黒き翼と最弱の騎士   作:シュオウ・麗翅

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手をつけると楽しいっすね。小説書くの。

手をつけるまでが大変だけど……(´・ω・`)


謎解きアイテムは大概そこで手に入れた物がカギ

一升。それは約1・8リットルのことである。主にスーパーで売っているボトル醤油位の量がわかりやすいだろうか。

その量が入るオケの中に倍の量の水を入れろ。そのお題は無茶ぶり以外の何物でもない。常識的に考えれば溢れる事は間違いない。

 

(だがあのエクソシストは《謎解き》と言っていた。なら必ず解く方法がある筈だ…考えろ一誠…。ここにあるのは……)

 

再び辺りを確認する。あるのは《桶》、《水》、《台座》位しかない。後は傍にトイレがある位だ。

 

「……わからん!おい竜胆。お前わかっ……?」

 

「はいもっと腹から声を出す!」

 

「「「「「あ!え!い!う!え!お!あ!お!」」」」」

 

「まだまだ!喉からじゃない!腹から出しなさ……」

 

「この状況でなぁにやってんだお前はァァァァァァ!!!」

 

ドゲシッ!!

 

「ラストリゾートッ!?」

 

一誠の飛び蹴りが明日斗に炸裂!その衝撃で教会の床にダイナミックキスをするという痛い光景がエクソシストに広まった。

 

「今俺があの問題解こうとしてるの知ってるよね!?アーシアが今危ない事知ってるよね!?なんで呑気に発声練習してる訳!?」

 

「いやぁすごいね。寄せ集めの烏合の衆だと思っていたらこんなに統率取れたんだもん。関心したよ」

 

「関心しなくていい!!今はこれを解くことが先決だろうが!最重要事項だろうが!」

 

明日斗に飛び蹴りを食らわせた後に肩を掴み、前後に揺らしていく。急がなければならないこの状況で呑気に敵と馴れ合っているのだから。

 

「全く……お前という奴……へ?」

 

「レイナーレ様!侵入者を確保しました!お怪我はありませんか!?」

 

「ええ。お手柄ね。礼を言うわ」

 

明日斗に説教をしようとした一誠。だがしかし、そんは問屋が下ろさなかった。何故なら、今発声練習をしていたエクソシストが一誠を取り囲み、手錠をかけたからだ。

何が起こったのか分からないと言った表情でキョロキョロする一誠。その一方で、胸パッドから取り出したチュパチャップスを咥えるレイナーレとそっくりに変装をしている明日斗。

 

「おぃぃぃぃぃぃぃぃ!!いつの間に手懐けてるのお前!?これ何!?今すぐ外せ!!」

 

「んんっ!!貴方たち!今すぐこの侵入者を地下牢に閉じ込めておきなさい!!」

 

「はっ!!」

 

「あと気をつけなさい!この男はありとあらゆるものを《半減》する力を持っているわ!この手錠の強度を半減される恐れがあるから十分注意しなさい!!」

 

「半減じゃねぇ倍加だゴラァ!!」

 

咳払いした後、エクソシストに命令を下すその姿は頭目そのもの。敵を言葉巧みに先導し、イッセーを拘束するその姿は訓練された軍人のようだ。

文句を言うイッセーに、大人しくしろ!と注意するエクソシスト。その姿はどんどん遠くなり、やがて見えなくなった。

 

「さ、貴方たちも早く持ち場に戻りなさい」

 

「は……はい!!」

 

(その方がボクとしても都合がいいしね)

 

いそいそとその場を去るエクソシストを見届ける。明日斗1人になった後、顎に手を当てて考えた。

単純に一升分の水しか入らない桶の中にバカ正直に倍の量を入れたところで溢れるのは目に見えている。それ以前に、規定の量の水を入れても溢れるのは誰でもわかる事実だ。

ならば桶を2つ用意……しても対して意味は無い。お題は『1升分の水しか入らない桶の中に2升分の水を入れよ』だからだ。これでは解決したことにはならない。

 

ただし、『水を入れろ』とあるが、べつに『水以外のものを入れてはならない』とは書かれていない。つまり、もうひとつ何かを使う必要があるということだ。

これがわかっただけでも大きな一歩。後はその物を探す必要がある。

 

(ま、イッセーなら簡単に抜け出してレイナーレって人の元に行くでしょ。目的は違うし、別行動をとるのが最善だよねぇ)

 

聞くところによると地下室で儀式は行われるわけだから、地下牢に行けば後は勝手に向かってくれるだろう。ぶっちゃけて言えば、自分の目的はカラワーナな訳だから、他の敵がどうなろうと知ったことでは無い。

 

……まぁ、カラワーナが望めば話は変わるけど。

 

欠伸を噛み殺しながらトイレに向かう。その目と手はあるものへと一直線に注がれている。

 

「あったあった。お手拭き」

 

立てかけられているやつと予備で取ってあるタオルを握り、鼻歌を口ずさみながら桶へと歩を進める。

そして桶の中にタオルを2つ程ぶち込んだ後、水を少しづつかけた。

2つのタオルはみるみるうちに水を吸収し、桶に水を濯ぎ終わった時。

 

\エバラノゴマダレッ/

 

ちかしつ の とびら が ひらいた !!

 

「イクゾー」

 

 




家で実際に実験したら桶が小さすぎてわかんない結果になったけど、実際にタオル分の水は減ってたし半分成功?

元ネタはとある嘘つき漫画に出てくるお題が書かれた神経衰弱ですね。ルールは神経衰弱と同じで、違うものを捲っても書かれたお題をこなせば最大4枚取れるやつです。

……知ってる人どんくらいいるんねやろ?(´・ω・`)

あと自分、結構頭硬いからなぁ……学生時代より硬くなってるからある程度鍛えねば……なぞなぞすら答えられぬ……(;`皿´)グヌヌ
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