ヒエヒエの実を食べた少女の話   作:泰邦

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 1章のキャラまとめです。
 興味ない方はスルーして構いません。裏設定っぽいのも投げてますが、本編には関わってきません。多分。


今章のキャラまとめ

 大海賊時代の幕開けまであと15年。

 

所属 ジョルジュ一家

活動地域 西の海(ウエストブルー)

 

・カナタ

 本作の主人公。10歳。自然(ロギア)系ヒエヒエの実の能力者。

 転生者だが昔のことはうっすらとしか覚えていない死に設定。

 長い黒髪に赤目が特徴的な少女。色々美辞麗句を書いているがとりあえず可愛いロリ。

 恐ろしいほど物怖じせず、相手が強面のマフィアでも淡々と氷漬けにした。戦闘民族の片鱗がこのころから現れている。

 

 両親に捨てられて孤児院で過ごしていたところ、孤児院の院長に売り払われて奴隷落ち。船内にあったヒエヒエの実を食べることで窮地を脱した。

 その後、地元のマフィアを半泣きにさせ、自分の手足にしてまっとうな生き方をさせ始める。具体的には商船の航路を新しく開拓して職を生み出した。10歳のやることではない。

 必要だと感じれば習得するための時間・労力を惜しまない。オハラの学者とも知り合い。

 航海術を始めとして海で生きるために必要な学問を自力で習得した。オハラの〝全知の樹〟の蔵書量は世界一。

 

 覇気はまだ修練し始めたばかりなので全く扱えない。

 能力が強力でも本人の実力次第では大した力は扱えないのが悪魔の実の条理だが、このロリは戦闘民族なので幼くとも強かった。

 

 拠点であるマルクス島では広範囲の海を凍らせたことで恐怖の対象となっているが、同時にその見た目から多くのロリコンを生み出した。

 名前も人攫いに売られた時点で捨てた。孤児院の院長は両親について知っていたようだが、今となっては知ることもない。

 

 好物はアイス。暑いのは苦手。

 

 

・ジュンシー

 赤い髪を後ろで纏めた筋肉質な男。23歳。

 故郷を捨てて色んなところで自分より強い相手を探している。八極拳ならぬ八衝拳の使い手。

 見聞色、武装色の両方の覇気を習得しており、現時点ではカナタより強い。

 相手が子供だと判断して覇気を使わずカナタに腕を凍らされたのをひそかに悔しがっている。面倒見がいいので半分保護者のような存在。

 

 戦いだけを求めて生きているが、それだけではいつか野垂れ死にすると考えて用心棒などで適当に路銀を稼いでいた。強いやつと戦えれば大体それで満足する。

 花ノ国出身。お茶と団子が好物。

 

 

・クロ

 黒髪黒目に褐色肌の少年。全身に刺青が入っている。17歳。自然(ロギア)系ヤミヤミの実の能力者。

 ティジャ島でカナタが拾ってきた。

 ある日興味本位で悪魔の実を食べたところ、化け物扱いされて島中総出で檻の中に閉じ込められて聞くに堪えない拷問を受け続けた。

 あらゆる痛みを常人以上に引き込んでしまう〝闇人間〟であるため、自然(ロギア)系であるにもかかわらず実体を持ち、覇気を使わずとも攻撃が通る。

 攻撃を受け流せない代わりに痛みを引き込むため、常人よりよほど頑丈。生きたまま焼かれたり串刺しにされたりしたが、あらゆるものを飲み込んでしまうために余計化け物扱いされていた。

 島民たちは「化け物を虐げることは正しいこと」だと思っており、度々クロに対して「お前は化け物で悪党であり、我々はそれを虐げる正義だ」と言っていた。

 

 過去には助け出そうとした『正義の味方』もいたが、クロの知らないところで島民たちが袋叩きにして殺害している。

 クロ本人は虐げられたことへの怒りも恨みもあるが、全部飲み込んでティジャ島以外の世界を見て回る楽しさを満喫している。

 

 過去の経験から、「自分は正しいと思い込んだ人間ほど醜い」という持論を持つ。

 カナタは「正しくても正しくなくても、自分の道を貫く」ために気に入っている様子。

 

 

・ジョルジュ

 黒髪黒目に二メートルほどの大柄(この世界においてはあまり大柄とは言えないが)な男。25歳。

 喧嘩は(田舎の島の中では)強く、マルクス島で用心棒として雇ったジュンシーの存在もあってあくどいことをやっていた。チンピラで小悪党。

 が、カナタに一瞬で全滅させられた上に能力者だったので、生来のビビりもあってカナタの下に付いた。臆病という性格を暴力で隠していただけ。

 一応周りからは組織のトップとして認識されている。仕事を押し付けられているだけともいう。

 

 町民を脅してカツアゲしたりして暮らしていたが、カナタによって真人間にさせられた。数字の扱いは(なぜか)得意だったため、経理と帳簿を任されている。

 あと出来るだけカナタと同じ場所に居たがらなかったので船には乗らなかった。

 

 船が無事に帰ってきたと思ったら能力者が増えていたので卒倒した。

 好物はプリン。

 

 

・スコッチ

 金髪碧眼の小太り男。サングラスをかけている。25歳。

 ジョルジュとは幼馴染で、本人は商船でまっとうに働いていた。

 ある日突然幼馴染が来たかと思えば、海運をやりたいから手伝ってくれと土下座され、商船の親方に二人で土下座して一時的に手伝うことにした。

 海には危険がつきものだが、護衛として船に乗っていたカナタを見て目を丸くし、能力者ということに目を白黒させ、その強さに白目を剥いた。

 

 商人として働く中で10年かけて航海士としての技能も学んだ。

 カナタが航海術を本で学びながら色々聞いてくるので、妹に教えてる気分で色々教えている。ロリコンではない。

 

 新規航路の開拓などそうそう上手く行くものではないのだが、一回で上手くいったので何とも言えない顔をしている。

 元々勤めていた親方にまた土下座して商品の仕入れなどを手伝って貰った。恩返しを兼ねて、新規航路の商船の一つとして顔をつないだ。

 お汁粉が好物。

 

 

 所属 オハラ

・オルビア

 長い白髪と白銀の瞳の少女。16歳。原作キャラ。

 考古学者。新規航路の開拓でオハラに訪れたカナタと会い、全知の樹で話すうちに仲良くなった。

 弟は考古学にはあまり興味がないため、会話も少ない。色々話すうちにカナタを妹のように扱い始めたので、余計に会話が減った。

 

 考古学一筋だったが、カナタがいろんなことを知っていたので考古学以外にも少しだけ興味を抱き始めた。

 




 オルビアは原作キャラですが、この時点でオリキャラって言ってもそんなにいなかったのでなんとなく追加しました。
 次のまとめでは被害者一覧でも作ります(

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