ヒエヒエの実を食べた少女の話   作:泰邦

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本誌を読んだ方はわかると思いますが、オハラ関連で少し情報の進展があったので過去話の修正をしています。細かな修正なので特に話の流れに影響はありません。


第百七十四話:ジャヤ

 

 

 巨大なガレオン船が降って来たかと思えば、指針を空に奪われ。

 妙なサルが現れては船をサルベージし。

 最後は夜が来て巨人族よりも遥かに巨大な〝大怪物〟が現れた。

 全力でオールを漕いだ麦わらの一味の面々は、突如現れた夜から逃げた後で焦燥した顔のまま休息していた。

 近くの島まで連れて行ってくれるというマシラの船ともはぐれてしまった。

 まぁ、マシラ本人はメリー号に乗ったままなのだが。

 

「お前の船、逃げてる途中ではぐれちまったみてェだが……どうするんだ? 針路が無くなっちまったぞ」

「そうだな。だが心配はいらねェ。こんなこともあろうかと、おれは常に永久指針(エターナルポース)を懐に隠し持っている」

「随分用意周到なんだな……」

「サル知恵*1だろ?」

「サル知恵ってそう言う意味じゃ……いやまァいいけどよ」

 

 もう突っ込むのも疲れたのか、ウソップが疲れた顔で言う。

 天気は快晴、波は穏やか。先程のようなトラブルも特になく、一行の船はマシラが拠点とする島──〝ジャヤ〟に辿り着く。

 道中で飛んでいるカモメが誰かに狙撃されて墜落してきたが、目の当たりにしたチョッパー以外は特に気にも留めていない。

 港に船をつけると、マシラは手を広げて歓迎するように言った。

 

「ようこそ、おれ達のナワバリ……〝ジャヤ〟へ!」

「ジャヤ……!! にぎわってるみてェだな!!」

「ところで港に泊まってる船が軒並み海賊船なのは見間違いかしら?」

「ハハハ、何言ってんだナミ。海賊船が堂々と港に船を泊める訳……」

「ここは〝黄昏〟や海軍が来ることもない。商船の航行ルートからも外れてるからな。行き場のねェ海賊たちがこの島に集まることも少なくねェし、率直に言って治安は最悪の町だぜ」

「なんなんだようこの町は……」

 

 言ってる間にも銃声と叫び声が聞こえて来たので、ウソップ、ナミ、チョッパーの三人は既に半泣きだった。

 こんな町を拠点にしているマシラも実はヤバい奴なのではと、一同の視線が集中する。

 視線を浴びた当人はと言えば、一斉に視線を集めたものだから恥ずかしそうに照れていた。

 

「コイツは違うな」

「ただのアホだ」

 

 ゾロとサンジは散々な言いようをしていたが、マシラは気にした風も無く船を降りる。

 

「おれはここまでだ。また何かあったら、島の対岸におれ達の拠点がある。そこへ来てくれりゃあいい」

「そうか、何から何までありがとな!」

「良いってことよ、ウキキキキ!!」

 

 マシラと仲良くなったルフィは手を振ってマシラを見送り、新しい島と言うことでいの一番に船を下りて町を見て回ろうとする。

 続いてゾロも適当に見て回ると言い、二人が肩を並べて町へと歩いていく。危険な町ではあるが、二人の強さを考えれば大丈夫だろう……と判断しての事だ。

 もっとも、この二人が空島に関する情報を真面目に集められるとも考えられないわけだが。

 

「絶対無理よ。私も行くしか無いわ!」

 

 当初は行きたがらなかったナミだが、こうなれば仕方が無いと二人を追いかける。

 

 

        ☆

 

 

 ジャヤと言う島の、西にある町。

 そこには行き場のない、夢を見ない無法者たちが集まる無法地帯。

 秩序を保つ黄昏の海賊団も海軍も近寄ることはなく、政府も介入することのない町である。

 人を傷つけ、歌って笑う町。

 嘲りの町──モックタウン。

 現在この町では複数人の高額賞金が掛けられた新人(ルーキー)たちが居た。

 筆頭は5500万の大型ルーキー、〝ハイエナ〟のベラミー。

 それに続く5200万のカポネ・〝ギャング〟・ベッジ。

 5000万の〝魔術師〟バジル・ホーキンス。

 4200万の〝処刑人〟ロシオ。

 各所から行き場のない悪党たちの集まる町ではあるが、ここまでの顔ぶれが集まることはそうそうなく……この町に住む者たちも、運悪く居合わせた海賊たちも、彼らの機嫌を損ねるまいと宿に籠っている者も多かった。

 

「……おれ達から提供できる情報はこのくらいだ」

「なるほど、参考になる。おれ達からは──」

 

 バジル・ホーキンスとカポネ・ベッジ。

 二人は共に何人かの部下を連れ、とある酒場の一角で情報共有をしていた。

 〝偉大なる航路(グランドライン)〟は奇妙な海だ。解明されていない事象は多く、また最新の海の状況は一味の生存に直結しうる重要なものだ。

 それらはただの自然現象に留まらず、海賊同士の勢力争いや海軍の動きも同様である。

 

「……ここのところ、海軍の動きが活発だ。クロコダイルが落とされたことによる治安の悪化を危惧しているのだろう」

「七武海か。クロコダイル一人落とされたくらいじゃ大勢は変わらねェと思うがな」

「おれも同意見だ」

 

 この海における影響力と言う意味では、ともすれば海軍よりも大きい力を持つ〝黄昏〟がいる。

 特に〝西の海(ウエストブルー)〟出身で〝五大ファミリー〟にも関わってきたベッジは、カナタの事を様々なところで聞かされてきた。

 現在の勢力を鑑みても、クロコダイル一人落とされたくらいで揺らぐほど七武海の基盤は柔ではない。

 

「公的には海軍が討伐したことにはなっているが、事実はわからねェ。〝黄昏〟が動いていたって不思議はねェからな」

「だが、〝魔女〟は新世界でカイドウやビッグマムと衝突したと聞いた。クロコダイルを彼女が落とすのは無理が──」

「「なんだテメェやんのかァ!!?」」

 

 一触即発の雰囲気を出す麦わらの男と巨漢の男が、カウンター席で騒いでいた。

 

「オメェ、海賊か。懸賞金は?」

「3000万!!」

「3000万~!? お前が……!? そんなワケあるかァ、ウソ吐けェ!!!」

「ウソなんか吐くかァ本当だ!!」

 

 喧しく騒ぐ二人に目をやるホーキンスとベッジ。

 巨漢の男に見覚えは無いが、麦わら帽子をかぶった男の方には見覚えがあった。

 

「ありゃあ確か、〝東の海(イーストブルー)〟の〝麦わら〟か」

「3000万……懸賞金の額としてはそれなりだが」

 

 実際の強さは見た目だけではわからない。3000万もの懸賞金はそう簡単につく額ではなく、増してや最弱の海と名高い〝東の海(イーストブルー)〟でそれほどの金額が付いたのなら、それ相応の何かがあると考えるべきだった。

 慎重さはこの海で生きる上で大事なことだ。時には大胆さも必要ではあるが、二人は無用な冒険などするタチでは無かった。

 

「ホラホラ、そこまでだ。店の中で喧嘩は御免だぜ。アンタはこれ持って帰んな」

「チッ……」

 

 巨漢の男はチェリーパイを受け取って店を出て行った。

 ホーキンスとベッジは出ていく巨漢の男を横目に見ていると、ある種の不気味さを覚える。

 腕っぷしの強さもあるのだろうが、何か……得体の知れない感覚を覚えていた。

 

「……今日は客が多いな」

 

 入れ違いで店に入ってきたのはベラミー一味である。

 船長のベラミーを筆頭に、〝ビッグナイフ〟のサーキースとその仲間たち。少なくとも懸賞金の額だけは同レベルの二人が入ってきたため、ホーキンスとベッジは警戒を露にする。

 するとサーキースは二人に気付いたのか、巨大なククリ刀を背に持ったままニヤリと笑った。

 とは言え、流石に酒場で荒事をするつもりは無いのか、そのまま店の奥へと入っていく。

 

「ちょっと何なのこの店。クサイ汚いクサイ汚い」

「ハハハ、少しくらい我慢しろ。面白いモンが見れるかもしれねェんだからな」

 

 店の中が異様な雰囲気になってきたのを感じたのか、酒を飲んでいた荒くれ者たちは我先にと金を払って店を出ていく。

 粗暴なものが多い町であるために、こういった鼻の利く者以外は死にやすい町でもある。長く住んでいるものほど危機に対する嗅覚は優れていた。

 

「なんだ、気が利くじゃねェか」

 

 ベラミーの相棒であるサーキースがどかりと椅子に座り、ベラミー一味の面々は好きに座って酒を要求する。

 船長であるベラミーはと言えば、真っ直ぐにカウンターに座っているルフィの隣に座った。

 

「テメェが〝麦わら〟か」

「ん? 何だ、何か用か?」

「ハハハ、用があると言えばある。オヤジ、おれに一番高い酒を。このチビにも好きなモンを」

「……ああ」

 

 そこからの展開は早かった。

 出されたドリンクを飲もうとしたルフィの頭を掴んでカウンターに叩きつけたベラミー。

 そこから店内で喧嘩が始まるかと思った瞬間に、横にいたナミが「空島に行きたい」と言う発言に酒場全体が沸き立ち、ホーキンスとベッジ達以外は爆笑の渦に包まれる。

 そんな御伽噺を信じている馬鹿がまだいるのかと笑うベラミー達と、それを冷めた目で見るホーキンスとベッジ。

 笑われたルフィはと言えば、何かを悟ったのか喧嘩をする気を無くし、ベラミー達にやられるがままだった。

 酒をかけられ、殴られ、ガラスに叩きつけられる。

 ルフィとゾロの二人は特に抵抗することもなく。

 

「……見るに堪えねェな」

「同感だ。みっともないにも程がある」

 

 サーキースは二人の言葉を聞いて更に笑うが、当の発言をした二人()()()()()()()()()()()を決して口にしなかった。

 怒ったナミがルフィとゾロの二人を連れて酒場を出ていくと、ホーキンスとベッジも興が覚めたとばかりに店を出ていく。

 そこには、先に出て行ったはずの巨漢の男が道のど真ん中に座ってパイを食べていた。

 今しがた店を出たルフィたちに対し、何か話しかけているのが聞こえる。

 

「──空島はあるぜ」

 

 男の言葉にナミが視線を向ける。

 先程散々馬鹿にされたばかりだ。下手な慰めなど要らないという意味を込めての視線だったが、男は特に気にも留めない。

 

「何を悔しがるんだ、ねーちゃん。今の戦いはそいつらの勝ちだぜ。オメェの啖呵も大したもんだったぞ!! ゼハハハハ……肝っ玉の据わったいい女だ!!」

 

 ナミに引きずられていたゾロとルフィが自分の足で立ち、埃を払う様に服を叩く。

 

「あいつらの言う〝新時代〟ってのは、クソだ。海賊が夢を見る時代が終わるって……!!? えェ、オイ!!!」

 

 男は酒を飲んで大笑いし、ドンと酒瓶を地面に叩きつける。

 

「人の夢は!!! 終わらねェ!!!」

 

 いきなり大声を出して訳の分からないことを言い出した巨漢の男に、周りの荒くれ者たちは笑いをこらえるように肩を震わせていた。

 だが男は一切気にすることなく、ルフィを見る。

 

「笑われていこうじゃねェか。高みを目指せば、出す拳の見つからねェケンカもあるもんだ。ゼハハハハ!!!」

 

 そこから少しばかり話をすると、男は背を向けてどこかへと歩き去っていった。

 去り際に「今日は酒がウメェ日だ」と機嫌よく笑いながら。

 

「何だったんだ、あいつは」

「さァな……時に、お前はいつこの島を出る?」

「? 情報収集のためにあと二、三日はいるつもりだが、それがどうした?」

()()()()()()()()()()()()()()()

 

 ホーキンスの言葉に、ベッジは眉根を顰める。

 他人の言葉で行動を変えることはしない男だが、合理的な理由があるのなら柔軟な対応も考えられる男だ。

 何よりも先にその根拠を言えと、ベッジは先を促す。

 

「おれはタロットカードで先の事を占う。お前にも見せたはずだ」

「なんだ、良くない結果でも出たのか? 生憎、おれはそんなモンを信じるタチじゃ──」

「おれとお前が明日までこの島に残っていた場合、()()()()()0()%()()()()

「……0%だと?」

「理由までは分からない。おれが占えるのは結果に対する確率だけだ。だが、今日の夜までにこの島を出れば、生存確率は飛躍的に上がる。お前に話を持ち掛けたのは、そちらの方がおれの生存確率も上がるからだ」

「なるほどな……」

「おれからはそれだけだ」

 

 ホーキンスは部下を連れ、どこかへと歩き去っていった。

 ベッジは店の入口から拠点としているホテルへ向かう道中、葉巻を吸いながら深く考え込む。

 単なる占いなら考慮するに値しないが、ホーキンスはあれで何度か危機を乗り越えて来た自負がある。島を出るというのも嘘ではないのだろう。

 加えて、ベッジ自身も確かに奇妙な胸騒ぎがしていた。

 虫の知らせ、と言い換えてもいい。とかく、この手の感覚を馬鹿にしたものから脱落していく世界だ。これを無視することは、ベッジには出来なかった。

 

「おい、記録(ログ)は溜まってるのか?」

「はい、頭目(ファーザー)。既に物資も積み込んであります」

「ホテルを引き払う。いつでも出航できる準備を整えておけ」

 

 ホーキンスの占いを信じたわけではないにせよ、今夜には何か大きな山場があると考えるべきだ。

 ベッジはそう判断してホテルを引き払い、部下を引き連れて急ぎ船へと戻る。

 

 

        ☆

 

 

 ルフィとゾロが傷だらけで帰ってきたことにウソップ達は驚き、船の修繕を中止して急ぎ治療にあたる。

 とは言ってもかすり傷や切り傷ばかりだ。大した傷があるわけでもない。

 ナミの精神は荒れに荒れてウソップとチョッパーは怯えていたが、ゼポとペドロがなんとか宥めていた。

 

「随分荒れているのね」

「お。お帰りロビン、ちゃん……」

 

 サンジがロビンを出迎えると、ロビンの後ろに見覚えのない巨漢の男が立っていた。

 酒とチェリーパイの入った袋を手に持っている。

 

「ゼハハハハ!! この船が今オメェが世話になってる船か!!」

「ええ。あまり騒がしくしないようにね」

「ロビンちゃん、そっちのデケェのは一体……」

 

 サンジがタバコを咥えたまま、目を丸くして尋ねる。

 その様子に気付いたルフィやウソップ達も何だなんだと船の縁まで行くと、ルフィは見覚えのある顔に驚いた顔をする。

 ルフィの顔を見て、その男もまた驚いた顔をした。

 

「お前……」

「なんだ、また会ったな麦わら!! ゼハハハハ!!!」

「あら、知り合い?」

「さっき酒場でちょっとな!」

 

 髭の目立つ黒髪の巨漢──ティーチはそう言って笑い、ロビンと共に船に乗り込む。

 ティーチの巨体はメリー号には少々大きすぎるが……船室に入るのでも無ければ問題は無かった。

 

「それで、そっちの男は何なんだ?」

「彼はティーチ。〝黄昏〟の古参で、私にとっては……そうね、海賊風に言うなら〝兄貴分〟かしら?」

「おう、よろしくな!! ゼハハハハ!!!」

「お前〝黄昏〟の一員だったのか?」

「まァな。だが今は休暇中なんだ」

 

 紹介を受けたティーチは酒臭い息を吐きながらチェリーパイを口にし、ペドロとゼポに視線を向ける。

 直接の面識は無いが、一応ミンク族に関することもティーチは知っているし、ロビンと共にいることも聞いていた。

 その強さを直に確認すると、ティーチは僅かに目を細める。

 それを悟られないように酒瓶を傾けて口の中のチェリーパイを流し込み、ルフィの方に視線を向けた。

 

「それで、オメェら空島に行きてェんだったな」

「……こう言うとなんだけど、本当にあるの? さっき酒場で嫌って程笑われたんだけど」

「空島のいくつかは〝黄昏〟のナワバリだ。わざわざ伏せてる手札を公表する奴なんざいねェよ。だがまァ、率先して隠してるわけでもねェ。空島はそれ自体が隠し場所として優秀だからな。あると明言しないかぎりは空想だって探そうともしねェ馬鹿を増やせるのさ」

 

 政府に対する隠し事の多い〝黄昏〟にとってはそちらの方が都合が良いのだ。

 無いと痕跡を隠そうとすれば、それが逆に怪しさを生むこともある。あるともないとも言わないあいまいな態度が一番煙に巻けると考えての行動だった。

 

「だが、ここからじゃ正規ルートの〝ハイウエストの頂〟に行くには永久指針(エターナルポース)が必要だ。それに仲間を数人犠牲にしなきゃならねェ。それでも行くか?」

「仲間を犠牲に!? なんでそんなことを……」

「そうしなくちゃいけねェ場所があんのさ」

「どうするの、ルフィ」

「じゃあいい。仲間を失ってまで冒険はしねェ」

「ゼハハハハ!! 仲間思いのいい船長だな!! ──だがそれは正規ルートの話だ。他にも行く方法はある」

 

 その一つが〝突き上げる海流(ノックアップストリーム)〟によるものだ。

 過去にロジャー海賊団が同じ方法で空島へ行ったと、ティーチはイゾウから耳にしていた。

 

「〝海賊王〟と同じ賭けをしてみる気はあるか?」

「〝海賊王〟と……!!」

「それは仲間を失わなくて済むの?」

「仲間を失うことはねェ。とは言っても、この賭けは乗った時点でオールオアナッシング──全員生き残るか全員死ぬかだ!」

 

 その判断を見守るように、ティーチはジッとルフィを見る。

 ルフィはティーチの話を聞き、脅し文句を聞いても笑うばかりだった。

 

「なんだ、あるんじゃねェか!! だったらそれで行こう!!」

 

 怯えなど一切ない。ルフィの快諾にティーチは機嫌が良さそうに笑い、ジャヤの地図を置く。

 ジャヤは二つの島が隣り合うような形になっており、反対側の島のとある地点にバツ印が示されていた。

 

「おれもこの辺の海には詳しくねェ。だが、この島に拠点を築いて色々やってる奴がいるらしい」

「この島に拠点?」

「ああ。夢追い人さ」

 

 夢を追い、バカにされ、町から追い出されたはみ出し者──その男ならば、ジャヤ近海について詳しいだろう。

 手を借りることが出来れば、あるいは空島に行くことが出来るかもしれない。

 ティーチの提案にルフィは快諾し、一行はその夢追い人──モンブラン・クリケットの下へと向かうことになった。

 

*1
本人曰く賢いの意




来週は私用につき休載です。
次の更新は12/5の予定です。

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