(՞ةڼ )あばばば
|)彡 サッ
八割くらいサブタイ詐欺です。
カラワーナは困惑している。目の前にいる2人の人間が原因だ。
1人は、兵藤一誠。レイナーレ様が殺したはずの人間が生きてここに来ている。しかも、ヤバそうな赤い篭手を装備して。
パッと見は自身の力を2倍にするだけの神器かと思ったが、アレから出てくる雰囲気に震えてしまう。
そして2人目は竜胆明日斗。デートの時も何にしても何をしてくるか分からない男だ。現にここまで戦っている様子は無く、レイナーレ様に完璧に変装してここまで来ている。ヒポグリフやはぐれ悪魔と生活しているのだから強いのは確かだろう。つまり……
(勝てる気がしない)
今からこの2人を相手にしないといけないのか……。目からハイライトが消える。
ツンツン頭は篭手を構えて臨戦態勢取ってるし、明日斗はじっとこっちを見つめている。
そして、イッセーが叫び声を上げ、拳を上げて走った……その時だった。
「てい」 「ぶべらぁ!!」
イッセーに足を引っ掛けて転ばせる明日斗の姿が見えた。
「てめぇ!何すんだ!」
「あのさぁ、彼女に用があるのは自分なんだからさぁ、イッセーは関係ないよね?さっさと行った行った」
「関係なくねぇだろ!コイツは……」
「はぁ?キミこそカラワーナとは一切関係ないよねぇ!よしんば関係あるにしてもレイナーレって人の部下ってことだけだよねぇ!ボクはカラワーナの彼女だからアンタより関係あるからボクの方が優先!」
「いや逆!逆ぅ!私女!お前男!」
「はぁ?何言ってんのさカラワーナァ!キミはイケメン!ボクは可愛い!違いはお(T)とお(P)の有無だけ!たったそれだけだからボクはキミの彼女!はいQED終了!」
「なんだそのガバガバ理論!その有無が極めて重要なんだろうが!」
「だからカラワーナはそこの変態よりもボクを優先する義務がある!イッセーにカラワーナになにかする権利は無い!全てボクのものだ!」
「ふざけんな!んな勝手なこと認めてたまるか!」
明日斗とイッセーの言い争いにカラワーナも巻き添いにして騒ぐ3人。そこに思わぬ横槍が入った。
「んぢゃーっすー!おいテメェら!近所迷惑なのわかんない?ボクちん煩いの嫌いなんだけどぉ?……ってあー!テメェは!あん時のクソガキィ!!」
フリードが明日斗を指さした。さも知っているかのような口ぶりにカラワーナも耳を傾ける。
「……いや、誰よキミ。ボクとカラワーナの逢い引きの邪魔してさぁ……空気読んでくれない?KYってよく言われない?マジどっか行ってくれない?」
「うるせぇ!忘れたとは言わせねぇぞ!10年前、テメェのせいではぐれ悪魔討伐を失敗!俺っちがその後どれだけ苦労したか……」
「え?ちょっと待って?えー……10年前10年前……」
完全に置いてけぼりを食らっているカラワーナと兵藤一誠。マジキチ神父のフリードの言葉を聞き、思い出そうと考える。
そして……
「あ!もしかしてカブト相撲で連敗した溝口くん?なんだよそんな事今更さぁ!300円渡してチャラにしたよね!」
「フリードっつってんだろうがァァァァァ!!」
懐からビームサーベルを取りだし、血走った目で叫びながら明日斗に突撃する。
「ぐっ……クソガキィ!!」
フリードが明日斗にビームサーベルを振り下ろす。が、腕を捕まれ振りおろせない。
目の前に忌々しい奴がいる。刃を振り下ろせる状況にある。
なのにヤケに腕を掴んでいる力が強くて振りおろせない。
「だぁかぁらぁ!300円渡したからチャラって言ったよねぇ!」
「そんなはした金でチャラとか頭沸いてんなテメェはよォ!!」
「キミさぁ、女々しいとかよく言われない?」
「テメェに言われたくねぇよボケがぁ!!」
明日斗がフリードをぶん投げる。ビュン!と勢いよく投げられたフリードは壁に足をつけ、クイックターンの要領で再び明日斗に向かう。
「なんなのお前!もしかしてボクの熱狂的ファン?ファンならマナーを守ってよね執拗いよ!執拗い男は嫌われるよォ!」
「ファンじゃねぇよ頭沸いてんのかクソが!」
「だったらボクと彼女の逢い引き邪魔すんなやゴラァ!!」
頭に血が上り、闘牛のように突撃しているフリードの攻撃を避け、思いっきりケツを蹴りあげる。
まるでサッカーボールのように飛んだフリードは地下の天井を破り、教会入口まで飛ばされた。ちなみに、あと数分でリアス達が来るのだが、フリードと突入組2人は知らないのだった。
原作1巻の時系列での明日斗の総合戦闘力は……1巻のリアスと同じくらい?ただし物理攻撃力はリアスよりも遥かに高い感じ。強さがよーわからんぴ(´・ω・`)