らく、リアスから聞いていた『はぐれエクソシスト』というものだろう。

 

「何らかの問題があって教会を追放された聖職者……だっけか」

 

「そうよ。悪魔を殺しすぎて虐殺を楽しんだ者や、賄賂汚職がバレた者……それらが多いわね」

 

「そうなのか……」

 

隣の声の説明を聞いて納得したイッセー。

 

……アレ?今まで隣に人居たっけ?と違和感を抱く。そして恐る恐る隣をむくと……

 

「ヤッホー」

 

……にっくき堕天使が目の前にいた。しかも笑顔で手を振っていた。

 

あの黒髪のボンテージ衣装の痴女堕天使なんてアイツしかいない!儀式をしているかと思っていたが、そっちから来たなら好都合だ!!

 

「ここであったが100年目ぇぇぇぇぇぇ!!」

 

「ちょっ!?」

 

目の前の堕天使に向かって篭手を出現させ、思いっきり拳を振りかぶ

 

「落ち着けバカ!」

 

……る前に目の前のクソアマの槍に触れた瞬間、身体が前に転んだ。

 

「ヌオオオオオオオ!!??」

 

石ころにつまずいたように大したことないコケ方だが、突然の事に対処しきれずにうつ伏せになって倒れてしまう。

 

「テメッ!」

 

「はぁ〜……キミの変態的な視線でも騙せたから一応完璧かな」

 

と面倒くさそうに欠伸をしながら頭を握り……思いっきり全体の髪を抜いた!!

 

「……はァァァァァァ!?おま……リンド……」

 

「声がデカい」

 

黒髪の下には、リアス部長の髪を少し薄くしたような髪が姿を現した。皮をむいたタマネギの白の部分のように。真の姿を現したのだ!

大声を出すイッセーに、レイナーレ……の変装をしていた明日斗がチョップをかまして強制的に黙らせる。

 

「……なんだってそんな格好で……」

 

「決まってるじゃん」

 

イッセーの疑問にカツラを被り直しながら説明する。

 

1つ。レイナーレに変装することで無駄な戦闘を避け、体力を温存する事。

 

2つ。あわよくば混乱させて同士討ちを狙える事。幹部クラスならともかく、下っ端ならボクの演技力を活かせば容易い事。女に関して洞察力の強いイッセーも騙せたから尚更。

 

「理屈はわかったけどよ……」

 

「全く……人の顔を見るやいなや仇敵を見るような目で襲いかかってくるなんて……あとコレはパッドよ」

 

「いや普通するだろ!!俺を殺した挙句にこんなふざけた儀式をしてるんだぜ!?」

 

「え?知ってるわよそのくらい。私を誰だと思ってるのかしら?」

 

「……コイツものすげぇぶん殴りてぇ……(#^ヲ^)ピキピキ」

 

ニヤニヤしながら煽り続ける明日斗と額に青筋を浮かべるイッセー。だが、あのすかした顔の女堕天使が本命だと気持ちを落ち着かせ、深く息を吸い込んだ。

 

「あぁそうだ。早くこれに着替えなさい」

 

すっかり役にはまった明日斗がゴソゴソとパッドの隙間から何かを取り出した。

 

「……え?まさか俺にこれを着ろと……?」

 

「当たり前じゃない。制服なんて着てたら悪目立ち間違いなしよ」

 

「いやこれの方が目立つだろおぉぉぉぉぉっ!?」

 

明日斗に渡されたもの。それは……

 

男用の、ボンテージ衣装と星型のニップレスだった……。

 

「何言っるのかしら?あんたレイナーレが傲慢の塊って言ってたじゃないの。だったら、儀式が成功したらボンテージ衣装をユニフォームにするに決まってるわ!!」

 

ドヤァ!と効果音がなるくらいウザイ顔をしているレイナーレ……ではなく竜胆明日斗。しかも無駄に洗練された無駄にかっこいいポーズを取っているようだ。

しかも声までほぼほぼそっくりとかいう謎仕様な為、どう見ても本人にしか見えない。

 

ーーー故に、「本当かも」と考えてしまう。

 

……クソ、我慢だ我慢……目の前のコイツはぶん殴りたいが、無駄に疲れることだけは避けたい。

ここはぐっと堪え、明日斗も手伝ってくれたのもあって、難なく着ることが出来た。

 

 

 

「半裸のボンテージ衣装に星型のニップレスねぇ……多分変態だと思うんですけど」

 

「お前が着せたんだろうが!!」

 

言い合いをしながら扉へ向かう2人。その様子を見たはぐれエクソシストは困惑である。

 

それもそのハズ。儀式の準備をしているレイナーレが、半裸の変態と言い争いをしながらこちらへと向かっているのだから。




この時点でぶち切れそうで、レイナーレの目的と理由聞いてから堪忍袋の緒が切れた印象

補完。今の明日斗くんはイッセーによるちょっとした情報しかないからそれを元に演じている感じです。詳細もへったくれもないのでネームドから見れば『アレ?本当にレイナーレなん?』もしくは『あ、こいつパチモンや』なのはご愛嬌。下っ端からは『あ、この人レイナーレだわ間違いない』って感じ

女の声ならある程度似せることは出来ます。が、やはりそれもネームドから聞けば違和感を感じるくらいです。
え?声が似てる理由?天野夕麻とは1度会ってるから……(震え)
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