ヒエヒエの実を食べた少女の話   作:泰邦

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GW終わりましたがおまけで一話投げときますね。



第六十五話:妖精伝説

 〝ゾウ〟に滞在すること数日。

 ゼンも久しぶりに故郷に戻って積もる話もあるだろうと長めに滞在することにしていた。

 入れ替わり立ち替わりで〝ゾウ〟の背中に登って来たり船へ降りたりしているが、そのたびにミンク族の皆は快く受け入れてくれるので非常に友好的だとわかる。

 ついでとばかりに〝月歩(ゲッポウ)〟の練習もさせている。

 出来るようになれば機動力の面でもだいぶ違うのだが、理屈がよくわかっていないらしい。

 身体能力の面ではサイファーポールに負けているとは思えない連中ばかりなので、時間をかければ体得は可能なのだろうけれど。

 そして、遂にカイエの能力の制御をおこなう訓練を始めた。

 

動物(ゾオン)系には人型、獣型、人獣型の三つの形態がある。サミュエル」

「おう!」

 

 サミュエルがカナタの言うように姿を変え、ミンク族の観戦者たちが囃し立てる。外海から人が来ることなどほとんどないため、悪魔の実の能力者は特に珍しいのだろう。

 ポーズを決めるサミュエルを見ながら、カイエも自身の姿を変えようと力を籠める。

 

「おお、姿が変わっていく……これは、蛇か?」

 

 ミンクたちがどよめく。

 両手両足に蛇の鱗のようなものが現れ、腰のあたりから蛇の尻尾のようなものが生えてきた。そして何より、体格が二回りほど大きくなっている。

 髪がある程度まとまって蛇の頭のようになっており、それが数本。自在に動かせはするが、かなり難しいようだ。

 

「これが、私の能力……」

「ヘビヘビの実なら下半身が蛇のようになるかと思ったが……トカゲの尻尾のようになったな」

 

 それなりに長く、力があるようだ。尻尾だけで自分の体を浮かせることも出来るらしい。

 両手も鋭い爪があり、腕力などもかなり強化されていると見える。

 元の腕力が貧弱なのでどれだけ強化されようとも大したことはないのだが。

 

「ふむ……獣型になってみてくれ」

「はい」

 

 体は更に巨大化し、数メートルほどの大きさになる。まだ体の小さい少女がこの姿になったと考えると、成長したときの姿は巨人族に匹敵するかそれ以上になるだろう。

 下半身は完全に蛇の姿となり、髪がまとまって現れていた蛇の頭も少しばかり数が増えた。

 この辺りは能力者本人が強くなることで強化されていく傾向にある。本人が強くなればなるほど引き出しが増えるのは全ての悪魔の実の共通点だ。

 何より特徴的なのは、背中に金色の翼が生えたことだろうか。

 

「なんと……外海にはこのような姿になれる者もいるのだな……」

「伝説に謳われるゴルゴーンの姿か。興味深いな」

 

 驚くミンクたちを尻目に、カナタは各所を観察して特徴を調べていた。

 鱗になった部分は生半可な武器では通じないだろうし、何なら生身の部分もそれなりに強化されているようだ。

 幻獣種の名に恥じない強さと言えるだろう。子供でこれなら大人になった時が楽しみでもある。

 

「あの、そんなにじろじろ見られると恥ずかしいんですけど……」

「ん、ああ、すまない」

 

 ズリズリと蛇のように移動しながら感覚を確かめており、慣れない動きで時折倒れそうになると髪で出来た蛇が体を支えていた。

 うまく使うものだと思っていたが、どうやらこの辺りは無意識のうちにやっているらしい。

 木で出来た的に向けて髪の蛇を噛みつかせたりしていると、その蛇の頭からビームが出た。

 

「え?」

「は?」

「ビーム!?」

 

 威力は大したことないようだが、撃った本人も相当びっくりしていた。

 対象を石化させる眼といい、多彩ではあるが……なるほど、これは欲しがるものが後を絶たないわけだと納得する。

 悪魔の実一つで出来るようになることがあまりに多い。複合した能力を得られるというのはデメリットを凌駕するだろう。

 

「サミュエルの能力とは比べ物にならんな」

「身体能力が上がるのが動物系(ゾオン)の特徴だったが……特徴とはいったい……」

 

 項垂れるサミュエル。

 純粋に身体能力だけが強化されるのが普通の動物(ゾオン)系悪魔の実だ。肉食獣の能力であれば凶暴性も増すが……サミュエルはそうしたところはあまり見せない。

 元が食いしん坊なのであまり変わってるように見えないだけかもしれないが。

 

「能力を上手く使うのも訓練が必要だが……下手に船の上で使える能力でもないな」

 

 単純に身体能力が上がるだけならいくらでも対処の仕様はあるが、こうも多彩だとフォローしきれないところも出てくる可能性がある。

 陸に上がるたびに少しずつ慣らしていくのがいいだろう。

 どのみち〝ゾウ〟にはまだ数日滞在する予定なのだし、ここで慣らしていってもいい。ある程度うまく扱えるようになれば船でも失敗することは無くなる。

 ……完全にゼロではないだろうけれど。

 

「……そろそろ噴火雨の時間だ。移動しよう」

「そうだな。ゆガラたち、今日も砦に?」

「ああ、宿を貸してもらっている。何か手伝えることでもあればいいが」

「客人を顎で使うようなことはせぬ。不思議な物も見れたのだ、我々としては満足している」

 

 一日に二回、この巨象は水浴びをする。

 海水を使った〝噴火雨〟と呼ばれる現象だ。洪水になるほどの海水が流れ、これをろ過することで飲み水に。一緒に流れてきた魚を取ることで魚を食べることが出来る。

 人型に戻ったカイエは、とことことカナタの後ろを歩いて砦へと戻る。

 日常的にある噴火雨に対応するため、建物は全てこの水位に順応している。初日はびっくりしたが、これが象と共存してきたミンク族の文化なのだ。

 興味深くはあったし、学者肌の船員が実際に色々調べて回っていた。昨日フェイユンに引っ付いて登ってきたが、あいつらは降りるときにどうするか全く考えていなかったようだ。どうするつもりなのだろうか。

 

「おや、カナタさん、戻ったのですか」

 

 砦に戻ると談笑していたゼンがいの一番に言葉を投げてきた。

 学者肌の船員たちはこぞっていろんなことを聞いてはメモしており、「迷惑じゃないのかあれ」と思わざるを得ない。実際は快く話してくれているらしいが。

 

「出立はいつにするのですか?」

「お前の気が済んだらだな。長いこと帰っていなかった故郷だろう。いつでも帰れるとは言え、思い残すことはないようにしておけ」

「ヒヒン。それはありがたいですが……」

「どうせ先を急ぐ旅ではない。ゆっくりやっていくさ」

「そうですか……いえ、それでもあまり長いことここにいる訳にもいきません。ワノ国へ行くという理由もあります。数日中に支度を済ませますので、その後出立しましょう!」

「……随分やる気だな?」

 

 カナタとゼンの言葉を聞き、学者肌の船員たちが「え、マジ?」と言わんばかりの顔で見てきていたが、それはさておき。

 人生の半分以上を外海で過ごし、語りつくせないほどの冒険も出会いもあったが……その中でも取り分け世話になった光月スキヤキに再び会いに行くという最大の理由がある。

 ゼンにとって大恩ある人物なのだ。

 

「〝ゾウ〟にはまたいずれ訪れることも出来ます。今はカナタさんの冒険を優先しましょう」

「……そうか。それならそれで構わない」

「えー!? もう行っちまうのかよ!? ゆガラ、久々に帰ってきたんだからもっとゆっくり……」

「いえ、これは決めたことです。あまり長いこといる訳にもいきません!」

 

 じゃあせめて盛大に送り出したいと、最終日には再び国中を巻き込んだ宴をおこなった。

 仲良くなったミンク族も多いが、船員として連れて行くことはない。命の保証が出来る旅でもないのだ。

 外へ出るしかないような者ならまだしも、〝ゾウ〟での生活を捨てさせてまで連れて行くべきではなかった。

 楽しい滞在の時は終わり──学者肌の船員たちは予想通り、降りるときに地獄を見ていた。

 

 

        ☆

 

 

 ワノ国は鎖国国家だ。

 そもそもの話、そこへ行くまでの手段がない。スキヤキのビブルカードを所持しているわけでもないため、航海しようにも目的地の場所も方向もわからないのだ。

 ではどうするかと言うと、どこか適当な島でワノ国の永久指針(エターナルポース)を手に入れるという手段。

 

「……手に入るのか?」

永久指針(エターナルポース)自体は手に入るでしょう。鎖国国家と呼ばれるのは、かの国へ到着する方法がわからないからです」

 

 屈強な侍に守られる国でもあり、同時に侵入が酷く難しい国でもある。

 外海との接触を一切持たず、自国のみで完結する。ゆえに鎖国国家。

 外縁部は常に嵐と渦潮で阻まれ、ぐるりと回っても入れる場所は見当たらないために入りようがない。

 

「私がその辺りは何とかしますが、まずは永久指針(エターナルポース)を手に入れてからですね」

 

 向かうこと自体は不可能ではないのだ。永久指針(エターナルポース)も出回っている。

 侵入できないだけで。

 そういう訳で、手持ちの永久指針(エターナルポース)を使って〝ドレスローザ〟を訪れていた。

 〝ドレスローザ〟──別名を〝愛と情熱の国〟。

 訪れた者はかぐわしき〝花の香り〟〝料理の香り〟〝島の女性の踊り〟に心を奪われる……リク・ドルド三世の治める平和で優しい国だ。

 三隻の船を岩場の海岸に停泊させ、いつものように補給と……必要な物を買いに出かける必要がある。

 船を任せ、今回はドラゴンを引き連れて街を歩くカナタ。

 

「意外と大きな島だな。活気もある」

「この国は豊かではないが、国民のことを思う王がいる。戦争をしないために外交や自軍の鍛錬を欠かさないらしい」

 

 ドラゴンはどこから情報を拾ってきたのか、そう言って周りを見渡す。

 豊かではないと言っても、普段の生活が貧しいわけでは無い。毎日笑って過ごせるくらいには、皆稼ぎもあるのだ。

 隣国の危機には援助を惜しまないから豊かではないと言われているに過ぎない。

 

「……いい国だな」

「ああ。どこもこうであればと思わざるを得ない」

 

 フードを目深に被り、ドラゴンは重苦しく言う。

 ドレスローザはいい国だ。この国を手本に、国民のことを考えてくれる国が増えればと思っている。

 実際にはとても難しいことだ。

 

「難しく考えすぎるな。今はまだ、私の信頼を十分に勝ち得る段階だろう。しっかり世界を見ておけ」

「……そうだな」

「さて、サミュエルではないがたまには買い食いでも──」

 

 刹那、カナタの右腕が目で追えない速度で動いた。

 何かを吹き飛ばし、近くの店の窓が割れる。

 

「ぴぎゃ!」

「うわ! な、なんだァ!?」

「──……今、何か弾き飛ばさなかったか?」

「反射的にな。何だったんだ?」

 

 悪意を持って害そうとしたか、あるいは何かを盗もうとしたか……カナタの見聞色の前では不意打ちだろうと無意味だ。

 よくわからないが、先のやり取りで諦めるだろうと判断した。どのみち何度やろうと結果は変わらない。

 それよりも先程からとてもいい香辛料の香りがしているのが気になる。レシピは無理かもしれないが、実物を持って帰ればある程度はコックたちが再現してくれるだろう。

 ワノ国の永久指針(エターナルポース)を始めとして様々な物を買い漁り、一度船へ戻ることにした。

 

「帰ったぞ。補給は順調か?」

「ああ。水も食料も全部積み込んだ。ただ……」

「船長!! どうしよう、おれ達武器を取られちまったァ!」

「武器を取られた? 盗まれたのか?」

 

 街に繰り出し、食料や水を買って用意して貰ってる間にカフェで待っていると、少し目を離した隙に武器を盗まれたという。

 ドレスローザの誰に聞いても「それは妖精の仕業だ。諦めるしかない」と笑っており、要領を得ない。

 これからのことを考えても武器を盗まれたままと言うのは面倒だ。取り返した方がいいが……どこに行ったのかもわからないのではどうしようもないだろう。

 

「カナタ。さっきお前が吹き飛ばした奴……もしかすると、その〝妖精〟かもしれんぞ」

「うん? ああ、なるほど」

 

 目に見えないほど素早い誰かが盗もうとして、カナタに吹き飛ばされたが……あれも恐らく〝妖精〟の仕業だ。

 となると、同じようなことをしているものが複数名いるということになる。

 組織だった犯行なら武器を集める集団と言うことになる。市民に根付いているならそれなりに長い間言われ続けているのだろうが、集団で武器を集め続けているとなると……。

 

「……面倒事になりそうな予感がするな。武器ならワノ国で質のいいものを仕入れてもいいが」

「そんな! あの剣、結構愛着あったんだよ!」

「ああ、わかった……全く、毎回どこかの島で面倒事を起こすことになるな」

 

 武器に愛着を持つ気持ちはわかる。それに武器だってタダじゃない。泥棒から盗んでも罪に問われるわけでは無いし、行くだけ行ってみることにした。

 先日の〝ロムニス帝国〟においてはカイドウのせいで大事になったが、今回はそうならないことを祈っておこう。

 

 

        ☆

 

 

 〝ドレスローザ〟北部──〝グリーンビット〟への橋。

 ドレスローザの北に位置する孤島を前にして、カナタたちはどうすべきか迷っていた。

 

「ここでいいのか?」

「多分な。盗人らしき気配は最終的にあの孤島に向かっていった」

 

 あの後、再び「妖精の仕業」と言われて盗まれた現場に遭遇し、そこから高速で逃走する気配を追った結果がこの場所だった。

 北へ向けて鉄橋がかかっているが、入口には立ち入り禁止の看板が置かれている。

 話を聞くに、〝闘魚〟と呼ばれる凶暴な魚がいるせいで船で行っても転覆するし、橋を渡っても壊されるから渡れないらしい。

 もっとも、カナタがいれば往来に不便などない。

 鉄橋の横から海に降りたカナタは、その能力で〝グリーンビット〟までの海路を全て凍らせる。

 

「これで闘魚とやらも手出しは出来まい。無駄は省くに限る」

「つまらんな。凶暴な魚と言うから興味あったのだが」

「あの小さい鉄橋じゃどうせ私は渡れませんから。でも、こんなに人数必要なんですか?」

「念のため、だ。そもそも戦わずに済むならそれがいい」

 

 歩いて海を渡り、無人の孤島と呼ばれるグリーンビットに辿り着いた。

 見聞色で島を探ってみると、生物の気配はある。地下と地上部分にあるが、地上で見える分には獣しかいない。本当に無人島なのかはわからないが……中に入る他に無い。

 巨大な植物の生い茂る森の中に足を踏み入れ、しばらく歩くとどこからともなく声が聞こえてきた。

 

「止まれ!」

「おまい達はいい人間れすか? それとも悪い人間れすか?」

 

 気配が複数。囲まれているのがわかる。

 やるのか、とジュンシーが視線を向けてくるが、カナタはひとまず会話を続けることにした。

 

「いい人間だ」

「では武器をくらさい!!」

「武器を……? それは出来ない。我々は奪われた武器を取り返しに来た」

「じゃあ仕方ないれす……身包み剥がせてもらうれすよっ!!」

 

 囲んでいた気配が動いた。

 かなり素早い。が、来るとわかっていれば対処は容易い。

 ミンク族を相手に鍛錬を積ませたこともある。この程度なら十分対応できる範囲だ。

 僅か数分の戦闘で辺りには静寂が戻り、ジュンシーは六合大槍を肩に乗せて呟く。

 

「──で、結局何なのだ、こやつらは」

「小人族だな。私も初めて見る」

 

 気絶した小人族をつまみ上げ、マジマジと観察する。尻尾が生えているが飾り物と言うわけでは無いようだ。

 それに、先の戦闘を見る限り腕力も速力も決して人間に劣っているわけでは無く、むしろ勝っていると言っても過言ではない。

 地上部分にある気配は獣のものばかりであることを考えるに、大多数はおそらく地下で暮らしているのだろう。

 監視もいたようで、彼らの後を追って小人族の集落を探す。

 

「小さくてすばしっこくて……とっても戦いにくいです」

「フェイユンからするとそうなるか。人選を誤ったな」

 

 ただでさえ普通の人間であっても小さく感じる巨人族だ。小人族などアリにも等しい。

 見聞色は扱えるのでどこにいるかさえわかれば薙ぎ払えるのだが、すばしっこいので当てるのも一苦労だろう。

 

「──出てきたな」

 

 入口で待ち構えていると、小人族の戦士らしきもの達が大勢出てくる。

 皆武器を構え、それぞれ仲間をやられた怒気に溢れていた。

 

「おまい達、わるい人間れすね! ぼく達の仲間をよくも……!」

「我々は奪われたものを取り返しに来ただけだ。返してもらえればすぐにでも出ていくが──」

「うるさいっ! 問答無用れすよっ!」

 

 襲い掛かってくる小人族を前に、カナタは一度肩をすくめ──覇王色の覇気でそのほとんどを戦闘不能に追い込んだ。

 

「え……えっ!? ど、どうなってるれすかっ!?」

 

 残ったのは小人族の戦士の中でも特に強いと目される数名のみ。

 その数名もジュンシーの槍で吹き飛ばされた。穂先ではなく柄部分で吹き飛ばしたのは、せめてもの情けか。

 

「……結局、これが一番早いわけか」

 

 力づくではあるが、これも仕方がない。

 取り返すべき物だけ取り返して、手早く帰るのがいいだろう。盗人から盗まれたものを取り返そうとしただけでとんだ大事になったものだ。

 入口から小人族の国に侵入し、内部にいる小人族たちを軒並み気絶させて探し物をする。

 フェイユンは入れないので入口で留守番だ。

 

「……あ、あったー!」

「良かった……何とか見つかった……」

「探し物は見つかったか? ならさっさと出て行くぞ」

「船長、此処に置いてある金目の物とか持って行かないんです?」

「私たちの目的は略奪じゃない。お前らが愛用している剣を取り返したいと言うから来ただけだ」

 

 相手が海賊ならまだしも、悪いことは何も──してないとは言えないにしても、一般市民だ。迷惑料でも貰いたい心持ちであることは否定しないが、それをやるほどの相手でもない。

 何故小人族が盗みを許容されているのか不明だが、カナタ達からすればいい迷惑だった。

 武器を奪うだの身包みを剥ぐだの、ろくでもないことばかり言う種族もいるものだと思う。

 何が〝愛と情熱の国〟──人の物を奪うことの愚かさを知らぬらしい。

 まぁカナタたちは一般的に見れば海賊なので、奪われても基本文句は言えないのだが。

 

 




次話から普通に週一投稿に戻ります。365連休が欲しい。
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