ヒエヒエの実を食べた少女の話   作:泰邦

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「お前は死んだはずだ!」っていう例のセリフを使おうと待機してたんですが、使う機会がありませんでした。


第五十一話:雷霆

 ウォーターセブンで腕のいい船大工は誰かと問えば、人々の口から様々な名前が出てくる。

 その中で誰を選ぶか、という話になるのだが……。

 ジョルジュが持ってきた情報を元に、カナタたちはとある船大工の下を訪れていた。

 

「……なるほど、それでワシのところに」

「ああ。腕のいい船大工だと聞いている」

 

 トムと呼ばれている男は、コンゴウフグの魚人だった。

 ウォーターセブンは魚人島からほど近い島であるため、魚人がいても然程不思議ではない。

 同じ魚人のタイガーは、長いことこの島で船大工をやっているトムに興味を持ってついてきていた。

 

「納期はいつ頃だ?」

「特に決めてはいない。私たちは船作りに関して素人なのでな。期間と値段はそちらで見積もってくれ。急ぎの仕事ではないから、好きなようにやってくれて構わない」

「たっはっはっは! 気前のいいことだ! なら、言葉に甘えて好きなようにやらせてもらおう」

 

 図面はある程度流用出来るとはいえ、巨人族が乗る船などトムでもそう多くは作っていない。

 時間はそれなりにかかるだろう。

 木材や鉄はウォーターセブンではほとんど手に入らないので、この規模では他の島に買い付けに行く必要もある。

 交易船でいくらか入ってきてはいるものの、量が量だけにそれだけでは足りないだろう。

 

「久々の仕事だねェ。〝金獅子〟がここを根城にし始めた時はどうしようかと思ったよ」

「ああ。だが、人生何があるかわからねェもんだ」

 

 秘書のココロが予算を聞いてソロバンを弾き始め、トムはそれを隣に笑っていた。

 角界ガエルと呼ばれる種の幼いカエルがいることといい、二股の人魚であるココロがいることと言い、トムズ・ワーカーズは魚人や人魚ばかりで構成された会社らしい。

 あと一人、見習いの少年もいるが。

 

「トムさん。アンタ、この島で船大工を始めて長いのか?」

「そうだな……この島に来て、かれこれ何年になるか……」

「魚人や人魚は迫害されることも多い。船を作るだけなら魚人島でも出来ただろうに、この島にこだわった理由はあるのか?」

「そりゃあお前さん、ウォーターセブンは造船業で一時代を築き上げた島だ。人間だ魚人だなんてのは職人にとっちゃ大して関係ねェのよ」

 

 何より、船作りが好きだからこの島で学ぶことにした。とトムは言う。

 タイガーは「そういうものか……」と腕組みして頷いていた。世界を旅してまわる冒険家として、彼なりに思うこともあったのだろう。

 

「悪いな、口を挟んで。続けてくれ」

「ああ。船に対しての要望はあるか? あるなら先に聞いておこう。設計図を引いてから一度確認するが、互いに齟齬は少ない方がいいからな」

 

 カナタたちが船に対しての要望をつらつらと告げ、トムはそれをメモして一通り確認する。

 何か特殊な設備を付けるわけでもないので、基本は普通の船と同じだ。

 海軍の軍艦のように人間と巨人が同じ船で生活できるように区分けする必要こそあるが、それくらいだ。

 

「……ふむ、こんなものか。ほかに何か聞いておくことはあるか?」

「いや、大丈夫だ。じゃあ早速設計図を引くとしよう」

「材料調達のために船を出す必要があるなら、私のところからも人手を出そう。航海するならうちの連中も慣れている」

「たっはっは! 頼もしいな。その時は頼むとしよう」

 

 大雑把なレイアウトはこの場で決めてしまったので、後はトムが図面を引いて材料を調達する段階になってから図面を再度確認することになった。

 カナタたちに出来ることはもうないため、立ち上がって部屋を出ようとする。

 その時だ。

 

「おれも頑張るよ、トムさん!」

「たっはっはっはっは!! おう、しっかりやれよアイスバーグ!」

 

 まだ幼い少年が張り切って手伝うと言っているところを見かけ、微笑ましく思ったカナタはアイスバーグの頭をなでる。

 子供扱いされたからか、それとも別の理由か。顔を赤くしてたじろぐアイスバーグと目線を合わせ、カナタは「トムの弟子か。頑張っていい船を作ってくれ」と声をかけた。

 

「あ、ああ! もちろんだ!」

「フフ……頼もしいことだな」

 

 「図面が出来たら声をかけてくれ」とだけ告げて、カナタたちは部屋を後にする。

 これからやることは特にない。しいて言うなら物資の調達くらいだ。

 もっとも、それも〝金獅子〟が締め上げていたようなのであまり期待できるものでもないのだが。

 

 

        ☆

 

 

 それから数日後。

 新聞で〝ビッグ・マム〟撃退の情報が流れ、「ガープが口を噤んでいたのはこれだったのか」と納得するカナタ。

 シャボンディ諸島からどこへ行ったのかという疑問こそあるが、それに関してはあまり考えたくはなかった。

 以前〝金獅子〟と話した時、どうもカナタのことを狙っていると取れる発言をしていたためだ。

 待ち構えることが出来なくなったとなれば、恐らく次に狙う場所はおのずと絞れる。……カナタとしては最悪に近い予想だが。

 

 ──そして。その予想は的中する。

 

 沖に浮かぶ一隻の船。

 巨大な船は一直線にカナタたちの停泊している裏町の岬へと向かってきていた。

 

「おいおい、あれおれ達に向かってきてねェか?」

「海賊旗のマークが一致する。〝ビッグ・マム〟の船だな」

「ちょっと前にシャボンディ諸島から追い出されたって言ってたあれか!? なんでここに!?」

「そりゃあお前……なァ?」

 

 スコッチとサミュエルが同時にカナタの方を向く。ため息でも吐きそうな雰囲気のスコッチに対し、サミュエルは「なるほど」と納得して頷いていた。

 「ため息を吐きたいのはこっちの方だ」とカナタは肩をすくめる。

 〝新世界〟で名を馳せる大海賊が次から次に襲い掛かってくる現状は彼女にとっても気の休まる暇がない。

 

「船は動かせない。街で戦うのも得策とは言えない。海上で戦う準備をしておけ」

 

 各々武器を持ち、船から降りて岬で迫りくる巨大な船を見る。

 ある程度距離が詰まると、船──クイーン・ママ・シャンテ号から強烈な覇王色の覇気が発された。

 大地が震えて暗雲に覆われ始めた空を視界に入れつつ、カナタは同じように覇王色の覇気で威嚇する。

 

「やべーなこいつら……冷や汗が出てくるぜ」

「船に乗ってる比較的若い連中は〝ビッグ・マム〟の子供らしい。カナタと同年代くらいか? どちらにしても強者であることに違いないようだ」

「…………リンリン……」

 

 肌を突き刺すような覇気を前に、意識を飛ばされまいと気合を込める者。強者の気配を感じて笑みを浮かべる者など様々だ。

 その中でも、フェイユンだけが複雑そうな顔でリンリンの乗っている船を見ていた。

 

「征くぞ。相手が大海賊だろうと構うな、船ごと沈めてやれ!」

『おおォォォ!!!』

 

 〝金獅子〟との戦いで凍った海がようやく溶けていたところが、カナタの力で再び水平線の果てまで氷で覆われる。

 クイーン・ママ・シャンテ号の動きが完全に止まり、カナタたちの船に向けて砲弾がいくつも飛んでくる。

 それをカナタが盾となる氷を作って防ぎつつ、着実に前進して距離を詰めていく。

 大砲では埒が明かないと判断したのか、船から次々に幹部と思しき敵が氷上に降りてくる。

 その中で一際存在感を放っていたのは、やはり──

 

「──お前が〝魔女〟かい?」

 

 ピンク色の髪をなびかせ、二角帽〝ナポレオン〟を手で押さえながらギロリとカナタを睨む美女。

 その傍には〝雷雲〟ゼウスと〝太陽〟プロメテウスが漂っており、巨人族にも近しい巨体にカナタ達の足が止まった。

 

「そうだ。狙いは私か?」

「ママハハハ……! 当然さ!」

 

 リンリンはオクタヴィアに対して余程恨みがあるらしい。カナタの顔を見るなり、怒りの形相で睨みつけてきた。

 

「母親にそっくりのムカつく顔だ……そのクソッタレな顔でおれの前に立ったことを後悔しなァ!!

 

 右手に剣であるナポレオンを持ち、覇気を纏って叩きつけるようにカナタへと振り下ろした。

 カナタはそれに一歩も退くことなく槍で受け止め、バリバリと二人の〝覇王色〟が激突する。

 巻き起こる爆風に髪をなびかせながら二人は互いに武器をぶつけ合い、リンリンが一歩下がって左手を後ろ手に構えた。

 

「プロメテウス!」

「はい、ママ!」

「〝天上の火(ヘブンリーフォイアー)〟!!」

 

 リンリンの左手に収まったプロメテウスをカナタ目掛けて叩きつけ、防御の上からカナタを飲み込む。

 その爆炎がカナタの背後にいる仲間ごと飲み込もうと広がりを見せ──

 

「〝白銀世界(ニブルヘイム)〟──〝悪食餓狼(フェンリスヴォルフ)〟」

 

 ──巨大な氷の狼が爆炎ごとリンリンを飲み込んだ。

 氷の狼はすぐさま蒸発していくが、少なくとも爆炎はそこで止まって後ろまで被害はいかなかった。

 軽いやけどを負ったカナタは厄介な相手を前にして、距離を置きながら相手の船へ向かうよう指示を出す。

 リンリンの目にはカナタしか映っていないようで、フェイユンの方には見向きもしない。

 

「ここで戦うと少しまずいか……」

 

 リンリンの剣戟はいくらでも捌けるが、プロメテウスとゼウスは厄介だ。

 隙を見て覇気を纏わせた氷の槍を投げつけてみたが、効果があるようには見えなかった。攻撃範囲も非常に広いので、下手に近くで戦うと味方まで巻き込みかねない。

 少しだけ距離を置きながら、船から引きはがすように誘導する。

 どちらにしても、海上ならカナタに分がある。リンリンの周りを考えない攻撃でところどころ割れたり溶けたりはしているが、それほど気にする必要はない。

 

「ちょろちょろと、逃げるんじゃねェ──ッ!!!」

 

 的確にカナタを狙ってナポレオンを振るうリンリン。それを紙一重で躱し続け、船から十分離れたところで反撃に出た。

 

「──威国!」

「──その技は、巨人族の……!? なんでテメェが……!」

 

 抉り取るように放たれたカナタの斬撃を受け止め、リンリンが驚愕に目を見開く。

 

「私が巨人族の技を使えることがそんなに不思議か?」

 

 リンリンと巨人族の確執はフェイユンから聞いている。何を言っても火に油を注ぐだけだろうが、それならそれで煽るのには使える。

 下手にカナタ以外の船員が目を付けられると厄介でもあるし、此処に留めておくのが一番なのだ。

 

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「て、めェ……死にたいらしいなァ!!」

 

 一層激しさを増すリンリンの攻撃を槍一本で捌き、なんとか隙が無いかと見聞色を最大限に張り巡らせる。

 ただの斬撃では仕留められないと判断したのか、リンリンは手にゼウスを持ってカナタへ叩きつける。

 

「〝雷霆〟!!」

「チッ──」

 

 あれは防げないと判断し、即座に距離を置いて雷撃を回避する。海上に広がる氷が容易く砕け、雷の熱で海水が蒸発する。

 カナタは蒸発する海水に紛れ、リンリンの顔面へ強烈な蹴りを叩き込んだ。

 渾身の一撃だったが、吹き飛ばすまではいかずとも数歩たたらを踏ませることは出来た。

 

(硬いな……大したダメージにはならないか)

 

 まるで鋼鉄だ。

 並の相手なら今の一撃で砕けるのだが、リンリンの体は想像以上の頑丈さを持っているのだろう。

 だが、効いていないわけでは無い。

 持久戦にはなるが、時間をかければ倒せるか──と考えたところで、リンリンはナポレオンにプロメテウスを纏わせた。

 

「〝皇帝剣(コニャック)〟──〝破々刃(ハハバァ)〟!!」

 

 燃える剣を振り回し、カナタの首を落とそうとするリンリン。

 カナタは構えてそれを受け止めるが、炎まで纏った刃は流石に受け止めきれないと判断したのか、自分から体を浮かせて吹き飛ばされる。

 そのまま距離を置いたカナタは海からいくつもの氷の刃を生み出し、追撃しようと追ってきたリンリンを串刺しにしようとする。

 ──だが。

 

「この程度じゃ無理か……!」

 

 防御態勢すら取ることなく氷の刃に突っ込み、一切傷を作ることなくカナタへ一直線に向かってきた。

 氷の刃が通用していない。覇気すら込めていない武器では傷など作れないということか。

 何より厄介なのは、隙を作ろうにも両脇に構えるゼウスとプロメテウスがリンリンのサポートをしてまともに隙が作れないことだ。

 確かに、大海賊に数えられるほどの力はある。

 だが、シキと同格の強さがあると言っても、シキよりは随分と戦いやすい相手だ。空中での三次元軌道をしなくていい分、まだ動きには余裕がある。

 

「その首寄越しなァ、クソッタレの〝魔女〟がァァァ!!」

「お断りだ! あまり鬱陶しいと海に沈めるぞ、〝ビッグ・マム〟!」

 

 武器がぶつかり合うたびに振動で足場の氷にヒビが入る。

 カナタにとっては気にするほどの事ではないが、リンリンにとっては死活問題になるはず──と考えるも、割れた氷から飛び上がってゼウスの背に乗ったリンリンを見て考えを改める。

 やはり、ゼウスとプロメテウスをどうにかしなければリンリンを倒すのは難しい。

 さてどう崩すか──そう考えていると、一条の閃光が空から落ちる。

 

「──!?」

「なんだ!?」

 

 リンリンとカナタの中間地点に落ちた落雷は放射状に氷を砕き、そこから一人の人物が現れる。

 黒い髪に髑髏の仮面。腰には安物のサーベルが一本差してあり、カナタにとっては初めて見る人物で──リンリンにとっては誰よりも殺したい相手だった。

 

「──生きていやがったか、オクタヴィアァァァ!!!」

「うるさいぞ、リンリン。そういうところは変わらんな」

 

 オクタヴィアは〝皇帝剣(コニャック)〟を剣すら抜かずに素手で受け止め、視線だけをリンリンに向けた。

 よく見ればオクタヴィアの肌に触れてすらいない。鎧のように纏った覇気に阻まれて空中で停止しているのだ。

 

「……昔と同じだ。お前の戦い方は相変わらず獣のままだ」

 

 ため息を吐き、オクタヴィアは〝皇帝剣(コニャック)〟を弾いて腰に差したナマクラのサーベルを右手に持つ。

 来る途中で適当な船を襲って奪ってきただけの安物だ。左腕はまだ完全ではないため、片手で扱えるサーベルを持ってきたにすぎない。

 

「そら、構えろ──〝神避(かむさり)〟」

 

 無造作に振るった斬撃は容易くリンリンを吹き飛ばし、オクタヴィアとの距離を大きく空ける。

 なんとかそれを防いだリンリンは体勢を崩しながらも持ちこたえ、ギロリとオクタヴィアを睨みつけた。

 

「テメェ、その技……ロジャーの……!」

「この程度の技なら見れば模倣できる。そう難しいものでは無かろう」

 

 覇気も技術も、オクタヴィアのそれは一級品だ。

 かつてロックスはロジャーとガープの二人がかりでようやく倒せるような怪物だったし、それに並んでいたオクタヴィアの実力は推して知るべきだろう。

 その実力者を前に、リンリンは一切怯むことはなかった。

 

「わざわざ殺されに来やがったのかァ!?」

「……いいや、違うな」

 

 オクタヴィアは一度だけ視線をカナタに向け、すぐに視線を戻す。

 

「娘の顔を見に来たことと……お前への教育が足りなかったようなのでな。ついでに叩きのめしてやろうと思ったまでだ」

「教育だァ? お前に教わったことなんか一つもねェよ!!」

「いいや、教えたはずだぞ──()()()()()()

 

 肌がひりつくような覇王色の覇気を受け、直接向けられたわけでは無いカナタでさえ思わず戦闘態勢を取った。

 

「私を殺す? ジーベックの船にいた頃は私に手も足も出なかったお前が、私に勝てると思っているのか──舐められたものだ」

 

 漏れ出る雷がバチバチと音を立てる。

 リンリンも一切の油断なく、ナポレオンにプロメテウスを纏わせてゼウスに乗る。

 僅かなにらみ合いがあり──二人の影が交差した。

 

「ぐッ──!!」

「威勢がいいのは口だけか?」

 

 ナポレオンとオクタヴィアの剣は直接ぶつかっていない。剣に纏わせた覇気でナポレオンを受け止めている。

 プロメテウスの炎も少なからず影響はあるはずだが、オクタヴィアの覇気の鎧を貫けずにいた。

 

「ゼウス!!」

「はい、ママ!」

「〝雷霆〟ィ!!」

「──〝神戮(しんりく)〟」

 

 バリバリと空気を引き裂いてゼウスを叩きつけるリンリンに対し、オクタヴィアは剣に雷を纏わせて覇気と共にゼウスへと叩きつける。

 オクタヴィアの雷は力負けしたゼウスごとリンリンの腕を焼き、リンリンを守ろうと動いたプロメテウスとぶつかってようやく相殺された。

 

「ぐああァァァッ!!」

「構えろ、リンリン──加減はせんぞ」

 

 剣を捨て、オクタヴィアは少しだけ動くようになった左腕を後ろ手に構える。

 リンリンは痛みに顔を歪めながらも、ナポレオンを取り落とさずにプロメテウスを左手に持った。

 

「刺し穿ち──」

 

 リンリンの手にあるナポレオン目掛けて雷が走り、武器を弾き飛ばす。

 

「──突き穿つ──」

 

 再び雷がリンリンへと向かい、僅かな間だけ痺れて動きを阻害させ──極大の一撃を放つ。

 

「──〝天穿つ紫電の槍(タラニス・モール・ジャブロ)〟」

 

 ──海王類すら容易く屠る雷の槍が、リンリンへと突き刺さった。

 




 ちょっとオクタヴィア強くしすぎた感あります。でも当時のロジャーとガープ二人がかりで倒したロックスと同格って考えるとこれくらい盛ってもいいのでは?って思ったんです。
 まぁリンリンもこの時代はまだそんなイカれた強さじゃない(はず)ということでここはひとつ。

 あとゴロゴロの実の攻撃性能があまりに高すぎる。
 ヒエヒエの実なんてほぼフィールド効果とデバフしかないんですけどあの…。

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