ヒエヒエの実を食べた少女の話   作:泰邦

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ほぼギャグ回です


第百十二話:神官

 あまり強そうには見えない敵だが、油断して足を掬われた敵をこれまでいくらでも見てきた。

 こと戦闘に関して、カイエは手を抜く気も油断や慢心を抱くつもりも全くなかった。

 

「ティーチ、構えておきなさい」

「ん? あァ、わかった」

 

 カイエは姿勢を低く構え、大地を這うかのように疾走する。

 ボダイはその速さに驚き、咄嗟に防御に移るも既に遅く、カイエは目くらましにボダイに一発攻撃を当てて後ろに回り込む。

 

「くっ、回り込ん──」

「遅い」

 

 カイエの攻撃を両腕でガードした直後に振り向くも、カイエは既にボダイの上を回転しながら飛び越えていた。

 その際にボダイの両肩を掴み、縦に回転した勢いのままに投げ飛ばす。

 狙いはもちろん、ティーチだ。

 

「ティーチ!」

「おうよ! ゼハハハ!!」

 

 グルグルと腕を回し、丸太のような腕で飛んでくるボダイ目掛けてラリアットを仕掛けるティーチ。

 まともに受ければ首の骨など一発で圧し折られるであろうと察したのか、ボダイは焦った様子を見せる。

 だがそんなことは関係ないとばかりに、ティーチはボダイの見聞色の上を行った。

 

「潰れろォ!!」

 

 何とか体をひねって避けようとしたボダイ目掛けて、ティーチのラリアットがクリーンヒットする。クロもカイエも、誰もが今の一撃で敵が沈んだと判断し──。

 しかし、手応えがおかしかったのか、ティーチは眉をひそめて自分の腕を見た。

 いつも通りの腕だ。感覚がおかしいという事もない。なのになぜ、()()()()()()()()()()()()

 

「なんだァ? 今の感覚……」

「い、今のは流石に焦ったぞ……! だが! 今の〝衝撃〟……いただいた!!」

 

 ティーチの腕とボダイの体の間に、ボダイが左手を差し込んでいた。

 まるでダメージの無いボダイの様子にカイエは能力者なのかと思うも、どんな能力にせよティーチが仕損じることは無いと思いなおす。

 自然系(ロギア)の能力者ならあるいは躱せたのかもしれないが、今の光景は自然系(ロギア)の避け方のそれではない。

 何かカラクリがある。

 

「この〝衝撃〟は──骨の髄より破壊する!」

 

 ボダイが先程ティーチの一撃を受け止めた左手を、目の前のティーチへと向ける。

 

「〝衝撃(インパクト)〟!!!」

 

 ドンッ!! ──痛烈な衝撃がティーチへと伝わり、数メートルほど吹き飛ばして巨木に激突した。

 

「どわァーっ!?」

「ティーチ!?」

「何だありゃ……悪魔の実の能力か?」

「悪魔の実? 違うな……お前たち、青海から来たのだろう。ならば知るはずもない」

 

 〝(ダイアル)〟と呼ばれる道具だ。

 種別は様々。出来ることもそれぞれ違う。

 ボダイの左手には、そのうちの一つである〝衝撃貝(インパクトダイアル)〟が仕込まれていた。

 

「この〝(ダイアル)〟は衝撃を吸収し! 自在に放出する! 貴様らの攻撃などきかねェ!」

「〝(ダイアル)〟……妙なものがあるのですね」

 

 クロが物欲しそうな目でカイエを見ているが、カイエは意図的にそれを無視してボダイへと視線を集中させる。

 ティーチの事は放っておいていいだろう。あの程度で死ぬような男ではない。

 カイエは愛用の大鎌を持ってきていないが、徒手空拳でも後れを取る相手ではないと判断し、即座に攻勢に出た。

 左手に装備されているという〝(ダイアル)〟にさえ気を付ければ、それ以外はお世辞にも実力があるとは言えない。

 

「ぐ! ぬ!」

「見聞色も使えるようですが、練度はお粗末ですね」

 

 しかも武装色は使えないらしく、カイエの攻撃を左手以外で受けた時は痛みで動きが鈍っている。

 この程度ならばカイエの敵ではない。

 

「この……!」

 

 苦し紛れに繰り出した左の掌底もカイエは軽く受け流し、そのまま止めを刺そうとする──が、その直前でティーチから声がかかった。

 

「姉御! こっちに投げてくれ!」

 

 咄嗟にボダイの顔面へと伸びた手を止め、しゃがみ込んでボダイの足を掴んで片手で振り回す。

 

「うおおお!? は、離せ!!」

「言われずとも──!」

 

 見た目以上に体重はあったが、カイエの膂力の前ではそれほど変わらない。ボダイは回転しながらティーチの方へと投げつけられ、何とか体勢を立て直して左手を当てようとする。

 しかし、ティーチも既に学習したのか、勢いのままに繰り出された左腕を掴んで〝衝撃貝(インパクトダイアル)〟を使えなくしていた。

 

「ゼハハハ……! やってくれたじゃねェか! 威力はお粗末な玩具だが、驚いたぜ」

「あ、あれを食らって何ともないのか……!!? ならばこちらだ!」

「あァ?」

 

 左手の〝衝撃貝(インパクトダイアル)〟がダメならばと。

 右手に仕込んだ〝(ダイアル)〟をティーチ目掛けて使用する。

 ズバン! とティーチが肩から腹にかけて斜めに切り裂かれた。

 

「ぐ……!」

「は、ははは!! これは効いたらしいな!」

「ぐおおおお~~!! いてェ~~~~!!!」

 

 だが、ティーチは痛みに呻きながらもボダイの腕を放しはしなかった。

 ギロリとティーチがボダイを睨む。

 

「テメェ……いてェじゃねェかァ!!!

 

 左手を握り込み、ボダイの顔面目掛けてティーチの拳が振り降ろされた。

 地面を陥没させるほどの強烈な打撃が突き刺さり、たった一撃でボダイの意識が刈り取られる。

 地面には放射状に亀裂が入っており、あんなものをまともに受けて相手は生きているのかクロは疑問に思うほどだった。

 呆れた様子でカイエが近付き、ティーチの怪我の具合を確認する。

 

「まったく……油断が過ぎますよ、ティーチ」

「ゼハハハハ!! あァいてェ! 船に戻ろうぜ!」

「そうだな、ティーチの怪我の手当てもしねェとだし」

 

 その前にクロはボダイの両手に仕込んであった〝(ダイアル)〟を奪い取り、空にかざして眺める。

 

「……見た目は普通の貝だな」

「それ、さっきのダンゴ野郎が使ってた玩具か?」

「ああ。普通の貝っぽいけど、ここ押せるようになってるみたいだ」

 

 殻長を押してみると、派手な衝撃が放出されて反動でひっくり返った。

 

「うわっぷ!」

「ゼハハハハ! 何やってんだよ!」

 

 ティーチが手を出し、クロはその手を掴んで起き上がる。

 「いやー、びっくりしたぜ」と笑いつつ、もう一つの方もいじろうとするとカイエに取り上げられた。

 

「遊んでないで船に戻りますよ。何やらきな臭くなってきたようですし、探索は終わりです」

「えー」

「文句を言わないでください」

 

 自分たちを狙って敵が現れたという事は船にも敵が来るかもしれない。見聞色で探ってみると、既に見知らぬ気配がある。

 フェイユンがいるから防衛自体は問題ないだろうが、足を引っ張るような真似はカイエとしても本意ではない。

 急いで戻るべきだった。

 

 

        ☆

 

 

「ちょろちょろと……!」

 

 フェイユンの腕が高速でアスラを狙うも、木々の隙間を抜けるように移動するアスラを捉えられない。

 見聞色による先読みだけならフェイユンの方に分があるが、巨大な木々の枝葉が生い茂る森の中では巨人族の動ける範囲は限られる。

 巨体であるが故の弱点だった。

 

「速度もある。見る限りパワーも凄まじい……だが、この森で戦うならおれの方に一日の長がある」

 

 人一人乗せられる巨大な鳥の上で、アスラはどうやってフェイユンを切り崩そうかと考えていた。

 下手に近付けば落とされる。かと言って遠距離からの攻撃手段はない。

 だが──()()()は既に終わっている。

 相手が想像以上のパワーを持っているせいか効きが悪いようだが、確実に捕えてはいる。

 もう少し、もう少しと時間を稼ぎ──遂にフェイユンを捕らえた。

 

「──!」

 

 アスラ目掛けて拳を振るったフェイユンの動きがぴたりと止まった。

 フェイユン自身の意思ではない。何かに阻まれたように、急激に動きが鈍っているのだ。

 

「カハハハハ!! かかったな!!」

 

 空中で旋回し、アスラは凶悪な笑みを浮かべて槍を構えた。

 どれほど強大な力があろうとも、動けなくなってしまえばこちらのものだと言わんばかりに。

 フェイユンの喉元目掛け、高速で飛翔して槍を突き立てんとする──しかし、確実に突き刺さると思われた槍は硬質な音と共に弾かれた。

 

(なんだ、あれは──体が黒く……?)

 

 首の一部が黒く染まっている。アスラの槍を弾き返すほどの硬質さを持つなど考えにくいが、実際に目の当たりにしてしまえば認めざるを得ない。

 突き刺されば槍に仕込んだ〝熱貝(ヒートダイアル)〟によって内側から焼くことも出来たが、アスラは舌打ちを一つして槍を構えなおす。

 

「まだ隠し玉があるようだが、どのみち動けないお前に出来ることなど──」

 

 ない、と言おうとして、アスラは自身の目を疑った。

 ぎぎぎ──と、動けなくなったはずのフェイユンが動くたび、周りの木々が軋んでいたからだ。

 フェイユンの動きを止めているのは、例に漏れず〝(ダイアル)〟によるもの。

 目に見えぬほど細く、触れても気付かぬほど軽く……しかし、束になれば大の大人でさえ身動きが取れなくなる〝紐雲〟が、辺り一帯に張り巡らされている。動けば動くほど縛り付ける罠だ。

 だが当然、それらを固定するためには周りの木々という〝支柱〟が必要になる。何もないところで使える罠では無いのだ。

 それを──動かないはずの支柱を、フェイユンは力任せに動かそうとしている。

 

「バカな……!? あの巨木だぞ!? 動くわけがない!!」

「そう思うのは、あなたが弱いからですよ」

 

 肉体に食い込む〝紐雲〟は武装色で強化すれば何の痛痒もなく、自身の剛力一つで深く根を張った巨木を引き倒そうとしていた。

 だが、やがて〝紐雲〟の方が耐えきれなくなったのか、ブチブチと引き千切られていく。勢いのままにフェイユンは拳を振るい、アスラを叩き落そうとする。

 フェイユンの動きを止めるものはもうない。アスラは急旋回してフェイユンの拳を避け、舌打ちして木々よりも高い上空へと退避する。

 あの罠が通用しないのではアスラに打つ手がない。

 せめて槍が刺さればやりようもあるが、武装色を知らない彼はフェイユンの防御を貫く手段がなかった。

 

「さて、どうするか……」

 

 このまま逃げ帰るわけにもいかない。どうにか崩す手段を模索せねば、と考えていたところで、不意に辺りが暗くなる。

 ここは〝白々海(はくはくかい)〟と呼ばれる場所だ。空島が形作られる雲の中でも最上層にあたる。

 つまり、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 ならば、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「まさ、か……!?」

 

 恐る恐る背後を振り返る。

 太陽は中天よりも少しばかり傾いていた。地上から数十メートルの場所を飛行するアスラを飲み込むほどの〝巨影〟を作り出した主は、冷たく見下ろし拳を振り上げる。

 最早逃げ場などない。どれほど早く移動しようとも、障害物が何もない空中ではフェイユンの掌から逃れる術など無いのだから。

 

「う、おおォ──!!!」

 

 恐慌状態に陥りながらも、何とかその腕の届く場所から逃れようと加速する。

 見聞色による先読みがあれば逃げられると考えながら、振り向くことなく逃走し──伸ばされたフェイユンの腕がアスラの上を取った時点で、死を覚悟した。

 

「──逃がさない」

 

 最後の抵抗とばかりに突き立てられた槍を気にすることもなく、フェイユンの巨大な掌はアスラを大地に叩き落した。

 

 

        ☆

 

 

 鉄の硬度を持つ雲が次々に形を変えて襲い来る。

 ジョルジュは〝木枯し〟を手にそれを弾き、即座に距離を詰めてヴェーダの胸元を切り裂いた。

 多少距離があっても脇が甘いので詰めることは容易く、見聞色が使えてもジョルジュはその上を行く。

 

「弱っ。思ったより弱ェな……この程度でおれを倒すとかほざいたのか」

「ぐ……!」

 

 見た目はそう見えずとも、ジョルジュとてこの海で上位に入る実力者だ。

 ビッグマム海賊団の幹部たちとまともにやり合うならこれくらいの実力がなければ生きてはいけない。

 

「舐めるな……! おれは神に選ばれた神官だ! この程度の傷で倒れはしない!!」

「気概は買うがよ、実際この程度じゃあどう足掻いたっておれには勝てねェよ」

 

 とは言え、だ。

 ここに神として君臨するオクタヴィアが選んだ神官としては、あまりにも実力が低すぎる。〝(ダイアル)〟があるとはいえ、ジョルジュにとっては玩具のようなものだ。

 探せば便利なものもあるかもしれないが、戦闘で使うほど価値があるとは思えない。

 

「死にたくなけりゃあ退け。お前らの命まで奪いやしねェよ」

「ふざけるな! 弱い奴に価値などねェ……! 情けを掛けられて生き延びるなど、神を──おれ達の信仰を侮辱している!!」

「オクタヴィアをね……あの女、ほとんど会ったことも会話もしたことねェが、そういうやつだったかな……おいカテリーナ!」

「なんだい?」

 

 少し離れた場所に退避していたカテリーナがジョルジュの呼びかけに応えた。

 ジョルジュよりもカテリーナの方がオクタヴィアとの付き合いは長い。

 

「こういう事言ってるが、実際のところ、オクタヴィアは弱い奴の事をどう思ってるんだ?」

「どうも思ってないんじゃない? 私は彼女に助けてもらったし、一緒に旅もしたけど、他人のことに関してはとことん興味の無い人だったからね」

 

 海賊に襲われているところを助けてもらったが、その時もほとんど偶然だった。

 オクタヴィアと言う女は極めて他人に対して興味が無いのだ。

 例外は元ロックス海賊団の者たちとカナタくらいのもので、それ以外の人間に対して何かしらの興味を抱いたところなどほとんど見たことがない。

 左腕を治療するために頼ったドラム王国のくれはくらいか。

 

「まァそんなことだろうと思ったよ。オクタヴィアならおれ達のことも把握しているはずだしな」

 

 カナタと同格以上の強さがあるなら、当然見聞色も同程度使えると考えられるし、ジョルジュたちの事だって把握しているはずだ。

 神官たちでは〝黄昏〟の面々に勝てないことはわかるだろうに、それを無視して全員を無策のまま突っ込ませたとなると、無能のそしりは免れない。

 オクタヴィアが〝組織として〟勝つつもりがあれば、という前提ではあるが。

 少なくともカナタはこんな真似をしない。

 

「お前たちが神の何を知っている……! あの方こそが絶対的支配者だ!! あの方を侮辱するなど許すことは出来ねェ!!!」

「随分な入れ込みようだな。狂信者ってやつか……」

 

 覇王色の覇気を所有する者は往々にして人を纏めることに長けている印象があるが、例に漏れずオクタヴィアも同じような素質があるのだろう。

 「カナタもそうだし、やっぱり血は争えねェなァ」とジョルジュは小さくぼやく。

 ……オクタヴィアとカナタでは部下に対する態度があまりに違いすぎるが。

 

「神への信仰を穢すことは出来ねェ!! ここで、お前を殺す──」

「無駄だってんだよ」

 

 至近距離で振るわれた〝鉄雲〟による斬撃を軽く弾き、距離を取ったヴェーダに対して踏み込もうとした刹那──イゾウが背後からヴェーダの頭部を撃ち抜いた。

 ヴェーダは目の前のジョルジュに集中していたため、見聞色の覇気も十全に機能していなかったためだ。

 元より練度には大きな差がある。使えていたとしてもイゾウの弾丸から逃げられはしなかっただろうが。

 

「遊び過ぎだ。急いでいると言っただろう」

「悪ィな。だが情報収集は大事だろ?」

「異論は無いが……どのみち直接戦えるのはカナタさんだけだ。おれ達はあの人が心置きなく全力で戦えるように場を整えるべきだ」

「もっともだ。じゃ、急ぐとするか」

 

 ジョルジュの戦いだったが、後ろから手を出されたことに言うべきことも無い。

 日和の事を心配するイゾウの気持ちもわかるし、海賊なら卑怯も汚いも無いのだから。

 カナタが戦いを始める前に急いで船のところへ行こうと、ジョルジュたちは急ぎ足で移動を再開した。

 

 

        ☆

 

 

 ネハンは上半身裸のまま両の拳を握り込み、カナタにまっすぐ狙いを定める。

 肘に着けた〝(ダイアル)〟──絶滅種〝噴風貝(ジェットダイアル)〟による加速したパンチは、相手に知覚されることなく強烈な打撃を打ち込む。

 葬った敵は数知れないほどの強力な攻撃法だ。

 ……もっとも、通じる程度の相手ならば、という前提が必要なのだが。

 

「くらえ、〝ジェットパンチ〟!!」

 

 カナタは高速で振るわれたパンチを避け、そのままネハンの足を引っかけてバランスを崩す。

 〝噴風貝(ジェットダイアル)〟による加速は一時的なものだが、加速した後にコントロールする手段は無い。

 つまり、バランスを崩した今、ネハン自身の意思で止めることが出来ないのだ。

 ゴンッ!! とカナタの後ろにあった遺跡に強かに頭をぶつけ、そのまま気絶した。

 

「……なんだったんだ、こいつは」

 

 呆れて言葉もない。

 遊んでいる暇はない。オクタヴィアの下へ向かうべきだと思っていると、今の衝撃で風化した遺跡の一部が壊れていることに気付く。

 貴重な考古学の資料だ。壊したと知られるとオルビアに怒られてしまう。

 

「…………良し」

 

 見なかったことにして、カナタは上層──オクタヴィアの座する神の社を目指してジャイアントジャックを登り始めた。

 




神官タイムアタック結果発表
ボダイ戦:5分20秒(主にティーチのせい)
アスラ戦:4分30秒(アスラが森の中を逃げ回ったため)
ヴェーダ戦:2分20秒(イゾウが痺れを切らしたため)
ネハン戦:5秒(うっかり)

オクタヴィアとの会敵までやりたかったんですけど、この雰囲気のまま行くとちょっと……と思ってしまったので次回に持ち越しです。


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