例によって読まなくてもあんまり問題はありません。小ネタを仕込んでるくらいです。
興味の無い方はスルーして頂いて大丈夫です。
大海賊時代開幕。原作まであと22年。
所属 黄昏の海賊団
母船 ソンブレロ号
・カナタ
本作の主人公。25歳。
〝竜殺しの魔女〟懸賞金22億4000万ベリー。
船長兼航海士。
黒髪赤目の美女。
メインの武器は海王類の牙を削って作った槍と最上大業物〝村正〟。
覇気は覇王色、武装色、見聞色の全てを高いレベルで使用可能。
〝黄昏の海賊団〟と名を改めて以降、海賊として本格的に動き始めた。
拠点を〝ハチノス〟に置き、ロムニス帝国やそのほかの国と闇取引を繰り返して資金を得ては規模を拡大している。
ワノ国においては黒炭ひぐらしに陥れられ、光月スキヤキ殺害の罪を擦り付けられた。
一方、リンリンと敵対関係にあるため〝エルバフ〟とは好意的に関係を構築。巨人族を雇ったり取引をしている。
また、北の海を始めとした四つの海や偉大なる航路で悪魔の実をかき集め、巨人族に食べさせたり部下に食べさせたりして強力な軍隊を作り始めている。
〝白ひげ〟とワノ国で戦った。実力としてはまだ〝白ひげ〟が一枚上だが、食らい付ける程度には差は詰まっている。
リンリンとはあまり差は無く、実力はカナタの方がやや上という程度。しかしエルバフとの繋がりは大きく、実質的な勝利をしたため世間的には黄昏の方が上と判断されている。
バレットにアドバイスを送ったりしているあたり、結構気に入っている模様。会うたびに勧誘しているがすげなく断られている。
ロジャーに「親愛なる友へ」と書いたビブルカードを渡した。きっといつか、ロジャーの子供が来るだろうと今から楽しみにしているらしい。
・ジュンシー
赤い髪に筋肉質な肉体が特徴的な男。38歳。
〝六合大槍〟懸賞金6億8000万ベリー。
戦闘員。
武装色、見聞色の覇気を高いレベルで扱える。ある程度なら見聞色をすり抜けられるようになったらしい。
カナタが商売メインに切り替えたため、どちらかと言えば防衛に残ることが多くなった。
ただ、防衛に居てもカナタの首を狙う海賊が多く、敵には困らない(満足はしていない)ので武術の研鑽に努めている。
拠点が出来たので部下の育成にも力を入れ始め、覇気や六式を始めとした技術を徹底的に叩き込んでいる。
どちらかと言えばカナタの元に集まるのは金があるからで、商売に関わりたいと思う者が多いため、実力の高い者が多くないのが最近の悩みの種。
でもならず者なのは変わりないので、黄昏でも実力で上に行けると知った者が弟子入りに来ることもあるらしい。
ビッグマム海賊団との戦争の際はうきうきで準備して幹部格を相手に戦っていた。
・クロ
黒髪黒目、全身に刺青の入った褐色肌の青年。32歳。
懸賞金5500万ベリー。
(一応)(自称)戦闘員。
急激に拡大する海賊団の規律を守るため、カイエやティーチと一緒に行動して見回りをすることが増えた。
見た目は刺青があるので一番怖いが、三人の中で一番陽気なので被害にあった店などは基本的にクロが対応している。
冒険よりも防衛に回ることが増えたためか、食べ歩きをしながら仕事をする癖がついてしまった。カイエによく怒られる。どちらが大人なのかわからない。
ビッグマム海賊団との戦争の際は能力を最大限に活かした戦法で相手の度肝を抜いた。ある種の戦争におけるジョーカー的な扱いをされている。
よくカテリーナの妙な道具の実験台にされている。
黄昏がナワバリにした島の一つにある教会のシスターと仲が良いらしい。
・ジョルジュ
黒髪黒目に二メートルほどの男。40歳。
〝夕凪〟懸賞金9000万ベリー。
金庫番。
二つの覇気を使えるようになり、戦いも一線級になった。
黄昏が〝ハチノス〟を拠点にして恐らく一番忙しくなった人物。金勘定でひーこら言っている。部下がほしい。
その割に色んなところにカナタが連れまわすので仕事に追われている。
カナタに部下が欲しいと言ったら好きなだけ引き抜いていけと言われたものの、金勘定を任せられるレベルで頭が使える海賊は基本的に油断ならないので結局統括は自分でやる羽目になっている。
最近はカナタに心酔している部下が出てき始めたのである意味楽になった。
カテリーナとスクラが予算を分捕っていくので頭を痛めている。しかし両方ともかなり貢献しているので文句も言えないらしい。
・スコッチ
金髪碧眼の小太り男。サングラスをかけている。40歳。
〝暴風〟懸賞金9500万ベリー。
航海士。
覇気と能力を組み合わせた戦闘でかなりの実力を持つようになった。
カナタに代わって航海士として多くの海を渡るようになったので、ジョルジュ共々滅茶苦茶忙しくなった。
夜の街で酌をしてもらいながら酒を飲むのを楽しみにしつつ仕事をしている。結婚願望が強く今でも嫁を探しているらしい。
最近はとある店の金髪の女性にちょっと入れこんでいる。
・フェイユン
巨人族。薄紫の長い髪とアメジストのような紫色の瞳が特徴的な女性。48歳。
〝巨影〟懸賞金4億5000万ベリー。
戦闘員。
武装色と見聞色の覇気を高いレベルで扱える。生まれつき見聞色を扱えることもあり、相手の感情を読み取る力に長けている。
他の船員たちと比べ、より目立つので標的にされやすい。しかし覇気も体術も兼ね備えるようになってからは並の実力ではどうにもならないくらいの強さを得た。
巨大化出来る利点を取って荷物の積み下ろしを手伝うことが多い。また、戦闘においては防衛よりも暴れ回るだけでいい侵攻の方が得意。
エルバフに数十年ぶりに帰って幼馴染たちと酒盛りをした。色々な縁があってエルバフと取引が出来るようになり、巨人族の部下も出来たので頑張って勉強している。
・ゼン
黒鹿毛の馬(?)のミンク族。47歳。
〝赤鹿毛〟懸賞6億3000万ベリー。
戦闘員。
本人の毛色は黒鹿毛だが、〝月の獅子スーロン〟化したときの毛色が赤く染まることから〝赤鹿毛〟の名がついた。
拠点防衛に回ることが多く、ジュンシーと共に後進の育成に精を入れている。
それでもカナタの首を狙ってくる海賊だけあって実力はそれなりにある者が多く、懸賞金もどんどん上がっている。
ワノ国では冤罪を掛けられたカナタ同様に追われることになったが、錦えもんたちを相手に大立ち回りして逃走出来るくらいの余裕はあった。
フェイユンに関しては親のような気持ちで見守っているため、よく気にしている。
ビッグマム海賊団との戦争の際は幹部と戦闘。ジュンシーと共に幹部三人を相手に戦ったが、決着はつかなかった。
・サミュエル
身長三メートルほどの筋骨隆々な大男。坊主頭。37歳。
〝尖爪〟懸賞金7500万ベリー。
戦闘員。
覇気は武装色のみ使える。スクラの薬を使うことでいくつか変形の種類を増やせる。
カナタの船の珍獣枠。動物系の能力者もかなり増えたので珍獣枠も返上しようとしているが、相変わらずスクラの薬で変形を変えるのは彼だけなのでしばらくそのまま。
見聞色が苦手で扱えないが、腕っぷしの強さと勘で攻撃を当てる戦い方で黄昏内部でもそれなりの実力者になっている。
しかし相変わらず頭の回転は遅いので締め上げられることも多い。
・スクラ
ぼさぼさの白い髪、二メートルほどの身長と線が細く目つきの悪いイケメン。34歳。
船医。
戦わないのに見聞色が使えるようになった。
運動がてら体を鍛えようとジュンシーに頼んだら、予想以上に強くなってそれなりのものになった。言う事を聞かない患者は殴り倒して治療している。
商売に関しても戦いに関しては興味は無いが、怪我人がいるとなれば敵味方を問わず治療する。
ロジャーに関しても全力で治療をしようとしていたが、ロジャーがあまりにも言う事を聞かないのでとうとうキレて治療を投げた。
部下が増えて手が空くようになったので後進の育成と能力者の研究に勤しんでいる。
カナタが捕らえた能力者に無理やり薬を飲ませて経過を観察したり、やや非道なこともやっている。
・デイビット
ツンツンと尖った髪型のウニ男。身長は180ほど。43歳。
〝爆撃〟懸賞金9000万ベリー
覇気は未だ扱えず。
結婚した。子供が出来た。
スコッチが羨ましがってやけ酒をすることもあったが、本人は幸せそうに仕事に積極的になったらしい。
・グロリオーサ
原作キャラ。身長はやや低め。年齢不詳。
〝天蓋〟懸賞金1億5800万ベリー
戦闘員(兼船長補佐)
後進の育成に取り組むことも多いが、カナタから助言を求められることが多い。黄昏の海賊団におけるご意見番のようになっている。
また、指揮を任せられることも多く、カナタが一人で動くことが多いのも相まってよく代理で指示を出している。
ワノ国でも同様に指揮を任せられ、〝白ひげ〟と一戦交えた。流石に一対一では勝ち目もなかったが、カナタが到着するまでの時間稼ぎが出来たのでやはり有能。
そろそろ海賊も引退かと思っているが、まだまだ若いものには負けないという気概もあるのでしばらくはこのまま続ける予定。
帰郷の念も多少はあるが、色々な事情から帰れないので諦めている。
・カイエ
紫色の髪の少女。13歳
戦闘員
まだ年若いがティーチ、クロと共にナワバリの見回りに動いている。実力は能力抜きでもかなり高く、カナタから次世代の主力として期待されている。
本をよく読むので図書館に入り浸っており、そこでもティーチとよく会うのである意味気の合う二人である。
暇な時はカナタに直接稽古を付けてもらう事も多く、一部の船員からは羨ましがられている。
バギーやシャンクスとは同年代なのでそれなりに仲が良い。でもあまり自分から話すことはないらしい。
・ティーチ
原作キャラ。黒髪で小太りの少年。16歳
戦闘員。
見聞色、武装色の覇気を使える。
とある島で孤児になっていたが、カナタに拾われた。
腕っぷしの強さはこの年代にしてはトップクラス。クロとカイエと共にナワバリ内の見回りに行くことが多い。
クロと共に買い食いをするなど、結構仲は良い。陽気な性格と野心を見せないことから黄昏内部でもそれなりに好意的に接してもらえることが多く、入り浸る図書館ではカイエと共に司書に気に入られている。考古学を学ぶのが趣味。
フェイユンに良くジッと見られているらしく、少し苦手意識があるらしい。
・カテリーナ
茶色のウェーブがかかった髪、青い瞳が特徴的な少女。自分のことを天才と呼ぶ。18歳。
紆余曲折あってオクタヴィアに拾われた。
立ち振る舞いや頭の良さから良家の子女と思われるが、本人は特に語ることはない。
オクタヴィアからカナタに預けられ、学んだ医術を生かしてスクラの手伝いをしたり造船技術を学んだり道具を作ったりと自由に過ごしている。
ジョルジュに時々仕事の手伝いを頼まれる傍ら、予算を多めに割り振って貰って最新鋭の造船技術を学んで図面を引いたりおかしな道具を作るので重宝がられている。
半面、おかしな道具を作ってはクロとサミュエルが被害にあっている。
何かと多才なのでカナタも護衛を付けるくらいには目をかけているらしい。
所属 ロジャー海賊団
・ロジャー
原作キャラ。ひげと帽子が特徴的な海賊。享年53歳。
〝海賊王〟懸賞金55億6480万ベリー(海賊史上最高額)。
病に侵されながらも世界一周を成し遂げた大海賊。リンリンとカナタの激突や、シキとオクタヴィアの衝突を尻目に世界の謎を解き明かした。
色々と物資の手配やサポートをしてくれたカナタには恩義を感じており、最後の航海を終えてから顔を見せた。
自分の冒険はここまでと判断し、ロジャー海賊団を解散した。
妻であるルージュにカナタのビブルカードを託し、海軍に自首して処刑された。
・光月おでん
原作キャラ。ワノ国の将軍の息子で九里の大名。35歳。
ロジャーと共に世界一周を成し遂げた。多くの戦い、多くの冒険を経てワノ国が何故鎖国国家として確立したのかを知り、ワノ国を開国させるために動くことを決意する。
カナタとは相変わらず不仲だが、互いのことを認め合ってはいる。
・天月トキ
原作キャラ。青い髪の女性。32歳。
ロジャー海賊団でおでんと結婚。二人の子を産んだ。
世界一周をする旅の途中で病に倒れ、イヌアラシ、ネコマムシと共にワノ国で降りることを決断。〝ラフテル〟に同行しなかった。
・イゾウ
原作キャラ。女形の秀麗な男性。
ロジャー海賊団に入ろうとするおでんのお目付け役として同乗していた。トキが病に倒れた際、イヌアラシ、ネコマムシと共に船を降りようとしたが、おでんのお目付け役として船に残ることにした。
その後世界一周を成し遂げ、多くのことを知っておでんと共にワノ国に戻ろうとした。
が、カナタの助言を得て〝黄昏〟で外交を学ぶことに。おでんに弟である菊の丞への伝言を託し、一人〝ハチノス〟に残った。
・シャンクス
原作キャラ。16歳。赤い髪に麦わら帽子がトレードマークの少年。
カイエと仲が良い。ティーチとも酒盛りでそれなりに仲良くなり、ロジャーの病気に関することや物資に関することでカナタに世話になっていたことを知って頭が上がらない思いをしている。
いずれ自分の海賊団を作ってまた遊びに来る予定。
バギーが高熱を出し、その看病をするために船を一時下船していたので世界一周をしていない。
・バギー
原作キャラ。16歳。ニット帽と赤く大きい鼻がトレードマークの少年。
カイエ、ティーチとそれなりに仲が良い。しかしどちらもロジャー海賊団に所属しているというだけでバギーの実力を過大評価しており、本人も特に訂正していない。
ロジャーの病気の件で色々世話になったことを知っているが、それはそれと割り切っているので特に思うことはない。
スコッチやジョルジュに気に入られている。
高熱を出してシャンクスに看病して貰っていたため、一時下船していたので世界一周をしていない。
・ダグラス・バレット
原作キャラ。21歳。引き締まった下半身と逆三角形にパンプアップした上半身、ところどころに残る生々しい傷跡がある青年。
ロジャーの強さの秘密を知るために船に乗ったが、仲間を思う心が拳を鈍くすると考えたこと、ロジャーが病に倒れて焦ったことなどが重なって船を降りた。
一人で海を渡り、鍛錬を続け、しかし答えが出ないままにロジャーに再び挑んで敗北。
勝てないままロジャーが死に、くすぶり続けてカナタに挑んだがここでも敗北。
しかし、その際に戦う根源的な理由などを理解して視界が晴れた。
カナタに勧誘されたが、まずはロジャーが言っていた〝自由〟を探す旅に出ることにした。
もう、その瞳に曇りは無い。
所属 白ひげ海賊団
・エドワード・ニューゲート
原作キャラ。オールバックの金髪に白い髭が特徴的な大男。50歳。
〝白ひげ〟懸賞金32億4600万ベリー。
ロックス海賊団崩壊以降、仲間を集めつつ各地を旅していた。争いを好まず、仲間を思い、家族を欲して海を渡る海賊。
実力は世界でも屈指で、ロジャーと伯仲するほどの強さを誇る。
旅の途中でワノ国に立ち寄った際、滝を登った先で船が座礁し、修理の部品や滞在中の食事などで錦えもんたちに世話になった。恩義を感じて宝を置いていったらしい。
また、カナタがワノ国で将軍殺しの冤罪を掛けられた際は真偽はどうあれ錦えもんたちを手伝うためにカナタの前に立ち塞がった。
能力を含めてあまりに強すぎるため、味方が近くにいると全力で戦えない制約を持つ。
かつてロックス海賊団に所属していた時はオクタヴィアとは不仲だった。
船長であるロックスを含めて仲間殺しに肯定的だったオクタヴィアと、否定的だったニューゲートは真っ向から対立しており、事あるごとに仲間殺しをしようとするオクタヴィアをニューゲートが止めようとしていた。
その辺りの経緯も相まって娘であるカナタに対しては否定的な感情が先行した。
元々親の罪がどうあれ子にその罪はないと考えるタチだが、カナタに関してはあまりに母親に似すぎていたために切り離せなかった。
とは言え、冷静になればその辺りは俯瞰的に考えられる。カナタの方から仕掛けてこない限り動かない消極的対立を選んだ。
所属 その他
・ドラゴン
原作キャラ。2メートルを超える体躯の男。31歳。
〝竜爪〟懸賞金2億5500万ベリー
独立した。
カナタとは道を違え、己の目的のために動き始めた。
イワンコフと合流し、各地で仲間を集める旅に出る。その最中にロジャー処刑の報を聞き、〝
その後、カナタにロジャーの最期を伝えた。
・オクタヴィア
艶のある黒い髪、翡翠色の瞳、金色の髑髏の仮面を常に被っている女性。
〝残響〟懸賞金35億ベリー。
この時代最強格の怪物。
ロックスの遺産を〝ハチノス〟に取りに行ったが既に無く、カナタが持っていると知って「それならいい」と探すことを止めた。
カテリーナと旅をしていたが、ずっとそばに置いていると便利だが巻き込めないと判断してカナタに預けた。
料理や金勘定はカテリーナ任せだったらしく、カナタに預けて以降は焼いただけの肉を食べたりしていた。
〝空島〟を目指して移動し、〝ハイウエストの頂〟を登った。
いずれ来たる戦いの日を待ち、己の技術を研鑽することを選択した。
白ひげの懸賞金については大海賊時代が始まった時点でのものなので、恐らくこれくらいだろうという憶測によるものです。
特に根拠はありません。